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建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.09.26現在
技術
名称
FSノンブレイクアンカー 
事後評価未実施技術 登録No. KT-160150-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.03.13
副    題 内筒拡張型注入口付アンカーピン 区分 製品
分 類 1 建築 − 改修工事  
分 類 2 建築 − タイル工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
・既存RC造外壁面モルタル、タイルの浮き補修、剥落防止工事に使用する内筒拡張型の注入口付アンカーピン(FSノンブレイクアンカー)

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・注入口付アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法(既存品の注入口付アンカーピンを使用)

B公共工事のどこに適用できるのか?
・RC造外壁面モルタル、タイルの浮き補修、剥落防止工事

Cその他

従来技術の問題点
・従来技術の構造は、中空状のピン本体、ピン本体の中空部に打込まれるピンにより構成されているが、打込み時の衝撃を吸収しにくい構造である為、仕上面が破壊されることがある

・打込みにより仕上面を破壊して空隙部が閉じることで、正常に樹脂注入ができないことがある

・仕上面を破壊した場合は補修が必要であり、補修作業による騒音、振動、粉塵等が発生する

・仕上面を破壊した場合でも適切な補修を省いたことで施工後問題となる事例が報告されており、相応の施工管理が必要である


FSノンブレイクアンカーの特徴
・新技術は、従来技術の構造に、アンカー本体拡張部内周面に筒状の拡張カラーを添設したことで、打込み時の衝撃を吸収できる為、仕上面を破壊しない

・打込みにより仕上面を破壊せず、空隙部が閉じない為、正常に樹脂注入が行え、確実に壁面固定ができる

・従来技術に比べて経済性が低下するが、破壊された仕上面の補修工事が不要な為、本工事の仮設費、管理費等の削減が期待できる
新技術と従来技術の比較
内筒拡張型の注入口付アンカーピン(FSノンブレイクアンカー) 既存品注入口付アンカーピン 
@打込みにより仕上面を破壊しない @打込みにより仕上面を破壊することがある 
A打込みにより空隙部が閉じない A打込みにより空隙部が閉じることがある 
B空隙部が閉じない為、樹脂注入が確実にできる B空隙部が閉じた場合、樹脂の注入不良が発生する 
D仕上面を破壊しない為、補修が追加発生しない C仕上面を破壊した場合、補修が必要となる 

FSノンブレイクアンカー リーフレット
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

・従来品の構造(中空状のピン本体、ピン本体の中空部に打込まれるピンによる構成)をあらためて、内筒拡張型の構造(従来品の構成に、アンカー本体拡張部内周面に筒状の拡張カラーを添設した)を導入した


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

・内筒拡張型の構造を導入したことにより、打込み時の衝撃を吸収できる為、仕上面を破壊せず、樹脂注入が確実に行えることで、安全性の向上が期待できる

・内筒拡張型の構造を導入したことにより、打込みにより仕上面を破壊せず、空隙部が閉じないので、正常に樹脂注入が行え、確実に壁面固定ができることが確認でき、施工精度の向上により品質の向上が期待できる

・内筒拡張型の構造を導入したことにより、打込みにより破壊された仕上面の補修が不要となり、同関連の施工管理も不要となる為、施工性の向上が期待できる

・内筒拡張型の構造を導入したことにより、打込みにより破壊された仕上面の補修が不要となり、補修作業による騒音・振動・粉塵等が発生しない為、周辺環境への影響抑制の向上が期待できる

Bその他

・内筒拡張型の構造を導入したことにより、引抜強度が平均3,540N/本と、確認されたことで、同強度が従来技術に比べて増大した(従来技術の基準=1500N以上/本*出展:建築改修工事監理指針)


以下に、建材試験センターで実施した、新技術と従来技術の性能比較試験(打込み試験、樹脂注入試験)の結果を、表、図に示す
新技術と従来技術の性能比較試験 結果 (建材試験センター)
 新技術 従来技術 試験 試験日 
打込み試験の結果 測定箇所9箇所全部のモルタル板が割れないことを確認 測定箇所全部のモルタル板が割れたことを確認 一般財団法人建材試験センター 2014年2月10日 
樹脂注入試験の結果 測定箇所3箇所全てで確実に注入できたことを確認 測定箇所3箇所内2箇所で注入不良を確認 一般財団法人建材試験センター 2014年4月11日 

新技術と従来技術 性能比較概要
適用条件
@自然条件
・気温5℃以上
・降雨、降雪時及び結露が無い環境下であること

A現場条件
・特別な専用機材を使用しない為、支障物等制約はない
・足場及びゴンドラでの作業スペースは幅60cm以上が望ましい

B技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし

C関係法令等
・特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
・既存RC造モルタル塗り仕上げ外壁改修工事及び同タイル張り仕上げ外壁改修工事

A特に効果の高い適用範囲
・既存RC造モルタル塗り仕上げ外壁改修工事

B適用できない範囲
・既存RC造モルタル塗り仕上げ外壁改修工事及び同タイル張り仕上げ外壁改修工事以外の工事

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「建築改修工事監理指針平成25年度版(上巻)」 324〜325頁、356〜357頁、412〜415頁、450〜451頁、453〜454頁
留意事項
@設計時
・仕上面厚を確認する
・外壁の浮きの状態を確認する
・コンクリート躯体へのピンの埋め込みは25mm以上とする
・施工ピンの本数は9本/uまたは指定部分16本/uとする

A施工時
・穿孔は湿式低騒音ドリルの使用を推奨する
・タイルへの穿孔は同中央部または目地部に施工する
・専用の打込み棒を使用する
・注入作業を行う前に、孔内部の乾燥状態を確認する
・注入箇所1箇所当りのエポキシ樹脂注入量は浮きの状況に応じて判断する
・注入部以外に付着した樹脂は適切な方法で、効果前に除去し清掃する

B維持管理等
・特になし

Cその他
・特になし