ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.04.27現在
技術
名称
ポンプエアシェルター 
事後評価未実施技術 登録No. QS-130031-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2014.03.03
副    題 大雨、洪水、津波などの冠水時にポンプ・モーターの水没を防止する、ポンプ一体型カバーユニット 区分 機械
分 類 1 建築設備(電気) − 自家発電設備工事  
分 類 2 建築設備(機械) − 空調設備工事  
分 類 3 建築設備(機械) − 給排水衛生設備工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・地下タンクに貯蔵された自家発電設備の燃料を移送する、地表面近くの高さに設置されたポンプ・モーターが、大雨、洪水、津波などの水害時に、水没による故障することを防止する技術。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・水害の影響を受けない、地下タンク内に設置することが可能な油中ポンプを使用していた。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・地下タンクから、上部階に設置された自家発電設備、冷暖房、給湯用ボイラー類への燃料移送用ポンプ・モーター。

C詳細説明
・各種設備機器の燃料は地下タンクに貯蔵されているが、同燃料を移送するポンプ・モーターは、吸い上げの能力上、地表面近くの高さに設置せざるを得ず、大雨、洪水、津波などによって水没して故障し、各種設備機器が稼働できない状況となっていた。
本ポンプエアシェルターは、一般的な標準仕様のポンプ・モーターを水密構造のカバー内に組み込むことにより、地表面に近い位置に設置しても、大雨、洪水、津波などの冠水から水没を防止する技術を開発した。

パンフレット
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・本製品によって、ポンプ・モーターを通常の地表面に設置しても、大雨、洪水、津波などからの水没防止が可能となった。
そのため、ポンプ・モーターは、一般的な標準品が使用可能となり、高価な油中ポンプは不要となった。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・一般的な標準仕様のポンプ・モーターが使用できるので、コストメリットが向上する。
・点検等を行う場合、地下タンク内から抜き上げる必要がないので、メンテナンス性が向上する。
 
適用条件
@自然条件
・周囲温度0〜40℃
・相対湿度85%以下
・標高1,000m以下

A現場条件
・本体寸法は、短辺方向で860mmとなっており、同寸法以上の開口広さがある搬入口が必要。
・設置スペースは、カバーを開けた際のスペースを含め、大型ポンプ用約1.8u、小型ポンプ用約1.6uが必要。
・第二種危険箇所。第一類危険箇所に設置する場合は、耐圧防爆型モーター仕様を使用すること。

B技術提供可能地域
・特になし

C関係法令等
・防爆(電気関係技術指針)「労働安全衛生総合研究書技術指針 ユーザーのための工場防爆設備ガイド」
適用範囲
@適用可能な範囲
・自家発電設備の燃料移送用ポンプ・モーター

A特に効果の高い適用範囲
・沿岸部や河川近辺等の、水害を受け易い地域

B適用できない範囲
・周囲温度0〜40℃範囲外の場所
・相対湿度85%を超える場所
・標高1,000mより高い場所
・腐食性、蒸気がある場所
・特別危険箇所

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・ポンプ・モーターメーカー製品データー
留意事項
@設計時
・周囲にメンテナンスを考慮したスペースを確保すること。

A施工時
・コンクリート基礎に固定する際に使用するアンカーボルトは、必ず指定のアンカーボルト(M12 埋込長さ60mmSUS製)を使用して施工を行うこと。

・電源用ケーブルを途中で接続する場合は、想定冠水水位以下の場所では行わないこと。やむを得ず想定冠水水位以下の場所で接続する場合は、確実な防水性を有する中継ボックス内にて接続すること。

B維持管理時

・大雨や洪水や津波などによって水没した後に稼働させる場合は、本製品の底部開口部(特殊遮蔽板部や下部遮蔽フロート部)に詰まった、がれき、泥、砂、浮遊物などを取り除くとともに、内部のポンプ・モーターなどに異常がないことを確認した上で稼働させること。

Cその他
・特に無し。
活用の効果        
比較する従来技術 油中ポンプ
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 20.35 %) 同程度 低下( %) 価格が安価。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( %) 設置工事の作業時間は同程度。
品 質 向上 同程度 低下 シンプルな構造で、維持管理が容易。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 地表面近くの高さに設置可能なため、施工性が向上する。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
本製品は、一般的な標準仕様のポンプ・モーターが使用できるため安価であり、既存の施設にも設置可能です。また、点検等を行う場合、油中ポンプのように地下タンク内から抜き上げる必要がないので、メンテナンス性が向上します。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1  単位 台 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 1652000円 2074000円 20.35%
工程 0.5日 0.5日 0%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
ポンプエアシェルター 標準型 大型ポンプ用型配管口径25A 電動機定格1.5KW 安全増防爆形モーター11072000円1072000円見積り
設置工事費アンカーボルト打設含130000円30000円見積り
アンカーボルトM12(SUS)8500円4000円見積り
ポンプ制御盤ポンプ1台用・単独運転方式1538000円538000円見積り
ポンプ制御盤設置工事費壁掛型18000円8000円見積り
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
油中ポンプ PJV-C195L/min、10〜35m、取付:10KX125A11300000円1300000円見積り
設置工事費地下タンク内設置166000円66000円見積り
油中ポンプ制御盤(屋内壁取付)PCP-611ポンプ自動/手動運転1700000円700000円見積り
油中ポンプ制御盤設置工事費壁掛型18000円8000円見積り
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号
【出願中】
国際出願番号PCT/JP2013/66587(機器の水没防止構造) 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者   
実施権者   
特許料等   
実施形態   
問合せ先   
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考 国際出願中。  
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
積算条件

・ポンプエアシェルターは大型ポンプ用とし、総SUS仕様としている
・内蔵するポンプ・モーターは荏原製作所(株)製とし、材質等は標準品としている
・付属する配管は、配管用炭素鋼鋼管(JIS G 3432:2010)としている
・1台を一般的な場所に設置する単価である
・地下タンクからの配管や自家発電設備までの配管は含まないものとする
・電源配線工事は含まないものとする
・送料は含まないものとする

・各金額は、見積りにより算出
ポンプエアシェルター
名称 仕様 数量 単位 単価 金額 
機器本体 標準型 大型ポンプ用 配管口径25A 電動機定格1.5kw 安全増防爆形モーター  1 台 1,072,000円 1,072,000円 
設置工事費 アンカーボルト打設含 1 台 30,000円 30,000円 
アンカーボルト M12(SUS) 8 本 500円 4,000円 
ポンプ制御盤 ポンプ1台用・単独運転方式 1 台 538,000円  538,000円 
ポンプ制御盤設置工事費 壁掛型 1 台 8,000円 8,000円 
合計         1,652,000円 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
1.アンカーボルトの施工
フロー図の「アンカー位置図」を参照の上、基礎上にM12アンカーボルト8本を施工してください。

2.カバーの取外し
2-1.カバー固定用ボルト4本を外し、取手を持ち上げてカバーを90°開いてください。

2-2.カバーを配管側へスライドし、抜き差し蝶番を外してカバーを取外します。

3.アンカーボルトへの固定
コンクリート基礎上のアンカーボルト8本を、架台四隅のアンカーボルト用穴部にセットして、ナットで固定します。

4.カバーの取付け
固定が完了しましたら、2項の内容を逆に行い、カバーを取付けてください。


設置工事フロー図
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
カバー固定方法。

A対応計画
ボルト固定を、ワンタッチ型の取り付け金具によって、締め忘れ等の防止を図る。
収集整備局 九州地方整備局
開発年 2013 登録年月日 2014.02.26 最終更新年月日 2014.03.03
キー 
ワード
安全・安心、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
冠水時のポンプ・モーターの保護 大雨・洪水・津波等の水害対策 シンプル・安価
開発目標
経済性の向上、品質の向上、その他(災害時での非常用電源の確保、メンテナンス性の向上)
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 昭和機器工業株式会社
問合せ先 技術 会 社 昭和機器工業株式会社
担当部署 製品開発部 担当者 蜂屋 元樹
住 所 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4丁目33-32
TEL 092-431-5131 FAX 092-431-3851
E−MAIL info@showa-kiki.co.jp
URL www.showa-kiki.co.jp
営業 会 社 昭和機器工業株式会社
担当部署 営業本部 担当者 山崎 祐二
住 所 〒152-0002 東京都目黒区目黒本町2丁目9-5
TEL 03-3716-5777 FAX 03-3716-2384
E−MAIL info@showa-kiki.co.jp
URL www.showa-kiki.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 0件 0件
実験等実施状況
1.水没試験
1-2.目的:平成24年8月29日付、内閣府 報道発表資料「南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域等(第二次報告)及び被害想定(第一次報告)について」の、現状での推計最大津波高さ34mの水没時においての、本製品の効果の検証。
1-3.試験方法:深海水槽設備にて、同設備の最深部(水深34.6m)まで本製品を水没させ、底面の特殊遮蔽板部からの入水状態、および内部における水面変化をカメラにて撮影し、本製品内部に設置されたモーター部への水の影響の検証を行った。
1-4.結果:水中を降下するに従い、本製品内部の水面はゆるやかに上昇を続け、最大水深34.6m時点において、水面の上昇は上部空気層によってモーター部より約4cm下がりの位置迄に抑えられることが確認された。
本結果より、同モーターが水没しないことが実証された。

2.高温環境連続運転試験
2-1.目的:連続運転を行った場合、本製品のカバー内に熱がこもり、モーター軸受部に影響が生じないかを検証。
2-2.試験方法:高温加熱試験装置内に本製品を設置し、装置内部をポンプメーカー推奨周囲温度の上限である40℃に保った状態にて、内部のポンプを稼働(通油)させて連続試験を行う。
その際、内部の各部分の温度変化を測定し、特にモーター軸受部の温度が、同軸受部に塗布されたグリスに影響をおよぼす80℃以上(ポンプメーカーの見解)に上昇しないか検証を行った。
2-3.結果:3時間連続運転後、モーター軸受部の温度は約57℃付近で安定し、3時間50分後に同軸受部の最高温度57.8℃を確認した。
本結果より、連続運転を行っても、モーター軸受部の温度は80℃には達しないことが実証された。

3.特殊遮蔽板効果検証試験
3-1.目的:特殊遮蔽板の、本製品内部に流れ込む水を抑制する効果を検証。
3-2.試験方法:水没試験水槽内に本製品を設置し、高架水槽より水を同試験水槽内に勢いよく落下させ、激流となった水が本製品底面の開口部より内部に流れ込む状況を、同開口部上部の特殊遮蔽板を外した状態と、装着した状態とを比較する。
3-3.結果:特殊遮蔽板を外した状態では、底面開口部に遮蔽物がないため、内部に水が勢いよく流れ込み、水しぶきがモーター部まで飛散した。
特殊遮蔽板を装着した状態では、水の勢いが抑制されて内部に流れ込むので、水しぶきはほとんど飛散しない。
本結果より、特殊遮蔽板の水の勢いを抑制する効果が実証された。
水没試験状況写真 


34.6m水没時
添付資料等 添付資料
・添付1:見積書
・添付2:労働安全衛生総合研究所技術指針 ユーザーのための工場防爆設備ガイド
・添付3:ポンプエアシェルター水没試験結果
・添付4:平成24年8月29日付、内閣府 報道機関発表「南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域等(第二次報告)及び被害想定(第一次報告)について」
・添付5:ポンプエアシェルター特殊遮蔽板効果検証試験結果
・添付6:ポンプエアシェルターの熱計算報告書
・添付7:ポンプエアシェルター高温環境連続運転試験結果
・添付8:ポンプエアシェルター(大型用25A仕様)総SUS仕様図面
・添付9:ポンプ・モーターメーカー製品データー
・添付10:カバー、下部遮蔽フロート材質、使用材料ミルシート
・添付11:特殊遮蔽板材質、使用材料ミルシート
・添付12:パンフレット
・添付13:国際出願受領書
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)
 

 

 


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。