ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.09.21現在
技術
名称
リベットシェーバー FT型 
事後評価未実施技術 登録No. KT-170013-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.05.31
副    題 鋼構造物の丸リベット頭部の劣化塗膜・錆などを除去する素地調整用切削工具(無段変速型ディスクグラインダーにて使用) 区分 製品
分 類 1 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 防食対策工 
分 類 2 橋梁上部工 − その他  
分 類 3 道路維持修繕工 − 道路付属物塗替工  
概要
@何について何をする技術なのか?
・鋼構造物の丸リベット頭部の劣化塗膜・錆などを除去する素地調整用切削工具(無段変速型ディスクグラインダーにて使用)。丸リベット頭部以外(トルシア形ボルト頭部、平面部など)については別の工具を併用する。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・ジェットタガネ。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・既設橋梁など鋼構造物の塗り替え工事。

Cその他
・リベットシェーバーFT型の仕様
寸法:径52mm × 高さ95mm
重量:360g(ディスクグラインダー含む総重量は約2kg程度)
推奨動力工具:無段変速型ディスクグラインダー
推奨回転数:2800〜3700 min-1{回/分}

リベットシェーバーFT型
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・丸リベットの頭部形状に合っていない工具(ジェットタガネ)から、頭部形状に合わせた工具(リベットシェーバーFT型)に変えた。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・頭部形状に合わせた工具に変えた事により、下記の向上が図れる。
・作業時の反動・衝撃・騒音影響が少なく、また軽量化(ディスクグラインダー含む総重量は約2kg程度、ジェットタガネは約4.5kg程度)により取り扱い時の危険性が軽減され、作業環境の向上が図れる。
・丸リベット頭部の塗膜除去効率が向上し、作業時間の短縮による省力化が可能となり、施工性が向上する。
・丸リベット頭部の塗膜除去効率の向上によって機械損料、材料費、人件費が低減し、経済性の向上が図れる。
※反動・衝撃・騒音影響については体感・聴感上の判断。

Bその他
・半球面状の凹状湾曲したホルダー部と、その内部に配置されたリング刃とを備える。
・素地調整程度2種、3種にて必要とされる劣化塗膜・錆などの除去を可能とする。
・取り扱い自体は無段変速型ディスクグラインダーに準拠するため、安全性だけでなく利便性にも優れる。
・丸リベット頭部以外へは小型ダイヤモンドホイールといった他の工具や工法などと分業または併用する。

リベットシェーバーFT型の処理状況
適用条件
@自然条件
・雨天時、水中では使用不可。

A現場条件
・動力工具を使用できる電源(100V)が確保されていること。
・足場、養生、照明などが適切に配備されている、一般的な素地調整作業現場であること。
・ディスクグラインダーが使用できる一人分の作業スペース(壁面積約1m×1m)・環境であること。

B技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。

C関係法令等
・特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲
・晴天時の大気中での作業。
・橋梁など鋼構造物における呼び径22の丸リベット頭部、またはそれに近いサイズの丸リベット頭部。
・塩化ゴム系など熱に弱い塗料以外が塗布された丸リベット頭部。

A特に効果の高い適用範囲
・作業時の反動・衝撃が強い工具、重量のある工具での作業が困難な高所など。
・作業時の騒音影響が強い工具の使用が困難な、住宅地付近など。

B適用できない範囲
・雨天時、水中での作業
・呼び径22のサイズに適合していない丸リベット頭部、または非リベット部(例:トルシア形ボルトのボルト頭部、平面部など)。
・塩化ゴム系塗料など熱に弱い塗料が塗布されている丸リベットの頭部。
・本技術、または動力工具(無段変速型ディスクグラインダー)の使用が困難である狭隘な部位。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・「鋼道路橋防食便覧」社団法人 日本道路協会 平成26年3月発行
留意事項
@設計時
・丸リベット頭部サイズ(呼び径22程度)や形状が適合していること、取り付ける動力工具(無段変速型ディスクグラインダー)が使用できることの確認。
・取り付ける動力工具の準備。またその動力工具用の電源(100V)の確保。

A施工時
・取り付ける動力工具の使用条件に準拠して使用する。
・取り扱い説明書に則り、保護具(防じんメガネ、防じんマスクなど)を着用する。
・取り扱い説明書に則り、推奨回転数(2800〜3700 min-1{回/分})内で作業を行う。
・安全に留意し、ホルダー部をリベット頭にかぶせ、リベット頭部へ対して適切な角度を保って回すようにして作業を行う。
・回転するホルダー部の隙間を通して、リベット頭部が透けて見えるので、シェーバー本体を傾かせる角度の参考にすること。

B維持管理等
・取り扱い説明書に則り、使用後に日々(一日に一回)製品の破損・汚れなどを点検し、保守する。

Cその他
・特になし。
活用の効果        
比較する従来技術 ジェットタガネ
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 3.68 %) 同程度 低下( %) 丸リベット頭部の塗膜除去効率の向上によって機械損料、材料費、人件費が低減する。
工 程 短縮( 17.5 %) 同程度 増加( %) 丸リベット頭部の塗膜除去効率の向上によって作業時間、工期が短縮できる。
品 質 向上 同程度 低下  
安全性 向上 同程度 低下 ジェットタガネより軽量で、作業時の反動・衝撃が少ない(体感上の判断)ため、取り扱い時の危険性が軽減される。
施工性 向上 同程度 低下 丸リベット頭部の塗膜除去効率が向上し、作業時間の短縮による省力化が可能となり、施工性が向上する。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 ジェットタガネより作業時の騒音影響が少ない(聴感上の判断)。
作業環境 向上 同程度 低下 ジェットタガネより作業時の反動・衝撃が少ない(体感上の判断)。
その他、技術の
アピールポイント等
従来技術ではリベット頭部の形状に合う工具がなくジェットタガネなどを使用しており、作業時の反動・衝撃・騒音影響が強い、効率的な素地調整を行えない等の課題があったが、本技術の活用で作業環境の向上や施工性、経済性の向上が図れる。
コストタイプ
コストタイプの種類
発散型:C(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 1246266円 1293920円 3.68%
工程 33日 40日 17.5%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
機械損料ディスクサンダー33台日54円1782円 
機械損料ジェットタガネ33台日211円6963円 
材料費リベットシェーバー730000円210000円 
労務費劣化塗膜・錆の除去33人日29100円960300円 
消耗雑費その他167221円67221円労務費の7%
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
機械損料ジェットタガネ40台日211円8440円 
材料費ニードル等140000円40000円 
労務費劣化塗膜・錆の除去40人日29100円1164000円 
消耗雑費その他181480円81480円労務費の7%
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
特許番号 実用新案第3128867号   特許番号
通常実施権 専用実施権
備 考 実用新案権利者:有限会社 大野精機、有限会社 宇根元工作所  
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
【施工条件】
・共通:施工場所:鋼橋りょう、施工規模:100u
・新技術:リベットシェーバーFT型(ジェットタガネを併用)
・従来技術:ジェットタガネ

【算出条件】
・共通:動力工具等は市場一般取引価格による。(平成28年、東京都)
・新技術、従来技術共通:出典根拠 労務費は「公共工事設計労務単価(平成28年度)」(東京都)、機械損料は「建設機械等損料表(平成28年度)」による。
参考例
項目 仕様 数量 単位 単価 金額 
機械損料 ディスクグラインダー 33 台日 54 1782 
機械損料 ジェットタガネ 33 台日 211 6963 
材料費 リベットシェーバーFT型 7 個 30000 210000 
労務費 劣化塗膜・錆の除去 33 人日 29100 960300 
消耗雑費   1 式 67221 67221 
合計         1246266 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
・新技術の施工方法
@作業前準備
取扱説明書に則り、作業に適した服装、保護具(防じんメガネ、防じんマスク、安全靴、保護帽など)を着用する。動力工具(無段変速型ディスクサンダー)と、それが使用可能な電源(100V)を確保する。

A工具準備
リベットシェーバーFT型に破損などの無いことを確認し、動力工具に取り付け、しっかり締結する。

B素地調整作業
動力工具の電源プラグをコンセントに挿し、電源を入れる。
取扱説明書に明記された定格回転数(2800〜3700 min-1{回/分})内にて、リベットシェーバーFT型のホルダー部をリベット頭にかぶせ、丸リベット頭部へ対して適切な角度を保って回すようにして作業を行う。回転するホルダー部の隙間を通して、リベット頭部が透けて見えるので、シェーバー本体を傾かせる角度の参考にすること。


C作業終了
動力工具の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、スパナやモンキーレンチなどを使用してリベットシェーバーFT型を取り外す。

D維持管理
取扱説明書に則り、日々(一日に一回)リベットシェーバーFT型の掃除や保守を行う。


・従来技術の施工方法(ジェットタガネ)
@作業前準備
取扱説明書に則り、作業に適した服装、保護具(防じんメガネ、防じんマスク、安全靴、保護帽など)を着用する。ジェットタガネと、それが使用可能な電源(100V)を確保する。

A工具準備
ニードルに破損などの無いことを確認し、ジェットタガネ本体に取り付け、しっかり締結する。

B素地調整作業
ジェットタガネの電源プラグをコンセントに挿し、電源を入れる。
ニードルの先端をリベット頭に宛て、作業を行う。ニードルに損傷などが発生した場合は、交換を行う。

C作業終了
ジェットタガネの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、工具などを使用してニードルを取り外す。

D維持管理
取扱説明書に則り、日々(一日に一回)ニードルの掃除や保守を行う。


新技術・従来施術の各施工方法
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
特になし。

A対応計画
特になし。
収集整備局 関東地方整備局
開発年 2011 登録年月日 2017.04.25 最終更新年月日 2017.05.31
キー 
ワード
安全・安心、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
     
開発目標
省力化、経済性の向上、作業環境の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 建設塗装工業株式会社、有限会社大野精機、有限会社宇根元工作所
問合せ先 技術 会 社 有限会社 宇根元工作所
担当部署 営業 担当者 宇根元 東彦
住 所 〒143-0015 東京都大田区大森西4-9-10
TEL 03-3763-2531 FAX 03-3763-2532
E−MAIL h.unemoto@ugw.co.jp
URL http://ugw.co.jp
営業 会 社 大塚刷毛製造株式会社
担当部署 営業本部 マーケティング二部 担当者 青柳 真輔
住 所 〒160-8511 東京都新宿区四谷4-1
TEL 03-3359-8724 FAX 03-3352-2915
E−MAIL  
URL http://www.maru-t.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1建設塗装工業株式会社(営業担当)鉄構事業部市嶋 好記東京都千代田区鍛冶町2-6-1 堀内ビル7F
03-3252-251103-5209-2737 http://www.kensetsu-toso.co.jp
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 15件 0件
実験等実施状況

@ジェットタガネを使用した場合との比較
1.実験実施日 : 2011年7月

2.実験場所 : 東海道本線貨物支線 入江〜東高島間 浦島第3号橋りょう

3.実験目的 : リベットシェーバーFT型の塗替時素地調整作業における性能(素地調整性能、使用者への労力負担)を確認する。

4.試験方法 : リベットシェーバーFT型を使用した場合(ジェットタガネを併用)と、ジェットタガネを使用した場合とで性能(素地調整性能、使用者への労力負担)を比較する。

5.試験結果 : リベットシェーバーFT型を使用した場合、素地調整程度2種相当の塗膜及び錆の除去を確認した。ジェットタガネを使用した場合、素地調整程度2種、3種相当の塗膜及び錆の除去を確認したが、リベットシェーバーFT型より反動・衝撃・騒音影響が大きい。

6.考察 : リベットシェーバーFT型はジェットタガネと同程度の塗膜及び錆の除去性能があり、反動・衝撃・騒音影響が少ないため、リベットシェーバーFT型の方が使用者への労力負担が少ない。


Aジェットタガネを使用した場合との比較
1.実験実施日 : 2011年11月11日

2.実験場所 : 新潟県糸魚川市大字外波 歌川橋りょう

3.実験目的 : リベットシェーバーFT型の塗替時素地調整作業における性能(作業効率)を確認する。

4.試験方法 : リベットシェーバーFT型を使用した場合(ジェットタガネを併用)と、ジェットタガネを使用した場合とで性能(作業効率)を比較する。

5.試験結果 : リベットシェーバーFT型を使用した場合(ジェットタガネを併用)の作業時間は1時間25分、完了した面積は0.72u、作業効率は118分/uだった。素地調整程度2種、3種相当の塗膜及び錆の除去を確認した。ジェットタガネを使用した場合の作業時間は1時間30分、完了した面積は0.63u、作業効率は142分/uだった。素地調整程度2種、3種相当の塗膜及び錆の除去を確認した。

6.考察 : リベットシェーバーFT型導入時の作業効率は約1.2倍に向上していることを確認した。
 作業時間 完了した面積 作業効率 
打撃型動力工具(ジェットタガネ)のみ 1時間30分 0.63m2 142分/m2 
リベットシェーバー+打撃型動力工具(ジェットタガネ) 1時間25分 0.72m2 118分/m2 


素地調整作業完了(塗膜及び錆の除去を確認)
添付資料等 添付資料
【添付資料1】リベットシェーバーFT型パンフレット
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

作業状況 ※試作品。保護カバーを外した状態。


作業状況※試作品。保護カバーを外した状態。


作業後(リベットシェーバー、その他動力工具併用)


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。