ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.09.17現在
技術
名称
鋼管杭中掘バイブロ併用工法「NB工法」 
事後評価未実施技術 登録No. KT-160090-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.10.04
副    題 中掘り工法専用に開発したバイブロ(起振)装置を併用する大深度鋼管杭および鋼管矢板打込み工法 区分 機械
分 類 1 基礎工 − 鋼管・既製コンクリート杭打設工 − 打設工 
分 類 2 基礎工 − 鋼管矢板基礎工  
概要
@何について何をする技術なのか?
・鋼管杭や鋼管矢板の施工に専用開発したバイブロ装置を併用する中掘り工法

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・鋼管・既製コンクリート杭打工(中掘工)

B公共工事のどこに適用できるのか?
・橋梁下部、擁壁、護岸、建築などの各種構造物の基礎杭(鋼管杭・鋼管矢板)工事に適用できる。

鋼管杭中掘バイブロ併用工法「NB工法」全景
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・中掘り圧入装置を従来のモンケン等からバイブロ併用圧入引抜装置に変えた。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・中掘り圧入装置を従来のモンケン等からバイブロ併用圧入引抜装置に変えたことにより、
(1)施工時に発生する杭周面や継手管に生じる摩擦(抵抗)力を連続的に軽減できるため、大深度においてもスムーズな施工が可能となり、経済性の向上および工程の短縮が図れる。
(2)従来の最大施工深度64mを超える89mの大深度においても施工が可能となり、品質の向上が図れる。
(3)打込み困難な場合においてもオーガスクリュを引き揚げることなく、再掘削圧入が可能であるため、施工性の向上が図れる。
(4)バイブロの起振の入切を必要に応じて自在に調整できるため、低騒音・低振動での施工が可能となり、周辺環境の影響抑制が図れる。

Bその他
・前述A(3)の「再掘削圧入」は、新技術の特徴であるバイブロ装置のチャックが鋼管杭を掴んでいるため、従来技術では不可能だった施工中の鋼管杭の引抜きが可能となり、起振させながら少し引抜いて再び圧入するなどの微調整が簡単に行えるようになった。従来技術は鋼管杭を圧入し始めると引抜くことはできない構造となっており、新技術はこの特徴的な構造によって、極めて高い施工性を確保している。
 
適用条件
@自然条件
・台風や大雨等の悪天候時には作業を行わないこと。

A現場条件
・標準的な施工ヤードは400m2(20m×20m)程度とする。

B技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。

C関係法令等
・特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲
・砂質土層、礫質土層、粘性土層、軟岩層に適用できる。
・鋼管杭および鋼管矢板の杭径はφ600mm以上φ1000mm以下、打込み深さは89m以下(最深打設深さの実績は89m)の場合に適用できる。

A特に効果の高い適用範囲
・適用可能な範囲であれば同効果である。

B適用できない範囲
・砂質土層、礫質土層、粘性土層、軟岩層以外には適用できない。
・鋼管杭および鋼管矢板の杭径はφ600mm未満またはφ1000mmを超え、打込み深さが89mを超える場合には適用できない。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし。
留意事項
@設計時
・NB工法のノウハウを持っている施工会社の確認による。

A施工時
・NB工法に精通したオペレータに機械操作をさせ、事故が発生しないようにする。(3ヶ月〜6ヶ月程度は、オペレータ補助として技術の習得が必要)
・起振機底部に油が溜まっていないかを検油プラグで確認する。
・起振機のベアリングカバー、サイドカバー、ボトムカバー、油圧ホース、ポンプ、モータ等から油漏れがないかを確認する。
・ダンパーゴムに損傷、亀裂がないか確認する。損傷、亀裂が発見された場合は、すぐに新品のダンパーゴムに交換する。
・チャックの歯が摩耗していないかを確認する。(1つのネジ山の高さ3mm以上、幅10mm以上摩耗していたら交換する)

B維持管理等
・NB工法に精通したメンテナンス会社で施工後毎に1回の点検整備を行うこと。
・作動油は規定量(480L)入っているかを確認する。(600時間毎に作動油の交換を行う)

Cその他
・NB工法バイブロ取扱安全ルールを熟読すること。
活用の効果        
比較する従来技術 鋼管・既製コンクリート杭打工(中掘工)
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 3.58 %) 同程度 低下( %) 施工時に発生する杭周面や継手管に生じる摩擦(抵抗)力を連続的に軽減できるため、大深度においてもスムーズな施工が可能となり、経済性の向上が図れる。
工 程 短縮( 15.07 %) 同程度 増加( %) 施工時に発生する杭周面や継手管に生じる摩擦(抵抗)力を連続的に軽減できるため、大深度においてもスムーズな施工が可能となり、工程の短縮が図れる。
品 質 向上 同程度 低下 従来の最大施工深度64mを超える89mの大深度においても施工が可能となり、品質の向上が図れる。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 打込み困難な場合においてもオーガスクリュを引き揚げることなく、再掘削圧入が可能であるため、施工性が向上する。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 バイブロの起振の入切を必要に応じて自在に調整できるため、低騒音・低振動での施工が可能となり、周辺環境の影響抑制が図れる。
その他、技術の
アピールポイント等
従来技術は、バイブロを併用していないため、杭周面等の摩擦力が大きく大深度の施工が困難という課題があったが、新技術の活用により、杭周面や継手管の摩擦力の軽減で大深度でもスムーズな施工が可能となり、経済性が向上する。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 10  単位 本 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 30940000円 32090000円 3.58%
工程 9.47日 11.15日 15.07%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費土木一般世話役9.4723000円217810円 
労務費溶接工9.4728200円267054円 
労務費普通作業員9.4719800円187506円 
労務費とび工9.4725500円241485円 
材料費鋼管杭 φ1000 L=61.0m102304900円23049000円 
クローラ式アースオーガ アースオーガ中掘機運転直結三点支持式オーガ出力90kw公称杭径400〜1200mm9.47362000円3428140円 
クローラクレーン運転排出ガス対策型(1次基準)油圧ウインチ・ラチスジブ型80t吊9.47149000円1411030円 
バックホウ運転標準・排出ガス対策型(2次基準)山積0.45m3(平積0.34m3)9.4741000円388270円 
諸雑費6%11749705円1749705円 
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費土木一般世話役11.1523000円256450円 
労務費溶接工11.1528200円314430円 
労務費普通作業員11.1519800円220770円 
労務費とび工11.1525500円284325円 
材料費鋼管杭 φ1000 L=61.0m102304900円23049000円 
クローラ式アースオーガ アースオーガ中掘機運転直結三点支持式オーガ出力90kw杭径400〜1200mm11.15362000円4036300円 
クローラクレーン運転排出ガス対策型(1次基準)油圧駆動式ウインチ・ラチスジブ型80t吊11.15149000円1661350円 
バックホウ運転標準型・排出ガス対策型(2次基準)山積0.45m3(平積0.35m3)11.1541000円457150円 
諸雑費6%11810225円1810225円 
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号 第5948030号 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 日本ベース株式会社、株式会社大林組 
実施権者 日本ベース株式会社、株式会社大林組 
特許料等
実施形態
問合せ先 日本ベース株式会社 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
特許番号 第3199708号   特許番号
通常実施権 専用実施権
備 考 -  
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
【施工条件】

◇共通
・施工内容:鋼管杭 φ1000 L=61.0m 10本
・施工条件:支持層=岩、N値=40、板厚=10mm、掘削長=60m、杭頭処理=なし
・施工地域:東京都
・新技術:鋼管杭中掘バイブロ併用工法「NB工法」
・従来技術:鋼管・既製コンクリート杭打工(中掘工)

【積算条件】

◇共通
・労務単価:平成28年度公共工事設計労務単価(東京都)
・機械損料:建設機械等損料表(平成28年度)(全国)
・材料費:建設物価(平成28年7月号)(鋼材:全国、鋼材以外:東京都)

◇新技術
・施工歩掛:自社歩掛(全国)

◇従来技術
・施工歩掛:国土交通省土木工事標準積算基準書(共通編)(平成28年度4月改正)(全国)
NB工法費用内訳書(鋼管杭、φ1000、L=61.0mの場合)10本当り
工種 金額(円) 
材料費 23,049,000 
施工費 7,891,000 
合計 30,940,000 
1本当り 3,094,000 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
【施工概要】
・掘削用ビットを取り付けたスパイラルオーガを鋼管杭中空部に挿入し、中掘りしながら杭を所定の深度まで沈設(圧入)する。
・鋼管杭の沈設(圧入)が困難な場合は、中掘り専用に開発したバイブロ装置を起振して、杭周面や継手管部に生じる摩擦(抵抗)力を連続的に軽減して大深度まで杭を沈設(圧入)する。

【施工手順】
@機械移動据付
・杭の打込み位置まで機械を移動させて据え付ける。
A杭吊込み芯出し
・杭を打込み位置へ吊込んで芯出しを行う。
B杭建込
・杭を打込み位置へセットする。
C杭打作業(オーガ掘削)
・杭の内部をオーガ掘削しながら杭打作業を行う。
D継杭有無
・継杭が有ればEへ、無ければGへ作業が進む。
E杭建込
・Bと同様に杭を打込み位置へ建込んで先行の杭に合わせる。
F継手溶接
・杭同士を溶接して接続する。
Gヤットコ建込
・必要によりヤットコを使用する。
H打止方法決定(打撃orグラウト注入)
・支持層が岩層であれば打撃を、砂層や礫層であればグラウト注入による打止方法を選定する。
Iオーガ引抜
・打撃による打止方法の場合、まずオーガを引抜く。
J打撃打止(油圧ハンマ)
・杭を油圧ハンマで打撃し、杭の先端を支持層に1mから1.5m打込む。
Kグラウト注入
・グラウト注入による打止方法の場合、まずグラウト注入を行う。
Lオーガ引抜
・グラウトの注入後、オーガを引抜く。
Mヤットコ引抜
・必要によりヤットコを使用する。
N穴埋・整地作業
・穴を埋めて整地作業を行う。


施工フロー
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・装置を更にコンパクト化し、施工能力を拡大する。

A対応計画
・装置をコンパクト化し、施工能力を拡大するための研究中であり、2年後の実用化を目標にしている。
収集整備局 関東地方整備局
開発年 2012 登録年月日 2016.10.04 最終更新年月日 2016.10.04
キー 
ワード
環境、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
中掘り バイブロ併用 NB工法
開発目標
経済性の向上、施工精度の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 日本ベース株式会社
問合せ先 技術 会 社 日本ベース株式会社
担当部署 代表取締役社長 担当者 駒澤 辰弥
住 所 〒116-0011 東京都荒川区西尾久4丁目22番6号
TEL 03-3810-2351 FAX 03-3810-2685
E−MAIL tkom@nihon-base.co.jp
URL http://www.nihon-base.co.jp
営業 会 社 日本ベース株式会社
担当部署 代表取締役社長 担当者 駒澤 辰弥
住 所 〒116-0011 東京都荒川区西尾久4丁目22番6号
TEL 03-3810-2351 FAX 03-3810-2685
E−MAIL tkom@nihon-base.co.jp
URL http://www.nihon-base.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
1件 3件 0件
実験等実施状況
1.試験実施日: 2011年10月20日〜11月1日、2012年4月16日〜28日
2.試験場所: 山形県南陽市松沢地先(山形中央自動車道 白竜湖工事)
3.試験目的: NB工法専用に開発した中掘り用バイブロ圧入引抜装置を使用して80m以上の大深度の施工が可能であることを確認する。
4.試験方法: 鋼管杭 φ800 L=87.5m 1本、φ1000 L=88.0m 1本、φ1000 L=89.0m 1本の計3本によって試験施工を行った。
5.試験結果: 3本の鋼管杭とも規定長さを問題なく打込んだことを確認した。
6.考察: 従来の中掘り工法では施工が困難であった大深度での施工が可能であることが証明できた。
鋼管杭中掘バイブロ併用工法「NB工法」の試験施工の結果
杭径および長さ 延べ施工日数(日) 延べ施工時間(min) 
φ800 L=87.5m 8 2022 
φ1000 L=88.0m 4 726 
φ1000 L=89.0m 3 756 

 
添付資料等 添付資料
【添付資料1】NB工法積算歩掛
【添付資料2】新技術と従来技術の経済性の比較資料
【添付資料3】杭打試験報告書
【添付資料4】NB工法バイブロ取扱安全ルール
【添付資料5】NB工法安全施工管理基準(案)
【添付資料6】ボーリング柱状図
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

施工状況 その1


施工状況 その2

 


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