NETIS 新技術情報提供システム New Technology Information Systemトップページへ移動国交省のホームページへ
NETISとは 新技術の検索 新技術の最新情報 新技術の申請方法 NETISのRSS配信 サイトマップ
  新技術概要説明情報

「概要」「従来技術との比較」等のタブをクリックすることでそれぞれの内容を閲覧することができます。関連する情報がある場合は画面の上部にあるリンクをクリックすることができます。


ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.12.12現在
 
技術
名称
長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤ 
事後評価未実施技術 登録No. QS-160054-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.03.21
副    題 玉掛けワイヤのアイ加工に際し、鋭利な端末トゲを表面に出さない籠差し・被せ編みすることで、その危険性を軽減し、玉掛け作業効率を向上させた。 区分 製品
分 類 1 仮設工 − その他  
概要
@何について何をする技術なのか?
ワイヤロープ端末のアイ加工技術を、鋭利な端末トゲを出さない、安全で強靭な「長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤ」とした。

<参考>
・ 端末に加工する「アイ」とは、一定の長さのワイヤロープの両端に加工され、荷吊り時に、クレーンフック等に掛けるもので、ツボ、輪、リングとも呼ばれる。
(クレーン等安全規則第219条)

・ 加工は、 職業能力開発促進法による国家検定資格を有する者が行う。
(全日本ロープ加工組合連合会 「技能検定制度」)


A従来はどのような技術で対応していたのか?
玉掛けワイヤは、編込み加工と圧縮止め加工があるが、編込み加工は端末トゲが飛び出し危険であり、圧縮止め加工は塩害・海水に弱いという欠点がある。

<参考>
・ 従来の「編込み加工(巻差し法)」は、丸差し3回と半差し2回の5回差しが基本であり、強度維持のため端末に 3〜12oのトゲを出すように指導されている。
(全日本ロープ加工組合連合会 「ワイヤロープ加工図解」)


B公共工事のどこに適用できるのか?
「長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤ」は、あらゆる重量物の吊上げ・玉掛け作業・クレーン作業に適用できる。


C開発背景
・ 薩英戦争後にイギリスから導入された玉掛けワイヤは建設現場等で多用されているが、そのアイ加工技術は、この150年間進歩がなく、鋭利なトゲが出て、危険なものとされてきた。 (全日本ロープ加工組合連合会 「ワイヤロープ加工図解」)

・ 「長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤ」の開発に際して、厚生労働省の指導を仰ぎ、「端末トゲを出さない玉掛けワイヤの加工法は、法令上の規定(クレーン等安全規則第219条)に抵触せず合法であり、国内販売に問題はない。」という回答を得た。 (厚生労働省の指導メモ)

・ クレーン作業等で、台付けワイヤと混同しないため、繊維タグを装着して、目視による安全管理ができるものとした。

<参考>
・ 「台付けワイヤ」は、トラックの積み荷等を固定するもので、両端にアイを有することから玉掛けワイヤと混同しやすい。

・ 「台付けワイヤ」は、加工時の巻差し回数など法令上の規定がないため、巻差し3回程度の物が多い。。


トゲ無し玉掛けワイヤ完成品と従来品
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

従来の玉掛けワイヤは、ワイヤロープの撚りに沿った巻差し(本差し)を3回、更に段落しで半差し2回、計5回差しであり、更に、ワイヤを組成するストランド6本の端末は、抜け落ち防止のため、本差しと半差しの部分の12か所に鋭利なトゲを出すこととされているが、

ア、 「長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤ」は、3回の巻差しに加え、ワイヤロープの撚りとは逆方向に籠差し1回、更に段落しで籠差し3回、計7回差しとした。

イ、 端末トゲ部分はワイヤ芯の中に挿入し、外から被せ編みすることで、トゲを全て外に出さない構造とした

ウ、 品質標示ラベル(繊維タグ)を取り付けた。

エ、 圧縮止め玉掛けワイヤのようにアルミ合金スリーブ管は使用しない。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

ア、 「長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤ」は、巻差し・籠差しの7回差しとしたことで、従来品より引張強度が向上した。

イ、端末トゲを全て外に出さない構造としたことが、安全性及び施工性の向上となる。

ウ、繊維タグを取り付けたことで、規格外製品や類似品との混同を防止し、ワイヤの規格・強度など目視による誤認防止機能が向上する。

エ、アルミ合金スリーブ管を使用しない匠の技による加工品で、海水・塩害に強く、また、吊上げ対象物への掛け外し動作が容易に行える。




従来品との比較図
適用条件
@自然条件
特になし。

A現場条件
特になし。

B技術提供可能地域
全国

C関係法令等
・ クレーン等安全規則第213、215、219、220、221条
・ 全日本ロープ加工組合連合会 ワイヤロープ加工図解(平成17年4月 第6版)
・ 労働安全衛生規則469、471、475条



適用範囲
@適用可能な範囲
・ ワイヤロープの直径24o(安全吊上げ荷重44KN(4.48T)以下の重量物の吊上げ、玉掛け作業、クレーン作業
・ ストランドは、G種の6×24とする。

A特に効果の高い適用範囲
手掛け頻度の多い玉掛け作業、クレーン作業

B適用できない範囲
ワイヤロープの直径24mm超の玉掛けワイヤ

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・ JISハンドブック 鉄鋼U 「ワイヤG種 6×24の破断荷重」



留意事項
@設計時
吊上げ荷重に応じたワイヤロープ(線径)を選定する。

A施工時
作業開始前に、ワイヤロープの異常の有無や長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤに取り付けたタグにより適合荷重を確認する。

B維持管理等
使用しないときは錆対策のため屋内で保管し、ワイヤ素線の10%が切れたり折れたり、重機で踏みつぶしたり、著しい形崩れ、腐食した物は、使用しない。

<参考> 長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤは、JIS規格の亜鉛メッキワイヤ、構成6×24を使用するが、6×24とは、ワイヤ素線24本で1本のストランドを作り、そのストランド6本で1本のワイヤロープを構成しているという表示である。 素線の数は、合計144本である。

Cその他
長崎差しトゲ無し玉掛けワイヤは、線径9oから12oの物について各500本、線径16oから18oの物について各50本を常時在庫し、線径20oから24oの物は受注生産としている。

このシステムはInternet Explorerの文字サイズ「小」で開発しております。                       プライバシーポリシー / 著作権等について