ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.03.27現在
技術
名称
特殊高所技術 
事後評価済み技術
(2012.03.28)
登録No. SK-080009-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



(2009.4.16〜)
 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-V
活用効果調査入力システムを使用してください。
平成21年4月16日〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.11.01
副    題 足場や橋梁点検車等を使用せずロープ・装備具を使用し近接目視点検を行う技術である 区分 工法
分 類 1 調査試験 − 構造物調査 − 耐久性等調査 
分 類 2 ダム − ダム維持管理工  
分 類 3 仮設工 − 足場支保工 − その他 
分 類 4 調査試験 − 構造物調査 − 非破壊試験、調査 
分 類 5 調査試験 − 構造物調査 − その他 
概要
@ 何について何をする技術なのか?
本技術は、足場を用いることなく橋梁や構造物にロープでぶら下り、上下左右に移動し、クラック調査、写真撮影、耐久性等に関する調査、点検、施工を可能にする技術です。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
従来は、高所枠組足場、橋梁吊足場、ゴンドラ足場、高所作業車、橋梁点検車などで対応していました。

B公共工事のどこに適用できるのか?
橋梁や構造物(コンクリート、鋼製)の調査、点検および簡易補修に適用できます。特に、足場設置が困難な斜張橋や吊り橋の主塔・ケーブルのような超高所において、近接目視、ハツリによる鉄筋径確認、コア採取、非破壊検査(MT、ET、PT、UT)、コンクリートひび割れ補修、シール材補修、セパコン撤去、鉄筋防錆処理、断面修復、超音波板厚測定、配筋探査、ケーブル・斜材定着部点検等を行う事ができます。

一般国道定期点検状況
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・橋梁の桁下高、幅員、橋長等の制限なく点検が可能。
・自在にアプローチができ、肉眼で発見できる全てのひび割れ、亀裂、その他の変状を観察、計測・記録できる。
・橋梁形式に左右されない(エクストラドーズド橋、斜張橋、トラス橋、アーチ橋、ゲルバー橋、長大橋の主塔、アンカレッジ、ハイピア等)。
・橋梁周辺条件に左右されない (海上、河川上、斜面、軟弱地盤、橋梁、地上障害物、渓谷、線路上等) 。
・支点確保しながら柔軟に広範な移動、点検ができる。
・狭隘な現場でも点検可能。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・足場設置、撤去が不要であり、コスト、工期の大幅低減ができる。
・作業員は常時、身体がロープや装備具で確保されており安全である。
・交通規制を伴わない。
・足場設置のように景観を損なわない。
・足場設置には、航路上や漁場等に対して漁協との協議が必要なため、それに係る時間、コストが削減できる。
・作業車の使用がないため、騒音、振動等周辺環境への影響がない。
・支点確保をしながら柔軟に広範な移動、点検ができる。

コンクリートコア採取状況
適用条件
@自然条件
・風速12m/s(注意報発令時)及び雨天時に作業中止。但し、野帳記入やカメラ撮影が可能ならば雨天でも作業可能である。

A現場条件
・特になし。

B技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。

C関係法令等
・安衛則第539条の2において定義される「ロープ高所作業」に該当する作業については、以下が適用される。
「メインロープ等の強度等」(安衛則第539条の3)
「調査及び記録」(安衛則第539条の4)
「作業計画」(安衛則第539条の5)
「作業指揮者」(安衛則第539条の6)
「安全帯・安全帽」(安衛則第539条の7・安衛則第539条の8)
「作業開始前点検」(安衛則第539条の9)
「特別教育」(安衛則第36条・第39条・安全衛生特別教育規程第23条)

・経過措置(安衛則 附則)
橋梁、ダム、風力発電などの調査、点検、検査を行う作業については、以下の@及びAの措置を講じた場合に限り当分の間
「ライフラインの設置」(安衛則第539条の2)についての規定は適用しない。
@メインロープを異なる2つ以上の強固な支持物に緊結すること。
Aメインロープが切断するおそれのある箇所との接触を避けるための措置を講じること。(ディビエーション)
または@の他に当該個所の下方にある堅固な支持物にメインロープを再緊結すること。(リビレイ)
適用範囲
@適用可能な範囲
・橋梁調査(コンクリート変状調査、コア採取、詳細部材計測、探傷器による詳細調査等)
・橋梁点検(定期点検、第三者被害予防措置、鋼床版点検、支承点検、橋台、橋脚、斜張橋や吊り橋の主塔、ワイヤー・ケーブル定着部、吊橋のストームロープ点検等)
・橋梁補修(コンクリートひび割れ調査・補修、セパコン撤去、鉄筋防錆処理、損傷箇所の断面修復、シール材補修等)
・計器等使用での測定(コア採取、ハツリによる鉄筋径確認等の微破壊検査、超音波板厚測定、RCレーダー探査、非破壊検査(MT、ET、PT、UT)

現在行っている作業で使用する最も重い機器は、幅320mm×高さ520mm、機器重量8.6kgのコア抜きマシーンで、これに作業に伴う水10リットルの重量が加わり30kg程度の重量になるが移動、作業に特に問題はない(荷揚げ作業では、荷揚げシステムを構築することにより500kg程の重量物を引き上げた実績があります)。

コンクリート床版の天井水平方向移動や壁面の鉛直方向(上移動)は、壁面の横移動に比べ3倍程度の時間を要するが可能である。


A特に効果の高い適用範囲
・本技術は足場設置及びそれに伴う作業領域が必要ではないため、超高所などで足場設置が困難な斜張橋や吊り橋の主塔、ケーブルのような超高所においての活用に適している。
・作業が機力に拠らないため柔軟に広範な現場をカバーでき狭隘な施工に適している。

B適用できない範囲
・支点の確保ができない場所(PC上部工などアンカー打設を好まれない場所)


C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・国土交通省 橋梁定期点検要領
・引用元: 「道路橋マネジメントの手引」(財)海洋架橋・橋梁調査会 発行・平成16年8月
留意事項
@設計時
・橋梁の状況及び形状の確認(下見および図面)。
・橋梁下の移動方法の検討及び、コンクリートにアンカー(支点確保)打設可能かどうかを確認。

A施工時
・使用装備の確認は装着時に自己点検、二者で相互確認を行う。朝礼時に作業者全員により点検。作業前に3度点検を行う。
・作業時は常にロープ又は装備具で身体の確保を確認後、作業を行う。
・風速12m/s(注意報発令時)以上になった場合、一時作業を中断し作業続行の検討を行う。
・コンクリート構造物の場合、アンカー打設が可能か確認する。
・床版下面等の天井水平移動や橋脚を鉛直方向に上移動する場合は壁面の横移動に比べ約3倍程度の時間を要する。
・鋼製橋梁の場合は、クランプ(設置型ジョイント)を設置すること。(支点の確保が可能であり移動できる)


B維持管理等
・個人装備具、ロープの日々点検管理の徹底。

Cその他
・水上部及び公園、その他用地などの占用時には、第三者に対して支障がないように交通誘導員を配置し安全には十分注意を払う。
・橋梁の調査、点検、補修は労働安全衛生規則第89条及び90条に該当しないため、届け出の必要はない。