ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.12.12現在
技術
名称
TNロックナット・ワッシャー 
事後評価未実施技術 登録No. KK-160018-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.06.29
副    題 盗難防止効果を兼ねたゆるみ止めナット・ワッシャー 区分 製品
分 類 1 付属施設 − 防護柵設置工 − ガードレール設置工 
分 類 2 付属施設 − 防護柵設置工 − 立入り防止柵工 
分 類 3 付属施設 − 防護柵設置工 − その他 
分 類 4 橋梁上部工 − グレーチング床版架設工及び足場工  
分 類 5 建築 − 耐震・免震・制震工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
<概説>
ボルト・ナットなどを用いて締結する全てのねじ類に対して,
ゆるみ止め機能と盗難防止効果を同時に付与するナット・ワッシャー。

<詳細>
ナットとワッシャーの接触面に
「かえし」が設けられており,締め込み方向には回転するが,ゆるみ方向には
回転しないクサビ構造である。また,母材接触面に突起が設けられており,この突起が締め込む
対象となる母材に食い込むことで回転を防止する。これらのことから,過酷な振動環境(加振式衝撃ゆるみ試験で3000サイクル経過後)でもナットがゆるむことがない。(NEW)

さらに,ワッシャーには専用の治具(ソケット)にのみ合致する溝が設けられており,
締結を解除する際にはこの治具が必要となることから,通常の工具ではゆるめることができない。
よって,ゆるみ止めと同時に盗難防止およびいらずら防止効果を付与するものである。

また,専用の治具を用いて解除を行えば,何度でも繰り返し使用することが可能である。

A従来はどのような技術で対応していたのか
<従来のゆるみ止め工法>
従来は通常のシングルナットを2つ重ね,互いを羽交い締めにすることにより
ゆるみ止め効果を付与する「ダブルナット」を採用していた。
主な課題
・ダブルナットとしても緩みに対する効果への信頼性が低い。
・羽交い締めの難易度が高く、1箇所の施工に対する所要時間も多く必要であり,作業効率が悪い。

<従来の盗難防止工法>
従来品も専用の治具でのみ取り外し可能な構造を有するものが存在するが,
ゆるみ止め効果を同時に付与できるものではない。






B公共工事のどこに適用できるのか?

土木および建築分野の本設または付属施設など全般
TNロック ナット寸法一覧(単位:mm)
呼び径 ナット・ピッチ ナット・二面幅 ナット・全高(ref) ナット・対角(min) ワッシャー・外径 ワッシャー・内径 ワッシャー・肉厚(ref) ナット+ワッシャー合計高 ワッシャー2枚重ね厚 
M6 1.0 10 5 11.05 14 6.4 1.6 6.6 3.2 
M8 1.25 13 6.5 14.38 17 8.4 1.6 8.1 3.2 
M10 1.5 17 8 18.9 21 10.4 2 10.0 4.0 
M12 1.75 19 10 21.1 25 12.4 2 12.0 4.0 
M12(SUS) 1.75 19 10 21.1 25 12.4 2 12.0 4.0 
M16 2.0 24 13 26.75 31 16.5 3 16.0 6.0 
M16(SUS) 2.0 24 13 26.75 31 16.5 2.5 15.5 5.0 
M20 2.5 30 16 32.95 37 20.5 3.5 19.5 7.0 
M22 2.5 32 18 35.03 40 22.6 3.5 21.5 7.0 
M24 3 36 19 39.55 45 24.6 3.5 22.5 7.0 
M27 3 41 22 45.2 50 27.6 4 26.0 8.0 
M30 3.5 46 24 50.85 56 30.6 4.5 28.5 9.0 

TNロック ナット・ワッシャー取付例
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・新技術は、従来のダブルナット方式で対応していたゆるみ止め効果を TNロックのワッシャーとナットの組み合わせで同等以上の効果を得るものである。
・ゆるみ止めと同時に盗難防止効果も付与できる。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・従来のダブルナット方式では,スパナ等の工具を2本使用して両手で作業を行う必要があるため、
施工手間が必要である。また性能にバラツキが生じやすい。
新技術の作業工程は通常のナット締め込み作業と同じである。
・従来技術では,ゆるみ止めと盗難防止の双方の効果を有するものが存在しなかった。
そのため,締結が解除(または振動で緩む)された場合,第三者被害や物品の損害を被る可能性がある
箇所においては二者択一であったが,新技術によって双方の効果が同時に付与可能である。


Bその他,追記,詳細 など
何度でも繰り返し使用することが可能なため、保守や点検の際に締結を意図的に解除する必要がある構造などに採用する場合,繰り返し使用が可能なことで,経済性に優れる。

解除専用治具(ソケット)
適用条件
@自然条件
悪天候時は作業を中止する

A現場条件
0.25u以上の作業スペース(幅50p×長さ50p)

B技術提供可能地域
日本全国技術提供可能

C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
道路、鉄道、建築、橋梁等、あらゆる産業分野において高力ボルト以外でねじ締結を行っている全ての箇所で使用可能である。

A特に効果の高い適用範囲。
・ゆるみ止め機能としては,ナット脱落による第三者被害が想定される箇所
・盗難防止機能としては,母材の盗難やいたずらが懸念される箇所

B適用できない範囲
M6〜M30サイズ以外のナットを適用する箇所。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・鋼製ナットの機械的性質(JIS B 1052)
JISハンドブック ねじT
用語・表し方・製図/基本/限界ゲージ/部品共通
B1052-2/P.609-622

・ナットの寸法(全高以外)(JIS B 1181)
JISハンドブック ねじU
一般品のねじ部分/特殊品のねじ部分 2014年度版
B1181 P.477-518
留意事項
@設計時
・平ワッシャーとの併用禁止
ワッシャーのかえしの入っていない側は母材へ突起が食い込む構造のため、
間に平ワッシャーを入れると固定できずゆるみ止め効果が得られない。
・長穴対応も,ワッシャ径のランクアップで対応可能である。
・対応可能なサイズ、材質および防錆仕様に関しては製品カタログや販売者に確認のこと。


A施工時
・締付トルクは締付参考トルクを参考にすること。
・ナット座面部からの最低必要ボルト突出長は,ねじ山3ピッチ分である。


B維持管理等
・取り外しには専用の治具(ソケット)が必要となることから,締め付けた後の保管に留意する必要がある。
なお,後日購入も可能であるが,その場合は犯罪防止の観点から施工済み箇所等のヒアリング、また
購入者の身元を十分に確認した後、供給する。

Cその他
特になし。
活用の効果        
比較する従来技術 ダブルナット
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( %) 同程度 低下( 209.41 %) 新技術の材料費は従来技術に比して経済性で劣る。
工 程 短縮( 60 %) 同程度 増加( %) 社内試験の結果,新技術の施工日数はM16の場合で0.16日/100セットであり、従来技術の場合は0.4日/100セットであった。
品 質 向上 同程度 低下 新技術はNAS3350・3354に準ずる加振式衝撃ゆるみ試験において、30,000サイクル経過後も締結が緩むことはなかった。一方、従来技術は約2,700サイクルで締結が解除されることが確認されている。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 新技術は従来技術のように難易度の高い羽交い締めを必要とせず、スパナ等の工具一本で簡単に施工ができる為、施工や緩み止め効果にもバラツキが生じ難い
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
従来技術は振動等によって容易に緩む課題があったが、申請技術のナット・ワッシャーにクサビ構造を施す新規性によって、緩み止め効果を高めることで解決した。また同時に一定のいたずら、盗難防止効果も得られることでより多様なニーズに応えることが出来るようになった。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(−)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 セット 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 50620円 16360円 -209.41%
工程 0.16日 0.4日 60%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
TNロック ナット・ワッシャーM16 /JIS SS400相当材 /KSGめっき付100セット420円42000円定価
六角ボルトM16x2.0 L=90/JIS SS400相当材/溶融亜鉛めっき付10060円6000円見積り
人件費施工(普通作業員)100箇所26.2円2620円H27年度 大阪府労務単価 \16,400-
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
ダブルナットM16x2.0 /JIS SS400相当材 /溶融亜鉛めっき付100セット26円2600円見積り
六角ボルトM16 L=90/JIS SS400相当材 /溶融亜鉛めっき付10060円6000円見積り
平座金M16 /JIS SS400相当材 /溶融亜鉛めっき付10012円1200円見積り
人件費施工(普通作業員)100箇所65.6円6560円H27年度 大阪府労務単価 \16,400-
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号 特許第4817183号 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 コ剛股?(人偏に分)有限公司(TECH STELL CO.,LTD.) 
実施権者 小堀産業株式会社 
特許料等   
実施形態   
問合せ先 TECH STELL CO.,LTD. ,小堀産業株式会社 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
 
施工単価表
項目 仕様 数量 単位 単価 金額 適用 
TNロックナット・ワッシャー M16 /JIS SS400相当材 /KSGめっき付 100 セット 420 42,000 定価 
六角ボルト M16x2.0 L=90/JIS SS400相当材/溶融亜鉛めっき付 100 本 60 6,000 見積り 
人件費 (普通作業員) 100 箇所 26.2 2,620 H27年度  
大阪府労務単価            
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
@TNワッシャー1枚とTNナット1個を準備し,「かえし」構造が設けられている面同士を重ねる。
Aスパナ等を用いて所定のトルクで締め込む。

 
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
特になし。


A対応計画
特になし。
収集整備局 近畿地方整備局
開発年 2006 登録年月日 2016.06.29 最終更新年月日 2016.06.29
キー 
ワード
コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
ゆるみ止め 盗難防止 いたずら防止
開発目標
耐久性の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 TECH STELL CO.,LTD. ,小堀産業株式会社
問合せ先 技術 会 社 小堀産業株式会社
担当部署   担当者 小堀 貞治
住 所 〒532-0033 大阪市淀川区新高4丁目15-35
TEL 06-6392-4655 FAX 06-6392-4658
E−MAIL teiji-kohori@miracle.ocn.ne.jp
URL http://www.kohori-sangyo.com/
営業 会 社 小堀産業株式会社
担当部署   担当者 小堀 貞治
住 所 〒532-0033 大阪市淀川区新高4丁目15-35
TEL 06-6392-4655 FAX 06-6392-4658
E−MAIL teiji-kohori@miracle.ocn.ne.jp
URL http://www.kohori-sangyo.com/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1TECH STELL CO.,LTD.General ManagerMorries LINNo. 55, Lane 139, Daming St., Gueiren Dist., Tainan City, 711 Taiwan
886-6-3387668886-6-3387336looseproof@tech-stell.com.twhttp://www.tech-stell.com.tw
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
5件 0件 0件
実験等実施状況
1.試験実施日:2015年9月24日

2.試験場所:IMV株式会社 テストラボ事業本部 大阪テストラボ

3.目的:TN ロックのワッシャー・ナットの振動衝撃試験を実施し、ゆるみ止め機能を確認する。

4.試験方法
【NAS(National Aerospace Standard)3350/3354に準ずる加振式衝撃ゆるみ試験】

■試験方法
NAS3350/3354に準じ、下記締付トルクにて試験を行う。
■試験条件
・振動方向 : ボルト軸直角方向
・振動数:30Hz(1800rpm)
・振幅レベル : 11.43mm ・振動回数30,000回
・締付トルク:130N・m
■試験品
TNロック(ワッシャーとナットの組み合わせ)
@M16 SUS TNワッシャー+ナット
AM16 溶融亜鉛メッキ TNワッシャー+ナット
各3セット
■評価基準
・NAS3350/3354に準じ、各ナットとボルト間の相対回転位置が360度を超えた時点でその試験片は不合格とする。
・30,000サイクル経過後、ボルト・ナットの相対回転位置が360度未満ならば合格とする。

5.試験結果
TNロックで締結した供試体に合いマークを記入し、上記試験条件で試験実施後に合いマークにずれがないことを確認できたため合格。


NAS3350/3354に準ずる加振式衝撃ゆるみ試験実施状況
添付資料等 添付資料
【添付資料1】TNロックカタログ
【添付資料2】価格表
【添付資料3】自社歩掛計算書
【添付資料4】施工実績一覧表
【添付資料5】保証荷重試験結果報告書
【添付資料6】TNロックの詳細形状資料
【添付資料7】NAS式振動試験結果報告書
【添付資料8】過去施工物件の実地確認報告書
【添付資料9】めっき試験成績書およびKSG(溶融亜鉛-錫合金)めっき技術資料
【添付資料10】締結解除試験結果報告書
【添付資料11】鋼材証明書
【添付資料12】施工における注意点および締付け参考トルク
【添付資料13】TNロック/ダブルナットの施工時間比較試験結果報告書
【添付資料14】同意書
参考文献
・土木工事安全施工技術指針
・JISハンドブック ねじT
・JISハンドブック ねじU
・JISハンドブック 金属表面処理
・JISハンドブック 鉄鋼T
・JISハンドブック 鉄鋼U
・NAS3350・3354
その他(写真及びタイトル)

試験時の締付トルク確認


TNロック施行事例(国土交通省での御採用)

 


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。