ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.10.21現在
技術
名称
特殊変性アクリル系コンクリート表面仕上げ補助・養生剤「フェアリート」 
事後評価済み技術
(2016.10.13)
登録No. KT-140071-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)
-VE評価:平成28年10月13日〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2014.10.15
副    題 コンクリート表面仕上げ時の作業性改善、表面からの水分蒸発抑制による初期ひび割れ抑制および上層との付着性向上を図る仕上げ補助・養生剤 区分 材料
分 類 1 コンクリート工 − コンクリート工 − 養生 
分 類 2 コンクリート工 − コンクリート工 − コンクリート打設 
分 類 3 橋梁上部工 − 鋼橋床版工  
分 類 4 橋梁上部工 − ポストテンション場所打箱桁橋工  
分 類 5 建築 − コンクリート工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・特殊変性アクリル系表面仕上げ補助・養生剤

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・パラフィン系のコンクリート養生剤

B公共工事のどこに適用できるのか?
・高強度コンクリート及び普通コンクリート打設スラブ工事
・橋梁上部工事
・暑中コンクリート打設 橋梁工事・道路工事
 
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・養生剤の成分をパラフィン系から水性特殊変性アクリル系に変えた。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・特殊変性アクリル系に変えたことにより、上層プライマー等の付着性が向上し、品質の向上が図れます。
・特殊変性アクリル系に変えたことにより、パラフィン系で必要な養生剤除去工程の削減でき、施工性の向上が図れます。
・特殊変性アクリル系に変えたことにより、パラフィン系で必要な養生剤除去工程の削減でき、経済性の向上が図れます。

Bその他
・フェアリートを散布することで、コンクリート表面コテ仕上げが滑らかとなるので、作業性の向上が図れます。
・フェアリートを散布することで、水分蒸発を抑制できるので、初期ひび割れ抑制が図れます。
・フェアリートを散布することで、コンクリート表面に変色、シミなどは発生せず、美観が保たれます。

フェアリート散布とコテ仕上げ
適用条件
@自然条件
・降雨になる可能性がある場合は散布しないで下さい。散布後、乾燥するまで雨に当てないで下さい。
・0℃以下になる可能性がある場合は散布しないで下さい。散布面を凍結させないで下さい。

A現場条件
・特に施工面積等に制限はないが、置場スペースは、500u施工の場合1m×1m=1u必要。

B技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。

C関係法令等
・特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲
・コンクリート構造物全般

A特に効果の高い適用範囲
・コンクリート打込み後、気温が高い・湿度が低い・風が強ぃ・直射日光を強く受ける等の乾燥しやすい気象条件。
・暑中コンクリートや高強度コンクリート等の仕上げ時にブリージィングがなく、仕上げが困難なコンクリート構造物。

B適用できない範囲
・気温が0℃以下や降雨の場合

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・土木工事共通仕様書、第3章 第6節-9 養生、p57(国土交通省 平成23年度版)
・コンクリート標準示方書、第8章 養生、p126-128(土木学会 2009年)

留意事項
@設計時
・フェアリート技術資料・施工要領を参照して下さい。
・フェアリートは原液使用です。
・標準散布量は高強度コンクリートで0.15kg/u(2回散布)、普通コンクリートの養生剤として使用する場合は0.10kg/u(1回散布)です。

A施工時
・フェアリート技術資料・施工要領を参照して下さい。
・フェアリートは原液使用です。
・降雨になる可能性がある場合は散布しないで下さい。


B維持管理等
・凍結しない屋内に保管して下さい。


Cその他
・取扱いに際しては製品安全データシート(MSDS)を参照して下さい。
活用の効果        
比較する従来技術 パラフィン系のコンクリート養生剤
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 39.48 %) 同程度 低下( %) 養生剤の除去作業費用を削減できるため
工 程 短縮( 50 %) 同程度 増加( %) 散布後の養生剤の除去工程を省略できるため
品 質 向上 同程度 低下 上層プラマー等との付着性が高くなるため
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 コテ均しが容易で、養生剤除去による廃棄処理もなく、作業性が向上するため
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
本技術は高粘度の高強度コンクリートの表面仕上げが容易で作業性が改善され、上層プライマー等との付着性が高くなり品質が向上する。また、除去作業が必要なく、経済性・施工性が向上する。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 500  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 112808円 186400円 39.48%
工程 1日 2日 50%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
材料費(フェアリート)0.15kg/u×500u×1.1(ロス10%)83kg676円56108円粗均し時0.10kg/uと最終コテ仕上げ前0.05kg/uの2回散布
労務費普通作業員(養生剤散布)318900円56700円積算資料2014.5月(東京)
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
材料費(パラフィン系養生剤)0.3L/u×500u×1.1(ロス10%)165L500円82500円0.15L/uの2回散布、積算資料2014.5月
労務費@普通作業員(養生剤散布)318900円56700円積算資料2014.5月(東京)
労務費A普通作業員(養生剤除去)218900円37800円積算資料2014.5月(東京)
機器レンタル費高圧洗浄機15MPa17800円7800円 
燃料費ガソリン10L160円1600円 
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
標準的な作業での施工単価(材工)を以下に示す。

施工条件
【共通】
・高強度コンクリートで橋梁上部工床版の足場を必要としない床構造500uを施工した場合
・施工面積:A=500u
・周辺養生は含まない。
【新技術】
・フェアリートを粗均し時0.10kg/u、最終コテ仕上げ前0.05kg/uの2回散布、計0.15kg/u散布。
【従来技術】
・パラフィン系コンクリート養生剤を粗均し時0.15L/u、最終コテ仕上げ前0.15L/uの2回散布、計0.30L/u散布。
・上層プライマー塗布前に高圧洗浄機にて養生剤除去を行う。
積算条件
【共通】
・労務費は平成26年度公共工事設計労務単価(東京都)
・施工歩掛・・・・・・自社歩掛
【新技術】
・材料費・・・・・・・・自社単価
【従来技術】
・材料費・・・・・・・・積算資料2014.5月単価
フェアリート標準施工単価(材工)
工種 仕様 数量 単位 単価 金額 適用 
材料費 フェアリート 83 kg 676 56108 材料0.15kg/u、ロス10%含む 
施工費 普通作業員(養生剤散布) 3 人 18900 56700 積算資料2014.5月(東京) 
合計         112808  
u単価         226  
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
高強度コクリートにおけるフェアリートの標準散布方法
@コンクリートの打込み
A粗均し
B1回目に0.10kg/uフェアリートを噴霧器およびジョウロで均一に散布する。
C粗ゴテ仕上げを行う。
Dブリージング水が無くなったことを確認し、2回目に0.05kg/uフェアリートを噴霧器およびジョウロで均一に散布する。
E最終コテ仕上げを行う。
F仕上げ完了


[追記]
普通コクリートで養生剤として使用する場合のフェアリートの散布方法
@コンクリートの打込み
A粗均し
B粗ゴテ仕上げを行う。
Cブリージング水が無くなったことを確認し、最終コテ仕上げを行う。
D0.10kg/uフェアリートを噴霧器で均一に散布する。
E仕上げ完了

 
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・コスト削減


A対応計画
・要求性能に応じた希釈等のコスト低減
収集整備局 関東地方整備局
開発年 2014 登録年月日 2014.10.15 最終更新年月日 2014.10.15
キー 
ワード
コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上、景観
自由記入
ひび割れ低減 品質向上 施工性向上
開発目標
省力化、経済性の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 株式会社 ノックス
問合せ先 技術 会 社 株式会社 ノックス
担当部署 研究部 担当者 神初憲治
住 所 〒289-2131 千葉県匝瑳市みどり平12番1
TEL 0479-73-6000 FAX 0479-73-5757
E−MAIL info@nox-c.co.jp
URL http://www.nox-c.co.jp
営業 会 社 株式会社 ノックス
担当部署 営業部 担当者 桃園嘉登
住 所 〒289-2131 千葉県匝瑳市みどり平12番1
TEL 0479-73-6000 FAX 0479-73-5757
E−MAIL info@nox-c.co.jp
URL http://www.nox-c.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 0件 0件
実験等実施状況
1.試験実施日:2013年6月3日〜7月1日
2.試験場所:株式会社ノックス 試験室
3.目的:無散布、フェアリート散布、およびパラフィン系養生剤散布の床版アスファルト防水用プライマー(瀝青系溶剤型、以下プライマー)との付着強度を確認する。
4.試験方法:
@・試験体作製:内寸100×100×400mmの鋼製型枠3台に高強度コンクリートを打込み、無散布、フェアリート散布、パラフィン系散布の3種類を作製する。
なお、フェアリート散布は粗均し時0.10kg/u、最終コテ仕上げ前0.05kg/uの2回計0.15kg/u散布し、パラフィン系散布は粗均し時・最終コテ仕上げ前にそれぞれ0.15リットル/uの2回計0.30リットル/u散布する。
Aプライマー塗布:気中養生2週間後に脱型し、プライマーを0.2リットル/uを2回の計0.4リットル/uを刷毛で塗布する。
B付着強度試験:JIS A6909の付着強さ試験に準拠して、それぞれ5箇所(40×40mm)を材齢4週間後に建研式引張り試験機で付着強度を測定する。
5.試験結果:フェアリート散布は付着強度2.80N/mm2と無散布2.77N/mm2と同等の付着強度であった。パラフィン系散布は1.45N/mm2で無散布に比べ約50%と著しく低い付着強度であった。
6.考察:パラフィン系養生剤は上層プライマーとの付着強度が著しく低いため除去が必要となるのに比べ、フェアリート散布は無散布と同等の上層プライマーとの付着強度であることにより、除去が不要であることを確認した。
床版防水用プライマーとの付着試験結果 (n=5)
種 類 付着強度 (N/mm2) 無散布との比較 (%) 
無散布 2.77 100 
フェアリート散布 2.80 101 
パラフィン系散布 1.45 52 


付着試験における破断状況
添付資料等 添付資料
・添付資料1.技術資料
・添付資料2.積算資料2014-5 P897,P196
・添付資料3.施工単価(材工)
・添付資料4.製品安全データシート
・添付資料5.施工試験報告書
・添付資料6.工程表
参考文献
・参考文献1:土木工事共通仕様書(国土交通省 平成23年度版)
・参考文献2:コンクリート標準示方書(土木学会 2009年)
・参考文献3:土木工事安全施工指針技術指針
・参考文献4:JIS A 6909:2003 建築用仕上げ塗材
その他(写真及びタイトル)

水分蒸発抑制試験での表面外観


散布状況


最終コテ仕上げ


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。