ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.08.16現在
技術
名称
三次元赤外線画像作成システム 
事後評価未実施技術 登録No. TH-120021-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2013.01.30
副    題 モルタル吹付のり面・建築物外壁等、劣化損傷診断支援システム 区分 システム
分 類 1 調査試験 − 構造物調査 − 非破壊試験、調査 
分 類 2 共通工 − 法面工 − その他 
分 類 3 コンクリート工 − その他  
分 類 4 建築 − その他  
概要
@何について何をする技術なのか?
・劣化損傷調査診断を支援するために、二次元可視画像と二次元赤外線画像を利用し、三次元赤外線画像を作成する技術
A従来はどのような技術で対応していたのか?
・従来は三次元画像を作成する技術はなく、手法として、画像の撮影位置図を作成し、位置図に対応する二次元赤外線画像と二次元可視画像を並べて見比べていた
B公共工事のどこに適用できるのか?
・モルタル吹付のり面の空洞化調査
・コンクリート構造物の浮き箇所の調査
・建物外壁の浮き箇所の調査

二次元可視画像と二次元赤外線画像の合成
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・二次元赤外線画像を奥行補正し、画像端部の歪みを解消できる
・可視画像と赤外線画像を重ね合わせた状態で、劣化部分の考察ができる
・複数回の調査データを合成できる
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・従来より少ない画像枚数で貼り合わせ作業が可能になることが期待できる(省力化につながる)
・従来より正確な損傷情報(位置・面積等)を容易に把握することが期待できる
・経年変化の把握が期待できる
・2回目以降の調査においては、前回の可視画像を利用できるので赤外線画像のみの撮影で対応できる(省力化につながる)

新技術の新規性(従来技術と施工方法の比較)
適用条件
@自然条件
・特になし
A現場条件
・特になし
B技術提供可能地域
・特になし
C関係法令等
・特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
・二次元可視画像データと赤外線画像データがある場合
A特に効果の高い適用範囲
・特になし
B.適用できない範囲
・二次元可視画像データ及び二次元赤外線画像データが得られない場合
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし
留意事項
@設計時
・600万画素以上の可視画像データ、25mmピクセル以上の赤外線画像データが必要
A施工時
・特になし
B維持管理等
・特になし
Cその他
・手振れ等、画像データによっては診断ができない場合がある
活用の効果        
比較する従来技術 二次元赤外線画像と二次元可視画像の照合による劣化診断
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 20.26 %) 同程度 低下( %) 作業量(画像撮影枚数及び赤外線画像貼り合わせ枚数)が減少
工 程 短縮( 16.67 %) 同程度 増加( %) 作業量(画像撮影枚数及び赤外線画像貼り合わせ枚数)が減少
品 質 向上 同程度 低下 損傷位置がより正確に把握できる
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下  
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
三次元赤外線画像を作成することで画像端部の歪みを解消できるので、少ない枚数の画像で貼り合わせが可能。撮影作業、貼り合わせ作業が省力化できる。
コストタイプ
コストタイプの種類
発散型:C(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 2000  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 781500円 980000円 20.26%
工程 25日 30日 16.67%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
外観目視状況に応じて双眼鏡、クラックスケール等を使用112850円12850円0.5人工
赤外線画像撮影及び記録等赤外線カメラにて撮影及び撮影位置等を記録191700円91700円4人工
可視画像撮影及び記録等デジタルカメラにて撮影及び撮影位置等の記録191700円91700円4人工
部分打診打診棒を使用し手の届く範囲内での打診123650円23650円1人工
赤外線画像貼り合わせ赤外線画像と可視画像を貼り合わせる1136100円136100円6人工
画像三次元化貼り合わせ画像の三次元化1136100円136100円6人工
赤外線カメラ損料NECAvio H2630同等320000円60000円 
機械損料デジタルカメラ、風速計、温度計他35000円15000円 
赤外線解析三次元赤外線画像を作成し損傷抽出1107200円107200円4.5人工
報告書作成調査結果のまとめ及び原因の推測、対応策の提案1107200円107200円4.5人工
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
外観目視状況に応じて双眼鏡、クラックスケール等を使用112850円12850円0.5人工
赤外線画像撮影及び記録赤外線カメラにて撮影及び撮影位置等の記録1135500円135500円6人工
可視画像撮影及び記録デジタルカメラにて撮影及び撮影位置等の記録1135500円135500円6人工
部分打診打診棒を使用し手の届く範囲での打診123650円23650円1人工
赤外線カメラ損料NECAvio H2630同等420000円80000円 
機械損料デジタルカメラ、風速計、温度計等45000円20000円 
撮影位置図の作成と赤外線画像及び可視画像の照合撮影位置図に対応した赤外線画像と可視画像の照合1269300円269300円12人工
赤外線解析損傷抽出1151600円151600円6.5人工
報告書作成調査結果まとめ及び原因の推測、対応策の提案1151600円151600円6.5人工
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号 4155976 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 株式会社アーバン設計 
実施権者 高橋晃一 
特許料等 見積金額に含まれる 
実施形態 当社実施 
問合せ先 株式会社アーバン設計 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
三次元赤外線法によるのり面調査(規模2000uを想定)
・高所作業車一日使用
(調査地域により費用が異なるため使用料は別途とする)
・足場不使用
・調査難易度は中程度
・旅費、交通費は別途必要

三次元赤外線法の場合の施工単価と二次元赤外線法による場合の施工単価、縮減率を表-1に示す
縮減率は、二次元赤外線法による施工単価ベースとして算出した
なお、それぞれの施工単価は当社の実効価格より算出した
表-1 二次元及び三次元赤外線診断システム調査価格縮減率(のり面調査2,000u)
工種 二次元赤外線法(円) 三次元赤外線法(円) 縮減率 
赤外線画像撮映及び記録等 135,500 91,700 67.6% 
可視画像撮影及び記録等 135,500 91,700 67.6% 
画像三次元化 0 136,100 0% 
赤外線画像貼り合わせ 0  136,100 0% 
赤外線解析 151,600 107,200 70.7% 
赤外線カメラ損料 80,000 60,000 75.0% 
機械損料 20,000 15,000 75.0% 
撮影位置図の作成と赤外線画像及び可視画像の照合 269,300 0 0% 
報告書作成 151,600 107,200 70.7% 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
@可視及び赤外線画像データの取得
A可視画像と赤外線画像の合成
B画像データの三次元化
C合成画像より診断
D診断結果とりまとめ
※次回以降は上記@の可視画像取得を省略できる
※次回以降のデータを重ね合わせることで経年変化の把握が期待できる

 
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・特になし
A対応計画
・特になし
収集整備局 東北地方整備局
開発年 2008 登録年月日 2012.12.05 最終更新年月日 2013.01.30
キー 
ワード
情報化、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
赤外線 劣化 診断
開発目標
省力化、経済性の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 株式会社アーバン設計
問合せ先 技術 会 社 株式会社アーバン設計
担当部署 保全設計部 担当者 浅野裕二
住 所 〒963-0201 福島県郡山市大槻町字御前東46番地26
TEL 024-961-7500 FAX 024-961-2411
E−MAIL asano@urban-dc.com
URL http://www.urban-dc.com
営業 会 社 株式会社アーバン設計
担当部署 保全設計部 担当者 浅野裕二
住 所 〒963-0201 福島県郡山市大槻町字御前東46番地26
TEL 024-961-7500 FAX 024-961-2411
E−MAIL asano@urban-dc.com
URL http://www.urban-dc.com
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 13件 2件
実験等実施状況
1.試験画像撮影年月日: 2004年5月26日
2.試験画像撮影場所 : 福島県郡山市内
3.試 験 目 的 : 二次元合成画像、三次元合成画像の双方から損傷情報(位置・長さ・面積等)をどの程度得られるか調査する。
4.確 認 方 法 : @のり面可視画像、赤外線画像を撮影
A二次元赤外線法においては、できるだけ正面から撮影した画像を、PC上で縮尺を変更し貼り合わせる→二次元合成画像
B三次元赤外線法においては、可視画像と赤外線画像を合成し、三次元化する→三次元合成画像
C二次元合成画像と三次元合成画像に実際に計測した損傷位置等を重ね合わせ、損傷状況(位置・長さ・面積等)を確認する。
5. 結 果 : 二次元合成画像は端部の歪みが大きく、損傷情報(位置・長さ・面積等)を重ね合わせることができなかった。無理に重ね合わせても、図面上で測定したものと、実際に測定したもので、それぞれ比率が異なり、損傷情報を得られないことが確認された。
(例、図面上1cm=1mの損傷の場合もあれば、1cm=0.5mの損傷の場合もあった。)
三次元合成画像においては、損傷状況を重ね合わせることが可能であった。損傷の長さや面積を、画像上で計測したものと実際に現地で測定したものとで誤差は±5%以内と、正確な損傷情報を得られることが確認された。
(下図「二次元可視・赤外線画像、三次元赤外線画像」参照)
二次元可視画像合成には8枚の画像を使用したが、三次元可視画像合成には6枚の画像の使用で済ませることができた。
6. 考 察 : 三次元合成画像を利用することで、正確な損傷情報を得られることが確認された。
今回の試験においては、二次元合成画像作成においては高所作業車を使用したが、三次元合成画像作成では高所作業車を使用しなかった。三次元画像合成においては、三次元化することで画像を補正できるため、地上から撮影した画像のみで作成できた。高所作業車を使用しないで済むことで、道路使用許可、道路規制等の手間を省けた。画像合成に使用する画像枚数も削減することができた。これらのことから、工期短縮→省力化→経済性の向上も期待できる。


二次元可視・赤外線画像、三次元赤外線画像
添付資料等 添付資料
参考資料1 三次元赤外線診断見積書
参考資料2 二次元赤外線診断見積書
参考資料3 施工実施データ
参考資料4 外壁診断方法の比較表
参考資料5 使用写真の減少と事例
参考資料6 損傷譲歩(位置・面積)の事例
参考資料7 損傷の経年劣化事例
参考文献
『熱赤外線映像法による吹付け法面老朽化診断マニュアル』平成8年1月初版発行(財)土木研究センター発行
『赤外線サーモグラフィーによる外壁調査講習会初級コーステキスト』平成23年5月10日初版 一般財団法人日本赤外線サーモグラフィー協会発行
『赤外線サーモグラフィー装置H2600シリーズ取扱説明書』2010年2月 3版発行 NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社発行
『特殊建築物等定期調査業務基準(2008年改訂版)』平成20年5月20日 2008年改訂第1刷(財)日本建築防災協会編集・発行
『建築物点検マニュアル・同解説』2006年11月30日(財)建築保全センター編集・発行
『タイル外壁及びモルタル塗り外壁定期的診断マニュアル』平成21年5月15日 第3版1刷 社団法人建築・設備維持保全推進協会発行
その他(写真及びタイトル)

のり面劣化診断例


モルタル吹付のり面画像例


三次元可視画像+ひびわれ損傷図


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。