ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.12.11現在
技術
名称
水陸両用バックホウ 
事後評価未実施技術 登録No. QS-120004-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2015.09.29
副    題 陸上から水深-4mまで機械が潜降して施工が行える水陸両用バックホウ 区分 工法
分 類 1 河川海岸 − 浚渫工 − その他 
分 類 2 土工 − 土工 − 掘削工 
分 類 3 共通工 − 構造物とりこわし工 − その他 
概要
@何について何をする技術なのか?
・バックホウ浚渫船が進入できなかった橋梁下や都市河川における浚渫。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・仮設盛土(まき出し)によるバックホウ浚渫。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・河川の浚渫。(特に橋梁下)
・水中部の構造物取り壊し工、岩破砕工。
・送水管、海底ケーブル等のトレンチ掘削工。
水陸両用バックホウの概略仕様
施工対応水深 陸上〜水深-4m 陸上〜水深-4m 
標準バケット容量 山積0.50m3,平積0.39m3 山積0.80m3,平積0.57m3 
機械質量 13,800kg 19,950kg 
動力形式、出力 ディーゼルエンジン,66kW ディーゼルエンジン,98kW 
燃料タンク容量 300L,軽油 420L,軽油 
機械接地圧 29.2kPa(0.29kgf/p2) 44.6kPa(0.45kgf/p2) 
所有台数 1台 2台 

様々なアタッチメントでの橋梁下の施工状況
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・市販されているバックホウを改造して、水陸両用とした。
・ラジコンによる無人化施工を可能とした。(無人化施工は、アタッチメントにサンドポンプを取付しての浚渫作業や、夜間駐機場所から施工場所までの走行作業など、単純な作業等となります。)(ラジコンは、0.8m3クラスには未搭載)
・0.8m3クラス2台は、水中バックホウへの切替機能を有する。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・施工困難であった橋梁下における浚渫に対応できる。
・陸上から水中まで施工可能とした。
・運転席(キャビン)が1m上下できるため、潜水士の負担が軽減できる。
・機械反力が必要なアタッチメント(水中ブレーカやツインヘッダーなど)を装着して水中施工が行える。(バックホウ台船では不安定。)

陸上から水中まで施工でき、軽微な作業での無人施工
適用条件
@自然条件
・水温、雨天等特に制限なし。

A現場条件
・作業限界;流速0.5m/sec以下の河川。
・最少河川幅;機械の旋回半径2.2m、走行可能幅2.8m以上。
・河床の地盤耐力(トラフィカビリティ) コーン指数qc3kg/cm2以上。(機械接地圧 0.5m3クラス⇒0.29kgf/cm2 0.8m3クラス⇒0.45kgf/cm2)

B技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。

C関係法令等
・高気圧作業安全衛生規則
(本施工における潜水作業は-10m以深なので、第8,9条の潜水業務の設備、第27〜37条の潜水業務の管理、参照)
適用範囲
@適用可能な範囲
・陸上から水深-4mまで機械は潜降して施工が可能。
・最大掘削深さは-5.1mであるため、水深-9.1mまで掘削可能。
(0.8m3の最大掘削深さは-6.4m、水深-10.4mまで掘削可能。)

A特に効果の高い適用範囲
・橋梁下など上空制限がある河川の浚渫。

B適用できない範囲
・機械の接地圧が確保できない(機械が走行できない)超軟弱な河床地盤。(コーン指数qc3kg/cm2未満)

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし。
留意事項
@設計時
・機械搬入時において、自走で降りることが可能なスペース(幅2.8m以上)。もしくは、クレーンで吊り降ろすことが可能な機械設置場所の確保。
・機械燃料補給時の際、燃料の水面流出の恐れがあるため、陸上部に補給スペースを確保するのが望ましい。

A施工時
・河川の急な増水時の対応等、従来技術と同等の避難対策が必要。(機械の水中仮置きは可能。)
・機械の油脂類はエコマークに認定されている生分解性のものを使用していますが、万が一の油漏れに対しての吸着マット、油中和剤等の準備が必要。
・水中での作業においては、潜水士での操縦となる。

B維持管理等
・工事完了後の真水洗浄が必要。

Cその他
・水深-4m以深については、別途ご相談ください。
活用の効果        
比較する従来技術 橋梁下浚渫、仮設盛土(まき出し)によるバックホウ浚渫。
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 1.7 %) 同程度 低下( %) 従来技術と比較して、浚渫費は高価となるが、仮設盛土の施工費が削減できる。
工 程 短縮( 83.02 %) 同程度 増加( %) 従来技術と比較して、浚渫一日当たりの作業効率の向上と仮設盛土が不要なため短縮可能。
品 質 向上 同程度 低下  
安全性 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、橋梁への接触の可能性が低い。
施工性 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、水中でも施工が可能である。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、機械の油脂類はエコマークに認定されている生分解性のものを使用している。
その他、技術の
アピールポイント等
上空制限がある橋梁下の浚渫、船舶が進入できない狭い河川の浚渫において有効。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 2820  単位 m3 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 33455070円 34033578円 1.7%
工程 54日 318日 83.02%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
浚渫工(橋梁桁下端部)水陸両用バックホウ0.5m31410m34303円6067230円0.40m3(平積)、1回振り、見積り
浚渫工(橋梁桁下中央部)水陸両用バックホウ0.5m31410m38606円12134460円0.40m3(平積)、2回振り、見積り
浚渫土処理泥土2820m35409円15253380円L=5km以下、見積り
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
仮設盛土(まき出し)搬入良質土搬入1243m32140円2660020円1036m3の2割増し(橋梁下)、見積り
仮設盛土敷き均しブルドーザ(排-1)普通3ton1243m3203円252329円(橋梁下)、見積り
浚渫工(橋梁桁下端部)バックホウ0.28m31016m3900円914400円0.20m3(平積)、1回振り、見積り
浚渫工(橋梁桁下中央部)バックホウ0.28m31016m31801円1829816円0.20m3(平積)、2回振り、見積り
浚渫工(橋梁桁下中央部)バックホウ0.28m31016m32701円2744216円0.20m3(平積)、3回振り、見積り
浚渫工(橋梁桁下端部)バックホウ0.28m31015m33602円3656030円0.20m3(平積)、4回振り、見積り
浚渫土処理泥土(仮設盛土を含む。)4063m35409円21976767円L=5km以下、見積り
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号
【出願中】
特願2011-114151 水陸両用油圧ショベルのシュノーケル 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者   
実施権者   
特許料等   
実施形態   
問合せ先 極東建設株式会社 マリン開発部 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
施工単価は、下記の条件で算出する。
・比較は、橋梁下の浚渫で行った。
・浚渫幅37.1m、浚渫距離31.5m、浚渫深さ3.6mの浚渫。(2,820m3)
・河川内の搬入路は同条件の為、考慮していない。
・新技術は、有人運転での施工とする。
・新技術は、桁下を2回振りで排出。
・桁下中央部はダンプトラックが進入できないため、2回振りで泥土を排出する。
・従来技術は、桁下を4回振りで排出。
・桁下端部及び中央部はダンプトラックが進入できないため、2回〜4回振りで泥土を排出する。
・従来技術の浚渫土処理には、仮設盛土を含む。
・労務単価は、平成23年度公共工事労務単価、福岡の単価を使用。
・機械損料は、日本建設機械化協会発行の平成23年度版、建設機械等損料表を使用。
・燃料、処理費は、建設物価調査会発行の平成23年12月福岡の単価を使用。

*無人化施工による単価は、別途ご相談ください。
水陸両用バックホウ 0.5m3&0.8m3クラス 1日当たり単価表
名称 規格・寸法 数量 単位 単価 金額 適用 
水陸両用バックホウ 0.5m3/66kW 1 日 245400 245400 就8 運6hr 供用1.5 
軽油 パトロール給油 66 L 111 7326 建設物価H23/12福岡 
潜水機材損料 水中電話機・送気器具 1 日 2818 2818 H10年度潜水作業標準単価表:(社)日本潜水協会 
潜水士   1 人 24400 24400 H23公共工事労務単価;福岡 
潜水送気員   1 人 15400 15400 H23公共工事労務単価;福岡 
潜水連絡員   1 人 15300 15300 H23公共工事労務単価;福岡 
接地圧低減装置及び上空障害防止装置   1 日 25000 25000 自社見積 
合計         335644  
            
水陸両用バックホウ 0.8m3/98kW 1 日 296700 296700 就8 運6hr 供用1.5 
軽油 パトロール給油 108 L 111 11988 建設物価H23/12福岡 
潜水機材損料 水中電話機・送気器具 1 日 2818 2818 H10年度潜水作業標準単価表:(社)日本潜水協会 
潜水士   1 人 24400 24400 H23公共工事労務単価;福岡 
潜水送気員   1 人 15400 15400 H23公共工事労務単価;福岡 
潜水連絡員   1 人 15300 15300 H23公共工事労務単価;福岡 
接地圧低減装置及び上空障害防止装置   1 日 25000  25000 自社見積 
合計         391606  
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
@始業点検を行った後、水陸両用バックホウを現場水域に搬入する。
A河床地盤を確認しながら施工水域まで機械を移動(走行)させる。
B施工。(潜水士による掘削深さの確認を随時行いながら施工を進める。)
C施工終了後、夜間駐機場所まで移動し吸排気ダクトのフタを閉める。その後、終業時点検、給油脂を行う。


施工ステップ
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・超軟弱な河床地盤への対応。
・埋り込みへの対応。

A対応計画
・機械接地圧を軽減させるための足回りの改造。
・緊急浮上装置の検討。
・今後、機械は増産予定。
収集整備局 九州地方整備局
開発年 2010 登録年月日 2012.06.05 最終更新年月日 2015.09.29
キー 
ワード
環境、コスト縮減・生産性の向上
自由記入
水中施工 水中ブレーカ サンドポンプ浚渫
開発目標
周辺環境への影響抑制、その他(工期の短縮)
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 極東建設株式会社
問合せ先 技術 会 社 極東建設株式会社
担当部署 マリン開発部 担当者 上山 淳
住 所 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町5丁目6番7号
TEL 098-995-0106 FAX 098-994-1042
E−MAIL aef03064@nifty.com
URL http://www.kyokuto-k.co.jp
営業 会 社 極東建設株式会社
担当部署 営業部 担当者 古堅 泰秀
住 所 〒900-0001 沖縄県那覇市港町2丁目6番18号
TEL 098-863-3425 FAX 098-863-3439
E−MAIL y.furukata@kyokuto-k.co.jp
URL http://www.kyokuto-k.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
3件 11件 3件
実験等実施状況
自社耐圧、水密試験及び総合試運転 (添付4)

@検査実施期間
・2010年9月10日〜2010年12月8日
A検査実施場所
・自社工場敷地内(沖縄県糸満市)、自社実験水槽(水槽長さ;7.5m 幅;5m 深さ;7.0m)
B検査の内容と目的
・内圧・耐圧試験…機械全体を水槽に浸けることができない為、下表の耐圧部品を単品検査を行った。
耐圧試験は、最高使用圧力(適用水深)の1.5倍の圧力下において30分放置、その後気中状態に戻して歪み、漏れ、外観検査等行い異常が無いか確認。
・総合試運転 … 機器を機械に組み付け後、総合試運転を行い、機能の確認、油漏れの有無等を確認。
C検査結果
・内圧・耐圧試験…各機器、検査終了後大気圧下に戻し歪み、漏えいがないこと、外観に異常がないことを確認した。
・総合試運転 … オペレーターによる直接操縦による運転により作業テスト、安全装置の作動確認等を行ったのち、ラジコンによる遠隔操縦試験を行った。
・耐圧確認、総合試運転で問題なく機能が満たされていることを確認。(施工現場での機械への性能が発揮できることを確認した。)
水深-4mへの適用試験
a@試験部位(部品名称) 試験内容 試験結果1(歪み) 試験結果2(気密性) 試験結果3(外観) 
B 作動油タンク 内圧・加圧試験(0.06MPa・30分) 歪なし 漏えいなし 異常なし 
C 燃料タンク 内圧・加圧試験(0.06MPa・30分) 歪なし 漏えいなし 異常なし 
D エンジンケース 内圧試験(0.06MPa・30分) 歪なし 漏えいなし 異常なし 
E バッテリーケース 内圧・加圧試験(0.06MPa・30分) 歪なし 漏えいなし 異常なし 
F メーター・スイッチケース 内圧・加圧試験(0.06MPa・30分) 歪なし 漏えいなし 異常なし 
G 電磁弁・ラジコンアンプケース 内圧・加圧試験(0.06MPa・30分) 歪なし 漏えいなし 異常なし 


各機器 耐圧試験状況と試験運転
添付資料等 添付資料
1,積算資料
2,水陸両用バックホウカタログ
3,施工実績一覧表
4,水陸両用バックホウ耐圧、水密試験及び総合試運転検査成績表
5,那珂川河床工事、出来形管理図表及び写真
6,比較工程表
7,水陸両用バックホウ技術資料
8,水陸両用バックホウ使用油脂資料
9,機械状態写真
10,特許関係資料
参考文献
1,「土木工事安全施工技術指針」第1章総則、第2章安全措置一般、第17章河川及び海岸工事 (社)全日本建設技術協会発行 平成21年改訂版
2,高気圧作業安全衛生規則 最終改正平成24年1月20日
3,建設機械損料表 (社)日本建設機械化協会 平成23年度版
4,河川土工マニュアル (財)国土技術研究センター 平成21年4月
5,土木施工工事管理の手引き 福岡県県土整備部 平成23年4月
その他(写真及びタイトル)

従来技術、新技術の比較平面図


0.5m3 及び 0.8m3 クラス作業範囲図


水陸両用バックホウとそのアタッチメント


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。