ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.02.21現在
技術
名称
天然由来凝集剤「フジクリーン」 
事後評価済み技術
(2013.09.18)
登録No. HK-080017-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-V
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2009.03.05
副    題 食品添加物(キトサン)による濁水処理 区分 材料
分 類 1 環境対策工 − 水質保全工  
分 類 2 仮設工 − 濁水処理工(一般土木工事)  
分 類 3 河川海岸 − 浚渫工 − ポンプ浚渫工 
概要
@何について何をする技術なのか?
建設工事から発生する濁水に対して、天然由来でかつ食品添加物(キトサン)であるフジクリーンのみを凝集剤として添加、撹拌する事により凝集沈殿処理方式にて濁水を処理する技術。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
従来は、化学薬品である無機凝集剤(PAC等)+合成高分子凝集剤の2剤併用での凝集沈殿処理方式で対応。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・トンネル工事
・ダム工事
・造成工事
・河川、港湾浚渫工事等
建設工事に伴う濁水処理に適用

フジクリーン
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・従来は化学薬品を凝集剤とする凝集沈殿方式で濁水処理を行っていたが、天然由来でかつ食品添加物の高分子凝集剤による凝集沈殿方式の濁水処理とした。
・従来は無機凝集剤(PAC等)+合成高分子凝集剤の2剤併用で処理を行っていたが、ほとんどの濁水において、フジクリーン1剤で処理が可能である。
・1剤のみの添加で、尚かつ添加量も少ないので、現場への薬剤納品運搬車数を減らすことが出来る。
・化学薬品と比較して、土壌中や自然環境での分解性が高い。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・天然由来でかつ食品添加物であるので、環境にやさしい。
・1剤で処理が可能であるので、濁水処理管理者の負担が軽減される。
・現場への薬剤納品運搬車数が減ることにより、CO2削減に貢献できる。
・土壌中や自然環境での分解性が高いので、凝集汚泥を再利用する場合に有効である。
・有機物混合濁水にも効果がある。

凝集状態写真
適用条件
@自然条件
・寒冷地では、材料溶解後の凍結及び設備配管の凍結に注意が必要。

A現場条件
・直射日光を避け,通風がよく湿気のない保管場所が必要。

B技術提供可能地域
・制限なし

C関係法令等
・水質汚濁防止法
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律
適用範囲
@適用可能な範囲
・建設工事に伴い発生する濁水全般

A特に効果の高い適用範囲
・有機物混合濁水

B適用できない範囲
・高アルカリ濁水 (ただし、中和処理を行う事で処理可能)

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・水質汚濁防止法
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律
留意事項
@設計時
・処理対象濁水の把握(処理量、SS、pH)
・処理水放流基準値の把握
・処理対象濁水の凝集沈降試験を行い、凝集の可否、凝集状態、最適添加量を確認する。

A施工時
・凝集効果促進の為に、原水pHを常時中性に保ち十分な撹拌時間を得られる設備とする。

B維持管理等
・保管においては、直射日光を避け,通風がよく湿気のない場所へ保管する。
・開封前は約3ヶ月間、開封及び溶解後は出来るだけ早く使用する様にする。

Cその他
・凝集状態によっては助剤(アルギン酸ナトリウム等)により凝集・沈殿が促進される。
活用の効果        
比較する従来技術 無機凝集剤(PAC等)+合成高分子凝集剤
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 0.77 %) 同程度 低下( %) やや向上する。
工 程 短縮( 50 %) 同程度 増加( %) 従来技術は2工程で処理を行うが、1工程で処理ができる。(※工程はあくまでも処理装置に投入する作業の比較である。)
品 質 向上 同程度 低下 処理水質は同程度である。
安全性 向上 同程度 低下 食品添加物に認められているので、より安全である。
施工性 向上 同程度 低下 1剤で処理できるので、設備の運転管理者に対する負担が軽減される。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 生物に無害で、土壌における分解性が早い。
その他、技術の
アピールポイント等
天然由来でかつ食品添加物であるため、環境にやさしい。添加量が少なく、1剤で処理を行うので調整管理の簡素化や自動化が容易であり、薬剤納品運搬車数が減る事によるCO2削減効果が見込める。廃棄物であるカニ殻を有効利用している。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1000  単位 m3 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 12900円 13000円 0.77%
工程 1日 2日 50%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
  0 0円0円 
天然由来凝集剤キトサン 天然高分子3kg4300円12900円3mg/L 添加の場合
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
無機凝集剤液体PAC125kg80円10000円125mg/L 添加の場合
高分子凝集剤アニオン系 合成高分子3kg1000円3000円3mg/L 添加の場合
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
・1kg当たり4,300円
・荷姿は10kg入り紙袋
・m3当たりの単価は処理対象濁水の水質により変動する。
価格表
品名 仕様 数量 単位 金額 
フジクリーンKT-250 淡褐色フレーク状 1 kg 4,300 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
濁水処理装置におけるフジクリーンの使用例

@濁水を原水槽(タンク等)に貯留します。
A濁水を採取しビーカー、シリンダー等にてフジクリーンの添加量を確認します。
Bフジクリーンをあらかじめ規定の濃度(0.5%以下)に溶解しておきます。
C装置を運転し、濁水を汲み上げ反応槽での凝集状態を確認します。
D沈殿槽からオーバーフローした上澄水の水質を確認し放流します。
E沈殿槽にて沈降した凝集フロックは、バキューム車及び脱水機等により処分します。(処分後の凝集フロックは、性状により産廃処分又は再利用します。)


処理フロー図
今後の課題とその対応計画
@課題
・重金属含有濁水に対する効果の確認。

A計画
・建設工事濁水以外の様々な廃水処理へ展開したい。
収集整備局 北海道開発局
開発年 2006 登録年月日 2009.02.25 最終更新年月日 2009.03.05
キー 
ワード
安全・安心、リサイクル
自由記入
  CO2削減  
開発目標
安全性の向上、周辺環境への影響抑制、地球環境への影響抑制
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 富士エンジニアリング株式会社
問合せ先 技術 会 社 富士エンジニアリング株式会社
担当部署 技術部 担当者 岡崎 聡
住 所 〒060-0006 北海道札幌市中央区北6条西12丁目14
TEL 011-271-3991 FAX 011-271-3970
E−MAIL fuji1@mbe.sphere.ne.jp
URL http://www.fuji-en.co.jp/
営業 会 社 富士エンジニアリング株式会社
担当部署 営業部 担当者 山崎 伸一
住 所 〒060-0006 北海道札幌市中央区北6条西12丁目14
TEL 011-271-3991 FAX 011-271-3970
E−MAIL fuji1@mbe.sphere.ne.jp
URL http://www.fuji-en.co.jp/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
2件 0件 0件
実験等実施状況
1.自社試験室での室内試験(H17〜H19)
・合成高分子凝集剤以外の凝集剤選定・・・・キトサン+アルギン酸で、PAC+合成高分子と同等の濁水処理が可能であることを確認。
・様々な濁度による凝集試験及び最適なpH域の確認・・・・濁度は広範囲に適応でき、キトサン単独でも処理可能である事を確認。pHは中性域で最も効果がある事を確認。
・メダカの飼育実験・・・・試水濃度実験及び忌避行動実験において、清水と差がないことを確認。

2.自社機材センターでのフィールド試験(H17)
・採取土砂にて濁水を作り、実機による性能評価・・・・PAC+合成高分子凝集剤と同等の処理水質を得るためには、沈降分離面積に留意する必要を確認した。

3.渡島管内トンネル工事現場でのフィールド試験(H19)
・工事現場からの濁水で実機による性能評価
1)安定処理の確認(凝集状態の確認)・・・・撹拌効率を良くし、適正な沈降分離面積を確保する事で、建設工事に伴う濁水処理の効率向上と持続性を確認。
2)凝集汚泥の脱水性・・・・PAC+合成高分子凝集剤と同等
3)処理水BODとCODの確認・・・・いずれも排水処理基準値以下となった。
4)取扱いの容易性・・・・特に不具合はなかった。


ヒメダカの飼育実験
添付資料等 添付資料
1.フジクリーン単価見積
2.液体PAC・合成高分子凝集剤単価見積
3.フジクリーンカタログ
4.フジクリーン品質証明書
5.フジクリーン製品安全データシート(MSDS)
6.フジクリーン性状報告書
7.自然由来凝集剤の凝集効果確認
8.凝集試験報告書
9.フジクリーン自動注薬装置設置状況
10.フジクリーンの海水溶解実験について
11.自然由来凝集剤による凝集沈殿評価
12.キチン、キトサンの応用
13.キチン、キトサン利用技術
14.特許庁 標準技術集 水処理技術
15.PACカタログ
16.PAC品質規格書
17.PAC製品安全データシート(MSDS)
18.合成高分子凝集剤カタログ
19.合成高分子凝集剤性状報告書
20.合成高分子凝集剤製品安全データシート(MSDS)
21.JWWA 規格
22.ダム建設工事における濁水処理
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

釧路川環境整備事業の内 旧川掘削工事


処理状況

 


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。