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国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.10.16現在
技術
名称
「TSクラックフィラー」ひび割れ注入材 
事後評価未実施技術 登録No. TH-120016-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.07.14
副    題 低圧注入から高圧注入まで施工可能な、高流動超微粒子ひび割れ注入材 区分 材料
分 類 1 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − ひび割れ注入工 − 無収縮モルタル
分 類 2 道路維持修繕工 − トンネル補修補強工 − 漏水対策工 
分 類 3 ダム − ダム維持管理工  
分 類 4 上下水道工 − 維持管理  
分 類 5 建築 − 改修工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・コンクリート躯体に発生したひび割れや空隙に充填するセメント系のひび割れ注入材

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・樹脂系の注入材(エポキシ、アクリル、ウレタン樹脂等)
・ポリマー樹脂入りセメント系注入材
・分離抵抗性が弱く、低圧注入しかできないセメント系注入材
・ひび割れに沿ったUカットシール工法

B公共工事のどこに適用できるのか?
・コンクリート構造物のひび割れの注入補修
・ひび割れによる漏水の止水
「TSクラックフィラー」注入材の配合例
水粉体比(%) 超微粒子セメント(s) 表面張力低減材 (s) 水(g) 練上り量(g) 
50 15 0.57 7.5 13 
57 15 0.57 8.55 14 

「TSクラックフィラー」充填確認
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか? (従来技術と比較して何を改善したのか?)
・超微粒子セメント注入材に、表面張力低減材を加えたこと
(表面張力低減材は、高流動性を保持しつつ、分離抵抗性を高くし浸透性を向上させる混和材)

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・表面ひび割れ幅0.15mmからの注入が可能
・高流動性があり、かつ分離抵抗性の確保
・粘性が3時間程度保持でき、練り混ぜ後の取扱いが容易
・高い圧力注入でも分離することなく、奥深く広い範囲で注入が可能
・注入孔の間隔が大きくできる(従来:200〜300mm ⇒ 新材料:250〜500mm)
・水セメント比が低くでき、高強度化が図れる

下表の「TSクラックフィラー」の物性規格値は国交省(無収縮モルタル)と日本建築仕上工業の基準値に準用する
○コンクリート標準示方書(2013年制定)「コンクリート構造物補修用セメント系ひび割れ注入材の試験方法(案)」(JSCE-K 542-2013)に準じる
「TSクラックフィラー」の規格値
項 目 試験値(水粉対比50%) 試験値(水粉対比57%) 規格値(公的基準準用) 備 考 
圧縮強度(N/mm2) 68.9 58.8 45.0 以上 ― 
付着強度(N/mm2) 5.48 4.17 4.0 以上 ― 
曲げ強度(N/mm2) ― 7.92 4.0 以上 ― 
収縮率(%) ― 1.23 3.0 以内 ― 
1回目フロー値(秒) ― 11.8 30.0以内 練上り直後 
2回目フロー値(秒) ― 11.6 45.0以内 練上りから60分後 
 
適用条件
@自然条件
・一般の注入材に準ずる

A現場条件
・作業スペースとして 1 m× 1.5m = 1.5m2以上必要である

B技術提供可能地域
・全国

C関係法令等
・特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
・躯体のひび割れ(表面ひび割れ幅0.15mm〜30mm、躯体内部のひび割れ幅0.05mm以上)
・打ち継ぎ部や空隙等
・躯体と鉄板などの間にできた間隙

A特に効果の高い適用範囲
・微細なひび割れが奥深く発達したコンクリート構造物の補修
・躯体に発生した微細なひび割れやジャンカ、空隙等の補修

B適用できない範囲
・躯体表面が凍結している場合

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・品質管理は、コンクリート標準示方書(2013年制定)「コンクリート構造物補修用セメント系ひび割れ注入材の試験方法(案)」(JSCE-K 542-2013)に準ずる
・物性は、国交省 公共建築改修工事 無収縮モルタル基準および日本建築仕上工業規格ポリマーセメント基準を準用する
留意事項
@ 設計時
・特になし

A施工時
・ひび割れ注入工法研究会発行の技術資料等を参照(無料)
「TSクラックフィラー工法 技術資料」
「TSクラックフィラー工法 施工要領書」


B維持管理等
・特になし

Cその他
・特になし
活用の効果        
比較する従来技術 無収縮セメント注入材
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 12.64 %) 同程度 低下( %) 流動性の良い注入材の使用により、注入孔の数を減ずることができ、材料費、労務費が安価
工 程 短縮( 15.09 %) 同程度 増加( %) 注入孔の数を減ずる
品 質 向上 同程度 低下 0.05mmまで注入できる
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 流動性・分離抵抗性が高くなったので圧力注入が容易になった
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
高流動性と材料分離抵抗性が著しく向上したひび割れ注入材
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 m 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 2163603円 2476639円 12.64%
工程 9日 10.6日 15.09%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費ひび割れ幅1.0mm、深さ250mm、長さ100m100m17109円1710900円 
材料費ひび割れ幅1.0mm、深さ250mm、長さ100m100m3213.83円321383円 
機械費ひび割れ幅1.0mm、深さ250mm、長さ100m100m628.84円62884円水循環式ドリルを使用
諸雑費労務費の4%168436円68436円 
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費ひび割れ幅1.0mm、深さ250mm、長さ100m100m17160.7円1716070円 
材料費ひび割れ幅1.0mm、深さ250mm、長さ100m100m6290.42円629042円 
機械費ひび割れ幅1.0mm、深さ250mm、長さ100m100m628.84円62884円水循環式ドリルを使用
諸雑費労務費の4%168643円68643円 
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称 品質性能試験事業(材料系試験) 品質性能試験事業(材料系試験)
番   号 第10A3393号 第10A3006号
証明年月日 2011.01.27 2011.01.27
証明機関 財団法人建材試験センター 財団法人建材試験センター
証明範囲 高流動超微粒子セメント注入材の性能試験(水粉体比57%の場合) 高流動超微粒子セメント注入材の性能試験(水粉体比50%の場合)
URL http://www.jtccm.or.jp/hinsei.html http://www.jtccm.or.jp/hinsei.html
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
【直接工事費 参考価格】

(1)施工方法
注入孔を設けて低圧注入により注入した場合

(2)施工条件
@ひび割れ幅 : 平均1.0mm
Aひび割れ深さ : 250mm
B施工延長 : 100m
C仮設および動力:別途積算

(3)採用単価(主要品目)
@労務単価 : 平成28年度公共工事労務単価(東京)
A注入材料 : 「TSクラックフィラー」 注入材 1,800 円/s (荷姿15s/缶)


「TSクラックフィラー」注入工法標準積算例(穿孔式低圧注入)
名称 細目 仕様 数量 単位 単価 金額 備考 
労務費 世話役   9.0 人工 23,000 207,000  
 特殊作業員   27 人工 22,700 612,900  
 普通作業員   45 人工 19,800 891,000  
 小計         1,710,900  
材料費 目止めシール材 専用特殊セメント 40.0 s 575 23,000 ロス率20% 
 特殊止栓用キャップ プラスチックキャップ 400.0 個 470 188,000 25p間隔に設置 
 TSクラックフィラー 高流動超微粒子注入材 40.2 s 1,800 72,360 ロス率50% 
 特殊急結セメント 専用特殊セメント 50.0 s 550 27,500  
 注入孔穴埋め補修材 専用特殊セメント 18.3 s 575 10,523  
 小計         321,383  
機械費 穿孔機械損料 水循環式ドリル  4.0 台 13,500  54,000 2日×2台 
 低圧注入ポンプ 足踏みポンプ 6.0 台 746 4.476 3日×2台 
 ハンドミキサー 100V 3.0 台 98 294 3日×1台 
 電力           別途 
 小器材   1.0 式   4,114  
 小計         62,884  
諸雑費 労務費の4%   1.0 式   68,436  
合計           2,163,603  
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
○ 穿孔式低圧注入の施工手順
@ 穿孔⇒A 目止めシール⇒B-1 注水洗浄⇒B-2 TSクラックフィラー注入⇒(養生)⇒C 目止めシール撤去⇒D 仕上⇒E 施工完了


穿孔式低圧注入の施工手順
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・特になし

A対応計画
・特になし
収集整備局 東北地方整備局
開発年 2009 登録年月日 2012.08.30 最終更新年月日 2016.07.14
キー 
ワード
コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上、景観
自由記入
コンクリート補修 無収縮セメント ひび割れ注入
開発目標
経済性の向上、耐久性の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 潟eィ・エス・プランニング
問合せ先 技術 会 社 潟eィ・エス・プランニング
担当部署 技術開発部 担当者 佐藤 智
住 所 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-29-15
TEL 03-3339-7211 FAX 03-3339-7270
E−MAIL sato@tsp-co.com
URL http://www.tsp-co.com/index.html
営業 会 社 株式会社ティ・エス・プラニング内 ひび割れ注入工法研究会
担当部署 事務局 担当者 佐藤 智 / 前田 麻子
住 所 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-29-15 (潟eィ・エス・プランニング内)
TEL 03-3339-7211 FAX 03-3339-7270
E−MAIL maeda@tsp-co.com
URL http//www.tsp-co.com
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
6件 5件 15件
実験等実施状況

TS式ロート試験器での流動性比較試験
「 セメント系ひび割れ注入材の流動性に関する基礎的試験 (土木学会 平成22年9月) 」


流動性比較試験
添付資料等 添付資料
・TSクラックフィラー 品質性能試験報告書 財団法人建材試験センター (第10A3393号) 平成23年1月27日
・TSクラックフィラー 製品安全データシート
・TSクラックフィラー工法 施工要領書
・TSクラックフィラー工法 技術資料
・TSクラックフィラー工法 施工実績
参考文献
@論文「ひび割れ補修工法 ーある現場技術者の経験よりー 」 コンクリート工学 2010年5月号 Vol.48.
A論文「 切削式小口径穿孔装置による長尺穿孔時の精度について」 土木学会第65回年次学術講演会(2010年9月)
B論文「セメント系ひび割れ注入材の流動性に関する基礎的試験」 土木学会第65回年次学術講演会(2010年9月)
C論文「学校施設のひび割れ補修事例」 防水ジャーナル2010年10月号
D論文「風車基礎コンクリートの補修事例」 一般社団法人日本構造物診断技術協会 第22回技術・研究発表会 (2010年10月28日)
E論文「高圧注入によるセメント系ひび割れ注入材の充填性に関する実験的検討」土木学会第66回年次学術講演会(2011年9月)
その他(写真及びタイトル)

流動性比較試験 (Pロート試験)


補修痕の比較


高圧注入施工


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。