概要 |
@何について何をする技術なのか?
省エネを目的とした建設機械
A従来はどのような技術で対応していたのか?
後方超小旋回型バックホウ(クローラー型)
B公共工事のどこに適用できるのか?
土工事
オートデセル・エコモード機能付省エネ建設機械
機種名 | 標準バケット山積容量(m3) | 機械質量(kg) | 定格出力(kW) | 最大掘削力(kN) | 最大掘削深さ(mm) | 燃料消費率(L/Hr) |
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ViO30-6 | 0.10 | 2980 | 18.5 | 29.9 | 2820 | 2.8〜3.6 | ViO35-6 | 0.11 | 3480 | 18.5 | 32.1 | 3100 | 2.8〜3.6 | ViO45-6 | 0.14 | 4470 | 27.3 | 36.5 | 3360 | 3.8〜4.7 | ViO45-6A | 0.14 | 4490 | 27.5 | 36.5 | 3360 | 3.8〜4.8 | ViO55-6 | 0.16 | 5120 | 32.6 | 41.9 | 3710 | 4.2〜5.2 | ViO55-6A | 0.16 | 5140 | 33.5 | 41.9 | 3710 | 4.7〜6.0 | ViO80-1 | 0.28 | 7960 | 40.7 | 63.5 | 4180 | 6.8〜8.0 | ViO80-1A | 0.28 | 7900 | 41.5 | 63.5 | 4180 | 8.1〜9.4 | ViO80-1B | 0.28 | 7990 | 41.5 | 63.5 | 4180 | 6.5〜7.8 | SV100-2 | 0.37 | 9630 | 50.2 | 68.5 | 4310 | 7.6〜9.2 | SV100-2A | 0.37 | 9580 | 53.7 | 68.5 | 4310 | 9.4〜11.0 | B7-6 | 0.28 | 8080 | 41.4 | 5860 | 4450 | 7.7〜8.8 | C30R-3(不整地運搬車) | | 2560 | 32.5 | | | 6.75〜8.54 |  オートデセル・エコモード機能付省エネ建設機械 |
新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・バックホウは操作レバー(ペダル)が4秒以上操作されない場合、自動的にエンジン回転数がローアイドル状態となる(オートデセル機能)。
・不整地運搬車はオートデセルの機能がONになっている場合、パーキングブレーキがONの状態で、荷台操作レバーを中立にすると約4秒後にローアイドル状態になる。
・エコモードスイッチをONにすると電子制御されたエンジンの最高回転数を制限する(エコモード機能)。
・エンジン停止スイッチを外部に搭載した。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・アイドル状態のエンジン回転を抑えると共にエンジンの最高回転数を抑えることにより、燃料消費の低減及びCO2発生を抑制する。
・エンジン停止スイッチはオペレータ及び周囲の人からも直接停止可能で、機械が不測の状態になった時エンジンを停止出来るので安全が確保できる。
 新規性写真 |
適用条件 |
@自然条件
・外気温が-20℃〜40℃の範囲で使用可能である。
A現場条件
・機械質量は
ViO30-6:2980〜3300kg
ViO35-6:3480〜3800kg
ViO45-6,-6A:4470〜4900kg
ViO55-6,-6A:5120〜5450kg
ViO80-1:7900〜8120kg
ViO80-1A:7900〜8120kg
ViO80-1B:7990〜8210kg
B7-6:8060〜8080kg
SV100-2:9580〜9750kg
SV100-2A:9580〜9750kg
C30R-3(不整地運搬車):2560〜2775kg
・地盤耐力はN値で6以上
B技術提供可能地域
・全国
C関係法令等
・環境省 特定特殊自動車排ガスの規制等に関する法律(平成18年4月1日施工) |
適用範囲 |
@適用可能な範囲
・土工事
A特に効果の高い適用範囲
・掘削作業待ち時間が長い現場
B適用できない範囲
・特に無し
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・国土交通省 排出ガス対策型建設機械(平成18年3月告示) 3次基準達成車
・国土交通省 低騒音型建設機械(平成9年7月告示) 超低騒音達成車 |
留意事項 |
@設計時
・特に無し
A施工時
・使用方法等は、付属の取扱説明書等に従うこと。
B維持管理等
・メンテナンス等は、付属の取扱説明書等に従うこと。
Cその他
・購入およびレンタルでの使用が可能 |