ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.09.23現在
技術
名称
スーパーハイブリッド(耐塩害性・高耐久性コンクリート混和材) 
事後評価未実施技術 登録No. QS-160030-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.10.19
副    題 劣化因子の浸透抵抗性を向上させ耐塩害、アル骨反応、または乾燥収縮等の抑制を目的とした混和材 区分 材料
分 類 1 コンクリート工 − コンクリート工 − その他 
分 類 2 共通工 − ボックスカルバート工 − 躯体工 
分 類 3 共通工 − 排水構造物工 − 暗渠工 − 暗渠排水管
概要
@何について何をする技術なのか?
混和材としてセメントと置換し結合材とすることで、コンクリートを緻密化させ耐久性を向上させる材料である。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
普通コンクリート

B公共工事のどこに対応できるのか?
コンクリート構造物全般
スーパーハイブリッド(SH)配合例と28日圧縮強度(混和材としての置換率)
配合 W/B(%) W(s/m3) N(s/m3) BB(s/m3) SH(s/m3) 細骨材(s/m3) 粗骨材(s/m3) 圧縮強度(N/o2) 各圧縮強度/N 
N:普通セメント 50 160 320 0 0 808 1024 39.6 100% 
BB:高炉B種 50 160 0 320 0 804 1016 41.3 104% 
N@:普通セメント80%SH20% 50 160 256 0 64 808 1019 44.7 113% 
NA:普通セメント70%SH30% 50 160 224 0 96 804 1016 48.2 122% 
BB@:高炉B種80%SH20% 50 160 0 256 64 804 1014 48.4 122% 
BBA:高炉B種70%SH30% 50 160 0 224 96 798 1011 47.9 121% 

圧縮強度と耐用年数
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
ポゾラン反応の促進によりコンクリートの緻密化が促進されるため、劣化因子に対する浸透抵抗性が向上、アルカリシリカ反応の抑制が図れる。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・リサイクル材を原料とするため、CO2の低減を図ることができる。
・コンクリートが緻密化され、耐久性の向上が期待される。
・塩害、アルカリ骨材反応、ひび割れ抑制効果が期待できる。
スーパーハイブリッドの塩害抵抗性
配 合 スーパーハイブリッド置換率0% スーパーハイブリッド置換率20% スーパーハイブリッド置換率30% 
 耐用年数 耐用年数 耐用年数 
普通セメント 16年 34年 39年 
高炉B種 38年 92年 127年 

緻密化されたコンクリートのイーメージ図
適用条件
@自然条件
・通常のコンクリートと同等

A現場条件
・特になし

B技術提供可能地域
・全国

C関連法令等
・特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
コンクリート構造物全般

A特に効果の高い適用範囲
・桟橋、護岸等の海洋構造物や海岸近傍の橋梁、建築物
・ボックスカルバートや水路等の鉄筋構造物
・橋梁等の凍結防止剤の影響を受けるコンクリート構造物など

B適用できない範囲
・特になし

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・土木学会コンクリート標準示方書
・全国ボックスカルバート協会 プレキャストボックスカルバート設計・施工マニュアル
・JIS A 5308
・九州地区における土木コンクリート構造物設計・施工指針(案)
留意事項
@設計時
配合はコンクリート標準示方書に準拠すること。
・本材料を使用する場合に、各工場の材料と試験練による確認を行いそののち配合設計を実施する。
・使用に際しては納入伝票に印字を行い、投入状況写真あるいは計量実績等、コンクリートへの投入を示す記録を残し確認できるようにする事。

A施工時
特になし

B維持管理等
特になし

Cその他
材料は受注生産とする。
活用の効果        
比較する従来技術 普通コンクリート
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( %) 同程度 低下( 52.47 %) 従来技術と比較して、材料費が高価となる。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( %)  
品 質 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、コンクリートの緻密化により長期強度の維持が期待できる。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下  
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、リサイクル材を有効活用できる。
CO2の低減 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、セメントと置換することでCO2の排出量を低減できる。
その他、技術の
アピールポイント等
建設後の維持管理においても劣化因子の浸透を抑制する効果が大きいため、通常の補修サイクルより期間を長くでき補修、改修工事にかかる費用(ライフサイクルコスト)の低減が期待できる。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(−)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1  単位 m3 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 17000円 11150円 -52.47%
工程 1日 1日 0%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
スーパーハイブリッドコンクリート24-8-20 BB1m317000円17000円コンクリート1m3に60s仕様として見積り
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
普通コンクリート24-8-20 BB1m311150円11150円建設物価 福岡県
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号 第5873568号(ポゾラン混和材) 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 株趨リ興産、九州電力梶A前田建設工業梶A竃ヰカ 
実施権者   
特許料等 なし 
実施形態   
問合せ先 株趨リ興産 0930-33-2808 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
積算条件
・スーパーハイブリッドの使用量はセメントの20%としている。
・平成28年度版建設物価4月 福岡を採用。
・福岡地区の現場を想定した場合。
スーパーハイブリッド価格(20s/袋)
項目 九州地区 中国地区 近畿地区 関東地区 東北地区 
材料価格(円) 2,010 2,160 2,310 2,700 2,870 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
1.スーパーハイブリッド製造

@石炭採掘現場から排出される石炭脈石を乾燥炉にて乾燥する。
Aジョークラッシャー、1段ローラー粉砕機、2段ローラー粉砕機にて粉砕する。
B焼成用に他の材料と混合しさらにボールミルで粉砕する。
Cロータリーキルンにて焼成する。
D焼成後に他の材料と混合粉砕を行う。

2.スーパーハイブリッドを用いてレディーミクストコンクリートの製造を行う。

3.施工

従来技術と同様。


スーパーハイブリッドの製造フロー
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
特になし

A対応計画
特になし
収集整備局 九州地方整備局
開発年 2012 登録年月日 2016.10.19 最終更新年月日 2016.10.19
キー 
ワード
公共工事の品質確保・向上、リサイクル
自由記入
コンクリートの緻密化 コンクリートの長寿命化  
開発目標
耐久性の向上、地球環境への影響抑制、リサイクル性向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 株趨リ興産 九州電力 前田建設工業 竃ヰカ 九州大学大学院工学研究院(建設設計材料工学講座 佐川康貴准教授) 鹿児島大学学術研究院(海洋土木工学専攻担当 武若 耕司教授、山口 明伸教授)
問合せ先 技術 会 社 株趨リ興産
担当部署   担当者 八丁一英
住 所 〒824-0042 福岡県行橋市寺畔388-1
TEL 0930-23-6925 FAX 0930-23-2185
E−MAIL khacchou@kashiwagi-k.co.jp
URL http://www.kashiwagi-k.co.jp
営業 会 社 株趨リ興産
担当部署 開発部 担当者 前田 博人
住 所 〒824-0114 福岡県京都郡みやこ町節丸1431-1
TEL 0930-33-2808 FAX 0930-33-2810
E−MAIL hmaeda@kashiwagi-k.co.jp
URL http://www.kashiwagi-k.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1株式会社 麻生建設コンサルティング事業部近田 孝夫福岡県粕屋郡粕屋町大字仲原2648番地
092-624-1304092-624-1309chikada-t01@aso-group.co.jp 
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 0件 0件
実験等実施状況
◆試験項目
@圧縮強度試験、A電気泳動試験、B長さ変化試験、Cアルカリ骨材反応試験
◆日時
@平成25年11月〜平成26年9月、A平成25年11月〜平成27年11月、B平成26年4月〜12月、C平成25年3月〜平成26年5月
◆試験場所
@株趨リ興産、A九州大学 建設材料システム工学研究室、B(一財)建材試験センター、C九州大学 建設材料システム工学研究室
◆目的
@圧縮強度の確認、A実効拡散係数を測定し、塩害に対する抵抗性の確認、Bコンクリートの収縮量を測定し、乾燥収縮に対する抵抗性の確認、C膨張率を測定し、アルカリ骨材反応に対する抑制効果の確認
◆試験方法
@JIS A 1108「コンクリートの圧縮強度試験方法」、AJSCE-G571-2013「電気泳動によるコンクリート中の塩化物イオンの実効拡散係数試験方法(案)」
BJIS A 1129-1「モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法」、CJIS A 1146「骨材のアルカリシリカ反応性試験方法」
◆規格
@呼び強度以上、A実効拡散係数がベース配合以下となること、B収縮量がベース配合以下となること、C平均膨張率が26週後に0.100%未満となること
◆試験結果

試験を行った配合は次の通りとし、結果は下表に示す。

普通セメント100%、普通セメント90%スーパーハイブリッド10%、普通セメント80%スーパーハイブリッド20%、普通セメント70%スーパーハイブリッド30%
高炉B種セメント100%、高炉B種セメント90%スーパーハイブリッド10%、高炉B種セメント80%スーパーハイブリッド20%、高炉B種セメント70%スーパーハイブリッド30%
試験結果表
 圧縮強度試験 電気泳動試験(拡散係数) 長さ変化試験(収縮変化量) アルカリ骨材反応試験(膨張率) 
普通セメント100% 39.6N/o2 1.12p2/年 -500μm 0.431% 
高炉B種100% 41.3N/o2 0.426p2/年 -472μm 0.0464% 
普通セメント90%スーパーハイブリッド10% 42.2N/o2 0.819p2/年 -489μm 0.382% 
普通セメント80%スーパーハイブリッド20% 44.7N/o2 0.541p2/年 -446μm 0.206% 
普通セメント70%スーパーハイブリッド30% 48.2N/o2 0.462p2/年 -422μm 0.0406% 
高炉B種90%スーパーハイブリッド10% 49.5N/o2 0.264p2/年 -417μm 0.0160% 
高炉B種80%スーパーハイブリッド20% 48.4N/o2 0.178p2/年 -352μm 0.0169% 
高炉B種70%スーパーハイブリッド30% 47.9N/o2 0.130p2/年 -301μm 0.00911% 


試験の状況
添付資料等 添付資料
添付資料
1.積算資料(見積書、製品運賃表、建設物価)
2.製品検査表
3.二次製品製作報告書
4.スーパーハイブリッド試験報告書
5.品質証明書
6.長さ変化報告書
7.配合報告書
8.試験練報告書
参考文献
発表論文

○九州大学

「メタカオリン含有人工ポゾランを用いたコンクリートの塩分浸透抵抗性と塩分固定化特性に関する研究」
九州大学大学院 梅山寛崇、佐川康貴、前田建設工業 坂口伸也、株趨リ興産 柏木武春
(コンクリート工学年次大会2016)

「メタカオリン含有人工ポゾランを混和したモルタルのアルカリシリカ反応による膨張挙動に関する研究」
九州大学大学院 田中暁大,山下祐司,佐川康貴,M田秀則
(土木学会第69回年次学術講演会概要集,409-410p,2014)

○鹿児島大学

「メタカオリン含有人工ポゾランを利用したコンクリートの複合劣化に対する耐久性に関する実験的検討」
鹿児島大学 畠中優成,武若耕司,山口明伸,江口康平
(土木学会西部支部2014,3)

「メタカオリン含有人工ポゾランと普通セメントおよび各種混和材料を混合した三成分系セメントペーストの強度特性」
東京理科大学 江口康平,鹿児島大学 武若耕司,山口明伸,畠山優成
(土木学会第69回年次学術講演会概要集,413-414p,2014)

「改良されたメタカオリン含有人工ポゾランの反応性に関する基礎研究」
鹿児島大学大学院 畠中優成,武若耕司,山口明伸,東京理科大学 江口康平
(土木学会第69回年次学術講演会概要集,411-412p,2014)
その他(写真及びタイトル)

電気泳動促進試験(非定常法による)塩分浸透状況


100年後の塩分浸透深さの推定


二次製品製作状況


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。