ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.11.25現在
技術
名称
セーフマン吹付け工法 
事後評価未実施技術 登録No. QS-130001-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2013.05.14
副    題 フライアッシュプレミックスセメントによる低リバウンド吹付工法 区分 工法
分 類 1 共通工 − 法面工 − 吹付工 − モルタル吹付工
分 類 2 共通工 − 法面工 − コンクリート法枠工 − 現場吹付法枠工
概要
@何について何をする技術なのか?
法面吹付工法で吹付け時に発生するリバウンドの低減と産業副産物の利用促進を目的として、火力発電所から排出されるフライアッシュとセメントを予め工場でプレミックスした材料を使用する。本工法に使用する骨材は、従来の海砂、山砂、砕砂に加えて、新燃岳から噴出した火山灰も利用できる。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
モルタル吹付工(普通セメント)

B公共工事のどこに適用できるのか?
モルタル吹付工および現場吹付法枠工

セーフマン工法の吹付状況
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
1) 法面吹付工法のセメントにフライアッシュを最適な配合で混合したプレミックスタイプを使用。
2) 吹付けモルタルの細骨材は、通常の海砂、山砂、砕砂を利用できるほかに、新燃岳火山灰も利用できる。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
1) フライアッシュの微細粒子は球形をしているため、ボールベアリング効果により、流動性および施工性が向上する。
2) 吹付け時のリバウンド率は、粘性が向上し、従来工法の40%程度(新燃岳火山灰使用で60%程度)に減少でき、産業廃棄物の抑制に繋がる。
3) フライアッシュを混合しているため、乾燥収縮の低減が期待できる。
4) 新燃岳の火山灰を細骨材として有効に利用できる。

フライアッシュによる圧送効果改善イメージ図
適用条件
@自然条件
外気温が0℃〜35℃
雨天時は施工不可

A現場条件
プラントスペース:2m×20m

B技術提供可能地域
全国

C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
1) 法勾配:1:0.3より緩勾配(実績は1:0.5)
2) 高さ45mまでの実績有
3) 水平距離100mまでの実績有

A特に効果の高い適用範囲
1) コスト削減を期待する現場
2) 工期短縮を期待する現場
3) 新燃岳の火山灰の有効利用を図りたい現場
4) 粉じんの発生を抑制したい現場

B適用できない範囲
1:0.3より急勾配

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
「道路土工-切土工・斜面安定工指針」、日本道路協会、平成24年
「吹付けコンクリート指針(案)、土木学会、平成18年
「のり枠工の設計・施工指針」、(社)全国特定法面保護協会、平成18年11月
留意事項
@設計時
1) 法面の状況に応じ指針などに準拠して、吹付け厚さ、排水孔の設置などを設計する。
2) 火山灰を細骨材として使用した場合、標準配合に対して10%程度の強度低下がある。

A施工時
流動性がよいため圧送圧を従来より5%程度低圧とできる。

B維持管理等
セーフマンセメントの保管は積み重ねを10袋以下とする。
セーフマンセメントは、雨に濡れないように養生する。

Cその他
特になし
活用の効果        
比較する従来技術 モルタル吹付け工 (普通セメント)
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 5.91 %) 同程度 低下( %) 従来技術と比較して、日施工量が増加し、施工費が安価となる。
工 程 短縮( 9.52 %) 同程度 増加( %) 従来技術と比較して、リバウンド量が少なくなるため、日施工量が増加し、短縮が可能となる。
品 質 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、フライアッシュを混合しているため、乾燥収縮の低減が図れる。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、流動性が向上し、モルタルの圧送が容易となり、吹付け圧力が小さくできるため、作業員の負担が軽減できる。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、産業副産物(フライアッシュ)および新燃岳火山灰を有効に利用され、リバウンドが減少でき、廃棄物が削減できる。
その他、技術の
アピールポイント等
フライアッシュを最適な割合で普通ポルトランドセメントとプレミックスした材料であり、従来工法に比べて、リバウンド率が従来の40%程度に減少し、材料割増も低減できる。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1000  単位 m2 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 4139812.02円 4400000円 5.91%
工程 19日 21日 9.52%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
土木一般世話役法面清掃、ラス等設置、吹付1917100円324900円「積算資料」
法面工法面清掃、ラス等設置、吹付5714600円832200円「積算資料」
特殊作業員法面清掃、ラス等設置、吹付1915500円294500円「積算資料」
普通作業員法面清掃、ラス等設置、吹付3811300円429400円「積算資料」
セーフマン セメント400kg/m3×0.08m×1000m2×1.15割増36.8t29000円1067200円見積り
吹付用砂0.98m3×0.08m×1000m2 ×1.15割増90.2m33300円297660円「積算資料」
ラス金網φ2×50(亜鉛メッキ)、1000m2×1.41400m2230円322000円「積算資料」
モルタル吹付機 運転法面用 湿式 0.8〜1.2m3/h811888円95104円「建設機械等損料表」、積算資料
空気圧縮機運転可搬式エンジンT=7.4 10.5〜11.0m3/分817585円140680円標準歩掛
発動発電機運転10KVA143855円53970円標準歩掛
諸雑費率13% (労務費+機械運転経費)0.132170754円282198.02円 
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
モルタル吹付け工[材工共]厚さ8cm1000m24400円4400000円「土木施工単価」 (宮崎県市場単価)
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考 商標登録:「セーフマン吹付工法」 (商標登録証:第5550044号)  
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
積算条件
高さ25m、延長40m
施工規模1000m2
法勾配1:0.5


従来工法(宮崎県市場単価)(2013.1)
モルタル吹付け工[材工共] 厚さ8cm 施工規模1000m2以上

セーフマン吹付工法(宮崎県)
モルタル吹付工 厚さ8cm 施工規模1000m2
セーフマン吹付工法 (1000m2以上)、セーフマン現場吹付法枠工(500m以上) 宮崎県
名称規格 数量 単価 
吹付工 厚さ5cm 1m2 3366 
吹付工 厚さ7p 1m2 3707 
吹付工 厚さ8p 1m2 4139 
吹付工 厚さ10p 1m2 4480 
500m2以上、1000m2未満、  1m2 上記単価より5%加算 
500m2未満 1m2 上記単価より15%加算 
    
現場吹付法枠工 梁断面150×150 1m 5527 
現場吹付法枠工 梁断面200×200 1m 6648 
現場吹付法枠工 梁断面250×250 1m 10645 
250m以上、500m未満、 1m 上記単価より10%加算 
250m未満 1m 上記単価より20%加算 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
@ 法面清掃:人力にて浮石の除去を行う。(エアーなどを併用する場合がある。)
A ラス金網の設置:人力にてラス金網を展開し、アンカーピンにて固定する。
B 材料の混合:セーフマンセメント、砂、水は、所定の配合(配合例:400s:1600s:220s)で計量し、ミキサーにて混合する。
C モルタル吹付:吹付機を用いてモルタルの吹付作業を行う。
D リバウンド材の処理
E 完成


セーフマン吹付工法施工手順
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
1:0.3より急な勾配および高所圧送(45mを超える)の可能性を検討する。

A対応計画
現場での実証を予定している。
収集整備局 九州地方整備局
開発年 2012 登録年月日 2013.05.14 最終更新年月日 2013.05.14
キー 
ワード
環境、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
粉じんの低減    
開発目標
経済性の向上、省資源・省エネルギ、リサイクル性向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 和光コンクリート工業株式会社、株式会社太伯建設、宮崎大学中澤隆雄名誉教授、鹿児島大学北村良介元教授
問合せ先 技術 会 社 和光コンクリート工業株式会社
担当部署 設計開発チーム 担当者 川島 満成
住 所 〒883-0102 宮崎県日向市東郷町山陰丙1537番地1
TEL 0982-69-2216 FAX 0982-69-2554
E−MAIL kawashima@wakocon.co.jp
URL http://www.wakocon.co.jp/
営業 会 社 和光コンクリート工業株式会社
担当部署 営業チーム 担当者 金丸 巨保
住 所 〒883-0102 宮崎県日向市東郷町山蔭丙1537番地1
TEL 0982-69-2216 FAX 0982-69-2554
E−MAIL masayasu.kanemaru@wakocon.co.jp
URL http://www.wakocon.co.jp/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1株式会社太伯建設本社菊池 隆一宮崎県東臼杵郡諸塚村大字家代2463-2
0982-65-12350982-65-1188taihaku@lily.ocn.ne.jp 
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 3件 0件
実験等実施状況
【圧縮強度、施工性、リバウンド率】

1.試験項目および試験方法
1) 圧縮強度: 試験吹付と現場実証で作成したモルタル円柱供試体による28日材齢圧縮強度試験
2) 施工性: 現場実証で圧送圧の低下による流動性の向上および吹付作業工期の確認
3) リバウンド率: 試験吹付で土木学会JSCE-F 563-2005 「吹付けコンクリート(モルタル)のはね返り率試験方法(案)」によりモルタルのはね返り率の測定、および現場実証でリバウンド発生量の実測

2.試験結果
1) 試験吹付および現場実証でモルタル供試体の圧縮強度は、基準強度(σ28=18N/mm2)以上であることが確認された。(添付2)
試験吹付試験体 σ28=26.4N/mm2
現場実証試験結果 σ28=24.3N/mm2(10回試験の平均) また、従来のモルタル吹付工(標準施工)で作成したモルタル供試体σ28=24.1N/mm2であり、セーフマン吹付工は従来のモルタル吹付工(標準施工)と同等な圧縮強度を得られた。

2) 施工性は、従来のモルタル吹付工に比べて向上したことが確認された(添付11)
圧送圧が従来技術の0.72から0.68に低下し、流動性が向上することで、モルタルの圧送性能は、従来技術よりよくなったことが分かった。
施工日数が従来のモルタル吹付工に比べて、500m2の試験施工から換算して従来より2日/1000m2短縮できたことが確認された。

3) リバウンド率が減少したことが確認された(添付2)
試験吹付では、普通セメントを使用した場合のはね返り率が32.4%に対して、セーフマンセメントを使用した場合は11.9%であり、36.7%まで減少した。
現場実証では、普通セメントを使用した場合のはね返り率が8.3%に対して、セーフマンセメントを使用した場合は3.4%であり、42%まで減少した。

【新燃岳火山灰の適用性】
1 試験目的(添付2)
新燃岳火山灰を細骨材として、セーフマンセメントを用いた吹付工の強度、作業性、はね返り率、乾燥収縮を確認する。

2.試験結果
1) モルタル供試体の圧縮強度は、基準強度(σ28=18N/mm2)以上σ28=22.8N/mm2であることが確認された。
2) 試験吹付の作業性は、海砂細骨材と同程度であった。
3) はね返り率は、22.7%であり、普通セメントを用いた場合の39.8%より57%減少した。
4) セーフマンセメント試験体の乾燥収縮は、普通セメント試験体の82%程度であった。(添付6)
5) 上記の結果より、新燃岳火山灰を細骨材として、セーフマン吹付工法に適用できる。
測定結果
【圧縮強度】    
セメントの種類 普通セメント セーフマンセメント 規格値 
海砂 24.1N/o2 24.3N/o2 18.0N/o2以上 
    
【施工性】    
セメントの種類 普通セメント セーフマンセメント 規格値 
圧送圧(海砂) 0.72MPa 0.68MPa - 
    
【リバウンド率】    
セメントの種類 普通セメント セーフマンセメント 規格値 
海砂 32.4% 11.9% - 


施工現場吹付試験体の作成
添付資料等 添付資料
添付1:積算資料
添付2:セーフマン吹付工法試験報告書
添付3:施工実績一覧
添付4:セーフマン吹付施工マニュアル
添付5:現場施工経過観測
添付6:乾燥収縮試験結果
添付7:配合報告書
添付8:細骨材の表面水率試験
添付9:出来形管理
添付10:比較工程表
添付11:吹付圧力軽減試験施工
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

セーフマン法面モルタル吹付工現場施工前、後


セーフマン現場吹付法枠工施工現場前、後

 


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。