ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.04.24現在
技術
名称
エンジン出力制限カバー(eco-8) 
事後評価済み技術
(2014.03.12)
登録No. CG-100005-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)
VE付与 H27.10.16〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2014.02.28
副    題 燃料削減・CO2排出量削減・エコハチ 区分 製品
分 類 1 土工 − 土工 − その他 
分 類 2 土工 − 土工 − 掘削工 
分 類 3 環境対策工 − 大気汚染対策工  
分 類 4 環境対策工 − 騒音防止対策工  
概要
@何について何をする技術なのか?
一般に使用されているバックホウのアクセル部にeco-8カバーを取付け、出力約80%の位置でアクセルを止めることによりエンジン回転数を下げ、エンジン燃料消費率の良い運転頻度を高くするなどを行って燃料消費量を低減させ排出ガスによるCO2の削減ができる。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
バックホウ作業の大半が出力100%での運転操作が行われている事が多く、省エネモード搭載機種も省エネモードで使用されない場合があった。

B公共工事のどこに適用できる
バックホウを使用する公共工事、一般土木工事全般。

Cその他
省エネモードとは、選択方法や呼び名は各メーカー毎に異なるが、スイッチの選択などにより、諸設定の変更、または自動制御等によりエンジン回転数を下げ、エンジン燃料消費 率の良い運転頻度を高くするなどを行って、単位作業量当たり燃料消費量を低減させる機構であり、最近のバックホウには装備されています。
eco-8は、ダイヤル式もしくはレバー式アクセルであれば適用できます。

eco-8装着例(機械名:CAT 320D)
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
従来のバックホウ作業では、アクセルを全開(エンジン出力100%)にした作業が多かったが、エンジン出力制限カバー(eco-8)はアクセルを全開にした際、エンジン出力を約80%程度に抑えて作業する。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
カバー式なので一般に販売されているほとんどのバックホウに、容易に装着できる。
アクセルを全開にした際、エンジン出力を約80%まで抑えるので、排出ガス(CO2)、燃料消費量の削減が確実にできる。


 
適用条件
@自然条件
従来と同様。

A現場条件
従来と同様。

B技術提供可能地域
技術提供地域については制限なし。

C関係法令等
特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲
ダイヤル式もしくはレバー式アクセル搭載バックホウにおいて、アクセル出力100%が必要ではない作業。
例:重作業以外の作業全般。

A特に効果の高い適用範囲
バックホウ作業の大半においてアクセル出力100%が必要ない作業現場。
例:法面整形・整地作業、住宅密集地での作業、夜間作業など。

B適用できない範囲
アクセル出力100%が必要な作業。
例:重掘削作業。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
特になし。
留意事項
@設計時
ダイヤル部分に、カバーの装着が可能か確認する。

A施工時
カバーを、仮に取り付け、緩み・隙間がない事を確認し、カバーが脱落しないように両面テープかビスで固定する。
カバー装着後、ダイヤルが所定の位置で止まる事を確認する。

B維持管理等
始業前に、eco-8の破損等の確認、設定位置に固定されているか点検する事。

Cその他
バックホウの機種によっては、受注生産になり納期の目安は1ヵ月程度です。
活用の効果        
比較する従来技術 ダイヤル式アクセルのバックホウ
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 0.48 %) 同程度 低下( %) 最初にeco-8購入費がかかるが、燃料消費量は低減する為、10,000m3の掘削積込み作業を行った場合で、初期投資(eco-8)購入費も含む経費削減になる。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( %) バックホウの掘削積込み作業においての施工量は、変わらない。
品 質 向上 同程度 低下 確実に出力制限ができる。
安全性 向上 同程度 低下 バックホウの安全性は、従来と変わらない。
施工性 向上 同程度 低下 従来操作と変わらない。
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 燃料消費の低減、騒音・振動・排出ガスの抑制。
その他、技術の
アピールポイント等
掘削積込み10,000m3の作業において、eco-8装着時のアクセル全開作業と、通常のアクセル全開作業での比較で、1日(7H)当たりの燃料が約24.29L削減し、10,000m3掘削積込み作業に換算すると約466.37L削減します。更に燃料を削減することで、排ガスによるCO2の削減にもなります。
コストタイプ
コストタイプの種類
損益分岐点型:A(T)型
活用効果の根拠
基準とする数量 10000  単位 m3 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 952163円 956803円 0.48%
工程 19.2日 19.2日 0%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
エンジン出力制限カバー(eco-8)購入費標準品139000円39000円購入時のみ
エンジン出力制限カバー(eco-8)取付費標準作業13000円3000円出張経費を含まない。
燃料費軽油1037.63L100円103763円使用機械:CAT320D(実動1日7h)
人件費・機械費バックホウ0.8m3クラス19.242000円806400円 
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
ダイヤル式アクセル出力100%10円0円 
燃料費軽油1504.03L100円150403円使用機械:CAT320D(実動1日7h)
人件費・機械費バックホウ0.8m3クラス19.242000円806400円 
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特許詳細
特許番号 特許第5064589号 実施権
通常実施権 専用実施権
特許権者 有限会社土江重機 
実施権者   
特許料等   
実施形態   
問合せ先 TEL:0853-63-3361 有限会社土江重機 
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
特許番号 実用新案登録第3150125号   特許番号
通常実施権 専用実施権
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
@エンジン出力制限カバー(eco-8)本体標準品購入費(税抜き)
・本体標準品:下記一覧表による。
・本体標準品以外は、型取り作業等により別途費用が掛かります。
・送料は、別途掛かります。

Aカバー取付け費(税抜き)
・別途出張費用が掛かります。

B燃料費の条件・自社測定結果
<条件>
1.CAT 320D(0.8m3クラス)を使用し、10,000m3換算での掘削積み込み作業。(90°旋回作業)
2.軽油1.0Lの単価を100円とする。

<自社測定結果>
1.eco-8仕様
・実動1日7hにおいて土量は520.8m3/日、燃料消費量は54.04L/日であった。
・10,000m3÷520.8m3/日×54.05L/日×100円/L=103,763円
2.出力100%仕様
・実動1日7hにおいて土量は520.8m3/日、燃料消費量は78.33L/日であった。
・10,000m3÷520.8m3/日×78.33L/日×100円/L=150,403円
エンジン出力制限カバー(eco-8)本体標準価格一覧表
項目・メーカー CAT 日立 コマツ コベルコ 住友 備考 
本体標準品価格(税抜) 39,000円 39,000円 39,000円 39,000円 39,000円 特注の場合別途費用が掛かります。 
カバー取り付け調整費(税抜) 3,000円 3,000円 3,000円 3,000円 3,000円 出張費が別途掛かります。 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
eco-8装着まで!

@現在使用のバックホウに合うカバーを購入します。
(機械メーカー・機械名称をお知らせ下さい。)

Aカバーが届いたら装着し緩み・隙間がない事を確認します、ダイヤル式アクセルを回し、ダイヤルの止まる位置を確認します。

B確認後、カバーが脱落しない様に、固定します。

C装着後は、当社オリジナルeco-8ステッカーをバックホウの外部に貼ります。(例:低騒音・低振動ステッカー付近に貼る)


eco-8取り付け状況(機械名:CAT 320D)
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
バックホウによっては、カバーを装着出来ない機種があります。
受注生産なので価格が高めになってしまいます。

A対応計画
なるべく多くのバックホウに装着出来るよう開発検討中です。
量産化により、低価格に出来るよう検討中です。
収集整備局 中国地方整備局
開発年 2008 登録年月日 2010.05.11 最終更新年月日 2014.02.28
キー 
ワード
環境、コスト縮減・生産性の向上
自由記入
エコハチ(eco-8) CO2削減 燃費向上
開発目標
経済性の向上、地球環境への影響抑制、省資源・省エネルギ
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 有限会社 土江重機
問合せ先 技術 会 社 有限会社 土江重機
担当部署   担当者 土江光二
住 所 〒691-0011 島根県出雲市国富町838-2
TEL 0853-63-3361 FAX 0853-63-3365
E−MAIL tsuchie@eco8.co.jp
URL http://www.eco8.co.jp
営業 会 社 有限会社土江重機
担当部署   担当者 土江光二
住 所 〒691-0011 島根県出雲市国富町838-2
TEL 0853-63-3361 FAX 0853-63-3365
E−MAIL tsuchie@eco8.co.jp
URL http://www.eco8.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
4件 1件 7件
実験等実施状況
◎騒音についてのeco-8仕様と出力100%仕様の実施試験状況
実験場所:当社資材置き場
実験日:平成21年9月1日(曇り)
<使用機械>
0.5m3クラス:CAT 312C(低騒音型) 定格出力67kW(91PS)/1,950rpm
0.8m3クラス:CAT 320D(超低騒音型) 定格出力103kW(140PS)/1,800rpm

<測定方法>
・新測定方法(ISO)による測定
・「超低騒音型建設機械」の指定値を基準値とする。

<結果>
0.5m3クラス(55kW以上103kW未満)
出力100% =平均86dB
eco-8仕様=平均84dB
超低騒音基準値=98dB

0.8m3クラス(103kW以上206kW未満)
出力100% =平均87dB
eco-8仕様=平均85dB
超低騒音基準値=100dB

・0.5m3クラスバックホウは、eco-8仕様と出力100%の比較では、eco-8仕様が約2dBの騒音の低下であり、超低騒音基準値との比較では約14dBの低下です。
・0.8m3クラスバックホウは、eco-8仕様と出力100%の比較では、eco-8仕様が約2dBの騒音の低下であり、超低騒音基準値との比較では約15dBの低下です。


◎掘削積込みについてのeco-8仕様と出力100%仕様の実施実験状況
実験場所:当社資材置き場
試験日 :平成21年12月6日(曇り)
試験目的:従来バックホウによる出力100%の掘削積み込み作業とeco-8仕様による掘削積み込み作業においての施工量と燃料消費量についての比較。

<数値採取条件>
1.使用機械
バックホウ:0.8m3クラス(CAT 320D)1台使用
運搬車両:自社10tダンプトラック1台使用

2.試験条件
・出力100%仕様とeco-8仕様で、土砂300m3の掘削積み込み作業を10tダンプトラックを使って行う。
・ダンプトラックは約300mの走行と方向転換を行う。
・バックホウの掘削積み込み作業は90°旋回の作業とし、1回に積み込む回数は6杯と決めた。
・試験は各半日行う。
※バックホウの操縦者とダンプの運転者には、実験の趣旨を伝えず通常と同じ作業をするよう指示した。

<実験結果>
1.燃料消費量
出力100% =44.74L
eco-8仕様=30.88L

2.CO2の排出量(軽油排出量算定係数は2.62kg-CO2/L)
出力100% =117.22kg-CO2
eco-8仕様= 80.91kg-CO2

3.土砂300m3の掘削積み込み作業は、両方半日で終了した。

実験により以上の結果となり、下表は300m3当たりと、1時間当たりに換算した表です。
掘削積込み量・燃料消費量・CO2排出量の比較表
 掘削積込み土量 単位 燃料消費量 単位 CO2排出量 単位 
出力100%仕様(300m3当たり) 300.0 m3 44.47 L 117.22 kg-CO2/L 
eco-8仕様(300m3当たり)  300.0 m3 30.88 L 80.91 kg-CO2/L 
出力100%仕様(1時間当たり)  74.4 m3 11.19 L 29.32 kg-CO2/L 
eco-8仕様(1時間当たり)  74.4 m3 7.72 L 20.23 kg-CO2/L 


掘削積み込み実験状況
添付資料等 添付資料
添付@ eco-8取り付け写真

添付A eco-8使用材料について

添付B 掘削積込実施データ、写真

添付C 燃料使用量によるCO2排出比較

添付D 騒音計による計測値、機械別一覧表、測定状況写真

添付E 中部地方整備局中部技術事務所機械課による資料「建設現場で今すぐできる地球温暖化対策」

添付F 施工実績現場写真

添付G 実用新案登録証(写し)
参考文献
中部地方整備局中部技術事務所機械課において、建設現場で今すぐできる地球温暖化対策〜油圧ショベルの「省エネモード」の活用と有効性〜という資料がある。
この資料では省エネモード(選択方法や呼び方は各メーカー毎に異なるが、スイッチの選択などにより、諸設定の変更、または自動制御等によりエンジン回転数速度を下げ、エンジン燃料消費率の良い運転頻度を高くするなどを行って、単位作業量当たり燃料消費量を低減させる機構)についてサイクルタイム・時間当たり作業量・時間当たり燃料消費量・作業量当たり燃料消費量、アンケート調査(バックホウオペレータ)、CO2削減についてをまとめた資料であり、今回当社の申請するエンジン出力制限カバー(eco-8)と同じ内容を含む資料です。
その他(写真及びタイトル)

各種eco-8 左〜コベルコ(SK用)、CAT(D用)、日立(ZX用)


自社オリジナルeco-8ステッカー


自社オリジナルeco-8ステッカー貼り付け例


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。