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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.06.29現在
 
技術
名称
FST工法 
試行現場照会中です
事後評価未実施技術 登録No. KT-150123-VR
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VR
活用効果調査入力システムを使用してください。
VR評価:平成29年 2月16日〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.04.07
副    題 内外壁モルタル、タイル、石版等の浮き補修、落下防止工事を低騒音、低振動、無粉塵で穿孔が行えるとともに孔内と如何なる多層空隙にも樹脂注入が行える工法 区分 工法
分 類 1 建築 − タイル工事  
分 類 2 建築 − 石工事  
分 類 3 建築 − 改修工事  
概要
@何について何をする技術なのか?
FSドリルT-2(湿式二軸低騒音ドリル)、FSノズル(多層空隙注入ノズル)、ラージネックピン(キャップ併用首太ピン)を使用した、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法

A従来はどのような技術で対応していたのか?
振動ドリル、従来ノズル、全ネジ切りボルトを使用した、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法

B公共工事のどこに適用できるのか?
既存RC造内外壁面のモルタル、タイル等の浮き補修、剥落防止工事等及び石版等の落下防止工事等

Cその他
従来技術の問題点

穿孔=振動、騒音、粉塵の発生、粉塵による剥離部への詰まりの発生、粉塵詰まりによる注入不良の発生、仕上面の破壊

樹脂注入=躯体部に注入できない(孔内奥部空気溜りによる注入不良)、多層注入(多層浮きへの注入)ができない、共浮きの発生、目地注入はタイル陶片浮きに効果がない

ピンニング=ピンは4Фの全ネジ切りボルトで仕上処理等が必要、ピンの抜け落ち防止策がない


FST工法の特徴

穿孔=FSドリルT-2の特徴は、低騒音(従来比約23.5dB(A)軽減)、低振動、無粉塵(アルコール成分30%の冷却水による孔内洗浄、粉塵の液体化、吸引)で穿孔作業ができるなど、高回転・高トルク・高精度・高作業性、穿孔刃のノンコア化等高機能性能等により、仕上面を破壊することなく穿孔できる(直接タイルに穿孔できる)

樹脂注入=FSノズルの特徴は、共浮きを発生させず手動でノズルを稼動させて躯体部(従来工法の孔内奥部空気溜りによる注入不良を解決)から順次多層注入ができる

ピンニング=ラージネックピンの特徴はキャップ一体型の首の太いステンレス製全ネジピン、おさまりがよく抜落ち防止策有り―などで、直接タイルにピンニング、キャップに塗色、高意匠性の仕上ができ、歴史的建物の外壁改修に適した技術である。なお、タイル張替えに比べて同焼成期間が不要となり、新しいタイルで表現できない経年化した風合いの仕上面も再現できる
従来技術の問題点およびFST工法による改善方法
 問題点 原因 FST工法による改善方法 
振動ドリル @振動、騒音、粉塵の発生 @振動を利用して穿孔する方法が原因 @ダイヤモンド工具や回転力による削孔方法を開発し、騒音、 振動、粉塵の低減を実現したFSドリルT-2を開発 、騒音は従来約84.4dBから本工法約60.9dBに低下した 
 A粉塵による剥離部への詰り発生、注入不良の発生 A粉塵を発生させて穿孔する方法が原因 Aアルコール成分30%の冷却水による粉塵の液体化および吸引による詰りの改善機能を搭載したFSドリルT-2を開発、0.1mmの空隙部にも樹脂注入ができる 
注入器具及び方法 @注入ノズルによる注入不良の発生 @従来ノズル(躯体に注入不可)、底部注入ノズル(躯体に注入可も上層が注入不可)を使用して注入する方法が誤っている @手動による樹脂注入口の位置調整機能を搭載した、FSノズルを開発した 
 A注入圧力が高いため、共浮き剥離の発生 A注入圧のコントロールができない A共浮き防止機能(ノズルの自動調節機能)を搭載した、FSノズルを開発した 
ピンニング @樹脂注入後の仕上がりが汚い @仕上がり状況が考慮されていない @キャップ表面に塗色が施されている、ラージネックピンを開発した 
 A壁面固定ができない A抜け落ち防止策が施されていない Aピンとキャップが一体化したことで抜け落ち防止策が施され、首が太くておさまりがよい、ラージネックピンを開発した 

FSドリル/FSノズル/ラージネックピン
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

・振動ドリルの使用からFSドリルT-2の使用に変えた
・従来ノズルの使用からFSノズルの使用に変えた
・全ネジ切りボルトの使用からラージネックピンの使用に変えた


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・FSドリルT-2、FSノズル、ラージネックピンの使用に変えたことにより、樹脂、ピン、孔内及び浮き層が一体化している為、寒冷地でも冬季に凍害によるピンの浮き出し等を発生させない為、耐久性の向上(品質の向上)が図れ、さらに震度7を記録した東日本大震災でも剥落が無かった事例が多数存在する為、品質の向上が図れる
・FSドリルT-2の使用に変えたことにより、仕上面を破壊することなく直接タイルに穿孔でき、粉塵の液体化・吸引機能により0.1mmの浮き層にも樹脂注入が可能になり施工性の向上が図れ、また低騒音、低振動、無粉塵で施工できる為、周辺環境及び作業環境への影響低減が図れる
・FSノズルの使用に変えたことにより、共浮きを発生させず躯体部から順次多層注入が行え、また樹脂を溢れさせず、仕上面に汚れ、浮き等が無いことなどからも、品質の向上が図れる

Bその他( 施工工程、PL保険、FSコラム工法)

・本技術は共浮きを発生させず多層注入ができ、仕上面処理等が不要であることなどから工期が2日で完了する為、本工事の仮設費、管理費等の削減が期待できる
・従来技術は加入していないが、生産物賠償責任保険(10年間、対人・対物5億円)に加入したことにより、物件引渡し後10年間の事故対応に備えることで、建物所有者・居住者らに対して信頼性の向上が図れる
・本技術による石張壁の改修工法(FSコラム工法)は、石板と躯体の空間部にエポキシ樹脂柱を形成することで、固定強度を確保でき、石板を張替えることなく石張壁を生かした仕上げができる

※「ノズル性能比較 樹脂注入状況」を示す
*FSノズルは全ての層に樹脂注入が可能である
*従来ノズル(一般ノズル)は内部空気の反発で樹脂が溢れたり、躯体に注入できず、注入不良となる
*参考の為、「底部注入ノズル」も表示(従来ノズルに比べれば性能が向上し、躯体に樹脂注入が出来る。但し2層浮きから注入不良が発生し、上層に注入不可となる)
ノズル性能比較 樹脂注入状況 概要説明
 FSノズル 底部注入ノズル 従来ノズル 
単一孔 躯体・孔内に樹脂注入できる 躯体・孔内に樹脂注入できる 樹脂が押し戻され、溢れる(躯体に注入不可) 
一層浮 躯体・孔内、空隙層に樹脂注入できる 躯体・孔内、空隙層に樹脂注入できる 下層に注入できない(躯体に注入不可) 
二層浮 躯体・孔内、全ての空隙層に樹脂注入できる 躯体に樹脂注入できるが、上層に注入不可 下層に注入できない(躯体に注入不可) 
三層浮 躯体・孔内、全ての空隙層に樹脂注入できる 躯体に樹脂注入できるが、上層に注入不可 下層に注入できない(躯体に注入不可) 
四層浮 躯体・孔内、全ての空隙層に樹脂注入できる 躯体に樹脂注入できるが、上層に注入不可 下層に注入できない(躯体に注入不可) 

ノズル性能比較 樹脂注入状況
適用条件
@自然条件
気温5℃以上で施工する。降雨、降雪および結露環境下は作業を中止する

A現場条件
掃除機を使用するため、作業空間は幅約60cm以上が望ましい

B技術提供可能地域
技術提供可能地域については制限はない

C関係法令等
特にありません
適用範囲
@適用可能な範囲
既存RC造内外壁面のモルタル、タイル等の浮き補修、剥落防止工事等及び石版等の落下防止工事等

A特に効果の高い適用範囲
・文化財等歴史的建築物の改修工事
・低騒音、低振動、無粉塵が要求される病院施設、建築物等の改修工事
・既存RC造外壁改修工事で、確実な施工を必要とする工事

B適用できない範囲
・既存RC造内外壁面のモルタル、タイル等の浮き補修、剥落防止工事等及び石版等の落下防止工事等以外の工事

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「建築改修工事監理指針平成25年度版(上巻)」4章外壁改修工事」408〜412頁及び448〜452頁
留意事項
@設計時
・必ず事前に内視鏡による調査を実施して、外壁面から各浮き層までの距離、コンクリート躯体までの距離および壁面内部の各々浮き層の確認を行い、同調査の報告書を元に、的確にピンの選定および樹脂量等を選定する
・コンクリート躯体へのピンの埋め込みは、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「建築改修工事監理指針平成25年度版(上巻)」4章外壁改修工事」409〜410頁を準拠する
・タイル陶片浮き部分の施工はタイル1枚に対して1穴の割合で施工する。一方、モルタル浮き補修工事については、9本/uとする
・注入孔の穿孔の深さは、ピンの長さ+10mm程度とする

A施工時
・FSドリルを使用する時は20A以上の電源を確保する
・注入作業を行う前に、孔内部の乾燥状態を確認する
・注入箇所1箇所当りのエポキシ樹脂注入量は浮きの状況に応じて判断する
・注入に際しては、急激な圧力を加えないよう注意する
・樹脂注入については、浮きが何層あっても最深層部より順次注入する
・溢れ出た樹脂は、作業小手にてキャップ部の外側から中心に向かってすくい取る
・酸洗浄を行った場合には完全中和を行う(ステンレスであっても、酸によって錆が発生)

B維持管理等
・特に維持管理等の留意事項はありません

Cその他
・本工法はFST工法の講習を受講して試験に合格したFST工業会会員会社の資格取得者のみが施工できる。同制度を厳格に運営する事により(検査等の結果、資格剥奪も有る)、施工精度維持向上を推進している

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