| 概要 |
@何について何をする技術なのか?
高所法面の切取り・切り崩し・掘削・伐根・整形,既設モルタルの取り壊し,コンクリート法枠ブロックの取り壊し作業。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
機械施工できない箇所は、人力にて20kg級のコンクリートブレーカーを使用して施工していた。
B公共工事のどこに適用できるのか?
高所,急斜面(〜1:0)の切取り・切り崩し・掘削・伐根・整形,既設モルタルの取り壊し,コンクリート法枠ブロックの取り壊し作業に摘要出来る。
●概要
高所法面掘削機(ロッククライミングマシーン01型,03型,06型)は、従来のバックホウにウィンチを搭載し、ワイヤーロープで本機を支え、走行装置の改良、バランシングブレードの装備で斜面に張り付くようにし、斜面に対して機械旋回台(動力部・運転席)を水平に保つリフティング装置で斜面の作業を可能にした。
斜面上部に設置するアンカーには、生立木の根株,埋め込みアンカー,コンクリートアンカー,グランドアンカー,ロックボルト,重量置き換えアンカーの方法があり、一箇所につき機械総重量の1.5倍以上のアンカー強度を設定し、ワイヤーロープを取付、左右の主ウィンチにワイヤーロープを巻き取り、巻き戻す事により機体を上下させる機構となっている。左右の移動は、左右の主ウィンチの巻き取り、巻き戻しを操作する事により移動が可能である。
崩壊・落石の予測される現場では、遠隔操作によるラジコン運転作業も可能である。
高所急傾斜地でも、通常のバックホウと同程度の作業能率で、迅速かつ安全に施工できる。
高所法面掘削機仕様一覧表
| 項目 | 単位 | RCM-01 | RCM-03 | RCM-06 |
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| 機械総重量 | kg | 1,650 | 5,670 | 8,775 |
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| 全長(輸送時最小) | mm | 5,200 | 5,200 | 5,900 |
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| 全高(輸送時最小) | mm | 2,500 | 3,030 | 3,080 |
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| 全幅 | mm | 1,200 | 1,980 | 2,780 |
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| 最大登坂角度 | 度 | 80 | 80 | 80 |
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| 走行速度 | km/h | 2.2 | 2.2 | 0.6(登降坂時)2.6(平地) |
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| エンジン形式 | - | 立形水冷2気筒ディーゼル | 直噴射式 | 4D102E型ディーゼル |
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| エンジン定格出力 | - | 8.0ps/2,000rpm | 28ps/2,550rpm | 55ps/1,750rpm |
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| 作業半径 | m | 3.6 | 5.3 | 6.7 |
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| バケット容量 | m3 | 0.028 | 0.1 | 0.28 |
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| ブレーカー | - | 100kg級 | 150kg級 | 500kg級 |
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| 主ウインチ | - | 動力巻き取り、巻き戻し形 | 動力巻き取り、巻き戻し形 | 動力巻き取り、巻き戻し形 |
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| 操作方法 | - | 搭乗運転 | 搭乗運転,遠隔操作(ラジコン) | 搭乗運転,遠隔操作(ラジコン) |
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 高所法面掘削機 |
| 新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
従来の人力掘削による掘削作業を機械掘削とした。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・工期を短縮70%短縮した。
・高所急傾斜地の工事を機械化による施工を可能とした。
・高所危険作業の軽減。
 操作方法・装置名称 |
| 適用条件 |
@自然条件
制限はありません。
A現場条件
法面にて高所法面掘削機の機体を支えるアンカー、ワイヤーロープとして生立木の根株、埋め込みアンカー、コンクリートアンカー、アースアンカー又はロックボルト使用アンカー、重量置換アンカー等を用い2カ所設置(ウインチ2基装備)し機械総重量の2.5倍以上(1カ所1.25倍以上)の安全率を持った強度のアンカーを設置できる事。
ワイヤーロープの安全率は労働安全衛生規則より静荷重に対して10倍以上の安全率とする。
B技術提供可能地域
技術提供地域につては制限なし
C関係法令等
・知的財産基本法(H14/12/4)
・地すべり等防止法(S33/3/31)
・急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律(S44/7/1)
・公共工事の品質確保の推進に関する法律(H17/4.1)
・労働安全衛生規則 第27条、第518条の2、第519条の2、第520条、第153条、第154条、第155条、第521条の2、第522条、第534条、第537条、第538条
・労働安全衛生規則 第6章掘削作業における危険の防止 |
| 適用範囲 |
@適用可能な範囲
土質条件 硬岩○ 軟岩○ レキ質土○ 砂質土○ シルト○ 粘性土○ 有機質○
A特に効果の高い適用範囲
高所法面,急傾斜地(垂直斜面でも可能)
B適用できない範囲
機体を支えるアンカーが設置できない場合。
C適用にあたり、関係する基準およびその引用先
・建設省河川局砂防部「急傾斜地崩壊防止工事技術指標」(H8/7)
・国土交通省大臣官房技術調査課「国土交通省土木工事積算基準」(H16)
・(社)日本道路協会「道路、のり面工・斜面安定工指標」(H11/3) |
| 留意事項 |
@設計時
機体を支えるアンカーの設置については設置周辺の傾斜角及び現場周辺の施工期間、規模等を考慮してアンカーを選定する。
A施工時
・設置するアンカーは、事前にアンカー強度試験を行い、試験荷重は機体総重量の1.5倍以上である事。
・当社独自の特別技能講習終了証が必要。
B維持管理等
機体の特定自主検査の実施(油圧ショベル) |
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