ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.12.09現在
技術
名称
ノン・スキャフォールディング工法(NSC) 
事後評価未実施技術 登録No. QS-150005-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2018.06.29
副    題 ロープアクセス技術の安全性を強化し、従来手法では近接困難な構造物の調査・点検のみならず補修作業まで可能にする工法 区分 工法
分 類 1 調査試験 − 構造物調査 − 非破壊試験、調査 
分 類 2 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 表面保護工 
分 類 3 道路維持修繕工 − 道路付属物塗替工  
分 類 4 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − ひび割れ注入工 − エポキシ系樹脂
分 類 5 建築 − 改修工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・ロープアクセス技術の安全性を高めたことによって、これまで近接困難であった構造物に近接し、調査・点検のみならず補修まで行える工法。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・橋梁点検車や高所枠組足場、橋梁吊足場、高所作業車等で対応していた。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・構造物の調査・点検
・橋梁補修補強工のうち、局所的な断面修復工、表面保護工、ひび割れ注入工、高圧洗浄工等に適用できる。
・道路付属物や建築物の局所的な塗替工、コンクリート面塗装工、清掃工全般に適用できる。

橋梁塩分洗浄状況
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・ロープアクセス技術を活用したことにより、これまで近接困難であった構造物への近接を可能にした。
・ロープ切断対策資材(バックアップロープ、特殊ロープガード、帆布製特大ロープガード、ダブルロープバッグ等)を活用することにより、ロープアクセス技術の安全性を高めた。
・充電ドライバーを動力とする登高器(NSCパワーアッセンダー)を開発した。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・橋梁点検車が届かなかった箇所、高所枠組足場の設置が困難な場所、橋梁吊足場の設置に至らない小規模な工事等の構造物への近接が容易にできる。
・橋梁点検車の交通規制が困難な道路構造物に適用可能となる。
・ロープ切断のリスクを回避し、かつ、バックアップロープを活用することにより、調査・点検のみならず補修工事にも適用できる。
・充電ドライバーを動力とする登高器(NSCパワーアッセンダー)を組み合わせることにより、作業効率が更に向上する。

安全対策資材
適用条件
@自然条件
・強風時(10m/sec)は作業禁止とする。
・悪天候時及び天候の悪化が予測される場合は原則作業禁止とする。

A現場条件
・ウインチを使用する場合は、100V電源を必要とする。
・夜間作業を行う場合は、手元のみならず周囲の明かりを確保する。

B技術提供可能地域
・全国

C関係法令等
・労働安全衛生規則 第九章 墜落、飛来崩壊等による危険の防止 第五百十八条
適用範囲
@適用可能な範囲
・構造物の調査・点検
・橋梁補修補強工のうち、局所的な断面修復工、表面保護工、ひび割れ注入工、高圧洗浄工等に適用できる。
・道路付属物や建築物の局所的な塗替工、コンクリート面塗装工、清掃工全般に適用できる。

A特に効果の高い適用範囲
・塩分除去のための高圧洗浄工事
・橋梁点検車や高所作業車が届かない橋梁の点検・調査・補修工事
・交通規制が困難な橋梁の点検・調査・補修工事
・枠組足場を設置できない構造物の点検・調査・補修工事
・応急復旧等で局所的な点検・調査・補修が必要な工事

B適用できない範囲
・特になし

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・労働安全衛生法第四十二条の規定に基づく安全帯の規格第三条の別表(安全帯部品の区分強度)
・EN(European Norm)規格(欧州統一規格)
留意事項
@設計時
・本工法で実施できる工種を確認する。
・使用する機材(洗浄機等)の個体重量としては、上限100kg/個とする。

A施工時
・本工法の実施手順書に準拠する。
・ロープの結びは、ダブルエイトかラビットとし、もやい結びは不可とする。

B維持管理等
・特になし

Cその他
・当社として、NSC基本装備は4セット保有している。
・当社オリジナル製品の製作・販売も行っている。
・本工法の実施は講習修了者とする。
活用の効果        
比較する従来技術 橋梁点検車による点検・補修
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 44.64 %) 同程度 低下( %) 従来技術と比較して、橋梁点検車が不要なため、経済性が向上する。
工 程 短縮( 14 %) 同程度 増加( %) 従来技術と比較して、交通規制等が不要となり、工程短縮が可能となる。
品 質 向上 同程度 低下  
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、縦・横の移動性に優れるため、施工性が向上する。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、交通規制が不要なため、周辺に影響を及ぼさない。
その他、技術の
アピールポイント等
ロープの切断対策資材やバックアップロープ(万が一切断した場合の命綱)を活用しロープアクセス技術の安全性を高めることにより、これまで近接困難であった構造物の調査・点検のみならず補修工まで可能となる工法である。
コストタイプ
コストタイプの種類
発散型:C(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 m2 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 110280円 199200円 44.64%
工程 0.86日 1日 14%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費NSC世話役(難易度A)140500円40500円見積り
労務費NSC作業員(難易度A)233000円66000円見積り
機材損料NSC基本装備(吊り下げロープ箇所数必要)13780円3780円見積り
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費橋梁世話役(福岡)127000円27000円見積り
労務費橋梁特殊工(福岡)222000円44000円見積り
橋梁点検車賃料作業高約6m、積載質量200kg190000円90000円建設物価(2015.4/九州)
労務費運転手(特殊)117600円17600円公共工事設計労務単価(平成27年度)
労務費交通誘導警備員A210300円20600円公共工事設計労務単価(平成27年度)
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号 特許第6056113号、発明の名称「登高器」 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 有限会社ケンテックシステムズ 
実施権者   
特許料等 なし 
実施形態   
問合せ先 有限会社ケンテックシステムズ 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
特許番号 第3197291号(ロープバッグ)   特許番号
通常実施権 専用実施権
備 考 商標番号:第5727408号 商標:ノン・スキャフォールディング工法  
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
【積算条件】
・橋梁点検・補修面積は、橋台付近の100m2(1.7m×10m×6面)を想定
・労務費は、公共工事設計労務単価(平成27年度)/福岡県を採用
・吊り下げロープは6箇所とする
・NSCの世話役は橋梁世話役の1.5倍とし、NSC作業員は橋梁特殊工の1.5倍の単価としている
難易度別労務単価割増率(対橋梁工人件費比)
 適用 割増率 
難易度A 吊り下がり高6m未満 1.5 
難易度B 吊り下がり高6m以上 2.0 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
【洗浄の場合】
@資材準備(NSC基本装備以外)
・高圧洗浄機:水圧5MPa以上、水量は5〜6L/min
・水タンク:計550L以上
・水中ポンプ:6L/min以上
・その他:表面塩分計(JIS Z 0313に準拠)、発電機、水道ホース、延長コードとコードリールを準備

A準備
・全身保持安全帯(フルハーネス)、登高器(アッセンダー)、下降器(ディッセンダー)を装着し、他者によるダブル確認。
・欄干等の支点となる箇所を選定し、動荷重確認。
・資材やロープ類の配置および接続し、動作確認。
・メインロープに登高器および下降器をセットし、動作確認。
・バックアップロープに自動追従墜落阻止器具(モバイルフォールアレスター)をセットし、動作確認。

B下降
・橋の状況によりロープに接触するエッジ部に対してロープガードを適切に使用し下降。
・作業場所により、横移動用の支点を選定、活用。

C洗浄(作業)
・表面塩分計を使用して、洗浄前後の桁表面の付着塩分量を測定する。

D登高
・メインロープを下降器から登高器へ掛け替え、欄干まで登高。

E片づけ


施工フロー
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・特になし

A対応計画
・特になし
収集整備局 九州地方整備局
開発年 2013 登録年月日 2015.06.26 最終更新年月日 2018.06.29
キー 
ワード
コスト縮減・生産性の向上
自由記入
塩分洗浄 無足場 リニューアル工事
開発目標
省力化、経済性の向上、周辺環境への影響抑制
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 有限会社ケンテックシステムズ
問合せ先 技術 会 社 有限会社ケンテックシステムズ
担当部署 代表取締役 担当者 小倉 健二
住 所 〒350-1162 埼玉県川越市南大塚1-24-3
TEL 049-241-8364 FAX 049-265-6120
E−MAIL kentech.office@gmail.com
URL www.kentechsystems.co.net
営業 会 社 有限会社ケンテックシステムズ
担当部署   担当者 長柴 良航
住 所 〒350-1162 埼玉県川越市南大塚1-24-3
TEL 049-241-8364 FAX 049-265-6120
E−MAIL kentech.office@gmail.com
URL www.kentechsystems.co.net
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
2件 0件 3件
実験等実施状況
【ロープガードの性能試験】
実施日: 2014年9月26日
場所 : 駐車場
目的 : アラミド繊維と防炎布で製作した自社製のロープガードの性能試験。
試験方法 : ロープに荷重(100kg)を掛け、ロープガード有りの場合と無しの場合で、酸素アセチレン炎による加熱試験、セーバーソーによる接触試験を行った。
結果 :
・酸素アセチレン炎による加熱試験:(ロープガード無)3秒で切断、(ロープガード有)26秒で切断。
・セーバーソーによる接触試験:(ロープガード無)14回目の接触で切断、(ロープガード有)23回目の接触でも切断なし。

【ロープの破断試験】
実施日 : 2015年3月26日
場所 : 自社倉庫、駐車場
目的 : 実際の使用状況(酸などの薬品が付いた場合や、ノット(結び)の違い等)による耐荷重及び切断荷重を測定し、実務における安全で最適な使用方法や使用場所を考察する。
試験方法 : 結びの違うロープに荷重を掛け続け、切断荷重を計測する。尚、規格としては、労働安全衛生法第四十二条およびEN規格(欧州統一規格)の基準値15kN以上に耐えるかどうかを確認する。
結果:
・ロープの種類は、11.0mmセミスタティックロープとする。
・ロープの結びは、ダブルエイトあるいはラビットとする。
ロープの破断試験結果
種類や太さ 結び 切断荷重(kN) 規格(kN) 判定 
11.0mmセミスタティックロープ もやい 14.5kN 15.0kN以上 × 
11.0mmセミスタティックロープ ダブルエイト 17.6kN 15.0kN以上 ○ 
11.0mmセミスタティックロープ ラビット 16.1kN 15.0kN以上 ○ 


ロープ結びの種類およびロープガードの性能試験状況
添付資料等 添付資料
添付-1 積算資料
添付-2 工法技術資料
添付-3 施工実績一覧表
添付-4 物性確認試験
添付-5 MSDSおよび製品カタログ
添付-6 NSCチェックリスト
添付-7 橋梁塩分洗浄報告書
添付-8 比較工程表
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

バックアップロープによる安全性確保


落下物受け布活用状況


装備写真(2人分)


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。