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審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.12.08現在
 
技術
名称
剥離抑制型防食塗料「αシリーズ」 
事後評価未実施技術 登録No. SK-190005-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2019.08.13
副    題 劣化した旧塗膜の剥離を抑制する弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗「αシリーズ」を用いた鋼構造物防食塗装システム 区分 工法
分 類 1 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 防食対策工 
分 類 2 橋梁上部工 − 橋梁塗装工(新設)  
分 類 3 橋梁上部工 − その他  
分 類 4 機械設備 − 塗装・防食  
分 類 5 建築 − 塗装工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・鋼構造物の塗替えにおける下塗り工程に、塗膜の線膨張係数αが小さい塗料を用いることで剥離リスクを低減させる塗装技術である。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・Rc-T塗装系(鋼道路橋防食便覧):
ブラストで旧塗膜を除去し、ジンクリッチペイント、エポキシ樹脂系下塗、ふっ素樹脂系塗料用中塗、ふっ素樹脂系塗料上塗をスプレー塗装する工法。ブラスト処理を行うため高コストであり、また、塵埃や騒音が発生する。低コストな方法として旧塗膜(活膜)を除去せずに塗り重ねを行うRc-V塗装系も広く用いられるが、塗り重ねを繰り返すことにより塗膜が厚膜化し、塗膜剥離リスクが増大する懸念がある。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・屋外鋼構造物全般の塗替え塗装または新設塗装
(橋梁上部工、プラント鋼製タンク、道路施設、建築物外装 等)

Cその他、追記、詳細
・通常の変性エポキシ樹脂塗料下塗と同様の取り扱いが可能

剥離抑制型塗料を用いた補修塗装
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
鋼構造物の塗替え塗装において弱溶剤変性エポキシ樹脂塗料(線膨張係数:大)で下塗りしていたものを、剥離抑制型弱溶剤変性エポキシ樹脂塗料(線膨張係数:小)を用いるものとした。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
線膨張係数が小さくなることから、以下の効果が期待できる。
・塗り重ねて厚膜にするほど剥離リスクが低減できる。
・素地調整程度3種により旧塗膜(従来塗膜)が残っていても剥離を抑制できる。
・旧塗膜(死膜等の既に付着力を失った塗膜は除く)の完全除去が不要であり、素地調整程度1種(ブラスト工法)を必要としないことから、経済性・施工性の向上、工程の短縮が図れる。
・ブラスト機器の取扱いが不要となることで、危険性の低減による安全性の向上、粉塵発生の抑制による環境負荷の低減が期待できる。

Bその他
剥離抑制型防食塗料αシリーズは、塗膜の線膨張係数α(温度変化による物体の伸縮の度合い)を従来品の半分以下にまで低減することで、剥離応力の抑制を実現している。
また、αシリーズの塗膜厚みが厚くなるほど(αシリーズを塗り重ねるほど)、その剥離抑制性能は高くなる。

下記グラフに、従来塗料と剥離抑制型防食塗料αシリーズの比較として、塗膜の防食性に影響する2つの指標(=環境遮断性および素地との付着性)の経時変化イメージを示す。
塗膜の遮断性は経年で低下していくが、塗替えで塗膜厚みを増大させることにより、復帰あるいは強化することができる(グラフ青点線、青実線)。
一方、付着性(耐剥離性)は経年による低下に加え、塗替えで厚膜化することによりさらに低下してしまう(グラフ赤点線)。
しかし、剥離抑制型防食塗料を用いた塗替えでは、塗膜の遮断性を強化しつつ付着性も向上させることが可能である(グラフ赤実線)。

αシリーズのメカニズム
適用条件
@自然条件(天候、気温、湿度、基材温度 等)
・気温5℃以下、湿度85%以上、降雨降雪時、被塗物表面が結露時は塗装不可
・炎天下での塗料保管は避ける

A現場条件(作業スペース等)
・人力作業が可能なスペースがあること。

B技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし

C関係法令等
・消防法
・PRTR法
・労働安全衛生法(有機溶剤中毒予防規則)
適用範囲
@適用可能な範囲
・鋼構造物全般

A特に効果の高い適用範囲
・繰り返し補修が行われるなどして、旧塗膜が厚膜化した箇所
・旧塗膜が鉛や六価クロム等、人体に有害な重金属を含む箇所
・狭隘部の施工、ブラストの使用が容認されない場合など、工事上の制約によりRc-T塗装系の適用ができない箇所

B適用できない範囲
・没水部

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・鋼道路橋防食便覧(平成26年3月、日本道路協会編)
留意事項

@設計時
・特に無し

A施工時
・通常の変性エポキシ樹脂塗料を塗装する場合と同様の素地調整を行って下さい。
・通常の変性エポキシ樹脂塗料と同様の取扱いを行って下さい。
・規定の塗装間隔で塗り重ねを完了して下さい。
・希釈には塗料用シンナー又は塗料用シンナーAを使用して下さい。
・塗装終了後の使用機器は直ちに塗料用シンナー又はラッカーシンナーなどで十分に洗浄して下さい。

B維持管理等
・特に無し

Cその他
本塗料は厚膜化した旧塗膜の剥離を抑制する効果があります。しかし、死膜に代表されるすでに健全な付着力を失った劣化塗膜の剥離を抑制するものではありません。また、本塗料が付着できない表面状態の旧塗膜(付着性を阻害する異物が表面に残存している旧塗膜)に対しても十分な効果を発揮できません。本塗料の剥離抑制効果は、これら旧塗膜が塗装前処理により適切に処理された場合に効果を発揮します。

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