技術 名称 |
ミニアンカー工法
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事後評価済み技術 (2010.11.16) |
登録No. |
KT-990162-V |
| 事前審査 |
事後評価 |
技術の位置付け(有用な新技術) |
| 試行実証評価 |
活用効果評価 |
推奨 技術 |
準推奨 技術 |
活用促進 技術 |
設計比較 対象技術 |
少実績 優良技術 |
有
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有
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有
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有用な新技術の適用期間
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上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。
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申請情報の最終更新年月日:2012.05.17
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| 副 題 |
先端に拡大部を有する補強材(ミニアンカー)による地山補強土工法 |
区分 |
工法 |
| 分 類 1 |
共通工 − 法面工 − 地山補強工
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| 概要 |
@何に対して何をする技術なのか
自然斜面あるいは切土斜面、また、既設のブロック積み擁壁などに対し、地山補強土工法としてミニアンカーを打設することで、掘削面や既設ブロック積み擁壁などの安定を図る工法である。
A従来技術はどのような技術で対応していたのか
・鉄筋による地山補強土工法
B公共工事のどこに適用できるのか
・自然斜面の安定化や掘削にともなう山留め工
・地山補強土工
・既設ブロック積み擁壁などの補修・耐震補強など
 ミニアンカー 上:拡大前 下:拡大後 |
| 新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか
・ミニアンカーは地山に挿入後に先端部を拡大できる構造をもった補強材である
・先端拡大部の効果を支圧抵抗力として設計に取り入れる
・中空ロッドを利用した先端部からのグラウト
A期待される効果は
・先端拡大部の効果により、補強材長を短くできる、あるいはピッチをとばせる
・ピッチをとばし、打設本数が少なくなれば施工性が向上する(工期短縮)
・打設長が短くできるので、隣地境界への侵入が問題となる場合に有利である
・中空ロッドを利用し補強材先端からグラウト注入をすることにより、確実なグラウト施工が可能である
・施工には大型の重機を必要としないため、作業空間の狭い箇所でも施工可能である
 ミニアンカーの施工断面概念図 |
| 適用条件 |
@自然条件
地盤条件
・地盤掘削時に1段分(1〜1.5m程度)の自立高さがあること
・ミニアンカー孔削孔時、削孔直後に孔壁が崩壊しないこと(ミニアンカーが挿入できない:自立しない場合は2重管掘りで対応可)
・ミニアンカーを拡大するには以下の地盤を目安とする
粘性土:N値≦15程度
砂質土,れき質土:N値≦30程度
・地下水がないこと(地下水低下工法との併用は可)
A現場条件
・適用する斜面の前側が最低3m程度空間があること
B技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し
C関係法令等
・なし |
| 適用範囲 |
@適用可能な範囲
・地山補強土工法の範囲
A特に効果の高い適用範囲
・高さ3m〜10m程度の切土斜面,既設ブロック積み擁壁など
B適用できない範囲
・適用条件に示す範囲外
C適用に当たり、関係する基準およびその引用元
・「新・斜面崩壊防止工事の設計と実例 急傾斜地崩壊防止工事技術指針 参考編」,建設省河川局砂防部監修,(社)全国治水砂防協会,第11章グランドアンカー工およびロックボルト工,11.3鉄筋挿入工の設計の考え方
・「切土補強土工法設計・施工指針」,日本道路公団,平成14年7月 |
| 留意事項 |
@設計時
・ミニアンカー打設の効果が期待できるかどうか確認すること(ミニアンカーの外をとおる大きな円弧すべりには効果は期待できない)
・補強土工法であるため、多少の地盤の変形を許容する。このため、地盤の変形に対して許容量が小さい場合は慎重な検討を要する
A施工時
・適用条件に示した地盤の自立性
B維持管理など
・排水機能の確認 |
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| 活用の効果 |
| 比較する従来技術 |
鉄筋による地山補強土工法 |
| 項 目 |
活用の効果 |
比較の根拠 |
| 経済性 |
向上( 3.16 %) |
同程度 |
低下( %) |
ミニアンカーの改良にともなう部材のコストダウンにより経済性が高まった |
| 工 程 |
短縮( 50 %) |
同程度 |
増加( %) |
同じ面積への打設本数が1/2程度に少なくでき、施工時間の短縮が可能 |
| 品 質 |
向上 |
同程度 |
低下 |
中空ロッドを利用して先端部より確実なグラウトが可能 |
| 安全性 |
向上 |
同程度 |
低下 |
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| 施工性 |
向上 |
同程度 |
低下 |
同じ面積への打設本数が1/2程度に少なくでき、施工時間の短縮が可能 |
| 周辺環境への影響 |
向上 |
同程度 |
低下 |
先端拡大部の効果で補強材長を短くでき、敷地境界がある場合に有利 |
技術のアピールポイント (課題解決への有効性) |
補強部材(ミニアンカー)の改良(拡大径大)により1本当たりの抵抗力が増加し、適用本数を減らすことを可能にしたとともにミニアンカーの部材単価のコストダウンを図り、経済性の向上を実現した。また、施工本数が減ることにより施工性もより向上できる。
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コストタイプ コストタイプの種類 |
並行型:B(+)型 |
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新技術 |
従来技術 |
向上の程度 |
| 経済性 |
240285円 |
248127.5円 |
3.16% |
| 工程 |
0.5日 |
1日 |
50% |
| 新技術の内訳 |
| 項目 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 摘要 |
|---|
| ミニアンカーの配置ピッチは1.5mピッチとする | 1u当たりの数量=1×1/2.25 | 0 | m | 0円 | 0円 | | | 削孔 | ミニアンカー長2.5m+余堀0.4m | 14.5 | m | 3080円 | 44660円 | | | ミニアンカー挿入工 | ミニアンカー2.5m含む | 5 | 本 | 19900円 | 99500円 | | | ミニアンカー拡大工 | - | 5 | 本 | 1350円 | 6750円 | | | グラウト工 | - | 0.04 | m3 | 146875円 | 5875円 | | | 頭部処理工 | - | 5 | 本 | 1350円 | 6750円 | | | 拡大機損料 | - | 5 | 本 | 118円 | 590円 | | | モルタル吹付け工 | 厚さ10cm | 10 | u | 7616円 | 76160円 | |
| 従来技術の内訳 |
| 項目 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 摘要 |
|---|
| 鉄筋の配置ピッチは1.0mピッチ | 1u当たりの数量=1×1 | 0 | m | 0円 | 0円 | | | 削孔 | 鉄筋長3.0m+余掘0.1m | 31 | m | 3080円 | 95480円 | | | 鉄筋挿入工 | 鉄筋3.0m含む | 10 | 本 | 4830円 | 48300円 | | | グラウト工 | - | 0.1 | m3 | 146875円 | 14687.5円 | | | 頭部処理 | - | 10 | 本 | 1350円 | 13500円 | | | モルタル吹付け工 | 厚さ10cm | 10 | u | 7616円 | 76160円 | |
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| 特許・実用新案 |
| 種 類 |
特許の有無 |
特許番号 |
| 特 許 |
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| 特許詳細 |
| 特許番号 |
4790453
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実施権 |
通常実施権 |
専用実施権 |
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| 特許権者 |
大日本土木梶A岡三リビック |
| 実施権者 |
岡三リビック(株) |
| 特許料等 |
特になし |
| 実施形態 |
他社へ幅広く販売 |
| 問合せ先 |
大日本土木(株)土木本部土木技術部 TEL03-5326-3939 |
| 実用新案 |
特許の有無 |
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| 備 考 |
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| 第三者評価・表彰等 |
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建設技術審査証明 |
建設技術評価 |
| 証明機関 |
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| 番 号 |
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| 証明年月日 |
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| URL |
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| その他の制度等による証明 |
| 制度の名称 |
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| 番 号 |
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| 証明年月日 |
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| 証明機関 |
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| 証明範囲 |
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| URL |
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| 評価・証明項目と結果 |
| 証明項目 |
試験・調査内容 |
結果 |
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| 施工単価 |
ミニアンカー1本当たり単価:18,200(L=2.0m)〜25,100円(L=5.0m)(溶融亜鉛メッキ処理)
ミニアンカーを利用した掘削山留め工
仕上がり面積当たり工事費:約35,000〜45,000円/u(補強材長を短くする効果を期待する場合)
仕上がり面積当たり工事費:約20,000〜35,000円/u(補強材長は短くせず、配置ピッチをとばした場合)
ただし、土質条件により異なるため、詳細な設計が必要
| 歩掛り表あり |
( 標準歩掛, |
暫定歩掛, |
協会歩掛, |
自社歩掛) |
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| 施工方法 |
ミニアンカーの施工は以下のフローに従って実施する。
@1段分の切土掘削
Aミニアンカー打設箇所マーキングおよび削孔(削孔長=1.4〜5.4m/本程度)
Bミニアンカーおよび丸パイプ(ミニアンカー拡大用治具)組立・挿入
C先端拡大機セット・先端拡大
D丸パイプ撤去
Eグラウトアダプタ取り付け
Fグラウト実施
Gラス網および鉄筋設置
Hモルタル(あるいはコンクリート)吹きつけ
Iベアリングプレート設置・ナット締結
 ミニアンカー削孔状況 |
| 今後の課題とその対応計画 |
@課題
・モルタル(あるいはコンクリート)吹きつけでは美観に劣る。美観,コストに優れた表面保護工を検討したい。
・先端拡大部の効果により、のり面付近の地盤に安定したプレストレスを与えることができる。この効果を設計に取り込むことでより合理的な地山補強土とすること、また、地盤の変形を抑えること。
A計画
・プレストレス効果の確認のための大学との共同研究の実施 |
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| 収集整備局 |
関東地方整備局 |
| 開発年 |
1991 |
登録年月日 |
1999.08.19 |
最終更新年月日 |
2012.05.17 |
キー ワード |
| 環境、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上 |
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| 自由記入 |
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| 開発目標 |
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| 問合せ先 |
| 番号 | 会社 | 担当部署 | 担当者 | 住所 |
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| TEL | FAX | E-MAIL | URL |
|---|
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| 実績件数 |
| 国土交通省 |
その他公共機関 |
民間等 |
| 7件 |
52件 |
16件 |
| 実験等実施状況 |
@ミニアンカー引抜き試験
A改良型ミニアンカー引抜き実験
拡大径を従来のφ220からφ300とすることで拡大部の面積を2倍として、引抜き抵抗力の増加を期待し、これを引抜き実験によって検証した。これにともなう拡大部の構造仕様の見直しにより、製造単価のコストダウンを図った。
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| 添付資料等 |
添付資料 |
・添付@:日本道路公団「切土補強土工法設計・施工指針」,H14.7
・添付A:土木学会「コンクリート標準示方書」,2002年制定
・添付B:「ミニアンカー工法設計マニュアル(案)Ver.1.1」
・添付C:地盤工学研究発表会「土中に水平打設した先端拡大型補強材の引抜強度特性」
・添付D:「ミニアンカー工法施工概要書Ver.1.1」
・添付E:「ミニアンカー工法」パンフレット |
| 参考文献 |
・「先端に拡大部を有する補強材の開発適用性の研究」,第26回土質工学研究発表会,PP2179〜2180,1991.7
・「先端拡大型補強材の建築山留め工への適用」,第29回土質工学研究発表会,pp2435〜2436,1994.6
・「先端拡大部を有する補強材の補強効果」,地山補強土工法に関するシンポジウム,pp241〜246,1996.3
・「先端拡大部有する補強材の現場適用」,土と基礎,vol.44,No.10,pp26〜27,1997
・「先端拡大型補強材の土中引抜き強度」,土木学会第59回年次学術講演会
・「先端拡大型補強材の拡大部の径の違いによる土中引抜き抵抗」,土木学会第60回年次学術講演会 |
| その他(写真及びタイトル) |
 施工状況@----機械堀り削孔状況
 施工状況A----先端拡大状況
 施工状況B----既設擁壁補強
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| 詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。 |
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