概要 |
@何について何をする技術なのか?
・側溝天端内に縁石が収まる構造とし、側溝表面のエプロン部を狭くした自転車対応ブロックベース側溝である。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
・管渠型側溝+縁石。
B公共工事のどこに適用できるのか?
・道路新設、改良工事等の道路側溝、特に自転車道整備及び、排水性舗装道路側溝。
 自転車対応ブロックベース側溝 |
新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・縁石が管渠型側溝天端内に収まり分離構造とした。
・管渠型側溝天端表面幅を42oとしたことで、自転車の車輪はアスファルト上を走行できる。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・縁石が側溝天端内に収まる為、縁石の基礎工が不要となり分離構造の為、取替えが容易となる。
・管渠型側溝天端表面幅を狭くした事により、路肩部はアスファルト舗装が広く確保でき、自転車の車輪は管渠型側溝天端表面を走行することなくアスファルト上を快適に走行できる。
 自転車対応ブロックベース側溝イメージ |
適用条件 |
@自然条件
・雨天時は施工不可。
A現場条件
・製品据付に必要な建設機械等の設置スペース及び製品の仮置き場として7.5m×3.0m程度必要。
B技術提供可能地域
・全国
C関係法令等
・特になし |
適用範囲 |
@適用可能な範囲
・排水構造物工、管渠型側溝(300型)
・対応荷重T-25(縦断用)
・排水性舗装対応
・縁石はA種、B種、C種に対応
・セミフラット、マウンドアップ、乗入部に対応可能
A特に効果の高い適用範囲
・自転車の通行が多い道路
・工期短縮を期待する現場
・外側線が引けない場所
B適用できない範囲
・管渠型側溝300×300を超える側溝
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・土木工事設計要領 |
留意事項 |
@設計時
・土木設計要領に準拠する。
A施工時
・管渠型側溝天端のスリット孔に土砂等が入り込まないように注意が必要。
B維持管理等
・スリット孔の目詰まり等を確認することが必要。
Cその他
・納入まで3週間程度で可能。 |