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  新技術概要説明情報

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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.11.18現在
 
技術
名称
超低騒音仕様油圧ブレーカを用いた解体・掘削工法 
事後評価済み技術
(2018.01.29)
登録No. TH-090016-VR
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 

平成25年度〜


 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VR
活用効果調査入力システムを使用してください。
平成25年4月1日〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2018.09.12
副    題 SS-boxの開発による超低騒音化、低振動化の実現 区分 工法
分 類 1 共通工 − 構造物とりこわし工 − コンクリート破砕器 
分 類 2 道路維持修繕工 − 舗装版破砕工  
分 類 3 土工 − 土工 − 掘削工 
分 類 4 トンネル工 − トンネル工(NATM) − 掘削工 
分 類 5 トンネル工 − トンネル工(NATM) − インバート工 
概要
@ 何について何をする技術なのか?
・ 病院・学校・官公庁等のコンクリート構造物の解体工事や道路・ダム・トンネルの岩盤掘削工事において 使用される油圧ブレーカから発生する騒音を低減することと、油圧ブレーカを 装着した油圧ショベルとその運転手に与える振動を低減する技術。

A 従来はどのような技術で対応していたか?
・ 大型ブレーカ掘削による解体工事や岩盤掘削・開削工事の多くは、油圧ブレーカが発生する金属打撃音に対し遮音シート・遮音壁などの補助設備を用いて騒音低減を行ったり、油圧ブレーカの代替として油圧圧砕機を代用、若しくは油圧ブレーカの作業時間を制約するなどして作業環境・周辺環境への配慮を行い対応していた。

そもそも、油圧ブレーカは、油圧ショベルのアタッチメントとして装着され、対象物であるコンクリート、舗装版、岩盤等を衝撃的に破砕するものである。
主にコンクリート構造物の破砕作業に用いられるコンクリート油圧圧砕機が静的破砕であるのに対し、油圧ブレーカは衝撃エネルギにより動的に破砕することから破砕効率が高く、かつ破砕可能な対象物の範囲が格段に広いことから一般に使われている。

しかし、従来の油圧ブレーカの構造は、セットプレート仕様が一般的である。
これは、ブレーカ本体をセットプレートと呼ばれる金属製のプレートを介してボルトにてブラケットに保持するもので、ブレーカから発生した騒音は、ブレーカ本体、ブラケット表面から波動としてそのまま周囲に放出されていた。
また、この保持方法では、破砕対象物からの反発振動も油圧ショベルに直接伝わり、上記騒音問題に加え、振動も運転手の疲労を加速し労働環境面からも解決の必要性があった。

B 公共工事のどこに適用できるか?
・ 病院・学校・官公庁などのコンクリート構造物の解体工事
・ 道路・港湾・河川の拡幅工事
・ 道路・鉄道のトンネル掘削・開削工事
・ ダム、森林での猛禽類の野鳥保護が必要な掘削・開削工事
製品ラインナップ(横型SS-boxの主要仕様)
機種名 Fx25 Fx35 Fx45 Fx55 Fc90 Fc120 F20/ F22 F27 F30/ F35 F45 Fx220 Fx270 Fx360 Fx470 
総質量(Kg)横型 124 165 215 300 520 850 1,725/ 1,730 2,060 2,600/ 2,610 3,465 1735 2145 2745 3625 
ロッド径(mm) 45 52 60 68 90 105 135 140 150 165 135 140 150 165 
適合油圧ショベル(m3) 0.04-0.07 0.07-0.09 0.09-0.12 0.12-0.17 0.28-0.4 0.4-0.5 0.8-1.0 0.9-1.1 1.1-1.6 1.6-2.0 0.8-1.0 0.9-1.1 1.1-1.6 1.6-2.0 
                            
機種名 Fxj95 Fxj125 Fxj175 Fxj225 Fxj275 Fxj375 Fxj475 Fxj770 Fxj1070          
総質量(Kg)横型 550 850 1050 1640 1745 2630 3410 4790(縦型) 6550(縦型)          
ロッド径(mm) 90 110 120 135 140 155 170 190 210          
適合油圧ショベル(m3) 0.28-0.4 0.4-0.5 0.45-0.7 0.8-0.9 0.8-1.1 1.1-1.6 1.6-2.4 1.8-2.5 2.5-4.6          

セットプレート仕様とSS-box仕様の構造比較
新規性及び期待される効果
@ どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・ 騒音・振動源のブレーカ本体を、密封型ボックス構造のブラケットに入れ、遮音・防音・防振効果をもつ耐久性に優れたウレタンダンパで6面を保持し、発生する騒音・振動自体を低減したこと。
・ これにより、ブレーカのブラケットそのものが遮音シートや遮音壁の機能を有することで工事計画にて防音対策の簡便化を可能にした。
・ また、ボトム部には遮音リングと大型のダストシールを内蔵しており、音漏れを防ぐばかりでなくグリースを保持、稼働中の破砕対象物からのダストの吹き上がりによる部品の磨耗を抑制し、本体やロッドのガタツキが起因となる遮音効果の低下を減らす。更に、土壌保全の側面からグリースの外界への飛散防止の役目を担っている。

A 期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
後述の実証試験結果のように、
・ 1300kg級大型ブレーカF22 SS-box仕様では音源から15m離れれば85dB(A)をクリアできるのに対し、従来のセットプレート仕様では79m(30m点からの距離減衰を考慮した計算値)、遮音シートとの併用でも46m(30m点からの計算値)離れる必要がある。
・同様に小型ブレーカ Fx45 SS-box仕様でも音源から7m離れれば85dB(A)をクリアできるのに対し、セットプレート仕様では33m(15m点からの計算値)離れる必要がある。
・このことから遮音シート、遮音壁等の防音補助設備を簡便化し、設置・解体に要する工数・費用を削減することが可能となる。
・また、油圧ショベルとその運転手に与える振動加速度も大型ブレーカにて油圧ショベルのアーム付近で80%、運転席で40%低減、小型ブレーカにてアーム付近で70%、運転席で67%低減させたことで、運転手の疲労蓄積も低減し労働環境面も改善した。
・このように、作業環境や周辺環境へ配慮した解体・掘削作業を可能にすることで工事計画変更や日程遅延等のリスク軽減も期待できる。
85dB(A)をクリアするブレーカ音源からの距離(実証試験からの抜粋)
 F22セットプレート仕様 F22セットプレート仕様+遮音シート F22 SS-box仕様 
音源からの距離 79m (30mからの計算値) 46m (30mからの計算値) 15m 
      
 F4セットプレート仕様 F4セットプレート仕様+遮音シート Fx45 SS-box仕様 
音源からの距離 33m (15mからの計算値) 12m 7m 

F22 SS-boxとFx45 SS-boxの稼働風景
適用条件
@自然条件
・ 特に制限はない。

A現場条件
・ 特に制限なし。
通常の油圧ショベルに取付て解体・掘削作業ができるところであれば使用可能。

B技術提供可能地域
・ 特に制限はない。
国内どこでも入手が可能

C関係法令等
・ 騒音規制法、振動規制法
適用範囲
@適用可能範囲
・ 病院・学校・官公庁などのコンクリート構造物の解体工事
・ 道路・港湾・河川の拡幅工事
・ 道路・鉄道のトンネル掘削・開削工事
・ ダム、森林での猛禽類の野鳥保護が必要な掘削・開削工事

A特に効果の高い適用範囲
・ 工事境界線隣接している作業環境の工事
・ 生態系保護として野鳥等に配慮が必要な環境保全地域

B適用できない範囲
・ 溶鉱炉のノロ取りのような高温度の作業環境ではウレタン樹脂のダンパ機能が低下するため、使用できない。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・ 従来のブレーカと同様に年1度の特定自主検査を実施のこと。
・ また、運転資格については、油圧ショベル機体質量3トン未満は特別教育、3トン以上は車両系建設機械の運転技能講習の終了が必要です。
留意事項
@設計時
・ 特になし。

A施工時
・ 特になし。

B維持管理等
・ 取扱説明書に記載された始業前・月例・年次点検を行い磨耗・損傷により交換が必要な部品は交換を行うこと。

Cその他
・特になし。

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