NETIS 新技術情報提供システム New Technology Information Systemトップページへ移動国交省のホームページへ
NETISとは 新技術の検索 新技術の最新情報 新技術の申請方法 NETISのRSS配信 サイトマップ
  新技術概要説明情報

「概要」「従来技術との比較」等のタブをクリックすることでそれぞれの内容を閲覧することができます。関連する情報がある場合は画面の上部にあるリンクをクリックすることができます。


ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.09.21現在
 
技術
名称
六価クロム還元浄化剤「改良6出なし」 
事後評価未実施技術 登録No. KTK-160025-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.01.30
副    題 バイオ技術を用いて、セメント系固化材を使用した地盤改良工事での六価クロム溶出量を土壌環境基準値以下に抑える還元浄化剤 区分 材料
分 類 1 港湾・港湾海岸・空港 − 陸上地盤改良工 − 固化工 − 事前混合処理
分 類 2 港湾・港湾海岸・空港 − 陸上地盤改良工 − 固化工 − 表層固化処理工
分 類 3 港湾・港湾海岸・空港 − 環境対策工 − その他 
概要
@何について何をする技術なのか?
・セメント系固化材による地盤改良工事で六価クロムの溶出が環境基準を超える恐れが判明した場合に添加する六価クロム還元浄化剤

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・掘削置換工法

B公共工事のどこに適用できるのか?
・セメント系固化材を使用する陸上地盤改良工事

Cその他
・六価クロム還元浄化剤「改良6出なし」は、六価クロム還元能を有する放線菌ST13を主成分としたバイオの力を利用した還元浄化剤である。
・セメント及びセメント系固化材を使用する改良土の配合設計の段階で六価クロム溶出試験を実施しその結果が土壌環境基準を超えた場合、或は、土壌環境基準を超えた六価クロムによる汚染が認められた土壌に対して、当製品:還元浄化剤「改良六出なし」を使用することで、溶出量を土壌環境基準以下にする技術である。
・六価クロム低減型のセメント系固化材でも基準を超える六価クロムが溶出された場合の従来の対応として「杭基礎工法」もあるが、「掘削置換工法」の方が工事費・工期共に現実的であるとして選定した。
・地盤改良で使用されるセメント及びセメント系固化材からは土壌汚染対策法で第二種特定有害物質に指定されている六価クロムが条件によっては土壌環境基準を超える濃度で溶出する恐れがあるとして、現場施工前に事前検査を求める通達(平成12年3月24日、建設省技調発第48号)が出されている。
・また、平成15年6月30日、国が設置したセメント系固化処理土検討委員会から「セメント系固化処理土に関する検討 最終報告書(案)」がまとめられ、日本全国を対象とした施工前の溶出試験(通達における試験方法1)で土壌環境基準値を超える六価クロムの溶出があったセメント改良土は5%程度(132/2544資料)と報告されている。また、関東ローム層に代表されるような火山灰質粘性土では他の土質と比較して溶出頻度及び濃度が高いとも指摘されている。
・このため、配合設計の段階で六価クロム溶出試験を実施し、その結果が土壌環境基準を超えた場合、六価クロム低減型のセメント系固化材への変更、もしくは工法の変更を行うものと通達(平成12年3月24日、建設省技調発大49号)が出されている。

材料荷姿および散布装置
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・「地盤改良工法の掘削置換工法への変更」から「地盤改良工法への製品添加」に変えた。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・現設計の地盤改良工法の施工時に本製品を散布するだけのため下記のような活用のメリットがある。
1.従来工法と比較し、工事日数短縮により40%の工期短縮が図れる。
2.従来工法と比較し、工事費の削減となるため21.6%の経済性の向上が図れる。
3.従来工法と比較し、残土搬出、良質土の搬入等のダンプトラックの入れ替えスペースが必要なく、施工性が向上する。
4.従来工法と比較し、残土搬出、良質土の搬入等のダンプトラックの頻繁な走行や、振動、騒音も無く、周周辺環境への影響は向上する。

Bその他
・還元浄化剤「改良6出なし」は、東京工科大学応用生物学部 杉山友康教授により、メッキ工場の土壌から単離され、六価クロム還元能が確認された放線菌「ST13 (2005年特許取得、2013年に初野建材工業鰍ノ譲渡)」というバイオの力を利用した製品である。
・また、「ST13」の生物、及び環境への安全性はOECDガイドラインに沿った限度試験により確認されている。
・改良材の強度確認試験と同工程の中で確認ができる。還元浄化剤「改良六出なし」の効果は1週間で75〜85%発揮できることが確認されている。
また、散布・撹拌作業も地盤改良工事と併行した作業となる。このため、地盤改良工事の工期内で作業は完了できる。
・還元浄化剤「改良6出なし」添加による改良土の一軸圧縮強度の低下は認められなかった。

還元剤(改良6出なし)散布装置一式
適用条件
@自然条件
・気温・気象条件
試験・現地実績から5℃(実施日の大田原市 1月30日の気象データから)〜30℃の環境下での効果は確認している。
雨天等の気象条件は、地盤改良が可能な環境なら適用可能である。
室内実験により、改良土の PH:9.61以下 の範囲で問題は無いとの結果を得ている。

A現場条件
・還元剤の散布レイヤーの設置・散布作業のため幅2m×長さ5m×高さ2m=20空m3程度の空間が必要だが、地盤改良工事ができれば問題ないことを確認している

B技術提供可能地域
・技術提供地域について制限はない。

C関係法令等
・土壌汚染対策法:環境省:平成15年2月15日施行、平成22年4月1日改正 :六価クロム溶出量0.05mg/L以下
・水質汚濁防止法:環境省:昭和46年6月24日施行、平成23年8月30日改正 :六価クロム排出許容限0.05mg/L
適用範囲
@適用可能な範囲
・六価クロム含有量は0.18mg/L以下の範囲で効果を確認している。
・外気温5℃以上の環境下での地盤改良工事への適用は、実績から確認されている。

A特に効果の高い適用範囲
・セメント及びセメント系固化材を使用する地盤改良工事ができる条件下で、菌の活性化的に気温が15℃以上の場合に効果が高いといえる。

B適用できない範囲
・六価クロム含有量は0.18mg/Lを超える範囲での効果は確認されていない。今後の実績等により確認をする必要がある。
・外気温5℃未満の環境下での地盤改良工事への適応は、現在確認されていない。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・通達(建設省技調発第48号 平成12年3月24日)
「セメント及びセメント系固化材の地盤改良への使用及び改良土の再利用に関する当面の処置について」
・通達(建設省技調発第49号 平成12年3月24日)
「セメント及びセメント系固化材の地盤改良への使用及び改良土の再利用に関する当面の処置について」の運用について
・「セメント系固化処理土に関する検討 最終報告書(案) :平成15年6月30日」 セメント系固化処理土検討委員会
留意事項
地盤改良工事の施工者等が、セメント系固化材による地盤改良を行うに際して「通達(建設省技調発第48号)」に基づき「六価クロム溶出確認試験」を行い、土壌環境基準を超えてしまった場合に、初野建材工業株式会社(TEL:049-224-5131)に問い合わせをいただく。

@設計時
「改良6出なし」使用説明書を参考とする。ポイントは以下の通りである。
・施工者の「通達 第48号」に基づく六価クロム溶出量確認試験結果と還元浄化剤の効果の実績グラフ等により 必要添加量を推定。
・当製品サンプルにより改良対象土による試験資料を作成し、確認試験を行う。
・散布量管理は、工事内容を考慮し現場に適した管理単位(「改良土量」「道路測点」「固化材袋」等)により散布量を決める。

A施工時
・還元浄化剤「改良6出なし」は人体に無害であり、取扱上の留意点は特に無い。
・相談者(施工者)は、還元浄化剤「改良6出なし」の噴霧器等による均一な散布、及び、混合撹拌の均一性が求められる。
・散布量は上記の通り 「改良6出なし」使用説明書をによる「管理単位」を遵守していただく

B維持管理等
・維持管理面での特記事項はない。

Cその他
・六価クロム溶出量の確認は、公的な試験機関で行うものとする。
・製品の搬送は一斗缶、或は、ドラム缶(200L)での提供となる。
・危険物ではないため、保管、取り扱いに関しての制約はないが、製品(還元浄化剤「改良6出なし」は「使い切り」とし、使用期限は実績から30日程度としている。
・以上を含め、「改良6出なし」使用説明書、を熟読の上、管理を行っていただきたい。

このシステムはInternet Explorerの文字サイズ「小」で開発しております。                       プライバシーポリシー / 著作権等について