ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.07.21現在
技術
名称
アライード 
事後評価済み技術
(2018.02.13)
登録No. CG-120016-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)
-VE評価:平成30年2月9日〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.07.22
副    題 既設空石積の隙間や空洞にモルタルを注入する補修・補強工法 区分 工法
分 類 1 河川維持 − その他  
分 類 2 道路維持修繕工 − その他  
分 類 3 共通工 − その他  
概要
@何について何をする技術なのか?
・既設空石積の隙間や胴込及び背面の空洞部分に機械式でモルタルを圧送注入する技術。
・注入ホースを延長することにより、重機等が進入できない場所でも施工が可能。
・モルタル注入機械が軽量で小さい。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・既設空石積を取壊し、新たに練石積を再構築する。
・既設石積の前面に重力式擁壁で一体化し補強する。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・既設の空石積の補修、補強。

モルタル注入工(完成写真)
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・従来、空洞化した石積は、取壊して新たに石積工を施工することが行われてきたが、既設石積に前面から「モルタル注入」を施工することが可能となった。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

・既設の構造物を補修、補強する為、工事費の軽減及び、工程の短縮が可能。
・施工スペースが小さくていい。

注入機械設置状況(注入プラント)
適用条件
@自然条件
雨天時の施工はさける。また気温5℃以下の場合には、協議により混和材量を使用する。保温養生(養生マット、養生シート等使用)を行う。又、気温35℃以上の場合は施工は避ける。

A現場条件
人力施工である為、人が作業できるスペースがあれば施工可能。作業ヤードは、注入ノズル(注入口)の位置から50m程度以内の箇所に上記写真の機械ヤード(4m×4m)を設置する。
機械設備から注入ノズルまでの圧送距離は、概ね50m(中継ポンプを使用することにより、100m程度まで延長可能)。
水中部は施工不可。
空石積の合端が狭く前面からの注入が困難な場合は圧入パイプを取付けてモルタルポンプで圧入する。

B技術提供可能地域
技術提供地域については制限なし。

C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
既設の空石積の補修、補強。

A特に効果の高い適用範囲
注入工法の為、取壊し及び新設の手間が省けるので、経済性、工程が向上する。

B適用できない範囲
水中部は施工不可(別途、仮締切及び水替えが必要)

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
特になし
留意事項
@設計時
・計画注入量の決定方法→事前調査を行い、注入量を決定(空洞の有無により注入量が変動)。
・湧水がある場合 水抜きパイプで勇水を前面に誘導しながらモルタル注入する。
・石積の合端が狭い場合は、削孔して圧入パイプを取り付け圧入する。

A施工時
・注入量の確認方法
空袋で確認
・出来高の確認方法
100uにつき1箇所、100u以下のものは1工事につき1箇所、抜石する。
・モルタルの配合設計は、現場条件により協議する。

B維持管理等
特になし

Cその他
自社で施工、又は他社施工はアライードの技術指導を受けたうえで施工する。
活用の効果        
比較する従来技術 既設石積の撤去・新設
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 26.05 %) 同程度 低下( %) 既設の石積にホースを使用して注入する為、取壊し手間・新設の材料費などが節約できる。
工 程 短縮( 35.48 %) 同程度 増加( %) 注入工法である為、取壊しが不要。
品 質 向上 同程度 低下  
安全性 向上 同程度 低下 取壊が無いため事故発生率が減った。
施工性 向上 同程度 低下 従来技術は取壊がある。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 取壊時の騒音の発生がない。
その他、技術の
アピールポイント等
既設の空石積の隙間や空洞に対して従来は、取壊し・新設を行っていたが、本技術は、既設空石積にモルタルを注入することにより、補修、補強が出来る為、経済性・工程が改善される。
コストタイプ
コストタイプの種類
発散型:C(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 100  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 1413312円 1911300円 26.05%
工程 6日 9.3日 35.48%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
石積清掃工・除草人力 石積清掃100m2954円95400円法長2.5m 延長40m 100m2の石積の場合
足場工単管傾斜足場100掛m21791円179100円法長2.5m 延長40m 100m2の石積の場合
モルタル注入機設置・撤去設置・撤去1回(小運搬なし)142000円42000円機械設置箇所 注入ノズル(注入口)より50m以内
削孔工注入口用 (1本/m2)100300円30000円法長2.5m 延長40m 100m2の石積の場合
モルタル注入工1:3モルタル6.5m3112296円729924円空石積の隙間部分の注入量
モルタル注入工1:3モルタル3m3112296円336888円空洞部分の注入量
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
既設石積取壊し人力施工100m23000円300000円運搬費・処分費は含まず
ブロック基礎工コンクリート基礎工 18N-8-4040m13320円532800円法長2.5m 延長40m 100m2の石積の場合
石積工間知石は再利用100m210785円1078500円法長2.5m 延長40m 100m2の石積の場合
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号
【出願中】
特願2014-102144 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 あらい 
実施権者   
特許料等   
実施形態   
問合せ先 あらい 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
(共通事項)新技術の積算条件

・平成23年度 広島県広島地域労務単価を使用。
・モルタル注入工は自社歩掛を使用。
・モルタル注入量は背面に空洞が100m2に対して、3m3ある場合。
・削孔径φ32で現場状況に応じて1uに1箇所 の割合で削孔を行う。
・従来技術は国土交通省土木工事積算基準を使用。
・従来技術の場合、基礎工については床掘も含まれる。
100m2当りの施工日数
工種 従来工法 新技術 縮減率 備考 
取り壊し 2日     50m2/日 
基礎工 2日     20m/日 
石積 5.3日     19m2/日 
石積清掃   1日   100m2/日 
削孔工   1日   100m2/日 
モルタル注入工   4日   25m2/日 
合計 9.3日 6日 35.48%  
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
(下地処理)

1:除草・清掃(石積清掃)
雑草、ゴミなどを人力により取り除き、清掃する。
*:状況により高圧洗浄機により、高圧洗浄を行う。

(準備工)

2:プラント設置
使用機械及び使用資材を設置する。

*使用機械:モルタルミキサー(0.1m3) モルタルホッパー モルタルポンプ コンプレッサー(37m3/min) 発電機(10kvA) 水タンク
*使用材料:高炉セメント 砂 (1:3モルタル)

3:足場設置
単管パイプにより、足場を設置する(法長2.5m以上の場合)。

4:削孔工(注入口設置)削孔径φ32で現場状況に応じて1uに1箇所 から1uに4箇所の割合で削孔を行う。


(モルタル注入工)

5:モルタル注入工(シール工)
プラントで練り上げたモルタル(1:3標準仕様)をモルタルミキサーの圧力により、石と石の隙間及び注入口よりモルタルが表面に染み出るまで注入を行う。
なお、注入順序は下段から上段へ向かって施工(注入)する。

5':モルタル注入工(圧入工、圧入仕上げ)
圧入パイプを設けた場合は、表面からの注入仕上げ後に圧入パイプからモルタルポンプの圧力で、モルタルを圧入充填し仕上げる。

6:モルタル注入工(表面仕上げ)
モルタル注入後、石と石の隙間及び注入口よりモルタルが表面に染み出た段階で表面をハケ・コテなどで仕上げる。



(後片付け)

7:足場撤去・プラント撤去
作業足場の撤去及び、プラントを撤去する。

8:モルタル殻等処分
モルタル殻等、現場発生の廃棄物を処分する。

(管理方法)

・品質管理
・細骨材の表面水量試験を注入日毎に午前1回、午後1回行う。
・供試体を100m2に1回、1週、4週で圧縮強度試験を行う。

・注入量
・セメントの空袋で確認。
・出来形
・100uにつき1箇所、100u以下のものは1工事につき1箇所、抜石する。


モルタル注入状況
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・使用機械の軽量・小型化。


A対応計画
・圧送能力の向上の為、使用機材の開発。
収集整備局 中国地方整備局
開発年 2009 登録年月日 2012.10.02 最終更新年月日 2016.07.22
キー 
ワード
安全・安心、環境、コスト縮減・生産性の向上
自由記入
石積の倒壊防止 河川護岸の補修 文化財(石積)の保護・補強
開発目標
経済性の向上、周辺環境への影響抑制、省資源・省エネルギ
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 株式会社 あらい
問合せ先 技術 会 社 鰍らい
担当部署   担当者 新井利幸
住 所 〒738-0603 広島市佐伯区湯来町下甲1125-4
TEL 0826-23-0057 FAX 0826-23-0381
E−MAIL yuki-kk.arai@do3.enjoy.ne.jp
URL http://www.new-arai.jp/
営業 会 社 鰍らい
担当部署   担当者 新井利幸
住 所 〒738-0603 広島市佐伯区湯来町下甲1125-4
TEL 0826-23-0057 FAX 0826-23-0381
E−MAIL yuki-kk.arai@do3.enjoy.ne.jp
URL http://www.new-arai.jp/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
1件 26件 9件
実験等実施状況
実験日時:平成21年7月、平成22年7月
実験場所:鰍らい本社
実験目的:ホース延長50m使用し、モルタルポンプでモルタル圧送時ホースへの圧力かかり具合(目視)、詰まりの確認
実験結果:供試体2の配合がホース延長50mでのモルタルポンプ圧送時、圧力もかからずスムーズにホース先端にモルタルを排出し、σ28の強度も18N/mm2をクリアし最も適 してるため1m3当り(表中の試験データは1バッチ当り)の配合に決定しました。
財団法人 広島県環境保険協会での圧縮強度試験結果(材齢28日)
供試体番号 供試体採取日  砂(kg)  セメント(kg)  水(g)  水セメント比  圧縮強度(N/mm2) 
供試体No.1 平成21年7月6日  54.0  18.0  8.0  44%  41.5 
供試体No.2 平成21年7月6日  54.0  18.0  8.5  47%  39.7  
供試体No.3 平成22年7月2日  54. 0  18.0  9.0   50%   30.2  


モルタル配合状況
添付資料等 添付資料
添付資料1:積算資料(アライード・自社)、標準積算資料(従来工法)
添付資料1-1:国土交通省 土木工事積算基準資料(従来工法)
添付資料2:カタログ・施工実績一覧
添付資料3:材料試験(モルタル圧縮強度試験)成績表
添付資料3-1:試験練(モルタル圧縮強度試験)成績表
添付資料4:アライード施工手順
添付資料5:使用機械等設置状況
添付資料6:設計数量算出方法・自社施工計画書
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

施工前(背面の空洞化により、倒壊の危険あり)


施工後(石積背面の洗掘防止)

 


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。