概要 |
@何について何をする技術なのか?
本工法は床版コンクリート工事の仕上げにおいて均し、中間転圧、最終仕上げを機械化で行う工法である。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
人力で均し、レーキ板で押えこみ、機械コテで荒仕上げ後、人力で金コテ仕上げする。
B公共工事のどこに適用できるのか?
床版コンクリート工事の表面仕上げに適用できる。
 機械写真 |
新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
コンクリートの均し工程から、中間転圧、最終仕上げまでを機械化による一貫工法にした。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・省人化と作業効率の向上
・コンクリートのW転圧(サーファーとローリー)を行うことで余剰水を浮かせ、表面を締め固められるためクラック防止が可能。
・不陸(凹凸)が少ないフラットな床面仕上げが可能。
・作業効率の向上により1日当たりの施工面積が拡大することで工期短縮に寄与できる。
 施工写真 |
適用条件 |
@自然条件
コンクリート工事の仕上段階であるため降雨時には施工できない。
A現場条件
・最小施工面積として300u以上を推奨する
・機械の施工幅は3000mm×長さ1500mm以上が必要
B技術提供可能地域
日本全国に提供可能
C関係法令等
特になし |
適用範囲 |
@適用可能な範囲
床版コンクリート工事に適用可能
A特に効果の高い適用範囲
施工面積が大きいコンクリート床版仕上工事
B適用できない範囲
コンクリート仕上勾配が縦断勾配で10%以上、横断勾配で5%以上
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
特になし |
留意事項 |
@設計時
最小施工面積として300u以上を推奨する。
必要に応じ、機械の組み合わせが可能。(サーファー+ローリーまたはサーファー+ハンドマンの適用方法もある)
・サーファー+ローリー→最終仕上げが金コテ仕上げではなく、ハケ引き仕上げや木コテ仕上げの場合
・サーファー+ハンドマン→ローリーで中間転圧を行うのが理想であるが、障害物の多い箇所の場合
狭小部施工時にはサーファー1500oの使用を推奨します。
A施工時
施工に関しては施工要領書に従う
B維持管理等
特になし
Cその他
特になし |