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開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.08.18現在
技術
名称
死角領域監視システム(気づき君) 
事後評価未実施技術 登録No. CB-180003-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2018.04.20
副    題 Bluetooth通信を利用した重機の構造的死角領域の監視・注意喚起による重機と人との接触防止システム 区分 システム
分 類 1 基礎工 − ケーソン工 − 施工管理 − その他
概要
@何について何をする技術なのか?
・死角領域監視システム「気づき君」は、Bluetooth通信を利用して重機と作業員の接近情報を双方へ通知し、注意喚起することで接触防止を図るシステムである。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・重機操縦者と作業者による目視確認や声かけ

B公共工事のどこに適用できるのか?
・掘削や土砂運搬を伴い重機と作業者が交錯するケーソン工事
(中でも小型重機による施工を余儀なくされ、作業範囲の面積に対して重機の占める割合が高く狭隘な現場)

Cその他
・作業員が重機へ接近した際は、オペレーター用タブレット、作業員用スマートフォンから音、光(表示画面の点滅)、情報表示により注意喚起を行います。
・重機へ全方位カメラを設置することにより、重機の構造上生じるオペレーターの死角となる範囲(以下、構造的死角)のリアルタイム映像を確認することが可能。
・検知範囲を約0.5m〜2mの間で任意に設定可能

【システムの構成】
・発信機:1台
・全方位カメラ:1台
・受信機(作業員用スマートフォン):人数分(1人1台)
・表示器(オペレーター用タブレット):1台

【仕組み】
(1)重機に発信機と全方位カメラ・表示器を設置し、作業員は受信機を持つ。
(2)発信機があらかじめ設定した検知範囲に信号を発し、受信機が信号を受信すると表示器・受信機が音、光(表示画面の点滅)によって接近情報の通知と警告を発します。

【その他】
・イヤホン対応
(周辺が騒がしく通知音が聞き取れない場合などに利用可能)

死角領域監視システム概要図
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・重機と作業者が交錯した作業環境下での安全確認を目視及び声かけから、Bluetooth通信を利用した接近情報取得へ変えた。
・接近情報伝達を作業員全体への声かけから、タブレット・スマートフォンから対象者ひとりひとりへの直接伝達へ変えた。
・車両の構造的死角領域へ全方位カメラを取り付けた。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・Bluetooth通信を利用した接近情報取得へ変えたことにより、全方位の検知が可能となるため車両の構造的死角が補完され、安全性の向上が期待できる。
・対象者ひとりひとりへの直接伝達へ変えたことにより、適切に接近情報把握が可能となるため、情報伝達性の向上が期待できる。
・全方位カメラの設置によって、リアルタイム映像の確認が可能となり、車両の構造的死角の補完に加えてより詳細な情報の取得が可能となる。
・接近検知範囲を0.5m〜2m間で任意に設定可能であるため、現場固有の条件に適用可能。

新規性
適用条件
@自然条件
・外気温度:0℃〜35℃
・湿度:0%〜90% (非結露時)

A現場条件
作業者の人数、重機の台数に制限なし

重機に以下の設置スペースが確保できること
・発信機の設置:重機に設置スペース W200mm×H100mm×D300mm (固定:万力)
・表示器の設置:重機に設置スペース W270mm×H200mm×D80mm (固定:マグネット式)
・カメラの設置:重機に設置スペース W80mm×H240mm×D80mm (固定:マグネット式)
・受信機:作業員ひとりひとり所持 W64.5mm×H125mm×D9.2mm (腕に装着)



B技術提供可能地域
中部地方整備局圏内

C関係法令等
・土木工事安全施工技術指針
・電波法第4条
適用範囲
@適用可能な範囲
・ケーソン工事

A特に効果の高い適用範囲
・重機と作業者が交錯する現場
・作業範囲の面積に対して重機の占める割合が高い狭隘な現場

B適用できない範囲
・検知範囲が2mを超える範囲
・周辺電波の干渉や遮蔽物による障害がある現場

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・総務省 電波利用のホームページ:微弱無線の規定
留意事項
@設計時
・機材の設置可否および取付位置、高さや設定する検知範囲について弊社技術担当者へ問い合わせること。

A施工時
・重機への発信機、表示器の取り付け後、重機の周りを作業員が1周し、取付状態を確認すること。
・本システム利用開始前に毎度、重機オペレータを除いた作業に関わる全ての人員が受信機(スマートフォン)を保持しているか確認すること。
・受信機、発信機、表示器の電源が入っているか確認すること。
・受信機、発信機、表示器の電池残量を確認し適宜、充電や電池交換をすること。

B維持管理等
・発信機の電池寿命は約1年であるが、作業中の電池切れを防止するために、定期的に(3ヶ月程に1度)電池残量の確認を行い、必要に応じて電池交換をすること。
・作業中の受信機、表示器、全方位カメラの電池切れを防止するために、使用後は適宜充電すること。
・受信機、表示器、全方位カメラを砂や泥で汚したり、水で濡らしたりしないこと。

Cその他
・発信機の検知範囲は、実際の作業場所で調整をすること。(設置環境下によって変化します)
活用の効果        
比較する従来技術 重機操縦者と作業者による目視確認や声かけ
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( %) 同程度 低下( 81.96 %) 導入費、機材維持費がかかるため経済性は低下する。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( %) 安全性に貢献する機器で、工程には影響が無いため同程度である。
品 質 向上 同程度 低下 360度検知可能で接近情報の検知と同時に警報がされる。
安全性 向上 同程度 低下 従来技術と比較して、構造的死角が補完され全方位監視が可能となるため、安全性が向上する。
施工性 向上 同程度 低下  
周辺環境への影響 向上 同程度 低下  
その他、技術の
アピールポイント等
新技術では、重機(発信機)の検知範囲へ人(受信機)が接近すると、受信機が反応して双方の端末に注意喚起指示がされ、重機と人との接触防止へ寄与します。接近情報の取得にBluetooth通信を利用することで、従来では目測困難であった領域の接近情報取得が可能となる。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(−)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1  単位 現場・1ヶ月 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 1031700円 567000円 -81.96%
工程 30日 30日 0%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
機材費発信機13300円3300円レンタル料(基本料+30日のレンタル料)
機材費受信機(スマートフォン)15800円5800円レンタル料(基本料+30日のレンタル料)
機材費表示器(タブレット)117700円17700円レンタル料(基本料+30日のレンタル料)
機材費全方位カメラ112000円12000円レンタル料(基本料+30日のレンタル料)
機材費機材整備費13900円3900円上記10%
ソフトウェアソフトウェア基本料1ライセンス90000円90000円-
ソフトウェアソフトウェア使用料140000円40000円使用料(30日のレンタル料)
業務費事前準備(基本機能・動作調整他設定)1対向49500円49500円-
業務費個別情報発信組立117400円17400円-
業務費現地設置調整1セット157500円157500円-
管理費一般管理費167600円67600円上記17%
安全監視普通作業員301人/日18900円567000円-
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
安全監視普通作業員301人/日18900円567000円-
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考 特に無し  
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称    
番   号    
証明年月日    
証明機関    
証明範囲    
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
施工条件

天井走行式ショベル(山積0.15m3/平積0.13m3)による作業員1人、重機操縦者1人の30日間での作業を想定。

【セット内訳】
・発信機:1台
・受信機:1台
・表示器:1台
・全方位カメラ:1台
30日あたりの内訳表
名称 仕様 数量 単位 単価 金額 備考 
1.機器損料 発信機 1 台 3,300 3,300 電波調整ケース含 
 受信機(スマートフォン) 1 台 5,800 5,800 - 
 表示器(タブレット) 1 台 17,700 17,700 マウント材含 
 全方位カメラ 1 台 12,000 12,000 マウント材含 
 機材整備費 1 式 3.900 3,900 上記10% 
2.ソフトウェア ソフトウェア基本料 1 ライセンス 90,000 90,000 - 
 ソフトウェア使用料 1 月 40,000 40,000 使用料(30日のレンタル料) 
3.業務費 事前準備(基本機能・動作調整他設定) 1 対向 49,500 49,500 - 
 個別情報発信組立 1 器 17,400 17,400 - 
5.管理費 現地設置調整 1 セット 157,500 157,500 - 
 一般管理費 1 式 67,600 67,600 上記17% 
6.安全監視費 普通作業員 1 1人/30日 18,900 567,000 - 
合計         1,031,700  
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
@事前準備
・受信機と表示器へシステムソフトウェアをインストールしペアリング設定を行う。
・受信機と表示器へ発信機の情報を登録する。(紐付け)
・表示器と全方位カメラの接続設定を行う。(紐付け)

A機材の設置
・発信機と全方位カメラを重機の監視域側(構造的死角領域側)へ設置。(固定:発信機=万力,カメラ=マグネット式)
・表示器は重機キャビン内や座席周辺などのオペレータの視界に入る場所へ設置。(固定:マグネット式)
・受信機は作業者の腕などに実装する。

B検知範囲の調整
・各機材の電源を入れBluetooth通信をONにする。
・発信機の出力を任意の距離に設定する。(0.5〜2m間)
・受信機を検知範囲へ接近させ、実際に検知された距離を測定し検知範囲の微調整を行う。(検知範囲は環境により変化する)

C動作確認
・動作確認(検知エリアの動作確認、全方位カメラのリアルタイム表示確認)、必要に応じて再設定。

D施工作業
・毎日、本システム利用前に検知確認テストを行う。
システム利用手順
工程 内容 作業日数 
@事前準備 各機材初期設定 初回のみ 
A機材の設置 重機へ機材の取付 初回のみ 
B検知範囲の調整 検知範囲の微調整 初回のみ 
C動作確認 発信機・受信機・表示器 初回のみ 
D施工作業 検知確認 使用前1日1回 

 
今後の課題とその対応計画

@今後の課題
特になし。

A対応計画
特になし。
収集整備局 中部地方整備局
開発年 2016 登録年月日 2018.04.20 最終更新年月日 2018.04.20
キー 
ワード
安全・安心、情報化
自由記入
接触防止 警報 注意喚起
開発目標
安全性の向上、作業環境の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 (有)ソクテック
問合せ先 技術 会 社 (有)ソクテック
担当部署 技術部 担当者 村上 高志
住 所 〒486-0851 愛知県春日井市篠木町6丁目10番地4
TEL 0568-85-5201 FAX 0568-85-5202
E−MAIL soctec@gd6.so-net.ne.jp
URL http://www.soctec.co.jp/
営業 会 社 (有)ソクテック
担当部署 営業部 担当者 神崎 伸一
住 所 〒486-0851 愛知県春日井市篠木町6丁目10番地4
TEL 0568-85-5201 FAX 0568-85-5202
E−MAIL soctec@gd6.so-net.ne.jp
URL http://www.soctec.co.jp/
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
0件 0件 0件
実験等実施状況
システムの動作確認実験

(1)実験日:2017年11月10日

(2)実験場所:和歌山県和歌山市

(3)目的
・システムの動作確認を行う。
・検知範囲0.5m〜2mで安定した検知が可能か確認する。

(4)試験方法
【条件】
発信機を重機に搭載し、検知測定を実施。
・360度を5分割(0度、45度、90度、135度、180度)
・実験者の向きは、受信機装着腕側(左腕側)からの接近と非装着腕側(右腕側)からの接近の2方向で検証。
・検知範囲は実用2mであるが、最長3mまでの任意距離を5ヶ所設定。

【測定フロー】
@発信機は受信機より3m以上離した状態から開始する。
A発信機に対して受信機を0.1m接近・3秒停止を繰り返し、警告表示が行われた距離を測定する。
B@〜Aを2回実施。
CBを発信機の検知範囲を1〜3m間で0.5mごとに変更し各検知範囲で測定する。
DCを各方向からの条件で測定を実施。(360度5分割)

(5)試験結果
・どの角度からにおいても検知範囲1〜3m間で設定した距離に応じて正常動作を確認した。
・発信機が受信機を検知した際、受信機と表示器へ接近情報の通知がされることを確認。
・音・光(喚起表示の点滅)・情報表示(詳細表示とリアルタイム映像)にて通知が行われることを確認。

(6)考察:
・実験結果からどの向き・角度からの接近においても検知確認が出来たことから、本システムの利用で四方からの接近情報をオペレータと作業者が確認できると判断した。
実験結果(接近方向:正面)
接近する向き・角度 検知範囲3.0m 検知範囲2.5m 検知範囲2.0m 検知範囲1.5m 検知範囲1.0m 
左腕側・0度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
左腕側・45度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
左腕側・90度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
左腕側・135度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
左腕側・180度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
右腕側・0度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
右腕側・45度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
右腕側・90度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
右腕側・135度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
右腕側・180度 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 検知・表示 
検知率 100%・100% 100%・100% 100%・100% 100%・100% 100%・100% 


実験風景
添付資料等 添付資料
【添付資料1】死角領域監視システム実験実施報告書
【添付資料2】全方位カメラ使用による重機周辺状況確認
【添付資料3】製品カタログ
【添付資料4】ケーソン掘削における安全確認の実態調査
【添付資料5】見積書
参考文献
 
その他(写真及びタイトル)

機器セット


機材取付例1


機材取付例2


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。