ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.12.11現在
技術
名称
高輝度蓄光材を用いた危険警告標識およびウォーターゲージ(量水標) 
事後評価済み技術
(2012.08.29)
登録No. QS-070003-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-V
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2015.07.31
副    題 アルミ薄板に定着された蓄光顔料自体が、太陽光エネルギーを蓄え日没後に高い輝度(明るさ)で長時間自然発光する危険警告標識板および量水標です。 区分 製品
分 類 1 河川海岸 − その他  
分 類 2 河川維持 − その他  
分 類 3 ダム − その他  
分 類 4 砂防工 − その他  
分 類 5 付属施設 − 道路標識設置工  
概要
@何について何をする技術なのか?
蓄光とは、太陽光や蛍光灯の光(紫外線)を吸収蓄積し自然発光する特徴を持つ顔料である。アルミン酸ストロンチウムを母体に希土類を加えて焼成した化合物(セラミックス)で、「燐光」や「残光」ともいわれるが、見た目には光を蓄えて発光しているように見えるので「蓄光」と一般的には呼ばれる。天然の鉱物を主原料とした無機質素材なので劣化せず顔料そのものは半永久的に光の吸収、発光を繰り返す性質を有する。
蓄光顔料を使用した製品は、屋外においては日中の太陽光を蓄えて、日没後の夜間、暗闇の中でも高輝度で長時間(朝まで)自然発光するため、暗闇でも視認性を必要とする場所や施設で特に効果を発揮する。
公共性の高い場所における立ち入り禁止区域などでは、危険警告標識は昼夜を問わず安全を確保できる。
河川の量水標においては、位置の確認および水位の計測に特に効果を発揮する。
また、表面の目盛や文字を反射シートで加工している為ライトで照らすと鮮明に光る。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
従来の危険警告標識は、ブリキ板やプラスチック製板などにペイントで案内板を製作してあり、日中の明るい場所では確認できるが日没後の暗闇では全く見えない。
また、量水標は、ブリキ板、樹脂系テープ、無反射テープ、全面反射テープなどの加工製品であったため、日没後の夜間は懐中電灯など光を照らして設置位置および水位の確認をしていた。

B公共工事のどこに適用できるのか?
昼夜を問わず視認性の確保を必要とする危険警告標識などの標識設置工事および量水標設置工事。
夜間災害時に停電などで避難が困難な場所での避難誘導標識設置工事。

堰付近危険警告標識
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
従来の製品は、光を当てなければ夜間全く目視出来なかった。
本製品は、日中の太陽光エネルギー(紫外線)を蓄え高輝度で自発光する「高輝度蓄光材」(12時間後に10mcd/u以上を実現)を使用するため、夜間暗い所であっても高い視認性による安全を確保しなければならない場所でその効果をより発揮する。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
夜間の不慮の事故防止。
高輝度蓄光を活用しているので、暗闇の中でも危険な個所などをいち早く確認できる。
夜間の立ち入り禁止場所が目視によって十分確認可能なため不特定多数の方々に危険箇所を知らせることが出来る。
弊社開発の高輝度蓄光材(顔料)により、輝度も高く残光時間も長時間確保出来る。
高輝度蓄光材を使用しているので、暗闇の中で量水標の設置場所をいち早く確認できる。
高輝度蓄光材と反射材を併用した目盛表示としている。
万が一の災害時に停電などで真っ暗になった場合でも安全に避難誘導ができる。
電力を全く必要としないので温室効果ガス(CO2)の排出抑制にも寄与する。
残光輝度試験結果〜試験機関:根本特殊化学葛Z術開発センター(日本消防標識工業会指定試験機関)
<項目> <条件> <詳細> 
試験基準 根本フル励起規格  
励起 光源 キセノンランプ 
 照度 7500Lx 
 時間 5分 
環境 温度 23±2℃ 
 湿度 50±15% 
使用機器 励起光源 150W型L2175 
 照度計 T-10P 
 輝度計 BM-5A(TOPCON) 
    
測定結果 経過時間(分) 残光輝度(mcd/u) 
 5分後 2513mcd/u 
 10分後 1269mcd/u 
 20分後 628mcd/u 
 60分後 191mcd/u 
 120分後 88mcd/u 
 240分後 38mcd/u 
 360分後 23mcd/u 
 720分後 10mcd/u 

励起2時間後の輝度(明るさ)
適用条件
@自然条件
特になし(雨天時など太陽光が直接当たらなくても紫外線により蓄光効果は変わらない)

A現場条件
構造物に直接アンカーボルト等で共架するか、支柱にボルト等で固定する。
H鋼を設置しそれに共架または貼り付ける。

B技術提供可能地域
特に制限なし

C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
夜間暗闇において標識の視認性を特に必要とする施設および場所。
水位観測を必要とする全ての施設および場所。

A特に効果の高い適用範囲
夜間、付近に全く照明がなく、危険で立ち入り制限が必要な場所では特に力を発揮する。
夜間、水位観測を必要とする施設。

B適用できない範囲
特になし

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
特になし
留意事項
@設計時
量水標は、河川護岸等設置箇所に勾配がある場合は補正が必要。

A施工時
特になし

B維持管理等
視認性確保のための表面の清掃程度が必要。

Cその他
特になし