ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.10.21現在
技術
名称
速乾型鉄筋長期防錆剤「ガード21」 
事後評価未実施技術 登録No. KT-160117-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.12.07
副    題 コンクリートの付着を阻害しない鉄筋の高性能長期防錆剤 区分 材料
分 類 1 コンクリート工 − コンクリート工 − 鉄筋工 − 鉄筋工
分 類 2 建築 − 鉄筋工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・RC構造物における鉄筋の耐蝕性を長期的に大幅に向上させ、コンクリートとの付着を妨げない塗布型の一液性速乾型鉄筋長期防錆剤

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブ

B公共工事のどこに適用できるのか?
・すべての鉄筋コンクリート構造物

Cその他
・特種変性エポキシ塗料(一液性)で長期の防錆効果があります(2年から3年程度)。
・鉄筋とコンクリートとの付着性を妨げません(無塗布鉄筋と比較した付着応力度は103%)。
・さらっとした速乾性(指触乾燥約10分)の防錆剤で、たやすく塗布でき塗布後の作業も容易です。
・海水の耐候性は6か月以上(海水浸漬試験で6か月発錆なし)。

ガード21荷姿
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・鉄筋の防錆をポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブから塗布型(塗膜型)の防錆剤に変えた。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・塗布型の防錆剤に変えたことにより、曲げ加工部や配筋した箇所でも簡単に防錆処理が出来るので、ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブでは対応しにくい箇所の品質の確保が出来、施工性も向上する。
・塗布型の防錆剤に変えたことにより、ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブの加熱処理などの作業を省けるので、作業工程が短縮され経済性が向上する。
・塗布型の防錆剤に変えたことにより、ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブの取り外しによる産業廃棄物の発生が無くなり環境への影響は向上する。

Bその他
・塗布型の防錆剤に変えたことにより、ポリ塩化ビニル系特有の紫外線劣化の懸念がなく長期の防錆効果が期待できる。
・塗布後湿潤状態が常時続く個所、護岸工事や海水の塩害などの厳しい環境下でも強い防錆効果を発揮します。

海水浸漬試験
適用条件
@自然条件
・気温5℃以下、湿度85%以上、雨天の場合は使用できません

A現場条件
・作業スペース1m×2m=2u(刷毛塗スペース)
・換気の良い場所

B技術提供可能地域
・技術提供可能地域については特に制限なし

C関係法令等
・消防法 (日本の法令 昭和二十三年七月二十四日法律第百八十六号<条文リンク総務省法令データ提供システム参照> ) : 危険物第四類第一石油類 危険等級U
適用範囲
@適用可能な範囲
・汚れ・水分・錆等の付着していない鉄筋

A特に効果の高い適用範囲
・長期の防錆が必要で複雑に入り組んだ鉄筋・曲げ加工した鉄筋
・高所作業を伴う鉄筋部
・塗布後湿潤状態が常時続く個所、水辺の護岸工事や海水の塩害などを受ける厳しい環境下で防錆効果を期待する場合

B適用できない範囲
・汚れ・水分・錆等の付着している鉄筋

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・道路橋示方書・同解説 Vコンクリート橋編(平成24年3月道路橋示方書・同解説Vコンクリート橋編第3章許容応力度3.2許容付着応力度 P128
留意事項
@設計時
・コンクリートとの最大付着応力度は無塗布鉄筋と同程度です。
・鉄筋の汚れ・錆などの状態を確認して下さい。
・特種変性エポキシ塗料(一液性)で長期の防錆効果があります(2年から3年程度)。
・作業場所の換気方法等の対応方法を確認して下さい。
・カタログを参照して下さい。

A施工時
・原液使用です。
・気温5℃以下、湿度85%以上、雨天の場合(屋外使用時)は使用できません。
・作業中は換気を良く し、絶対に火気を近づけないで下さい。
・塗布面の汚れ、水分、錆などがないことを確認して下さい。
・主材と溶剤が分離しています。強い棒などで底の沈殿成分を良く攪拌して下さい。
溶剤だけを撹拌している場合があるので注意してください。
20s入缶は天板を切り取りオープンにして攪拌して下さい。 オープンにした缶は一度に使い切って下さい。
・曲げ加工部分は2度塗りして下さい。

B維持管理等
・揮発性ですので容器のふたはしっかりと閉めて下さい。
・塗布道具は使用後すばやくガード21洗浄用シンナーで洗浄して下さい。
・消防法、労働安全衛生法に準じた保管をして下さい。

Cその他
・廃棄は都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者へ委託して下さい。
活用の効果        
比較する従来技術 ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブ
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 5.59 %) 同程度 低下( %) 材料単価は高くなるがチューブの加熱処理・取外しなどの作業が省ける
工 程 短縮( 14.29 %) 同程度 増加( %) 塗布作業だけの工程で防錆処理作業の短縮が図れる
品 質 向上 同程度 低下 コンクリートとの最大付着応力度は無塗布鉄筋の103% ・防錆期間内は経年劣化(紫外線劣化)等による防錆効果の劣化はない
安全性 向上 同程度 低下 作業中は換気を良く し、絶対に火気に近づけられない(危険等級U)
施工性 向上 同程度 低下 簡単な塗布作業だけで複雑に入り組んだ箇所でも施工可能
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 チューブを剥す必要が無いため、産業廃棄物がでない
その他、技術の
アピールポイント等
従来技術は、鉄筋にポリ塩化ビニル系チューブを使用するため配筋の複雑な部分などの品質の確保・施工性、産業廃棄物の処理に問題があったが、本技術の活用により簡易な塗布作業のみで長期防錆が可能になり、施工可能な範囲も広がり品質・施工性・経済性の向上が図れる。
コストタイプ
コストタイプの種類
発散型:C(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 219660円 232670円 5.59%
工程 7.8日 9.1日 14.29%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費普通作業員7.818700円145860円防錆剤塗布
材料費ガード2120kg3690円73800円4kg/缶
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費普通作業員3.918700円72930円チューブ取付
労務費普通作業員5.218700円97240円チューブ取外し
材料費熱収縮性チューブ1250m50円62500円 
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
施工条件

共通
・足場を必要としない橋梁下部工
・露出鉄筋(D25鉄筋1,250m、表面積100u)
・周辺養生は含まない

新技術
・露出鉄筋に刷毛で、5u/1kg塗布
・曲げ加工部の2回塗りは別途

従来技術
・ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブを被せる(1m/0.08u)
・ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブを剥がす


算出条件

共通
・作業員人件費は、平成28年度公共工事設計労務単価(基準額)関東千葉県
・施工歩掛は自社歩掛(平成25年5月、平成27年12月、千葉県)
・鉄筋の径は、D25(鉄筋の呼び名)を使用した場合で算出。

新技術
・ガード21の材料単価は、『積算資料2016年8月号』より算出。

従来技術
・ポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブの単価は自社見積価格(平成28年8月、千葉県)
ガード21標準施工単価(材工)
工種 使用 数量 単位 単価 金額 摘要 
材料費 ガード21 20 kg 3,690 73,800 - 
施工費 普通作業員 7.8 人 18,700 145,860 - 
合計 - - - - 219,660 - 
u単価 - - - - 2,197 - 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
ガード21 施工方法
@塗布する鉄筋の状態確認
・塗布する鉄筋に汚れ、水分、錆が無いことを確認。
Aガード21準備
・強い棒で底の沈殿成分を良く攪拌して、主材と溶剤が分離していないことを確認。
(20s入缶は天板を切り取りオープンにして棒等で良く攪拌して下さい)
B鉄筋への塗布
・刷毛又は浸漬の方法にて5u/kg塗布。
C鉄筋に汚れ、錆が無いことを確認
・工事再開時に確認。
D生コン打設


ガード21施工方法
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・より長期の防錆能力
・コスト削減

A対応計画
・材料などの検討
・塗布方法などの検討
収集整備局 関東地方整備局
開発年 2016 登録年月日 2016.12.07 最終更新年月日 2016.12.07
キー 
ワード
環境、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
     
開発目標
省人化、経済性の向上、省資源・省エネルギ
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 株式会社ノックス
問合せ先 技術 会 社 株式会社ノックス
担当部署 研究部 担当者 宮本賢一
住 所 〒289-2131 千葉県匝瑳市みどり平12番1
TEL 0479-73-6000 FAX 0479-73-5757
E−MAIL info@nox-c.co.jp
URL http://www.nox-c.co.jp
営業 会 社 株式会社ノックス
担当部署 営業部 担当者 桃園嘉登
住 所 〒289-2131 千葉県匝瑳市みどり平12番
TEL 0479-73-6000 FAX 0479-73-5757
E−MAIL info@nox-c.co.jp
URL http://www.nox-c.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 0件 0件
実験等実施状況
防錆試験
1.試験実施日 : 2006年12月27日〜2009年12月26日
2.試験場所 : 株式会社ノックス 工場の屋上(千葉県匝瑳市)
3.目的 : 「ガード21」を塗布した鉄筋が屋外において36ヶ月程度の防錆力がある事を確認する。
4.試験方法 : 株式会社ノックス工場屋上にて「ガード21」を塗布した鉄筋の暴露試験を行う。
塗布時の気象状況は「天気 晴れ・ 気温 10.5℃・ 湿度 61%」であった。
5.試験結果 : 「ガード21」は36ヶ月の暴露試験で錆の発生は無かった。比較用の無塗布鉄筋は全体が錆びた。
6.考察 : 「ガード21」は36ヶ月程度の防錆力がある事を確認した。

鉄筋コンクリート用棒鋼の付着強度試験(建材試験センター規格JSTM C 2101「引抜き試験による鉄筋とコンクリートとの付着強さ試験方法」)
1.試験実施日 : 2016年1月29日
2.試験場所 : 場所:財団法人 建材試験センター 中央試験所(埼玉県草加市)
3.目的 : 鉄筋コンクリート用棒鋼の付着強度試験で、土木学会標準示方書のエポキシ樹脂塗装鉄筋の品質規格である無塗布鉄筋と「ガード21」を塗布した鉄筋の付着強度比試験。
4.試験方法 : 鉄筋コンクリート用棒鋼の付着強度試験(建材試験センター規格JSTM2101「引き抜き試験による鉄筋とコンクリートとの付着強さ試験方法」)により測定する。
5.試験結果 : 「ガード21」塗布鉄筋の最大付着応力度が12.3N/mm2に対して、無塗布鉄筋では12.0N/mm2であった。よって付着強度比は103%であった。
6.考察 :「ガード21」が、 土木学会標準示方書のエポキシ樹脂塗装鉄筋の品質規格である無塗布鉄筋と比べて、付着強度比85%以上であることを確認した。


ガード21試験結果
添付資料等 添付資料
・添付資料1-ガード21カタログ
・添付資料2-ガード21品質性能試験報告書
・添付資料3-ガード21試験成績表
・添付資料4-2005年コンクリート標準示方書基準編(土木学会)・P61、P62
・添付資料5-積算資料(経済調査会)2016年8月号・P176
・添付資料6-ガード21暴露試験
・添付資料7-ガード21施工性及び環境について
・添付資料8-ガード21一般性能
・添付資料9-ガード21海水浸漬試験
参考文献
・コンクリート標準示方書基準編(土木学会)
・道路橋示方書・同解説(日本道路協会)
その他(写真及びタイトル)

ガード21塗布量

 

 


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