ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.09.17現在
技術
名称
超微粒子含浸性コンクリート養生剤(サンマテラーアクアバンク) 
事後評価未実施技術 登録No. OKK-160001-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.06.01
副    題 ナノシリカ粒子の含浸により初期コンクリート水分の蒸発を防ぎ、ひび割れ低減、中性化の低減及び経済性の向上に貢献する。 区分 材料
分 類 1 港湾・港湾海岸・空港 − 消波工 − 消波ブロック工 − 消波ブロック製作
分 類 2 港湾・港湾海岸・空港 − 被覆・根固工 − 被覆ブロック工 − 被覆ブロック製作
分 類 3 港湾・港湾海岸・空港 − 本体工(ケーソン式・ブロック式) − ケーソン・本体ブロック製作工 − コンクリート
分 類 4 港湾・港湾海岸・空港 − 本体工(場所打式) − 場所打コンクリート工 − コンクリート
分 類 5 港湾・港湾海岸・空港 − 上部工 − 上部コンクリート工 − コンクリート
概要
@何について何をする技術なのか?

・コンクリート養生時に含浸性コンクリート養生剤(サンマテラーアクアバンク)を塗布することにより、本養生剤の特徴である超微粒子成分がコンクリート内部に含浸し、不溶性で緻密な結晶組織が形成されることで、水分逸散を抑え、乾燥収縮ひび割れを低減します。


A従来はどのような技術で対応していたのか?

・従来は主に散水・シート養生が用いられており、散水後、養生シート等でコンクリート表面を湿潤状態に保つ期間を確保する必要がある一方、大型ブロックのシート被覆の際のクレーン作業作業が伴うことなど、施工期間や施工の手間に課題がありました。


B公共工事のどこに適用できるのか?

・コンクリート打設後、塗布、噴霧可能な状況であればほとんどの新設コンクリート構造物に使用することができます。代表的な用途を以下に示します。
港湾工事、河川・海岸工事、橋梁上下部工事、建築工事等のすべてのコンクリート・モルタル・ペースト部分に適用できます。

噴霧器による塗布状況
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?

・従来技術の散水・シート養生は、散水や養生シートを使用するのに対して、新技術は、含浸性の養生剤を塗布することで、コンクリート内部へ速やかに含浸し、含浸後の化学的反応により水分逸散を抑えることが可能となるため、従来技術と比べて、コンクリートの乾燥収縮ひび割れを低減します。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

・養生作業期間の短縮。 <資料-1>

・品質向上。

ひび割れ低減 <資料-2>

中性化低減 <資料-3>

圧縮・曲げ強度増加傾向 <資料-4>

・施工の簡略化に伴うコスト縮減。 <資料-5>

・環境面の配慮。 <資料-6>
 
適用条件
@自然条件

・気温が5℃から45℃


A現場条件

・型枠脱型後コンクリートを湿潤状態に保つ必要があるので風、気温、湿度などの影響を避けるために速やかに塗布します。

・塗布材料が降雨で流出しないように気象条件には注意を払います。


B技術提供可能地域

・全国


C関係法令等

・特になし
適用範囲
@適用可能な範囲

・陸上部、海上部の一般的な新設コンクリート構造物であれば、あらゆる構造物に適用可能です。


A特に効果の高い適用範囲

・広い面積を有して乾燥しやすく散水・シート被覆による湿潤養生が困難なコンクリート構造物。(防波堤上部工等)

・5〜7日間の散水・シート養生での湿潤養生のために、次工程が拘束されるコンクリート構造物。(建築スラブ等)

・型枠残置によりコンクリートを湿潤状態に保つといった養生の場合には型枠が拘束されるため、型枠の転用を効果的に行う必要のあるコンクリート構造物。(ブロック製作、ケーソン製作等)


B適用できない範囲

・海中、水中部の構造物。


C適用にあたり、関係する基準およびその引用元

・コンクリート標準仕様書
留意事項
@設計時

・品質及び耐久性の向上を目的として、新設コンクリート構造物であれば養生が可能です。


A施工時

・コンクリート上面に対しては、ブリージング水が引いた時点、側面の場合脱型後速やか塗布します。


B維持管理等

・特にありません。


Cその他

・噴霧器等で施工する際、飛散する材料を吸込んだり、目に入らないように、ゴーグルやマスクの着用は必要です。
活用の効果        
比較する従来技術 散水・シート養生による湿潤養生
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 48.21 %) 同程度 低下( %) コスト低減が図られ、経済的です。
工 程 短縮( 21.05 %) 同程度 増加( %) 養生作業期間の短縮になります。
品 質 向上 同程度 低下 水分の蒸発を抑制し、ひび割れ低減、中性化低減となります。
安全性 向上 同程度 低下 散水車及びクレーン使用時に比べ塗布施工では安全性が向上します。
施工性 向上 同程度 低下 1回塗布で塗布作業が完了するので施工性が向上します。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 溶出試験により安全性を確認していますので周辺環境への影響はありません。
その他、技術の
アピールポイント等
本技術は脱型直後に塗布することで表層に不溶性で緻密な結晶組織を生成し、水和反応に必要な水分を長期に渡り保ち続けます。このことから従来の散水・シート養生に比べて養生作業期間の短縮による経済性の向上及び品質向上に寄与します。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 90  単位 個 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 1027458円 1983834円 48.21%
工程 30日 38日 21.05%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
消波ブロック製作100tシーロック6462m2159円1027458円消波ブロック一日当り3個打設で計上
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
消波ブロック製作100tシーロック6462m2307円1983834円単価は見積り金額です
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  港湾関連民間技術の確認審査・評価 港湾に係る民間技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果
コンクリート圧縮試験・標準養生、気中(5日間散水+シート養生)、含浸性(サンマテラーアクアバンク)の3種類

・σ28、σ6ヶ月、σ12ヶ月の強度試験を行う。
・散水+シート養生に比べるとσ28で強度は減少している。

・6ケ月、12ケ月と経過するに従い強度増加傾向となる。
コンクリート長さ試験供試体
散水+シート養生、含浸養生(サンマテラーアクアバンク)の2種類
試験日
1週、4週、8週、3ヶ月、6ヶ月
・ひび割れの低減はケイ酸塩系含浸の材料評価対象となる長さ試験で評価する。

・経過するに従い含浸養生は散水+シート養生に比べ収縮の差が大きくなる。

・ひび割れ減少効果がみられる。
コンクリート曲げ強度試験・散水+シート養生、含浸養生(サンマテラーアクアバンク)の2種類の曲げ試験を行う。565日経過試験

・散水+シート養生 に比べ含浸養生は長期にわたり長さ変化が少ない。

・含浸養生によりひび割れ低減が図れる。
濃度計量試験・コンクリートにサンマテラーアクアバンク含浸し、粉末溶出液体を作成し含有金属を検定する。・規制項目7品目の基準値をすべてクリアーしていることから風雨、波力等の外力にも安全である。
付着試験・コンクリートに含浸養生剤を塗布し、モルタル(1:1)を1cm厚さで塗り、付着強度を測定する。

・コンクリートに無塗布の状態でモルタル(1:1)を1cm厚さで塗り、付着強度を測定する。
・含浸剤塗布 : 塗布無しより付着強度は4%程度低下しているがばらつきがなく、付着を妨げない。

・コンクリート打継にも影響を与えない。

・塗布無し : 付着強度にばらつきがある。
コンクリートの中性化深さの測定散水&シート養生とサンマテラーアクアバンク塗布を1年7ケ月後の中性化深さを測定する。・散水&シート養生の 中性化平均深さ 3.0mm

・サンマテラーアクアバンク養生の中性化平均深さ 0.5mm

・サンマテラーアクアバンク塗布によりコンクリートの中性化低減傾向が確認された。
施工単価
新技術施工単価

1)イニシャルコスト

・養生剤1缶当り塗布量
1缶当り容量 18L 3倍希釈 18×3=54L 塗布量 0.2L/u 1缶当り塗布量 54÷0.2=270m2/缶

・養生剤1缶当り単価35,000円(サンキ化工)

・養生剤1缶当りへm2当り単価35,000÷270=130円/m2

・労務費、散布器、足場を考慮すると 159円/m2となります。

2)ランニングコスト

・なし
"""" 100トンブロック90個塗布費用(6,462m2)""""
工種  項目  単位  数量  単価  金額 備考 
材料費 サンマテーラアクアバンク m2 6462 130 840060 サンキ化工単価 
施工費 普通作業員  人 7.5 15700 117750 沖縄県労務単価 
塗布器 塗布器 日 30 1500 45000 見積単価 
足場損料 足場 日 7.5 3000 22500 見積単価 
合計         1025310  
m2当たり単価         159  
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
@養生剤(3倍希釈)を塗布及び噴霧器でコンクリートに斑なく塗布します。

A大型ブロック上部塗布は足場を使用します。

Bブロック底面塗布は転置後塗布します。


ローラーで塗布状況
今後の課題とその対応計画
@今後の課題

・塗布方法はローラー、ハケ、噴霧器などがあります。効率、効果的及び適正量散布することが課題です。


A対応計画

・対応は噴霧器の噴射を直線状に散布することにより効果的な塗布がなされます。また、強風時には材料ロスがあるので、ローラーなどを使用する併用工夫が必要です。

・塗布面積に対して塗布量を事前にチエックし、使用缶の量にて管理を行います。<資料-7>
収集整備局 沖縄総合事務局
開発年 2010 登録年月日 2016.05.31 最終更新年月日 2016.06.01
キー 
ワード
コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
・1回塗布施工 ・ひび割れ低減、中性化の低減、経済性の向上  
開発目標
省人化、経済性の向上、作業環境の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 サンキ化工株式会社及び 株式会社 ティーオーシー
問合せ先 技術 会 社 サンキ化工株式会社
担当部署 代表取締役 担当者 木曽一彦
住 所 〒157-0073 東京都世田谷区砧3-31-16-204
TEL 03-5727-9181 FAX 03-6796-3181
E−MAIL kiso@sankikako.com
URL  
営業 会 社 株式会社 ティーオーシー
担当部署 代表取締役 担当者 山里榮伸
住 所 〒902-0077 沖縄県那覇市長田1-4-9
TEL 098-831-6007 FAX 098-927-9152
E−MAIL yzto802@nirai.ne.jp
URL  
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1株式会社 ティーオーシー代表取締役山里 榮伸沖縄県那覇市長田1-4-9
098-831-6007098-927-9152yzto802@nirai.ne.jp 
2サンキ化工株式会社代表取締役木曽一彦東京都世田谷区砧3-31-16-204
03-5257-918103-6796-3181kiso@sankikako.comhttp//sankikako.com
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
20件 9件 0件
実験等実施状況
1)コンクリート強度試験 平成26年6月2日 南建工業株式会社

2)コンクリート長さ試験 平成25年11月1日 沖縄県生コンクリート工業組合

3)コンクリート曲げ試験 平成27年6月5日 沖縄県建設技術センター

4)濃度計量試験 平成24年11月8日 株式会社沖縄環境保全研究所

5)コンクリート付着強度試験 平成27年7月1日 有限会社沖縄建装工業

6)コンクリート中性化深さの測定 平成28年1月7日 沖縄県建設技術センター

 
添付資料等 添付資料
資料-1 養生作業期間比較

資料-2 ひび割れ低減 ・ ケイ酸塩系表面含浸工法の設計施工指針 ・ 長さ試験成績表(沖縄県コンクリート工業組合認定証)

資料-3 中性化低減 ・ 試験結果報告書

資料-4 品質向上 ・ 圧縮強度成績表(南建工業株式会社認定書) ・ 曲げ強度試験結果

資料-5 経済性(単価)比較

資料-6 安全性

資料-7 塗布管理


参考資料 付着効果

参考資料 塗膜・含浸性塗布比較

参考資料 コンクリート標準仕様書
参考文献


・コンクリート標準仕様書
その他(写真及びタイトル)
 

 

 


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