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ものづくり
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建設技術
審査証明


他機関の
評価結果
















            

2018.09.22現在
 
技術
名称
ネコヤナギによる護岸の緑化工法 
事後評価済み技術
(2014.04.11)
登録No. QS-080012-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 


(2014.4.12〜)

 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-V
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2014.04.12
副    題 ネコヤナギをコンクリート護岸に植栽して河川環境を修復し、水辺の生態系の保全を図る。 区分 工法
分 類 1 河川海岸 − 多自然型護岸工 − その他 
分 類 2 環境対策工 − 生物・生態保全対策工  
概要
@何について何をする技術なのか?
既設または新設によるコンクリート護岸面に対してネコヤナギを植栽して緑化する技術であり、水辺環境を陸上部と水中部の両面から改善する技術である。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
護岸に植栽孔を設け緑化する技術開発は平成17年度までは行われていなかったため、平成18年度に既設護岸のみを対象とした開発に取り組み、削岩機利用による穿孔や塩化ビニル管によるポットを利用した工法で新技術の先駆的な位置づけとして開発し、自治体管理の河川護岸で施工(20本程度の施工数量)されている。
B公共工事のどこに適用できるのか?
人々が集う水辺で修景や安全対策の必要となる場所や、魚類・水生生物等の生態系の環境回復と保全を必要とする水辺に位置する護岸(既設又は新設)。

写真ー1 ネコヤナギによる水辺のグリーンベルトの創出
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
(1)ネコヤナギの挿し木からの発根や萌芽並びに短期成長性等多くの特性を利用して既設護岸及び新設護岸に対して緑化する技術であり、完成した工法は初めてである。
(2)コンクリート護岸への植栽孔の設置、植付けのための竹ポット構造体利用(写真ー2参照)並びにその固定に関する技術(写真ー6参照)は始めてである。なお、写真-2に示す竹ポットのスリット及び底の穴は、孔内への水分補給や根張りを効率的に行わせるための工夫であり、十分な根張りによって護岸への固定度を向上させた。
(3)ネコヤナギは、その樹高(2m程度)、多枝性(幹径も8cm以下)から細根が多く発生する特性があり(自生調査と専門家の意見)、これを根張りに活用することで植栽孔からの用土の吸出し防止と共に護岸への固定が図れる。また、細根のために護岸構造を損なうような作用力が生じることは無く、安全性にも問題はない。
(4)緑化に用いる素材は、すべて現地発生材料を利用しており、経済的及び自然還元型の工法である。
(5)施工機材は、軽量で取扱易く専門技能者を必要としないコンクリート穿孔機とし、現場作業性や周辺環境性に配慮している。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
(1)護岸面へのグリーンベルトを創出することによって、水辺の景観を修復出来る。
(2)緑陰の創出やネコヤナギ特有の水中根の発生(水中に没した枝から発生)によって、昆虫や水生生物の生息環境や淡水魚の住処・餌場・避難場所が回復し保全される。
(3)水辺に集う人々へ安らぎと潤いを付与すると共に周辺住民に昔の風情を提供する。
(4)河川への転落防止や、万一に転落した際のつかまり物・ロープ代わり等安全対策に役立つ。

写真ー2 竹ポットの構造
適用条件
@自然条件
(1)ネコヤナギが自生している河川が原則である。
(2)気象条件については、特に制限は無い。
(3)感潮区域でないこと。
A現場条件
(1)護岸勾配は、穿孔作業が可能である範囲とする。
(2)穿孔深さは、50cm以下が原則である。
(3)護岸背面は、岩盤で無いこと(ネコヤナギが根張り出来ない)。
B技術提供可能地域
制限は、特になし。
C関係法令等
(1)河川法
(2)河川管理施設等構造令・同解説
適用範囲
@適用可能な範囲
(1)控え長35cmを標準としたブロック積護岸又はこれに類するコンクリート護岸で、河川環境の改善が必要な場所であること。
(2)既設護岸の勾配は、穿孔作業可能な範囲とする。ただし、水辺の水深が0.5m以上の場合は、穿孔作業の足場構築や作業性から1:0.5より緩やかな護岸勾配とする。
A特に効果の高い適用範囲
(1)淡水魚の生息数が減少したと思われる地域、又は、貴重な生物の生息地域で、生態系の保全が必要な地域。
(2)自生のネコヤナギが減少又は見当たらず、その回復を図る地域。
(3)周辺住民が多く居住する地域、観光施設に接する地域やホタル観賞地域で景観の修復が必要な場所。
B適用できない範囲
(1)感潮河川区域の護岸(ネコヤナギが自生していない)。
(2)水辺の水深が1mを超え、かつ護岸勾配が急で施工や維持管理が難しい場所。
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
(1)工作物設置許可基準・同解説
(2)河川砂防技術基準・同解説
(3)中小河川に関する河道計画の技術基準(通達)
(4)河川区域内における樹木の伐採・植樹基準(平成10年6月19日、建設省河治発第44号)
留意事項
@設計時
(1)植栽する区間の現地調査を十分に行い、地域特性、本工法の材料素材に対する取得場所・状況等を把握し、設計条件を設定する。
(2)新しい工法であり、周辺住民、関係機関への十分な説明と理解を得る。
(3)現地条件に対する植栽効果の最適な場所(萌芽と根張りを含めた)とその区間長を設定する。
(4)水辺利用に集う人々の意識を反映した計画とする。
A施工時
(1)作業場所が傾斜地であり、滑落し易いので安全対策に十分な配慮が必要である。
(2)水辺の水深が0.5m以上の場合は、作業足場を設け作業の安全性を確保する。
(3)穿孔深さとその貫通部分を確認する。
(4)挿し木は、2〜3年の成長枝を使用し、損傷しないように丁寧に取り扱う。
(5)竹ポットを護岸へ確実に固定する。
B維持管理等
(1)植栽後の萌芽及び生育状況の観測体制とデータ整理の徹底。
(2)挿し木枯死箇所または損傷箇所等への早期再移植。
(3)萌芽後の害虫対策。
Cその他
特に無し。

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