ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.04.24現在
技術
名称
バルリンク 
事後評価未実施技術 登録No. CG-120039-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.01.31
副    題 コンクリート・モルタル用ひび割れ抑制繊維 区分 材料
分 類 1 コンクリート工 − コンクリート工 − コンクリート打設 
分 類 2 コンクリート工 − コンクリート工 − モルタル工 
分 類 3 建築 − コンクリート工事  
分 類 4 橋梁上部工 − RC場所打ちホロースラブ橋工  
分 類 5 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 断面修復工 
概要
@何について何をする技術なのか?
コンクリートまたはモルタルにポリプロピレン製合成短繊維を添加することにより、収縮ひび割れを抑制/低減する技術です。併せて、コンクリート片の剥落防止機能、靭性能が付与されます。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・プレーンコンクリート
・鋼繊維

B公共工事のどこに適用できるのか?
収縮ひび割れの低減を必要とするコンクリートまたはモルタル部材。

Cその他
○簡易作業性
・鋼繊維に比べ密度が小さいので、材料の運搬作業、取扱作業が容易に行えます。
・梱包袋のままアジテータ車に直接投入できます。

○安全性
・プラスチックなので、錆が発生しません。
・耐硫酸性、耐アルカリ性および耐海水性に優れています。
・燃焼しても有毒ガス(ダイオキシン類、塩化水素ガス等)の発生はありません。
バルリンクの諸元
項目 単位 諸元 
素材   ポリプロピレン 
円換算直径 μm/単糸あたり 42.6 
繊維長 mm 12 
密度 g/cm3 0.91 
引張強度 N/mm2 390 
弾性係数 N/mm2 5,000 
融点 ℃ 160〜170 
形状(梱包時)   連糸形状 
吸水性   なし 

バルリンク
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・コンクリートまたはモルタルにポリプロピレン製合成短繊維を添加する。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・コンクリートまたはモルタルの収縮ひび割れが低減されます。
・短繊維を添加するので、剥落防止機能が付与されます。
・コンクリートまたはモルタルに靭性(タフネス)が付与されます。

梱包形態(タテ45cm×ヨコ27cm、内容量455g)
適用条件
@自然条件
・特になし。

A現場条件
・特になし。

B技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。

C関係法令等
・特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲
コンクリートまたはモルタルを使用する箇所。

A特に効果の高い適用範囲
頻繁/容易に補修/改修ができないような構造物/部位。

B適用できない範囲
特になし。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・土木工事標準仕様書(東日本旅客鉄道株式会社編) 附属書8-5
・コンクリート標準示方書 設計編
留意事項
@設計時
・標準添加量はコンクリート配合1m3に対し、外割りで0.1vol%(910g/m3)となります。
・使用材料、現場採用配合によって、繊維添加後のフレッシュコンクリートの物性値(スランプ、空気量など)が変わります。予め、試験練りにより繊維投入後のスランプダウン、空気量の変動値を考慮し、ベース配合の設定を行って下さい。


A施工時
【アジテータ車での練混ぜ作業】
・繊維の投入は、必ず、アジテータ車のドラムが高速回転(攪拌)している状態で行ってください。また、ドラムの回転羽根に向けて、1袋づつ投入してください。
・2袋目以降の繊維の投入は、ドラム内で前に投入した繊維の袋が破れたことを確認したら、行ってください。
・所定量の繊維を投入した後は、引き続き、2〜3分間高速攪拌を行ってください。
・高速攪拌終了後、コンクリート排出口付近へ繊維が多く付着した場合は、ドラムを正転・反転させ攪拌した生コンクリートで繊維を混ぜ込んで下さい。
・多くのアジテータ車へ繊維を投入する場合は、作業の安全性/確実性の観点から、簡易足場、高所作業車の使用をお勧めします。

【ミキサでの練混ぜ作業】
・ベースコンクリートまたはモルタルを練上げ、それに繊維を投入し練混ぜることを基本として下さい。繊維投入後の攪拌時間は、1分間程度を目安として下さい。
・練り混ぜ量に応じて攪拌時間を調整して下さい。
・配合条件によって練り混ぜ時間は異なりますので、都度確認して下さい。

【ポンプ圧送時】
配管の際の絞り管は、閉塞の恐れがあるので使用は避けて下さい。


B維持管理等
・直射日光を避け、雨に濡れないように保管して下さい。
・高熱で溶ける(融点160〜170℃)ため火気に近づけないようにして下さい。
・製品は濡れた状態で使用しないで下さい。
・雨天時の工事では、その現場でのコンクリート工事の雨天対策に従って下さい。


Cその他
・繊維が添加されたコンクリートを廃棄する場合は、産業廃棄物処理業者に処理を委託して下さい。
活用の効果        
比較する従来技術 プレーンコンクリート
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( %) 同程度 低下( 10.11 %) 繊維費用が増加。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( %) 繊維をコンクリートに添加する時間は、5〜8分間程度であり工程への影響は小さい。
品 質 向上 同程度 低下 ひび割れ抑制、剥離・剥落防止機能の付与および変形性能の向上。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下  
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
コンクリートまたはモルタルにポリプロピレン製合成短繊維を添加することにより、収縮ひび割れを抑制/低減する技術です。併せて、コンクリート片の剥落防止機能、靭性能が付与されます。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(−)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1  単位 m3 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 15250円 13850円 -10.11%
工程 1日 1日 0%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
バルリンク換算直径42.6μm×繊維長12mm2袋(455g入)700円1400円繊維添加率0.1vol%
プレーンコンクリート24-15-20N1m313850円13850円地区:岡山県 財団法人建設物価調査会 月刊建設物価 2011年6月
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
プレーンコンクリート24-15-20N1m313850円13850円地区:岡山県 財団法人建設物価調査会 月刊建設物価2011年6月
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
算出条件
○コンクリート1m3あたり
・プレーンコンクリート:レディーミクストコンクリート 24-15-20N 岡山県 13,850円/m3
・バルリンク:繊維添加率0.1vol%(455g入袋×2袋) 1,400円/m3
参考例
材料 価格(円/m3) 備考 
レディーミクストコンクリート 13,850 財団法人建設物価調査会 月刊建設物価 2011年6月:レディーミクストコンクリート 24-15-20N 岡山県 
バルリンク 1,400  
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
コンクリートまたはモルタル1m3あたりに「バルリンク」を2袋(455g×2袋)を添加する。

【アジテーター車へ投入前の準備作業】
@アジテータ車1車 生コン積載量に相当するバルリンクの袋をダンボールケースから取り出す。

【アジテーター車への投入作業】
Aアジテーター車のドラムを高速回転させる。

Bホッパーから回転しているドラムの手前側にある回転羽根へバルリンクの入った袋を落とします。
アジテーター車に積載するコンクリート容量を4m3積載とした場合、4m3分のバルリンク(455g/袋=0.5m3分×8袋)を1袋毎に投入する。

C回転羽根でコンクリート中に袋が巻き込まれ、袋が破れたら、次の小袋を順次落としていきます。

D所定量すべて投入したら、アジテータ車のドラムを最低2分間高速回転させます。高速回転数は16rpmが目安です。アジテーター車の高速回転能力差により、繊維の練混ぜ状態が異なります。高速回転数が低い場合、練混ぜ状態を確認し、練混ぜ時間を追加します。(追い練り時間は10〜30秒)

E高速回転を終了します。回転羽根にバルリンクが付着した場合、ドラムを正転・反転させ、練混ぜられたコンクリートで付着したバルリンクを練混ぜて下さい。

Fコンクリートを排出、ポンプ車へ投入または打設します。


バルリンク投入作業状況(アジテータ車の場合)
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・特になし。

A対応計画
・特になし。
収集整備局 中国地方整備局
開発年 2007 登録年月日 2013.03.22 最終更新年月日 2017.01.31
キー 
ワード
安全・安心、公共工事の品質確保・向上
自由記入
短繊維 はく落 BarLink
開発目標
耐久性の向上、安全性の向上、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 萩原工業株式会社/株式会社大林組
問合せ先 技術 会 社 萩原工業株式会社
担当部署 合成樹脂事業部 開発部 製品開発課 担当者 大島 章弘
住 所 〒712-8502 岡山県倉敷市水島中通一丁目4番地
TEL 086-440-0836 FAX 086-440-0819
E−MAIL a.ohshima@hagihara.co.jp
URL http://www.hagihara.co.jp/
営業 会 社 萩原工業株式会社
担当部署 合成樹脂事業部 BCI部 国内営業課(東京支店) 担当者 室賀 陽一郎
住 所 〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町7 神田システムビル7F
TEL 03-3254-4911 FAX 03-3256-4398
E−MAIL y.muroga@hagihara.co.jp
URL http://www.hagihara.co.jp/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
11件 5件 14件
実験等実施状況
【1】 拘束収縮ひび割れ抑制効果確認試験
◇試験期間
2008年9〜10月

◇試験場所
太平洋マテリアル株式会社 中央研究所

◇試験概要
・ベース:モルタル(水セメント比50%)
・試験体条件:@ベース、Aバルリンク(標準添加量0.1vol%)、B膨張材(標準添加量20kg/m3)およびC前記A、Bの併用
・評価方法:発生したひび割れの面積(幅×長さ)
・ひび割れ観察最終材齢:56日(養生湿度40%RH)

◇試験結果
@に対する低減効果は、A:約34%、B:約47%、C:約67%


【2】 剥落防止性能確認試験
◇試験期間
2016年10〜12月

◇試験場所
株式会社八洋コンサルタント

◇試験概要
・ベース:コンクリート(水セメント比60%)
・試験体条件:@ベース、Aバルリンク(0.10vol%)
・試験方法:日本鉄道施設協会 土木工事標準仕様書「合成短繊維の添加による剥落防止効果(打撃試験)および分散性確認方法」による打撃試験

◇試験結果
・スランプ:@7.5cm、A3.5cm
・空気量:@4.6%、A4.2%
・圧縮強度(材齢28日):@39.0N/mm2、A35.1N/mm2
・打撃試験結果:@に対する打撃回数比は、A約12.0


【3】 曲げ靭性(タフネス)試験
◇試験期間
2008年7〜9月

◇試験場所
株式会社大林組

◇試験概要
・ベース:コンクリート(水セメント比47.2%)
・試験条件:@ベース、Aバルリンク(0.05vol%)
・試験方法:JCI-S-002 切欠きはりを用いた繊維補強コンクリートの荷重-変位曲線試験方法

◇試験結果
・ベース破壊時タフネス:0.162N/mm この時のバルリンク添加コンクリートのタフネス:0.196N/mm
→約20%向上
・切欠きひび割れ幅4mm時、バルリンク添加コンクリートのタフネスは0.325N/mm
→約200%向上


【4】 凍結融解抵抗性確認試験
◇試験期間
2010年5〜7月

◇試験場所
岡山大学

◇試験概要
・ベース:コンクリート(水セメント比50%)
・試験体条件:@ベース、Aバルリンク(0.05vol%)、Bバルリンク(0.1vol%)
・試験方法:JIS A 1148 コンクリートの凍結融解試験方法 / 水中凍結融解(A法)

◇試験結果
凍結融解繰り返し300サイクルにおける相対動弾性係数は、@:ベース85%,B0.10vol%:95%。
※凍害に関するコンクリート構造物の性能を満足するための凍結融解試験における相対動弾性係数最小限界値は85%以上

 
添付資料等 添付資料
1:技術資料(バルリンクを添加したコンクリートの特性)
2:少量の合成短繊維補強コンクリートの剥落防止性能と破壊エネルギーの関係
3:バルリンク カタログ
4:バルリンク使用実績
5:土木工事標準仕様書(東日本旅客鉄道株式会社編) 附属書8-5
6:品質検査証明書
7:バルリンク施工手順(練混ぜ手順)
8:2011年6月建設物価
9:平成24年度公共工事設計労務単価
10:コンクリート標準示方書 設計編
11:合成短繊維の添加によるコンクリートの剥落防止効果確認試験
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)
 

 

 


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