ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果
















            

2017.11.25現在
技術
名称
循環式エコ クリーンブラスト工法 
事後評価済み技術
(2013.09.24)
登録No. CB-100047-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-V
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.11.02
副    題 循環式スチールグリットによるブラスト工法 区分 工法
分 類 1 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − その他 
分 類 2 橋梁上部工 − 鋼橋架設工 − その他 
概要
@何について何をする技術なのか?
・ 構造物の下地処理を行うブラスト処理工法です。
・ ブラスト処理装置を改良することにより ドライ施工が可能になり、工場塗装でしか使用できなかった金属系研削材を現場塗装で採用することができ、 循環式ブラストシステムを実現しま した。
・ 研削材を効率よく回収分離して再利用することにより、産業廃棄物の発生を大幅に削減できます。
・ 旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属が含まれている場合には、研削材と分離し、塗装剥離物のみを特別管理産業廃棄物として処分できます。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・ ガーネット・高炉スラグ等の非金属系研削材を使用したエアーブラスト工法です。
・ 安価な非金属系研削材を使用して投射した研削材は、産業廃棄物として処分していました。
・ 一度投射した研削材は、塗装剥離物と共にすべて産業廃棄物となってしまう。
・ 旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属が含まれていると塗装カスと共に研削材も 特別管理産業廃棄物として処分しなければならない。


B公共工事のどこに適用できるのか?
・ 構造物の塗装及び金属溶射等各種ライニングにおける下地処理を行うときに適用できます。
1.鋼製橋梁の鋼橋脚、鋼製梁の新設塗装、塗装塗替え、防食塗装
2.堰、排水機場の鋼製本体、付属鋼構造物の塗装塗替え
3.公園の鋼製遊具、鋼製モニュメント、歩道橋の塗装塗替え
4.鉄塔、照明灯の塗装塗替え
5.鋼構造物及びコンクリート構造物のバキュームブラストとして使用が可能

新技術による産業廃棄物の削減
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
1.研削材と剥離物を集積 分離して、研削材を再利用する循環再利用システムとしたこと。
2.研削材に硬質なスチールグリットを採用したこと。
※ コンクリート構造物への使用は、非金属系研削材を使用します。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
1.研削材が再利用ができ、産業廃棄物の発生を大幅に削減できます。
2.硬度に優れ破砕しにくいため、粉塵の発生が少なく、作業環境の改善が図れます。
3.研削材再利用の結果、廃棄物回収作業が省力化され、また、研削材の硬度が高まった事による研削時間の短縮もあり、全体として施工時間が縮減できます。

循環式エコクリーンブラスト装置
適用条件
@自然条件
処理面は、乾燥状態での作業となります。(従来技術と同等)

A現場条件
・剥がした塗装カスが、飛散するので作業範囲は、シートなどの養生が必要です。(従来技術と同等)
・道路上部での作業の場合、非鉄金属系研削材を使用することもできます。(錆の発生を防止するため)

B技術提供可能地域
47都道府県。遠隔地は、別途 交通費、宿泊費が必要になります。

C関係法令等
特定建設作業の届出(騒音規制法 4条 空気圧縮機を使用する作業)が、必要です。(コンプレッサー使用のため)(従来技術と同等)
適用範囲
@適用可能な範囲
・ 鋼構造物塗装においての素地調整(1種ケレン)を行う作業。(従来技術と同等)
・ コンクリート構造物の表面処理。


A特に効果の高い適用範囲
・ 処理面積の大きい大規模現場、また工期の短い現場において施工速度が、速いので非常に効果的です。

B適用できない範囲
・ ブラスト機械設備から施工場所が400m以上離れている場合。
・ 水中及び処理面が濡れている場所。(従来技術と同等)

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・ 土木工事共通仕様書(中部地方整備局)
・ 鋼道路橋塗装・防食便覧(日本道路協会) 第U編 塗装編 第7章塗替え塗装
・ 国際規格 ISO 8501のSa2 1/2 以上 (1種ケレン)

留意事項
@設計時
・旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属等の含まれる可能性がある場合には、事前に成分分析試験を実施する。
・装置より排出される空気(排気)に含まれる鉛等の有害物質管理濃度が、基準値(0.05mm/m3)を下回る事。

A施工時
・旧塗装にPCB、鉛、クロムや重金属等が含まれる場合 塗装カスは、特別管理産業廃棄物処分とします。
・機械設備の設置スペースとして約30u(2.5m*12m)が必要とします。
・プラントスペースがない場合には、車載型(4t及び8ットラック)の使用も可能です。
・装置より排出される空気(排気)に含まれる鉛等の有害物質管理濃度が、基準値(0.05mm/m3)を下回る事。

B維持管理等
・設備は、屋内保管します。
・年次点検を実施する。

Cその他
・ 設計及び積算に関しての歩掛労務費単価については、工種及び対象構造物によって変更いたします。
・ 安全対策設備及び装備品は、発注者と協議の上決定する。
活用の効果        
比較する従来技術 エアーブラスト工法
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 24.08 %) 同程度 低下( %) 研削材の産廃処分費が大幅に削減できる
工 程 短縮( 9.2 %) 同程度 増加( %) 研削時間が短く 研削材回収の為のロス時間が少ない
品 質 向上 同程度 低下  
安全性 向上 同程度 低下 研削材が粉砕しないので粉塵が非常に少ない
施工性 向上 同程度 低下  
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 装置より有害粉じんが外部に流出しない
その他、技術の
アピールポイント等
研削材と循環型再利用システムの組み合わせにより大幅な産業廃棄物の削減を実現しました。また 粉塵の減少により作業環境の改善も図れました。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 1000  単位 u 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 6711011円 8840000円 24.08%
工程 14.8日 16.3日 9.2%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
素地調整労務費土木一般世話役12.821900円280320円平成27年度公共労務費単価(愛知県)
素地調整労務費特殊作業員76.820400円1566720円平成27年度公共労務費単価(愛知県)
素地調整労務費普通作業員38.417500円672000円平成27年度公共労務費単価(愛知県)
循環式ブラストマシン損料2ノズタイプ12.8台日91600円1172480円 
ダストコレクター55Kwルーツブロワー12.8台日75000円960000円 
循環式ブラストマシン整備費研削材再生処理共1520000円520000円 
ブラストノズル・ブラストホース損料接続機器共12.88000円102400円 
コンプレッサー損料18.5m3/min (ドライタイプ)12.812000円153600円見積参考
発動発電機125KVA12.86900円88320円建設物価2015年12月
研削材損料スチールグリット1500kg280円420000円再使用率95%
燃料費軽油2918g150円437700円 
雑品上記の2%1127471円127471円 
産業廃棄物処分費 汚泥(鉛)塗料カス・廃グリット2000kg80円160000円特別管理産業廃棄物
産業廃棄物運搬費 汚泥(鉛)7トンユニック車 100km150000円50000円特別管理産業廃棄物
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
素地調整工 施工費1種ケレン1000u4760円4760000円土木コスト情報2015年夏 引用
産業廃棄物処分費 汚泥(鉛)廃グリット・塗料カス41000kg80円3280000円特別管理産業廃棄物
産業廃棄物運搬費 汚泥(鉛)10トン バキューム車 100km5160000円800000円特別管理産業廃棄物
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称 国土技術開発賞  
番   号 第16回  
証明年月日 2014.07.30  
証明機関 国土交通省  
証明範囲 地域貢献技術賞  
URL http://www.jice.or.jp/kaihatsusho/index.html  
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果



施工単価
新技術( 循環式 エコ クリーンブラスト工法)
・循環式ブラスト機で積算しました。
・処理能力 は、78u/日です。
・循環式ブラスト機は、購入費15,000,000円/台 3年償却として損料に換算しました。
・研削材は、スチールグリットを130kg/u使用し、再利用率95%(当社の実績)として積算しました。
・産業廃棄物処分は、塗料カスについては、1kg/uとし研削材の廃棄量は、当社の実績より 1,000kg〜900kg(1,000u当り)です。
・研削材及び産業廃棄物の単価は、見積りより算出しました。
・この単価は、施工数量 1,000u以上に適用します。
・素地調整労務費に含まれる研削材・塗料ダスト回収は、ホース吸引のみとなります。
・場内(足場内等)にての研削材の集積、回収は含まれておりません。(橋梁架設工事の積算 第1-3号 研削材及びケレンかす回収の積込工 参照)

従来技術(エアーブラスト工法)
・素地調整工の施工単価は、「土木コスト情報」2015年夏版(愛知県)から引用しました。
・研削材は、ガーネットを40kg/u使用し一度使用したものは、全て廃棄処分とします。
・産業廃棄物は、塗料カスについては、1kg/uとして研削材は、全てを廃棄処分として41,000kg(1,000u当り)としました。
・産業廃棄物の単価は、見積りより算出しました。
・場内(足場内等)にての研削材の集積、回収は含まれておりません。
循環式 エコ クリーンブラスト工法
循環式 エコ クリーンブラスト工法  1,000u当り 
施工労務費 2,519,040円 
循環式ブラスト回収装置損料・整備費 2,996,800円 
消耗品他(研削材、燃料) 985,171円 
産業廃棄物運搬・処分費 210,000円 
   
合 計  6,711,011円 
   
単 価(1u当り)  6,711 円/u 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
『循環式 エコ クリーンブラスト工法』
1.研削材の充填
ポッパータンクに研削材(スチールグリット)を投入します。

2.ブラスト圧送
加圧タンクの圧力を上げて圧送の準備をします。

3.投 射
噴射ノズルから研削材を噴射させてブラスト作業を行います。

4.集積
現場に散らばった研削材、塗料ダストを人力にて集積します。

5.吸 引・回 収
バキュームホースにて投射した研削材と塗料カスを吸引して回収します。

6.分 離
回収した研削材と塗料カスをホッパータンク内で分離します。
研削材は、ホッパータンクの下槽に溜まり加圧タンクに入って再利用されます。

7.塗料カスの処分
塗料カスは、ダストコレクター内のフィルターでろ過されて下部の塗料カスボックスに集積され 産廃処分とします。
フィルターで浄化された空気は、ルーツブロアーにて きれいな空気となって排気されます。
新技術「循環式 エコ クリーンブラスト工法」の人員配置と役割
(職 種) (人 数) (役 割) 
世 話 役 1 名 全体管理 
特殊作業員  2 名 打ち手(投射ノズル) (ブラスト機1台に2本の投射ホース) 
特殊作業員 2 名 投射ホースの介錯(打ち手の交替要員) 
普通作業員 3 名 吸引作業(吸引ホース2本に各1名とその補助) 
特殊作業員 2 名 ブラスト機の操作・研削材、塗装カスの整理 


循環式エコクリーンブラストシステム
今後の課題とその対応計画
@今後の課題
・ 現状のブラスト作業は人力にて行っているが、ロボット化などの省力化の改善を図りたい。


A対応計画
・ ブラスト投射ヘッドの開発。
・ ブラスト投射ロボットの開発。
収集整備局 中部地方整備局
開発年 2006 登録年月日 2010.12.22 最終更新年月日 2017.11.02
キー 
ワード
安全・安心、環境、コスト縮減・生産性の向上
自由記入
作業環境の向上 産業廃棄物の削減 1種ケレンの品質向上
開発目標
経済性の向上、作業環境の向上、周辺環境への影響抑制
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 (ヤマダインフラテクノス株式会社) (株式会社 渡辺塗装工業) (有限会社 丸仙工業)
問合せ先 技術 会 社 ヤマダインフラテクノス株式会社
担当部署 社 長 担当者 山田 博文
住 所 〒476-0002 東海市名和町石塚12-5
TEL 052-604-1017 FAX 052-604-6732
E−MAIL info@eco-yamadapeint.co.jp
URL http://www.eco-yamadapeint.co.jp
営業 会 社 ヤマダインフラテクノス株式会社
担当部署 営業本部長 担当者 山田 翔平
住 所 〒476-0002 東海市名和町石塚12-5
TEL 052-604-1017 FAX 052-604-6732
E−MAIL shohey620726@eco-yamadapeint.co.jp
URL http://www.eco-yamadapeint.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
1循環式エコクリーンブラスト研究会事務局鈴木 実愛知県東海市名和町石塚12-5 ヤマダインフラテクノス株式会社ビル内
052-601-2336052-604-6732m-suzuki@eco-yamadapeint.co.jp 
2ヤマダインフラテクノス株式会社東京営業所久木田 昇東京都墨田区亀沢1-8-6-201 堀江ビル
03-6284-171703-6284-1718kukita@eco-yamadapeint.co.jphttp://www.eco-yamadapeint.co.jp
3株式会社 渡辺塗装工業工事部渡辺 勇樹福島県いわき市平赤井字大作場33番地の1
0246-38-66610246-38-6662info@w-toso.co.jphttp://www.watanabe-ci.com
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
65件 80件 25件
実験等実施状況
粗さ測定
研削後の粗さを測定することによりその上に塗られる塗装の耐久性を確保します。
表面粗さは、鋼道路橋塗装・防食便覧及び鋼道路橋・防食便覧資料集にも表記されていますが、表面粗さ 80μmRzJis以下にするように指導されています。
当社の表面粗さの管理基準は、70μmRzJisとして施工管理を行っています。


表面粗さ計測状況及び結果印字シート
添付資料等 添付資料
1.一位代価表
2.作業工程表
3.循環式エコクリーンブラスト工法説明書
4.技術報告『ブラスト処理工法』とその考え方(その2)
5.循環式ブラストマシン(SMB-V型)
6.土木工事安全施工技術指針
7.鋼道路橋塗装・防食塗装便覧
8.鋼道路橋塗装・防食便覧資料集
9.土木工事共通仕様書
10.労働安全衛生規則
11.国際基準 ISO
12.循環式 エコ クリーンブラスト工法 実績集計表
13計測実施資料
14.リサイクル法
15.粉塵発生状況写真
16.土木積算基準
17.見積書(土木コスト情報、研削材、産廃処分)
18.共同研究会社 覚書
19.カタログ(エアーブラスト機、スチールグリット、ガーネット、高炉スラグ)
参考文献
その他(写真及びタイトル)

研削材(ガーネット、高炉スラグ、スチールグリット)


粉塵発生状況(新技術)


粉塵発生状況(従来技術)


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。