ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.09.21現在
技術
名称
シカ矢来 
事後評価未実施技術 登録No. KK-160011-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.05.17
副    題 メンテナンスが軽減できる斜面の獣害防止柵 区分 工法
分 類 1 共通工 − 法面工 − その他 
分 類 2 砂防工 − 山腹工  
分 類 3 環境対策工 − 生物・生態保全対策工  
分 類 4 付属施設 − 防護柵設置工 − 立入り防止柵工 
概要
@何について何をする技術なのか?
シカやイノシシによる食害や踏み荒らしから、緑化斜面を保護する侵入防止技術。
柵に奥行きを持たせることで高さを低くすることができ、転倒や変形のリスクを軽減できメンテナンスがが軽減できる。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
シカ柵工のような侵入防止柵や電気柵。
侵入防止柵および電気柵は、支柱と金網や繊維網を併用したものが多いが、倒木や落石、積雪、シカの噛み切りなどによって変形すると侵入防止効果がなくなるために不定期でメンテナンスを必要としていた。

B公共工事のどこに適用できるのか?
斜面への害獣侵入防止工事。
主に食害や、踏み荒らしによる斜面表層の滑落防工事など。

シカの侵入防止状況
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
本技術は、侵入防止柵に奥行きを持たせ、高さを低くすることで、斜面上での柵の安定性を確保し、また景観にも配慮することができる。
さらには柵の内部に害獣の忌避植物や、有刺植物を生育させることができるので、長期的に侵入防止効果を発揮する。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
本技術は、柵に奥行きがあるので転倒することがなく、倒木や落石、積雪による変形を受けにくいため、メンテナンスを軽減できる。
金網が二重になっているので、変形しても侵入防止効果が損なわれない。

B開発コンセプト
京町家の軒下で、板塀の保護や泥棒よけに使われている犬矢来の機能美を参考に開発しました。

倒木や転石の状況
適用条件
@自然条件
大雨、強風、大雪時は施工不可

A現場条件
作業スペース2.0m×2.0m=4.0m2

B技術提供可能地域
日本全国技術提供可能

C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
緑化法面や、林床の植物を食害や踏み荒らしから保護する箇所

A特に効果の高い適用範囲
・シカやイノシシの生息個体多く確認される地域
・山間部等でメンテナンスの困難な地域

B適用できない範囲
定期的に草刈を必要とする箇所

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
道路土工 切土工・斜面安定工指針(日本道路協会)
留意事項
@設計時
シカやイノシシによる食害、踏み荒らしの懸念される地域であること。

A施工時
・骨組みのパイプと金網を、結束線や結束バンドなどで完全に固定し、緩みのないこと。
・足元のワイヤーがアンカーピンで地山にしっかりと固定されていること。

B維持管理等
特になし

Cその他
特になし
活用の効果        
比較する従来技術 シカ柵工
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 4.48 %) 同程度 低下( %) 材料がシンプルで軽量であるため。
工 程 短縮( 62.47 %) 同程度 増加( %) 支柱の基礎設置が不要なため。
品 質 向上 同程度 低下 柵に奥行きを持たせ高さを低くすることで転倒や変形がし難い
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 機械施工が不要なため。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
転倒や変形がし難いので耐久性が向上し、メンテナンスが軽減できる
コストタイプ
コストタイプの種類
発散型:C(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 m 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 1353014円 1416543円 4.48%
工程 1.82日 4.85日 62.47%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費土木一般世話役1.8221500円39130円H27公共工事設計労務単価 大阪府
労務費法面工5.4522300円121535円H27 公共工事設計労務単価 大阪府
労務費普通作業員1.8216400円29848円H27 公共工事設計労務単価 大阪府
材料費シカ矢来部材11149105円1149105円 
諸雑費ネジ・ワッシャ・結束線等113396円13396円(労務費+材料費)×1%
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
労務費(基礎・支柱設置)土木一般世話役0.9521500円20425円H27 公共工事設計労務単価 大阪府
労務費(基礎・支柱設置)普通作業員8.216400円134480円H27 公共工事設計労務単価 大阪府
労務費(フェンス設置)土木一般世話役0.621500円12900円H27 公共工事設計労務単価 大阪府
労務費(フェンス設置)普通作業員10.116400円165640円H27 公共工事設計労務単価 大阪府
材料費(鋼管基礎)φ101.1×3.2×700501600円80000円 
材料費(フェンス)結線格子柵 H=1800100m10000円1000000円 
諸雑費 13098円3098円労務費×2%
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号
【出願中】
特願2014-231058 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 株式会社ケイエフ 国立大学法人京都大学 山田守 
実施権者 特定しない 
特許料等 製品価格に含む 
実施形態 特になし 
問合せ先 株式会社ケイエフ 事業部 072-232-6060 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
1)申請技術の積算根拠
・自社歩掛
・労務単価 大阪府H27年度単価
・地質 土砂〜軟岩
・施工延長 100m
・斜面勾配 1:0.5より緩勾配

2)従来技術の積算根拠
・公園緑地工事標準歩掛(国交省 都市局)
・労務単価 大阪府H27年度単価
・地質 土砂〜軟岩
・施工延長 100m
・斜面勾配 1:0.5より緩勾配
シカ矢来工法 標準単価表(100m当り)
工種 規格 数量 単位 単価 金額 
労)世話役   1.82 人 21,500 39,130 
労)法面工   5.45 人 22,300 121,535 
労)普通作業員   1.82 人 16,400 29,848 
材)矢来 こやぐみ φ19.1 B1300*H1000 67 本 5,250 351,750 
材)矢来 なげし φ19.1 L1488 264 本 1,120 295,680 
材)矢来 こまいスカート φ2.3 □100 スカート付 66 枚 3,900 257,400 
材)矢来 こまい φ2.3 □100 66 枚 2,950 194,700 
材)その他資材 ワイヤー アンカー ねじなど 1 式 62,971 62,971 
合計         1,353,014 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
申請技術の施工方法
@「矢来こやぐみ」「矢来なげし」を用いて、シカ矢来の骨組みを組み立てる。組み立て作業は、平地や小段などのスペースで行う。設置箇所の凹凸が少ない場合は、3スパン程度を一度に組み立てても容易に持ち運びができる。
A組み立てた骨組みで、保護対象斜面を囲うように設置する。地山の凹凸へのなじみが悪い箇所では、少しネジを緩めて、脚部が地山につくように設置する。
B骨組み脚部が地山に突き刺さらないように、脚部保護マットを脚部のしたに敷く。
C「矢来こやぐみ」の脚部の穴にワイヤーロープを通す。骨組みの外周と内周両方にたわみのないように設置する。一周したワイヤーの端部同士は、ワイヤークリップを用いて固定する。
D骨組み脚部に通したワイヤーロープを、アンカーピンを打設して固定する。ピン打設位置は、手順Bで設置したマット部とし、ワイヤーと一緒に固定する。
E「矢来こまい」を柵の内側に、「矢来こまいスカート」を柵の外側に設置する。各こまいの設置はステンレス製の結束線や、耐候性の結束バンドなどを用いて緩みのないように固定する。
F「矢来こまいスカート」のスカート部を、アンカーピンを用いて地山に固定する。めくり上げを防止するために、しっかりと固定する。

従来技術の施工方法
@設置箇所は事前に草刈等の準備作業を行う。
A地山に所定の大きさの穴を掘り、基礎ブロックを設置する。
B基礎ブロックに支柱を打ち込む。
C支柱間に金網を設置する。


施工手順
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・シカ、イノシシ以外(主にサル)の害獣対策。
・平地(農地)での適用効果確認。
A対応計画
・電気柵との併用や、上りにくい金網の開発。
・実証実験などでの確認。
収集整備局 近畿地方整備局
開発年 2014 登録年月日 2016.05.17 最終更新年月日 2016.05.17
キー 
ワード
コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
獣害 食害 侵入防止
開発目標
省力化、経済性の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 株式会社ケイエフ
問合せ先 技術 会 社 株式会社ケイエフ
担当部署 事業部 担当者 井上裕介
住 所 〒590-0021 大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町8-7-7
TEL 072-232-6060 FAX 072-232-6008
E−MAIL inoue@norimen.com
URL http://www.norimen.com/
営業 会 社 株式会社ケイエフ
担当部署 事業部 担当者 井上裕介
住 所 〒590-0021 大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町8-7-7
TEL 072-232-6060 FAX 072-232-6008
E−MAIL inoue@norimen.com
URL http://www.norimen.com/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 1件 1件
実験等実施状況
@急勾配斜面に適応したシカ侵入防護柵(シカ矢来)の効果検証実験(京都大学委託研究)
・設置日:2014年10月30日〜11月1日
・試験場所:京都市左京区大原百井町
・試験目的:侵入防止効果の検証と、落石・倒木・積雪への耐久性確認
・試験結果:設置箇所には侵入された形跡がなく、落石・倒木・積雪をうけた後も侵入防止効果は継続できていることが確認できた。


試験区のモニタリング状況
添付資料等 添付資料
【添付資料@】シカ矢来 リーフレット
【添付資料A】シカ矢来 技術資料
【添付資料B】シカ矢来 標準積算単価
【添付資料C】シカ矢来 部材単価表
【添付資料D】獣害対策工(鹿対策)試験施工概要および追跡調査結果の概要
【添付資料E】日本緑化工学会誌 技術報告(広島県三次市で実施した法面におけるニホンジカ被害防止工法の試験工事)
【添付資料F】急勾配斜面に適応したシカ侵入防護柵(シカ矢来)の効果検証実験報告書
【添付資料G】シカ矢来 施工実績一覧表
参考文献
・林野庁HP 野生鳥獣による森林被害
(http://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/higai/pdf/bouzyo_houhou_20130329.pdf)
・林野庁森林保護対策室 森林における鳥獣被害のためのガイド 森林管理技術者のためのシカ被害の手引き 2012
・一般社団法人 北海道開発技術センターエゾシカの鳥獣被害と対策 〜農林業被害対策編〜 2015
・大分県会計検査事例 日経BP社 ケンプラッツHP
(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20131219/645350/)
・大阪府会計検査事例 日経BP社 ケンプラッツHP
(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20071203/513909/)
その他(写真及びタイトル)
 

 

 


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