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ものづくり
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開発賞
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審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.09.17現在
 
技術
名称
エコウェル工法 
事後評価済み技術
(2014.01.17)
登録No. TH-100022-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-V
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2010.12.27
副    題 異径形鉄筋(コンクリート用棒鋼)の天然ガス継手 区分 工法
分 類 1 コンクリート工 − コンクリート工 − 鉄筋工 − 鉄筋工(ガス圧接工)
分 類 2 建築 − 鉄筋工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・エコウェル工法は、鉄筋継手工法の一つとして普及している従来のガス圧接(鉄筋端面を突合せ、加熱・加圧し相互の鉄筋を一体化する工法)に加熱燃料として使用されている「アセチレンガス」に替わり、「天然ガス(エコウェルガス)」を使用し、鉄筋径に最適なガス流量・加圧力を調整する自動制御装置などの専用機器を用いて施工するガス圧接工法です。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・鉄筋継手工法として従来のガス圧接は、アセチレンガスの使用に限定されている。
・エコウェル工法で使用する天然ガスは、ガスの組成を調整した圧接専用天然ガス「エコウェルガス」を使用します。


B公共工事のどこに適用できるのか?
・建築・土木等の鉄筋コンクリート工事における鉄筋継手に適用できます。
・圧接可能な鉄筋の種類は下表の範囲です。継手の性能は、(社)日本圧接協会(現在,(社)日本鉄筋継手協会と名称変更.。本書は、日本圧接協会で記載する。)において、継手種別A級となる「機器技術認定」を取得しています。
圧接可能な鉄筋の種類
区分 鉄筋の種類 鉄筋の呼び径 
異径棒鋼 SD345 D19以上 D51以下 
 SD390 D19以上 D41以下  

システム構成図
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・鉄筋継手工法としての従来のガス圧接工法は、加熱燃料にアセチレンガス以外のガスを使用すると継手性能が得られないと言われ、アセチレンガスの使用に限定されている。
本工法は、アセチレンガスに替わり天然ガス(エコウェルガス)を使用するガス圧接工法である。
・天然ガスは、環境に優しいうえ、資源としての埋蔵量も多く、供給も安定している。電力・ガス事業等多くの産業で広く利用されている。アセチレンガスは、工業的に製造するが、製造時の炭酸ガス排出量やエネルギ消費が多く、環境負荷が高いガスと言える。そのため天然ガスを使用することにより地球環境負荷の軽減が可能となる。
・天然ガスはアセチレンガスと比較してガスの性状上、燃焼速度が遅く逆火し難いガスであり、爆発範囲が狭く、着火温度も低いため爆発の危険性も低いうえ、エコウェル ガスは、ガス付臭より漏洩を臭気で確認できるなど、安全性が向上し事故の軽減が見込れる。
・本工法は、専用の自動制御装置により圧接作業工程を自動的に制御する。同一条件で施工ができるため品質の均一化が図れる。
・本工法は、圧接箇所毎の鉄筋種・鉄筋径、圧接時間、ガス流量等の施工データが記録・保存されるため、トレーサビリティーを持った品質管理が可能となる。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・炭酸ガス排出量の60%削減、エネルギ消費量40%削減。(LCA評価)
・圧接作業時における炭酸ガス排出量25%の削減。
・逆火・漏洩事故の軽減による安全性の向上
・圧接作業の自動制御による品質の均一化。
・施工データの記録・保存によるトレーサビリティーのある施工管理。
<環境性への評価について>
・ 本工法の最大の特徴は、天然ガスを使用することにより環境負荷の軽減が図れることである。
・環境影響の評価は、最も納得性が高い手法と考えられているLCA(Life Cycle Assessment)解析を行った。
・LCAとは、製品のライフサイクル全体で使用されるエネルギーや天然資源、環境に排出される大気汚染物質、水質汚濁物質、廃棄物、副製品などを定量的、客観的かつ科学的に分析評価する手法である。
・天然ガスのLCA結果は、論文等で公表されている結果を用い、アセチレンガスは外部機関に調査を依頼した結果を用いた。
・本工法とガス圧接のLCA評価結果を示す。
LCA評価結果
炭酸ガス排出量とエネルギー使用の比較    
(D32鉄筋の圧接1箇所あたり) 炭酸ガス排出量 【s/接合1箇所】 エネルギー使用量【MJ/接合1箇所】 
エコウェル工法 0.39 7.5 
従来圧接(アセチレン圧接) 1.07 15.9 
    
アセチレンガスとエコウェルガス(天然ガス)のLCA解析結果    
 温暖化ガス排出量(s/Nm3) エネルギー使用量(MJ/MJ) 
エコウェルガス(天然ガス) 3.46 1.43 
アセチレンガス 8.35 2.90 

施工施工データ
適用条件
@自然条件
・従来ガス圧接と同一
・強風時(4m/Sを超える場合)には、作業を中止する。ただし、遮蔽などを施して安定した火炎が得られることが確認された場合は、監理・責任技術者の承認を得て、作業を実施することができる。
・降雨・降雪時には、作業を中止する。ただし、継手品質に影響を与えない程度の少雨量の場合は、監理・責任技術者の承認を得て作業を実施することができる。
「鉄筋の天然ガス圧接工事標準仕様書(案)2007年社団法人日本圧接協会」より
A現場条件
従来ガス圧接と同様です。
B技術提供可能地域
制限はありません。
C関係法令等
建築基準法
適用範囲
@適用可能な範囲
・圧接可能な鉄筋
→異形棒鋼(JIS3112(鉄筋コンクリート用棒鋼)
→鉄筋の種類:SD345、SD390
→鉄筋の呼び径:SD345:D19〜D51、SD390D19〜D41
→鉄筋種類の組み合わせ:SD345とSD390
→鉄筋径が異なる鉄筋間組み合わせ:同種の鉄筋で鉄筋径の差が5mm以下を原則とする。ただしD41とD51との継手は構造部材のおける応力が小さい部分に継手を設ける場合はこの限りでない
A特に効果の高い適用範囲
・なし
B適用できない範囲
・圧接可能な範囲外の鉄筋
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・鉄筋の天然ガス圧接工事標準仕様書(案)(2007年):(社)日本圧接協会
(3章圧接工事 3.1圧接可能な鉄筋及び技量資格3.1.1圧接可能な鉄筋(P3))
留意事項
@設計時
・圧接部のふくらみ直径は、鉄筋径の1.8d以上とする基準のため、ふくらみの外端部がせん断補強筋の外側にはみだす可能性がある。設計の際にコンクリートのかぶり厚さを確保する設計を行う必要がある。
A施工時
・本工法の施工者は、天然ガス圧接技量資格者とA級継手天然ガス圧接施工会社認定が必要になる。
・本工法に使用するガスは、適切な火炎を得るためにガスの性状が自動制御装置と適合している必要がある。本工法に使用できる天然ガスは適合性が確認された本工法専用の「エコウェルガス」に限られる。
・従来ガス圧接に比較して、自動制御装置の設置・移動・片付けに30分程度の時間が掛かる。
B維持管理等
・特にありません
Cその他

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