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開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.02.17現在
技術
名称
鋼橋製作情報CAD編集システム「SoftDraw」 
事後評価済み技術
(2018.04.26)
登録No. KK-100105-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)
−VE評価:平成30年4月26日〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2011.03.22
副    題 鋼橋部材のNC情報を一元管理するシステム 区分 システム
分 類 1 橋梁上部工 − 鋼橋製作工  
概要
@何について何をする技術なのか?
・鋼橋の製作情報システムやCADで作成される様々なフォーマットのNC情報を相互に変換し、形状や部材情報の修正、編集作業をサポートする技術です。
・用途別に異なる切断、孔明、溶接のためのNC情報とCADで作成される図形情報を一元管理できます。
・編集された部材情報と連動して単品加工図や部材加工リスト等の工場製作に必要な部材加工帳票を出力します。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
鋼橋の製作情報システムで作成される各種NC情報を個別に変換してCADを使って手作業で修正、編集を行いますが以下の問題点があります。
・鋼橋のNC情報には用途別に異なる切断、孔明、溶接用のフォーマットがあるため、共通する情報に関しても一括して編集することができません。
・NC情報と部材加工帳票が連動していないため、NC情報をCADで修正、編集しても帳票に反映されません。そのため、同じような作業を繰り返すことになり、非効率で間違いも起きやすくなります。

B公共工事のどこに適用できるのか?
鋼橋の工場製作における原寸作業に適用できます。

Cその他
鋼橋の製作情報システムは設計図面から3次元形状モデルを構築し、それを展開して部材の切断、孔明、溶接情報を作成するとともに部材の組立情報を出力するトータルシステムです。システムの適応制限により処理できない部材や部材情報の修正がある場合、システムの出力をそのままの利用することはできません。そのため部材加工に必要なNC情報や帳票はCADや表計算ソフトを使って手作業で作成されています。SoftDrawはこの作業をサポートするシステムで、国土交通省その他の公共機関が発注する鋼橋製作において鋼橋メーカーと原寸会社で運用されています。

システム構造
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

既存の製作情報システムは機能が限定されているため、取り扱えない部材があったり、部材情報が足りなかったりします。そのため、出力されたNC情報に対してCADを使って手作業での追加、修正が必要になってきます。鋼橋のNC情報には用途別に切断、孔明、溶接用のフォーマットがあり、AutoCADのDXFファイルとの双方向の変換がネックになっていました。更に市販のCADの汎用的な機能だけでは作業効率が悪く、鋼橋に特化した様々な機能が要望されていました。
このシステムは製作情報システムで出力されるNC情報とAutoCADのDXFファイルを相互に変換するとともに鋼橋に特化した下記の機能を備えています。

・溶接によるX,Y方向の収縮量を指定して部材形状を拡大します。
・部材をブロック分割線で区切ることによって複数部材として読み込めます。
・部材の外周線、切抜線からのマーキング線の端部離れ量を指定できます。
・ボルト孔の水平寸法、鉛直寸法、平行寸法の作成が行えます。
・部材加工リストに形状図を表示します。
・部材のネット率を計算します。
・部材形状の計算に6種類の座標軸を選択できます。
・部材の外周線と切抜線の連続性をチェックします。
・重複した線をチェックします。
・鋼種と板厚の関係をチェックします。
・部材の図形情報をビューア機能で閲覧できます。
・AutoCAD で表示されている図面・DXF を連続して印刷することが出来ます。
・指定された部材を、座標変換せずに書き出すことにより部材結合図を作成できます。
・開先形状を表示します。
・XML形式の部材情報を編集できます。
・登録部材DB と原寸材料リストを使用してNC原板情報を作成します。
・溶接情報を編集できます。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・使い勝手の良い機能を利用することにより、工場製作に必要な部材の切断、孔明、溶接のNC情報作成の生産性が向上します。
・様々なシステムで作成されるNC情報を一元管理して編集することによりミスを防止し、品質の向上が図れます。
 
適用条件
@自然条件

気象条件には左右されない。

A現場条件

本システムの動作環境は以下の通りです。
基本ソフトウェア:Microsoft Windows XP/Vista/7
CPU:Intel Pentium 4以上推奨
メモリ:2GB以上推奨
ハードディスク:100MB以上の空き容量推奨
ディスプレイ:1024×768以上の解像度

B技術提供可能地域

特になし

C関係法令等

特になし
適用範囲
@適用可能な範囲

鋼構造物のプレート部材

A特に効果の高い適用範囲

鋼橋のプレート部材

B適用できない範囲

鋼橋の形鋼部材

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元

道路橋示方書・同解説U鋼橋編(平成14年3月)
留意事項
@設計時

特になし

A施工時

特になし

B維持管理等

特になし

Cその他

申請技術は鋼橋プレート部材の2次元NC情報に限定されており仮組等を対象としていない
活用の効果        
比較する従来技術 NC情報変換プログラムとCAD作業の併用
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 20.53 %) 同程度 低下( %) 作業時間短縮によるコスト縮減
工 程 短縮( 25.19 %) 同程度 増加( %) 作業時間短縮による工程短縮
品 質 向上 同程度 低下 切断、孔明、溶接用のNC情報の相互変換
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下 部材帳票の自動作成による手作業の軽減
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
使い勝手の良い機能でNC情報を一元管理して編集することにより、生産性、品質の向上が図れます。
コストタイプ
コストタイプの種類
損益分岐点型:A(T)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1  単位 橋 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 431500円 543000円 20.53%
工程 10.1日 13.5日 25.19%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
NC情報→DXF変換SoftDraw作業0.2時間5000円1000円 
CAD編集CAD作業40時間5000円200000円 
単品加工図出力SoftDraw作業0.1時間5000円500円 
単品加工図チェックチェック作業40時間5000円200000円 
DXF→NC情報変換SoftDraw作業0.2時間5000円1000円 
部材加工リスト仕上げSoftDraw作業0.2時間5000円1000円 
成果品出力SoftDraw作業0.1時間5000円500円 
システム導入費1橋換算127500円27500円 
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
NC情報→DXF変換変換作業0.8時間5000円4000円 
CAD編集CAD作業40時間5000円200000円 
単品加工図出力CAD作業1時間5000円5000円 
単品加工図チェックチェック作業40時間5000円200000円 
DXF→NC情報変換変換作業0.8時間5000円4000円 
部材加工リスト仕上げCAD作業24時間5000円120000円 
成果品出力CAD作業1時間5000円5000円 
システム導入費1橋換算15000円5000円 
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
1) 施工範囲
原寸作業
2) 積算条件
橋長:167m 幅員:12.6m 鋼重:410t 形式:4径間連続非合成鈑桁
3) 情報処理技術者人工単価
5,000円/時間
4) システム価格
550,000円/ライセンス(20橋で回収)
原寸作業費用の内訳
項目 仕様 数量 単位 単価(円) 金額(円) 
NC情報→DXF変換 SoftDraw作業 0.2 時間 5,000 1,000 
CAD編集 CAD作業 40 〃 〃 200,000 
単品加工図出力  SoftDraw作業 0.1 〃 〃 500 
単品加工図チェック チェック作業 40 〃 〃 200,000 
DXF→NC情報変換 SoftDraw作業 0.2 〃 〃 1,000 
部材加工リスト仕上げ SoftDraw作業 0.2 〃 〃 1,000 
成果品出力 SoftDraw作業 0.1 〃 〃 500 
システム導入費 1橋換算 1 橋  27,500 27,500 
合計         431,500 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
システムの操作は下記の手順で進めます。

1) 製作情報システムで作成された部材のNC情報を読み込み、DXFに変換します。
2) AutoCADで部材形状の変更や罫書の追加等の編集作業を行います。
3) 単品加工図を出力してチェックします。
4) 編集の終わったDXFをNC情報に変換します。
5) 完成した単品加工図と部材加工リストを出力します。
6) 部材加工リストを仕上げます。
7) 成果品を出力します。


システムメニュー
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
鋼橋の設計図面は完成時の形状・寸法で表示されています。そのため製作に当たってはキャンバーや溶接による収縮、ひずみなどを考慮する必要があります。原寸はこれらの影響を考慮した展開計算により寸法を決定し、製作に必要な資料の作成を行う一連の作業です。鋼橋の製作情報システムはこの作業を自動化するために開発され運用されていますが、部材切断や孔明、溶接のNC化の進展に伴い各種NC情報の相互変換が課題になってきました。SoftDrawはこのNC情報の相互変換を目的として開発されたシステムです。今後の課題として、複数部材で構成されるパネルを取り扱うことにより上流の製作情報システムとの連携のレベルを上げ、よりきめ細やかなオーダーメード機能の充実をはかっていく必要があります。

A対応計画
重複する既存のNC情報を統合したXML形式の新たなNC情報(NCxml)を提案します。既存のNC情報やDXFとの互換性を保つことにより、NC情報の統合を図ります。また、複数部材で構成されるパネルの図形情報を扱えるようにして、上流の製作情報システムが行っている単部材のNC情報作成をSoftDrawで行えるようにします。
収集整備局 近畿地方整備局
開発年 2007 登録年月日 2011.03.22 最終更新年月日 2011.03.22
キー 
ワード
情報化、コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上
自由記入
原寸 NC CAD
開発目標
省力化、施工精度の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 SoftBridge株式会社 株式会社サノテック
問合せ先 技術 会 社 株式会社サノテック
担当部署 ソリューション開発大阪事業部 担当者 葭原賢一
住 所 〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-2-7
TEL 06-6685-5225 FAX 06-6685-5224
E−MAIL yoshihara@sanotec.co.jp
URL http://www.sanotec.co.jp
営業 会 社 SoftBridge株式会社
担当部署 技術営業 担当者 坪内孝之
住 所 〒556-0014 大阪市浪速区大国1丁目2番21-1001号
TEL 06-6648-8251 FAX 06-6648-8245
E−MAIL tubouti@softbridge.co.jp
URL http://www.softbridge.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
7件 13件 0件
実験等実施状況
非合成鈑桁橋の原寸作業で使用して問題のないことを確認しました。

 
添付資料等 添付資料
SoftDrawのカタログ「添付資料@」
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

出力例(単品加工図)


出力例(部材加工リスト)

 


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。