ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.12.11現在
技術
名称
もやいドレーン 
事後評価済み技術
(2016.10.20)
登録No. CB-080007-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2012.05.28
副    題 通水方向にスパイラルパイプ状の空洞部を配列し、耐圧強度と透水性能を向上させた立体網状体構造の排水材 区分 製品
分 類 1 共通工 − 排水構造物工 − 暗渠工 − 暗渠排水管
分 類 2 共通工 − 擁壁工 − 基礎・裏込め砕石 
分 類 3 トンネル工 − トンネル工(NATM) − 排水工 
分 類 4 共通工 − 法面工 − その他 
分 類 5 共同溝工 − 共同溝工(現場打ち) − 防水工 
概要
@何について何をする技術なのか?
地下水・湧水・地表浸透水等を効率よく集排水する、合成樹脂製の土木用排水材。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
ヘチマ構造状透水マット、裏込砕石、有孔管など。

B公共工事のどこに適用できるのか?
擁壁裏面排水、トンネル裏面排水、法面排水、グランド浸透水排水、補強土壁排水など土木工事における排水工全般。

もやいドレーン
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・通水方向にスパイラルパイプ状の空洞部を配置したことにより、耐圧強度・透水性を向上させた。(耐圧強度についてはNEXCOトンネル設計要領に定められる圧縮率20%時の耐圧強度75KN/u以上をクリア。透水性については大阪府立産業技術総合研究所の通水実験にて確認)
・特に、トンネル裏面排水工用の製品には、コンクリート釘を打込み易くするために取付け用HDPE製ベルトを装着し、施工後の長さを確認するために1m毎に目印をつけた。
・芯材の原料に、再生ポリプロピレンを50%以上使用しておりエコマークを取得した。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・耐圧強度と透水性が向上したため、厳しい条件下においても排水材としての機能を損なわない。完成後の構造物においても、水の影響による弱化を防ぐ効果がより高い。
・取付け用HDPE製ベルトを装着したことにより、施工性およびコンクリート釘を打つ際の安全性が向上する。施工中に湧水が発生した時にも迅速に処理できるため、工事への 影響を抑えることができる。
・再生ポリプロピレンを使用することにより、省資源・循環型社会に貢献できる。

もやいドレーン製品規格
適用条件
@自然条件
特になし

A現場条件
特になし

B技術提供可能地域
全国

C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
土木工事における排水工全般。原料のポリプロピレンは耐薬品性に安定しているため、酸・アルカリ性濃度の高い土壌や河川、海岸等に対しても適用できる。

A特に効果の高い適用範囲
耐圧強度と透水性が向上したことにより、大型擁壁の裏込排水工・多量の湧水が予測されるトンネルの裏面排水工・高盛土での安定排水工などに適している。

B適用できない範囲
特になし

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
(社)日本道路協会 「道路土工擁壁工指針」 「道路土工排水工指針」
NEXCO設計要領「第三集 トンネル編」
(財)道路保全技術センター「道路設計要領」
留意事項
@設計時
予測される湧水の量によって、製品規格(厚み・幅)を検討

A施工時
特になし

B維持管理等
特になし

Cその他
特になし
活用の効果        
比較する従来技術 他社製透水マット(ヘチマ構造状透水マット)
項  目 活用の効果 比較の根拠
経済性 向上( 33.91 %) 同程度 低下( %) メーカー標準価格表にて比較の結果、経済性は向上する。
工 程 短縮( %) 同程度 増加( 26.92 %) メーカー歩掛表にて比較。ただし申請技術は「その他」として雑費等を歩掛りに計上している。
品 質 向上 同程度 低下 独自のスパイラルパイプ構造により耐圧強度と透水性が向上。
安全性 向上 同程度 低下  
施工性 向上 同程度 低下  
周辺環境への影響 向上 同程度 低下 リサイクル原料を使用しエコマーク取得済。省資源・循環型社会に貢献している。
その他、技術の
アピールポイント等
合成樹脂製の排水材のなかでもヘチマ構造状の透水マットと異なり筒状空洞部を有するため耐圧強度・透水性が向上した。その他の排水材と比較しても、裏込砕石に比べ施工が容易であるため工程が短縮する。全面が網状体構造で開孔率が高いため有孔管より集水性に優れている。
コストタイプ
コストタイプの種類
並行型:B(+)型
活用効果の根拠
基準とする数量 10  単位 m 
  新技術 従来技術 向上の程度
経済性 19554円 29588円 33.91%
工程 0.33日 0.26日 -26.92%
新技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
小運搬普通作業員0.0813800円1104円 
取り付け工普通作業員0.213800円2760円 
その他普通作業員0.0513800円690円雑費等
排水材もやいドレーン(M-33N)10m1500円15000円 
従来技術の内訳
項目仕様数量単位単価金額摘要
小運搬普通作業員0.0613800円828円 
取り付け工普通作業員0.2人工13800円2760円 
排水材他社透水マット10m2600円26000円 
特許・実用新案
種  類 特許の有無 特許番号
特  許
有り 出願中 出願予定 無し
第3435145号 第3955720号  
特 許 詳 細  
特許情報無し
実用新案 特許の有無
有り 出願中 出願予定 無し
備 考   
第三者評価・表彰等
  建設技術審査証明 建設技術評価
証明機関    
番   号    
証明年月日    
URL    
その他の制度等による証明
制度の名称 エコマーク商品認定  
番   号 第07118006号  
証明年月日 2007.04.20  
証明機関 財団法人日本環境協会エコマーク事務局  
証明範囲 コア材にプラスチックの再利用R-PP50%  
URL    
評価・証明項目と結果
証明項目 試験・調査内容 結果
筒状空洞部を有する繊維網状体構造の排水マットの新たな水理特性理論筒状空洞部を有する繊維網状体構造の排水マット(もやいドレーンマット)について通水実験を行い、同構造が通水性や粗度係数に与える影響について検討した。損失水頭と速度水頭の関係が原点を通る一次式で表すことができたことから、同構造の排水マットの通水性に管水路の式が適用できることが示された。これにより粗度係数を求め、これと流速の関係をプロットした結果、粗度係数はある流速範囲において一定値(概ね0.08〜0.16)を示した。このことから、同構造の排水マットの通水性にはマニングの式が適用できることがわかった。
もやいドレーンマット耐圧強度試験NEXCO規格 JHS 711-1997「裏面排水材耐圧強度試験方法」3.マット系材料に準じて、毎年1回試験を実施。NEXCO規格「設計要領 第三集 トンネル編」に定められる「20%圧縮時の耐圧強度が75KN/u以上」をクリア。75kN/u載荷時でも規格厚みを保持。
もやいドレーンマットの面内方向通水性当製品の通水性能について、「擁壁用透水マット技術マニュアル」に準じて通水試験を行う。また、当製品独自の構造である筒状(スパイラルパイプ状)空洞部による通水性能への影響についても検討する。平成14年8月29日に、たて方向:通水能力Qp'15=142(p3/p/s) よこ方向:通水能力Qp'15=127(p3/p/s)であり、「擁壁用透水マット技術マニュアル」で示されている透水マットの必要通水能力:15(p3/p/s)に対し、十分な通水能力を有していることが明らかになった。また、筒状空洞部によって、たて方向の通水能力がよこ方向のそれよりも10%程度大きくなることがわかった。
施工単価
【比較にあたっての施工方法】
・擁壁裏面排水工での比較とする。
・使用する排水材は、厚30o・巾300oの全透水タイプの製品とする。

【設計価格】
・もやいドレーン M-33N :1500円/m
・従来技術(他社製品) :2600円/m
いずれもメーカー標準価格表による

【労務費】
各職種とも建設物価P845〜847平成19年度公共工事設計労務単価参照

【歩掛り】
・もやいドレーン、従来技術のいずれもメーカー歩掛り表(10m当り)にて比較
もやいドレーン標準価格表
品番 厚(mm) 幅(mm) 価格(円/m) 用途 
M-13N 10 300 1100 擁壁裏込、法面、グランド等 
M-23N 20 300 1200 〃 
M-32N 30 200 1200 〃 
M-33N 30 300  1500 〃 
M-34N 30 400 2400 〃 
M-53N 50 300 2500 〃 
M-13FS 10 300 1150 山留擁壁、トンネルインバート等 
M-32FS 30 200 1250 〃 
M-33FS 30 300 1600 〃 
M-34FS 30 400 2500 〃 
M-53FS 50 300 2600 〃 
M-23NB 20 300 1250 トンネル裏面排水工(A) 
M-32NB 30 200 1250 〃 
M-33NB 30 300 1550 〃 
M-52NB 50 200 1850 〃 
M-53NB 50 300 2550 〃 
M-115SWB 10 150 740 トンネル裏面排水工(B) 
M-13SWB 10 300 1250 〃 
M-23SWB 20 300 1350 〃 
歩掛り表あり 標準歩掛, 暫定歩掛, 協会歩掛, 自社歩掛)
施工方法
【構造物裏面排水】
@「もやいドレーンNタイプ」を、擁壁等の背面に水抜き孔をシールする位置に、縦・斜め・クロス等の方向に敷設する。
Aコンクリート釘、接着テープ等で取付ける。

【山留擁壁裏面排水】
@「もやいドレーンFSタイプ」を、遮水シートのヒレ部を開き、集水面を地山側にして敷設する。

【トンネル裏面排水工(A)】
@「もやいドレーンNBタイプ」を取付け用ベルトを上にしてコンクリート釘等を打ち込み固定する。
A被覆してあるメッシュフィルターの端末余りしろ部に先端を差込み、トンネル延長方向に接続し固定していく。

【トンネル裏面排水工(B)】
@「もやいドレーンSWBタイプ」をトンネルアーチ部の湧水箇所に敷設する。
A遮水シート両側の取付け用ベルトにコンクリート釘等を打ち込み固定する。

※接続はいずれの場合も、直接つき合わせするか、カスガイ留めで良い。


施工例
今後の課題とその対応計画
@課題
寒冷地法面での凍上害抑制、土壌浸食防止工法への適用。

A計画
上記の寒冷地用製品は、試験施工を済ませ経過を観測後、2008年度夏頃製品化予定。
収集整備局 中部地方整備局
開発年 1998 登録年月日 2008.05.29 最終更新年月日 2012.05.28
キー 
ワード
コスト縮減・生産性の向上、公共工事の品質確保・向上、リサイクル
自由記入
耐圧強度向上 透水性能向上 施工性向上
開発目標
省力化、省資源・省エネルギ、品質の向上
開発体制
単独 産、 官、 学) 共同研究 産・産、 産・官、 産・学、 産・官・学)
開発会社 株式会社吉原化工
問合せ先 技術 会 社 株式会社吉原化工
担当部署 専務取締役 担当者 吉原 廣
住 所 〒470-3412 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字椿廻間7-11
TEL 0569-65-1911 FAX 0569-65-2557
E−MAIL hiroshi@yoshiharakakou.co.jp
URL http://www.yoshiharakakou.co.jp
営業 会 社 株式会社吉原化工
担当部署 土木資材課 担当者 相川 新悟
住 所 〒470-3412 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字椿廻間7-11
TEL 0569-65-1911 FAX 0569-65-2557
E−MAIL aikawa@yoshiharakakou.co.jp
URL http://www.yoshiharakakou.co.jp
問合せ先
番号会社担当部署担当者住所
TELFAXE-MAILURL
実績件数
国土交通省 その他公共機関 民間等
136件 602件 35件
実験等実施状況
【もやいドレーンの面内方向通水試験】
平成14年8月29日、大阪府産業技術総合研究所において、当製品の通水性能について面内方向通水試験を実施。(産技研第112-7号)

試験方法は、「擁壁用透水マット技術マニュアル」に準じて行った。試験装置の概要を下図に示す。本装置は給水側と排水側の水槽、および上載圧載荷治具から構成されており、これらの接続にはゴムスリーブを用いた。供試体は、ゴムスリーブで被覆し、その側面にはスポンジゴムを圧着してゴムスリーブの側方への膨らみを防止した。
なお、もやいドレーンの内部は、スパイラルパイプ状の空洞部(筒状空洞部)を列設した構造をしており、通水させる方向によっては通水性能が大きく異なることが予想される。そこで、試験は供試体よこ方向(不規則的な網状体構造)についても行い、筒状空洞部による通水性能への影響についても検討した。

試験の結果、よこ方向127(p3/p/s)に対し、たて方向142(〃)という通水能力が測定された。このことから、当製品独自の構造である筒状空洞部によって、たて方向の通水性能がよこ方向のそれよりも10%程度大きくなることがわかった。

以上のことから、一般的な網状体構造の透水材に比べ、もやいドレーンの通水性能が高いと判断できる。


面内方向通水実験装置の概要
添付資料等 添付資料
@パンフレット
Aプラスチックの耐薬品性と相対指数
Bもやいドレーンマット耐圧強度試験成績書
Cもやいドレーンマットの面内方向通水性
D繊維網状体構造の排水マットの面内方向通水性
E特許資料1
F特許資料2
Gエコマーク認定資料
Hもやいドレーン納入実績表
参考文献
その他(写真及びタイトル)

施工写真@


施工写真A

 


詳細説明資料(様式3)の様式はExcelで表示されます。