ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.08.26現在
技術
名称
スラグリードSR自己修復材(素地調整低減型) 
事後評価未実施技術 登録No. QS-160013-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2018.08.06
副    題 素地調整低減型自己修復防食材 区分 材料
分 類 1 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 防食対策工 
分 類 2 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 支承取替工 
分 類 3 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 表面保護工 
分 類 4 ダム − ダム維持管理工  
分 類 5 付属施設 − 遮音壁設置  
概要
@何について何をする技術なのか?
・スラグリードSRは、各種の要因で損傷を受けた鋼構造物の補修材である。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・従来技術は、塗替塗装のRc-Vである。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・鋼構造物。特に橋梁の添接部、支承部、桁間の狭隘部等。

Cその他
・さび面の処理方法について
橋梁の耐久性を向上させるには、ブラスト処理(Rc-T塗装系)を適用が望ましい。

ブラスト処理が採用できない⇒採用できない理由?の解消を検討。

従来の3種ケレンを採用するしかない

さび層が残る⇒耐久性が確保できない・塗替えを重ねるたびに劣化が早くなる。

さび層を除去できる電動工具

さび層に塗布できる材料⇒スラグリードSR自己修復材(素地調整低減材)の活用。

※さび面用塗料には各種の材料があるが、全てがRc-T塗装系同等の性能を発揮するものではない。

素地調整は非常に重要である。
スラグリードSRの特徴
塗膜が高アルカリ性なため、鉄鋼面は不動態化され、腐食が進行しない。 
塗膜に小さな損傷を受けても特殊防錆剤の浸透効果により不動態皮膜(黒皮)を生成、さびの進行が止まる。 
スラグリードSRのみの効果では、特殊防錆剤の消耗が進み、防錆効果が弱くなるため、中塗・上塗が必要。 
スラグリードSRは、塗膜に柔軟性を持たせ、鋼材面との密着性に優れている。 

スラグリードSR概要
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・スラグリードSRは、材料が高アルカリであり、特殊防錆剤で赤さびを安定した不動態被膜に転換する。
・スラグリードSRは、亜鉛、鉛、クロム等の有害金属は使用していない。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・特殊防錆剤で赤さびを安定した不動態被膜(黒皮(Fe2O3、Fe3O4))に転換している為、自己修復機能及び長期的に防食機能を維持出来る。
・環境に優しい水性材料である。

反応推定図
適用条件
@自然条件

下記の施工条件は施工を避ける。
・気温:5℃以下
・湿度:相対湿度が85%以上

A現場条件
・塗布面は湿潤状態でも施工可能。
・作業スペースが2.5m×2.5m以上(資材置き場も含む)

B技術提供可能地域
・全国(工場は北九州)

C関係法令等
・特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
・下地処理の困難な腐食環境にある狭隘部等の鋼構造物

A特に効果の高い適用範囲
・塩害の影響を受けた鋼構造物

B適用できない範囲
・没水部
・浮きさび等の厚みのある発生部

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・鋼道路橋防食便覧 第7章 塗替え塗装(H26.3)
・JISハンドブック 塗料(2015)
留意事項
@設計時
・鋼道路橋防食便覧に準拠すること(H26.3)
・強溶剤(下塗、中塗、上塗)の使用不可。

A施工時
・材料の混練は所定の時間を厳守すること(施工要領書に記載)

B維持管理等
・スラグリードSR乾燥後速やかに下塗を塗布すること。

Cその他
・受注後、2週間程度で納入可能。
・在庫として、50setあり。
活用の効果        
比較する従来技術 塗替塗装(Rc-V)
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( %) 同程度 低下( 7.32 %) 従来技術と比較して、スラグリードSRの適用により材料費が若干低下する。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( 20 %) 従来技術と比較して、スラグリードSRの適用により施工量が増加する。
品 質 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、ケレン困難な箇所における品質の確実性が期待出来る。
安全性 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、素地調整の軽減が可能なため、安全性が向上する。
施工性 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、電動工具が入らない箇所でも塗布できるため、施工性が向上する。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、素地調整材は高炉スラグを活用したリサイクル材料である。
その他、技術の
アピールポイント等
鋼構造物の防食でブラスト処理が出来ず、3種ケレンを採用する場合、さびが残存していても、セメントによるpH13のアルカリ防食と特殊防錆剤による自己修復防食作用が同時に進行し鉄をさびから守る。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(−)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 425000円 396000円 -7.32%
工程 6日 5日 -20%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
素地調整3種ケレンA100u1390円139000円土木コスト情報:2016・4月 P.210
スラグリードSRアクリル樹脂系エマルジョン塗料 500g/u10u1450円14500円自社見積
スラグリードSRアクリル樹脂系エマルジョン塗料 500g/u10u1450円14500円自社見積
下塗弱溶剤形エポキシ樹脂塗料下塗 200g/u100u590円59000円土木コスト情報:2016・4月P.211
下塗弱溶剤形エポキシ樹脂塗料下塗 200g/u100u590円59000円土木コスト情報:2016・4月 P.211
中塗弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗 140g/u100u525円52500円土木コスト情報:2016・4月 P.212
上塗弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗 120g/u100u865円86500円土木コスト情報:2016・4月 P.213
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
素地調整3種ケレンA100u1390円139000円土木コスト情報:2016・4月 P.210
下塗弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗 200g/u100u590円59000円土木コスト情報:2016・4月 P.211
下塗弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗 200g/u100u590円59000円土木コスト情報:2016・4月 P.211
中塗弱溶剤形ふっ素樹脂塗料用中塗 140g/u100u525円52500円土木コスト情報:2016・4月 P.212
上塗弱溶剤形ふっ素樹脂塗料上塗 120g/u100u865円86500円土木コスト情報:2016・4月 P.213
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号 特許第5759898号 防食塗料組成物、防食塗料組成物の製造方法、鋼材の防食方法、防食塗膜、塗膜層 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 新日鐵住金株式会社・ダイキ工業株式会社、エス・エルテック株式会社 
実施権者 ダイキ工業株式会社、エス・エルテック株式会社 
特許料等 なし 
実施形態   
問合せ先 ダイキ工業株式会社 TEL 093-541-6081 
特許番号 特許 第10-1431358(韓国) 防食塗料組成物及びその製造方法並びに鋼材の防食方法 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 新日鐵住金株式会社・ダイキ工業株式会社、エス・エルテック株式会社 
実施権者 ダイキ工業株式会社、エス・エルテック株式会社 
特許料等 なし 
実施形態   
問合せ先 ダイキ工業株式会社 TEL 093-541-6081 
特許番号 発明第1-435920号(中華民国) 防食塗料組成物及びその製造方法並びに鋼材の防食方法 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 新日鐵住金株式会社・ダイキ工業株式会社、エス・エルテック株式会社 
実施権者 ダイキ工業株式会社、エス・エルテック株式会社 
特許料等 なし 
実施形態   
問合せ先 ダイキ工業株式会社 TEL 093-541-6081 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考 商標登録:登録第5186165号 名称 スラグリード  
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称 地域イノベーション創出研究開発事業 平成26年度北九州市エコプレミアム
番   号 22U8007  
証明年月日 2010.06.23 2014.10.08
証明機関 経済産業省 九州経済産業局 北九州市環境局
証明範囲 長寿命化・延命化 長寿命化・易メンテナンス・リサイクル対応・環境負荷削減
URL http://www.kyushu.meti.go.jp/ http://www.city.kitakyushu.lg.jp/index.html
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
積算条件

・橋梁部の狭隘部の100uを想定している。(その内10uが狭隘部でケレン不足箇所とする)
・施工単価は土木コスト情報2016年4月号(福岡)を採用。
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
@素地調整:3種ケレンA→活膜は残すが、それ以外の不良部(さび・われ・ふくれ)は除去する。

AスラグリードSR1層目:標準塗布量500g/uを刷毛・ローラー・吹付で塗装する。

BスラグリードSR2層目:標準塗布量500g/uを刷毛・ローラー・吹付で塗装する。

C下塗1層目:標準塗布量200g/uを刷毛・ローラー・吹付で塗装する。

D下塗2層目:標準塗布量200g/uを刷毛・ローラー・吹付で塗装する。

E中塗:標準塗布量140g/uを刷毛・ローラー・吹付で塗装する。

F上塗:標準塗布量120g/uを刷毛・ローラー・吹付で塗装する。


スラグリードSR 工程
今後の課題とその対応計画
@今後の課題

・腐食した耐候性鋼材への防食効果の確認

A対応計画

・腐食促進試験等を九州大学貝沼准教授の指導を受け、実用化に向けた開発試験を継続中である。
九州大学とダイキ工業鰍ニの共同研究契約書あり。
収集整備局 九州地方整備局
開発年 2013 登録年月日 2016.08.10 最終更新年月日 2018.08.06
キー 
ワード
安全・安心、環境、公共工事の品質確保・向上
自由記入
鋼材の延命化    
開発目標
作業環境の向上、省資源・省エネルギ、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 ダイキ工業株式会社、エス・エルテック株式会社
問合せ先 技術 会 社 ダイキ工業株式会社
担当部署 代表取締役 担当者 池田幹友
住 所 〒802-0032 福岡県北九州市小倉北区赤坂5丁目6番64号
TEL 093-541-6081 FAX 093-541-6516
E−MAIL info@daiki-kogyo.co.jp
URL http://www.daiki-kogyo.co.jp
営業 会 社 ダイキ工業株式会社
担当部署 技術サービス部 担当者 下舞祥子
住 所 〒802-0032 福岡県北九州市小倉北区赤坂5丁目6番64号
TEL 093-541-6081 FAX 093-541-6516
E−MAIL info@daiki-kogyo.co.jp
URL http://www.daiki-kogyo.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1エス・エルテック株式会社技術開発部市川隆吉福岡県北九州市小倉北区赤坂5丁目6番64号
093-541-6101093-541-6120info@sl-tech.co.jphttp://sl-tech.co.jp/
2日星産業株式会社環境資材営業部 エコマテリアルグループ五十嵐直樹東京都中央区日本橋本町1-10-5
03-3241-020503-3241-6748igarashina@nisseicorp.co.jphttp://www.nisseicorp.co.jp
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
1件 1件 19件
実験等実施状況
@防錆性試験
・日時:平成24年10月6日
・場所:エス・エルテック
・目的:従来塗装品との防錆性を比較するため
・試験方法:複合サイクル試験(JIS H8602)
・結果:従来技術(Rc-V塗装仕様)はさびが見られたが、スラグリードSRでは複合サイクル試験2000時間経過でもさびは見られない。
さび幅、膨れ幅においても、従来技術はさび幅4mm、膨れ幅3mmに対して、スラグリードSRはさび幅・膨れ幅共に0mmであった。


A自己修復確認試験
・日時:平成23年12月7日
・場所:エス・エルテック
・目的:鉄鋼面の不動態化確認
・試験方法:顕微鏡観察
・結果:自己修復確認試験では塩水噴霧試験後、クロスカット部の溝部にはさびは見られない。


試験実施状況
添付資料等 添付資料
[添付資料1] 積算資料
[添付資料2] リーフレット
[添付資料3] 施工実績一覧表
[添付資料4] 複合サイクル試験
[添付資料5] 現況写真
[添付資料6] 成分表
[添付資料7] 管理資料
[添付資料8] 比較工程表
[添付資料9] 施工要領書
[添付資料10] エコプレミアム選定
[添付資料11] 施工比較
参考文献
・高炉スラグと亜硝酸を活用した自己修復型防錆塗料材料
ダイキ工業 池田幹友 エス・エルテック 池田佳絵 山本孝雄,九州工業大学院 清水陽一 日比野誠-材料学会

・自己修復型新規防食塗料を用いた防食塗装システムの性能評価
ダイキ工業樺r田幹友,池田佳絵 エス・エルテック株式会社 下舞祥子 森山実加子 九州工業大学 清水陽一 日比野誠-土木学会
その他(写真及びタイトル)

実績写真@


実績写真A

 


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