ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明













            

2014.04.18現在
技術
名称
ロープネット工(落石予防工) 
事後評価済み技術
(2008.01.25)
登録No. SK-980038-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
活用促進
技術
設計比較
対象技術
少実績
優良技術














有用な新技術の適用期間、評価情報等

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2011.09.26
副    題 ワイヤロープ構造の落石予防工 区分 工法
分 類 1 付属施設 − 防護柵設置工 − 落石防止網(ロックネット)設置工 − 金網及びロープ設置
分 類 2 共通工 − 法面工 − その他 
分 類 3 仮設工 − その他  
概要
@何について何をする技術なのか?
落石予防工(初期始動防止工)として、浮石や転石が落下する恐れのある斜面に柔軟で強度の高いワイヤロープを縦及び横に主ロープとして格子状に斜面に添わして張り、その交点にアンカーを設置し、ワイヤロープの許容荷重(破断荷重/3)と同等以上の高締結力のある十字アンカーグリップを介して連結する。更にその間に補強ロープを張って各交点をVクリップ(クロスクリップ)で止め、浮石や転石が落石に至らないように初期始動を防止する予防工である。
ロープネット工の最大の特徴は、雑木や植林が繁茂している斜面上の立木の伐採をせずに施工できる唯一の予防工である。浮石や転石が動いても各格子ブロックで負荷し、初期始動を防止する。万一、斜面途中の格子に設置されているアンカーが浮石や転石であって、その浮石や転石が動いたとしても縦及び横ロープ(主ロープ・補強ロープ)を介して他の周辺アンカーに伝達し、持ち合う為、落石に至らずに予防工としての効果がある。平成7年1月の阪神淡路大震災において、予防工としての機能を立証した。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
現場吹付け法枠工や覆(おおい)式落石防護網等で対応していた。
B公共工事のどこに適用できるのか?
(1)道路災害防除
(2)急傾斜地崩壊対策
(3)砂防・治山事業
(4)落石災害の危険性がある工事における安全対策

ロープネット概要
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
(1)雑木、植林の伐採が最小限で施工できる。
従来工法の場合、対策範囲の雑木、植林等は全て伐採しなければ施工不可であったが、本工法は、現場でワイヤロープを張りながら格子状に組合せるので、ワイヤロープの間に立木を通すことができ、最小限の樹木伐採(剪定程度)や下草の刈取り程度で施工でき、自然林の美観を損なわなずに施工できる。
(2)斜面の浮石や転石を安定させる。
従来工法の場合、落石は網の中を動き、系時的に徐々に不安定な状態になっていくという危険性があったが、本工法は、強靭で柔軟性に富んだワイヤロープを格子状に張り、さらに2mピッチでアンカーを打設するため、浮石や転石をその場で押さえ込み動かさないため、従来工法のような危険性はない。
(3)斜面を安定させ、自然の回復が促進される。
従来工法は、伐採が必要で、自然破壊を余儀なくされていたが、本工法は、自然斜面を固定するため、立木の根株や自然の種子等が安定するので自然の回復が促進される。
(4)広範囲の現場状況に適し、自然を損なわない。
従来工法は、伐採が必要で、自然破壊を余儀なくされていたが、本工法は、軽量で柔軟性に富む材料を使用するので、材料の移動が容易で且つ、使用機械も軽量であるから施工性にすぐれており、いろいろな現場条件に適している。また、斜面を荒らさずに施工でき、自然を損なわない。
(5)仮設としても優れている。
本工法は、切取り法面の下に、道路あるいは構造物がある場合、法面に仮設として設置し、法尻に仮設柵を併用すれば落石を防止でき、上から順に撤去しながら切取りが安全に進められる。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
(1)早急の対策が可能である。
(2)信頼性が高い。
(3)施工費の縮減が図れる。
(4)景観を損なう事無く施工可能である。

ロープネット特徴
適用条件
@自然条件
(1)自然林や植林のある斜面に浮石や転石があり、伐採を最小限にして落石防止を必要とする斜面。
(2)立木が無くても浮石や転石があり、切取りや除去が出来ない斜面での落石防止を必要とする斜面。
(3)縦断及び横断方向に著しい起伏があり、落石の恐れのある斜面でコンクリート構造物が出来ない斜面での落石防止を必要とする斜面。
(4)豪雪地帯の場合、特殊仕様となる場合がある。
(5)地質が強酸性の場合、変成飽和ポリエステル樹脂塗装処理を施すこと。
(6)海岸地帯で、常時海水の飛沫等を受ける場合は、変成飽和ポリエステル樹脂塗装処理を施すこと。
(7)火山性ガスが発生する場合、変成飽和ポリエステル樹脂塗装処理を施すこと。
A現場条件
(1)75°以上の勾配が上下方向に5m以上続く場合は足場が必要となる。
(2)風化等で、アンカー打設が困難な場合、仮設工としてモルタルまたはコンクリート吹付工(5cm厚)または注入工を併用する場合があり、その際は吹付機械等の作業ヤードが必要となる。
B技術提供可能範囲
技術提供地域については制限なし。
C関係法令等
特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲
(1)基岩よりの剥離により落石が発生する場合。
(2)不安定な転石が点在する場合。
(3)勾配により決まるロープネット適用質量範囲内に、対象落石質量が適応する場合。
(4)対象落石質量が適応しない場合でも、個別対策処置と併用できる場合。
A特に効果の高い適用範囲
(1)道路・鉄道等に広範囲にわたって落石、転石が点在する場合。
(2)落下高が高く、落石エネルギーが大きくなる場合。
(3)地震の頻度が高く、不安定な場合。
(4)景観を損なわずに対策を施したい場合。
(5)特に公園内等の場合、変性飽和ポリエステル樹脂塗装処理で対応可能。
B適用でない範囲
(1)勾配により決まるロープネット適用質量範囲内に、対象落石質量があてはまらない場合。
(2)落石規模が極めて小規模である場合。
(3)落石規模が極めて大規模で、適用範囲を大きく上回る対象が大半の場合。
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
(1)「落石対策便覧」(社団法人 日本道路協会偏 平成12年6月)
(2)「道路土工 のり面工・斜面安定工指針」(社団法人 日本道路協会偏 平成11年10月)
留意事項
@設計時
(1)斜面勾配、想定される落石の規模を調査、測量し、強度計算を行い、対応可否を判定する。対応付加の物がある場合は、個別対策を検討する。
(2)アンカー打設の可否等を確認し、仮設工の有無等を調べておく。
(3)耐食性が必要か、着色がの必要か等、変性飽和ポリエステル樹脂塗装処理の要、不要を確認する。
A施工時
(1)浮石・転石の大きさと斜面勾配を調査測量し、安定強度計算内に入るか確認する。
(2)法長方向(縦)及び延長方向(横)に主ロープ間隔の基本軸を設けてアンカー位置をマーキングする。
(3)本工法は斜面に添わせて架設することから縦及び横主ロープ間隔は斜面の起伏の影響を受け易い為、アンカー位置のマーキングは、施工面の通りの良い箇所に縦及び横方向の管理基本軸を設ける。その管理基本軸を基に縦及び横ロープを割り付ける。なお、管理基本軸は現場の状況に応じて複数箇所設けても良い。
B維持管理時
(1)基本的にはメンテナンスフリーであるが、地震等異常時の後は、破損の有無等を確認する。
Cその他
(1)得になし。
活用の効果        
比較する従来技術 現場吹付法枠工法(梁断面300×300)
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 3.04 %) 同程度 低下( %) 材料費が若干安価である。ロープ等の品質を亜鉛アルミめっきとした場合でも、経済性はよい。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( 130.77 %) 1本1本のロープ作業であり、手間が掛かる。
品 質 向上 同程度 低下 亜鉛めっき付着量の少ないロープ、巻付グリップの線材部材を亜鉛アルミ合金めっきにし品質向上による耐食性、耐久性の向上。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下  
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 立木の伐採が殆ど必要とせず、自然を破壊しない。水、空気等地球環境に利点。
追加項目、技術の
アピールポイント等
環境破壊せずに施工でき、自然の回復も望める。また、亜鉛アルミめっき品を標準仕様としたため、メンテナンスフリー化が進んだ。施工も軽量化製品が施工も容易である。
コストタイプ
コストタイプの種類
発散型:C(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 400  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 6732000円 6943040円 3.04%
工程 30日 13日 -130.77%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
ロープネット工材料費2×2-0.5×12型 高耐久仕様400u8045円3218000円A=400u(L=20m,H=20m)、アンカー岩部用8:土砂部2
ロープネット工施工費2×2-0.5×12型400u8785円3514000円A=400u当たり(労務費はH22年愛媛県、機械賃料は建設物価四国を使用)
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
現場吹付法枠工:ラス張り工300×300-2000×2000型400u1320円528000円建設物価市場単価(H22年4月愛媛県)
現場吹付法枠工:吹付枠工300×300-2000×2000399m11700円4668300円建設物価市場単価(H22年4月愛媛県)
現場吹付法枠工:水切コンクリート300×300-2000×20007.2u44200円318240円建設物価市場単価(H22年4月愛媛県)
現場吹付法枠工:表面コテ仕上げ300×300-2000×2000400u950円380000円建設物価市場単価(H22年4月愛媛県)
現場吹付法枠工:枠内コンクリート吹付工(t=10cm)300×300-2000×2000233u4500円1048500円建設物価市場単価(H22年4月愛媛県)
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
特許第2679966号 特願2000-038509 特願2001-325163 特願2002-200426  (専用実施権)
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
特許番号 実用新案第1927298号   特許番号
通常実施権 専用実施権
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
落石条件によって型式が変わり、且つ、施工延長及び高さによって変動がある。また、岩部と土砂部でのアンカー仕様、数量が変わるので変動があるが一般的によく使用される型式2×2-0.5×12型のA=400u当たりの直接工事費は以下の表の通りである。労務単価はH22年度愛媛県の単価を使用、機械賃料は建設物価四国単価を使用。
ロープネット工(2×2-0.5×12型)直接工事費:アンカー(岩部用(1.0m)80%、土砂部用20%)の場合
材料費・施工費(A=400u当たり)              
名 称 寸 法 単位 数 量 単 価(円) 金 額(円) 摘 要 区 別 
縦・横ロープ 3×7 ZA/O 12φ m 531.3 290 154,077 亜鉛アルミ合金めっき 材料費 
縦・横補強ロープ 3×7 ZA/O 12φ m 1260 290 365,400 亜鉛アルミ合金めっき 材料費 
岩部用TSKセメントアンカーA D22(M20)×1000 本 35 4,220 147,700 亜鉛めっき 材料費 
岩部用TSKセメントアンカーB D22(M20)×1000 本  79 4,600 363,400 亜鉛めっき 材料費 
土砂部用スウィングアンカー25A 114.3φ×4.5-1350 310φ×430 本 9 20,900 188,100 亜鉛めっき 材料費 
土砂部用スウィングアンカー25B 114.3φ×4.5-1350 310φ×400 本 20 24,300 486,000 亜鉛めっき 材料費 
巻付グリップ 12φ用-800(ZA) 本 155 1,690 261,950 亜鉛アルミ合金めっき 材料費 
巻付グリップ 12φ用-975(ZA) 本 9 1,940 17,460 亜鉛アルミ合金めっき 材料費 
Vクリップ(クロスクリップ) 3.2t×92(3.2t×60×60) 個 1571 690 1,083,990 亜鉛めっき 材料費 
十字アンカーグリップ 50×95(12φ用) 個 99 1,350 133,650 亜鉛めっき 材料費 
十字グリップ 50×95(12φ用) 個 11 1,510 16,610 亜鉛めっき 材料費 
斜面整理工   u  400  534 213,600   施工費 
現場内小運搬   u 400 215 86,000   施工費 
ワイヤロープ張り 12φ m 1706 974 1,661,640   施工費 
岩部用TSKセメントアンカーA、B設置 D22(M20)×1000 本 114 8,840 1,007,760   施工費 
土砂部用スウィングアンカー25A、B設置 114.3φ×4.5-1630 本 29 18,190 527,510   施工費 
十字グリップ・十字アンカーグリップ取付 50×95 個 110 161 17,710   施工費 
直接工事費   合計     6,732,557    
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
『標準施工手順』
@斜面の調査及び整理
施工前に、斜面の調査を実施して、ワイヤロープが施工面に添うように施工面の整理(最小限の樹木の伐採や下草の刈り取り)をする。
Aアンカー位置のマーキング
Bアンカーの設置
(1)岩部用TSKセメントアンカー:D22(M20)×1000、D25(M24)×1000
削岩機(20kg級)を用いて岩部に所定のビット径(D22:40φ〜44φ、D25:44φ〜48φ)で深さ900oの穿孔を行う。水中に浸漬して気泡の発生が無くなるまで(4〜5分程度)吸水 させたセメントカプセル(アンカー定着材)を、孔内に挿入した後、アンカー材を上下動させてよく練り混ぜ、孔底まで押し込む。セメントカプセル(標準型)の可使時間(40分)を過 ぎると凝結が始まるので吸水後は、速やかに使用する。施工後15〜24時間で所定の強度が得られる。セメントカプセルの使用量はアンカー1本当たりセメントカプセル(36φ ×600)2本を標準とする。
(2)土砂部用スウィングアンカー:114.3φ×4.5-1350(1550)
スウィングアンカーの打ち込みはエアーパンチャー(エアー式打込機)を用いて行う。アンカーの打ち込みに先立ち、エアーパンチャーにて設置箇所の試掘を行う。試掘を行うことで地中の岩石、巨礫等の障害物の無いことの確認ができる。次にエアーパンチャーに専用工具を取り付け、スウィングを打ち込む。その際、障害物が存在する場合、切り込み治具で探り、後にスウィングを打ち込む。アンカー本体内にエアーパンチャーを挿入して試掘孔に建て込み、所定の深さまで打ち込む。なお、縦ロープ下部アンカーは 、最下段横ロープにできる限り近づけて(50cm程度)施工する。但し、現地の状況によって、これができない場合、縦ロープと最下段横ロープの交点には、十字アンカーグリップあるいは十字グリップを取り付ける。
Cロープの架設
縦及び横主ロープ間隔は2.0mを標準として人力にて架設する。縦ロープ、横ロープはロープ相互の間隔が広くならないように配置して、できるだけ斜面に添わせて架設する。 なお、ワイヤロープは人力で引き込む程度で架設する。
D縦及び横主ロープの交点部を十字アンカーグリップにて締結し、アンカーに連結する。
Eその他のロープ交点部を十字グリップやVクリップ(クロスクリップ)で締結する。
F巻付グリップの取付け
ロープ端部に使用し、端部用アンカー或いは縦及び横主ロープに固定する。


ロープネット施工状況
今後の課題とその対応計画
@課題
(1)更に強度の高い大きな落石(浮石・転石)に対応できるロープネット工の開発
A計画
(1)開発について実験計画中
収集整備局 四国地方整備局
開発年 1992 登録年月日 1998.09.23 最終更新年月日 2011.09.26
キー 
ワード
環境、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
落石を発生源で抑止 立木の伐採が殆ど不要 軽量で施工性が良い
開発目標
耐久性の向上、周辺環境への影響抑制、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 東京製綱株式会社
問合せ先 技術 会 社 東京製綱株式会社
担当部署 大阪支店 担当者 橋口 寛史
住 所 〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町2-5-9
TEL 06-6252-5820 FAX 06-6245-5354
E−MAIL hashiguchi.hiroshi@tokyorope.jp
URL http://www.tokyorope.co.jp/eg/
営業 会 社 東京製綱株式会社
担当部署 大阪支店 担当者 舛井 秀人
住 所 〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町2-5-9
TEL 06-6252-5820 FAX 06-6245-5354
E−MAIL masui.hideto@tokyorope.jp
URL http://www.tokyorope.co.jp/eg/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1東京製綱株式会社エンジニアリング事業部瀬戸 一己東京都中央区日本橋三丁目6-2
03-6366-778803-3278-6870  
2東京製綱株式会社九州支店石川 義弘北九州市小倉北区浅野3-1-6
093-513-6111093-511-2712  
3東京製綱株式会社札幌支店金森 謙二札幌市中央区北二条西3-1
011-241-8256011-221-0921  
4東京製綱株式会社名古屋支店細川 直紀名古屋市中区栄1丁目14-15
052-218-5577052-201-7878  
5東京製綱株式会社仙台支店山崎 吉郎仙台市青葉区一番町2-1-2
022-263-3811022-222-3644  
6東京製綱株式会社盛岡営業所橋本 達夫盛岡市本宮1-31-1
019-656-5737019-656-5727  
7東京製綱株式会社広島営業所小池 治広島市中区大手町2-8-5
082-544-0430082-246-0720  
8東京製綱株式会社長野営業所宇津野 晃長野市西後町1597-1
026-234-3191026-235-3523  
9東京製綱株式会社新潟営業所宇津野 晃新潟市上近江4-2-19
025-282-1770025-281-1414  
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
210件 847件 16件
実験等実施状況
@-1 土砂部用アンカーの開発実験その1 (耐力向上)
スウィングアンカー25:114.3φ×4.5-1350 310φ×430
強度:パイプアンカー114.3φ×4.5-1630の強度PA=17kN(基準変位20cm以下)に対し、実験値(PA):25〜30kN(変位5cm程度)が得られた。
スウィングアンカー35:114.3φ×4.5-1550 380φ×430
強度:ロケット(スター)アンカー114.3φ×4.5-1630の強度PA=32kN(基準変位20cm以下)に対し、実験値(PA):35〜40kN(変位5cm程度)が得られた。
強度を12型で25kN、14型で35kNとし、許容変位量を10cm以下とする。
但し、供試体による耐力確認試験を現地で行うことを原則とする。

@-2 土砂部用アンカーの開発実験その2 (耐力+施工性向上)
樹木の根が多い地形の場合や玉石混じり、礫混じり土砂対応の土砂部用アンカーを新たに開発した。
比較的樹木の密集度が高い場所を選び施工した。結果、途中で止まることなく所定の深さまで打ち込むことができた。
クロスウィングアンカー25 : 114.3φ×4.5-1630 4PL-4.5t×200×400
強度:スウィングアンカー25の強度PA=25kN(基準変位10cm以下)に対して、実験値(PA):25〜30kN(変位10cm以内)の結果が得られた。
クロスウィングアンカー35 : 114.3φ×4.5-2130 4PL-4.5t×200×400
強度:スウィングアンカー35の強度PA=35kN(基準変位10cm以下)に対して、実験値(PA):35〜40kN(変位10cm以内)の結果が得られた。
強度は、いずれも従来値(12型は25kN、14型は35kN)のまま、変位量も10cm以下とする。
但し、供試体による耐力確認試験を現地で行うことを原則とする。

A岩盤に表土のある斜面でのアンカーの開発実験(試験)
土被りアンカー:TSKセメントアンカーD22(M20)×1500プラス補強羽根
強度:パイプアンカー114.3φ×4.5-1630と同等の強度PA=17kN以上(基準変位20cm以下)の強度が得られた。
実験値(PA):10kN(変位4.5cm)、15kN(変位10cm)、17kN(変位16.5cm)、20kN(19cm)の結果が得られた。
土被りアンカーは岩盤に表土(土被り)のある場所に設置するアンカーで土砂部用アンカーの一種である。構造はTSKセメントアンカーを岩着40cm〜90cm(最低40cm)に設置し、許容せん断力と同等の引抜力(25kN)に耐えるようにしたのち、土被り部には補強羽根を打ち込んで横引力に対しての変位を小さく(20cm)する。


土砂部用アンカーその2施工及び試験状況
添付資料等 添付資料
1.ロープネット工カタログ
2.アンカーカタログ
3.ロープネット工技術資料
4.アンカー技術資料
5.ロープネット工積算基準
6.アンカー積算基準
7.ロープネット工とロープ掛工の相違と場所による使い分け
8.落石対策予防工
9.高耐久仕様の落石対策工(平成23年4月)
10.構造図
参考文献
落石対策便覧 平成12年6月 社団法人 日本道路協会
その他(写真及びタイトル)

阪神大震災後のロープネット施工効果


芸予地震後のロープネット施工効果


転石への施工例(阪神大震災前に施工)


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。