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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.11.25現在
 
技術
名称
カクイオイルキャッチャー 
事後評価済み技術
(2015.09.14)
登録No. QS-090037-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.04.28
副    題 天然繊維主体の高性能油吸着材 区分 製品
分 類 1 河川維持 − その他  
分 類 2 河川海岸 − その他  
分 類 3 道路維持修繕工 − その他  
概要
@何について何をする技術なのか?
河川および港湾等における油流出事故の際の初期対応として、水面に浮遊する油を迅速確実に吸着するための製品である。従来の化学繊維系の吸着材と異なり、植物系セルロース中空繊維主体の天然系油吸着材です。栽培された綿を使用しているので自然破壊がありません。また水をほとんど吸わず油だけ吸います。自重の30倍以上の吸着力を有し、水に沈みません。



A従来はどのような技術で対応していたのか?
従来はポリプロピレンやポリエチレン等の化学繊維主体の油吸着材が用いられてきた。低粘度の油に対して吸着力が弱く、一度吸着した油を再放出することもあった。また浮力も弱いので水面に浮かべておくと、水中に沈むこともあった。


B公共工事のどこに適用できるのか?
河川、湖沼及び海洋での油流出事故時に流出油を吸着・回収する。それらの水質汚染を防止するための資材として適用できる。側溝や小河川から本川、湖沼やダム、海洋などの水域に事故等により油が流出して水面に油膜が広がっている場合、その油膜の拡散を迅速に防ぐこと、薄い油膜まで回収することは河川の環境維持に必要である。
国道などにおける油流出事故でも側溝を通じて河川に油が流出する。道路によっては排水性舗装を痛めるため、速やかに油を洗い流す必要があり、これらの油が河川に到達する前に止めることが必要である。河川工事およびその付近の建設機械から作動油などが流れ出ることもあり、速やかに油の流出を食い止める必要がある。したがって公共工事現場での備蓄資材としても必要である。


カクイオイルキャッチャー商品リスト
タイプ 品名 用途 形状 巾(cm) 長(cm) 厚(cm) 吸着量(L/枚) 入数(枚/箱) 
K K-50,NK-4050,HK-4045,TOC-T50,TOC-T100 浮上油・漏油・油水分離槽 シート状 40〜50 45〜50 0.4 1.1〜1.5 100 
KL K-65, オイルキャッチングシート 浮上油・漏油・油水分離槽 シート状 65 65 0.4 3.0〜3.7 50〜100 
KS TOC-T20 浮上油・漏油・油水分離槽 シート状 20 20 0.3 0.2 400 
E E40,AE-40 浮上油・漏油・油水分離槽 シート状 40 50 0.4 1.0 100 
KP KP-50型(型式承認品) 船舶搭載用・海、河川での流出事故・備蓄用 シート状 50 50 0.4 1.3 150 
KP KP-65型(型式承認品) 船舶搭載用・海、河川での流出事故・備蓄用 シート状 65 65 0.4 2.1 90 
KP KP-50A型(型式承認品) 船舶搭載用・海、河川での流出事故・備蓄用 シート状 50 50  0.4 1.1 150 
TS KT-100,TOC-T7,TOC-T7-2 漏油吸着・拡散防止フェンス チューブ状 7φ 100〜200   3〜5.5 15〜25 
TM KBF-600,TRF-200 海・河川での補助オイルフェンス チューブ状 10φ 200   18〜21 1〜8 
TL KBF-1050,TRF-350,KBT-2000 海・河川での補助オイルフェンス チューブ状 10〜20φ 270〜350   31〜60 1〜6 
B KB-500,TOC-T500 浮上油・側溝・排水溝 チューブ状 25φ以上 50以上   15 10 
N KN-50-10 浮上油・側溝・排水溝 万国旗状 50 500 0.4 15 10 
N KN-65-10 浮上油・側溝・排水溝 万国旗状 65 650 0.4 25 10 
KIT-LL 緊急キット ISO14001対応 油漏れ事故対策品・備品 複数アイテムセット品 100 57 33 177.6 1 
KIT-L 緊急キット小型,L ISO14001対応 油漏れ事故対策品・備品 複数アイテムセット品 50 55 33 74.4〜77.4 1 
KIT-M 緊急キットミニ,M ISO14001対応 油漏れ事故対策品・備品 複数アイテムセット品 32〜33 33 55 41〜46.2 1 
KIT-S 緊急キットハンディ,SONAE,S ISO14001対応 油漏れ事故対策品・備品 複数アイテムセット品 32 33 55 22.6〜27 2 

油吸着材使用例
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
地球環境保全を配慮し、従来の化学繊維ではなく天然繊維を使用している。
単位重量あたりの油吸着量が従来品の約3倍である。
吸着後の油のしたたり落ちがほとんどない。
4種類の油吸着材を1セットにした、緊急用油液処理キットは河川だけでなく工場、構内など小規模の漏油に素早く対応可能である。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
吸着力に優れているため、回収時間の短縮を図ることができる。
回収後の油漏れがほとんどなく、二次災害の発生を防ぐことができる。
焼却時の熱エネルギー発生量が化繊の約半分、二酸化炭素排出量は約1/3である。
油吸着量が化繊製品の約3倍である。
油の保持力が化繊製品の3倍であり、二次汚染の恐れがない。
発生ゴミ量が化繊製品の3分の1である。
水に沈まない(通常の状態ではほとんど水分を吸わないので、油吸着後も油液面に浮く。使用後の回収が容易である)
各種油吸着材の性能及び価格比較表(油の比重を約1とする)
品名 価格(円/枚) 吸着量(L/枚) 油200L吸着するのに必要な枚数 油200L吸着材コスト(円) 
カクイオイルキャッチャーK-50 220 1.5 134 29,480 
化繊系吸着材 240 1.0 200 48,000 

カクイオイルキャッチャー
適用条件
@自然条件
極度の寒冷地以外の河川および海洋における油流出事故に対応可能です。

A現場条件
人力作業の可能なスペースを確保する。必要に応じて備蓄をしてください。

B技術提供可能地域
全国どこでも提供可能です。

C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
0℃〜120℃まで、油の種類により異なる。道路、河川、海上で使用可能。
重油、軽油、灯油、植物油等
有機溶剤も吸着可能です。

A特に効果の高い適用範囲
河川、海上の浮上油
全く流れがない〜緩やかな流れであること


B適用できない範囲
油が凍結した場合

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
国土交通省油吸着材型式承認試験基準舶査第52号に準ずる
留意事項
@設計時
オイルフェンスや簡易型オイルフェンスに油吸着材を破損させるような突起物は避けてください。

A施工時
1)流出油の回収時はまずオイルフェンスによって油を集めてから油吸着材を使用してください。
2)流出油は河川の流れや風によって拡散しますのでなるべく早く回収してください。
3)事故状況によっては万国旗型を使用してください。
4)吸着材は最大吸着量に達する頃(色の変化)を見計らって速やかに回収してください。


B維持管理等
保管上の注意
可燃物であることに注意し、火気厳禁、常温の場所に保管するようにする。


Cその他
火気のそばで使用しないでください。
比重の大きい液体、界面活性剤が混入している場合は効果が低下することがあります。

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