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ものづくり
日本大賞
国土技術
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建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.11.21現在
 
技術
名称
バキューム吸引・パワーツール ケレンシステム 
事後評価未実施技術 登録No. KT-150120-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.02.29
副    題 鋼製橋梁の再塗装時の素地調整をバキューム吸引により鉛入り有害粉じんを飛散させずに2種ケレン以上の素地清浄度をパワーツール(動力工具)で達成する技術 区分 工法
分 類 1 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 防食対策工 
分 類 2 道路維持修繕工 − 道路付属物塗替工  
分 類 3 橋梁上部工 − 橋面防水工  
概要
@何について何をする技術なのか?

・鋼製橋梁の再塗装時の素地調整をバキューム吸引により鉛入り有害粉じんを飛散させずに2種ケレン以上の素地清浄度をパワーツール(動力工具)で達成する技術。

A従来はどのような技術で対応していたのか?

・ブラスト工法


B公共工事のどこに適用できるのか?

・鋼製橋梁の再塗装時の素地調整。

Cその他

・本技術ではシステム駆動源として0.7Mpaの圧縮空気を使用する。空気圧縮機は約25馬力のものを素地調整作業現場から50mまで離れたところに設置できる。素地調整作業現場にはバキューム・回収装置、エアーフィルター・オイラーを設置しそれに研削ツールを10mのエアーホースと真空ホースで接続する。

・ 本技術により素地清浄度は2種ケレン以上の金属地肌の露出が得られる。又、従来の2種ケレンで使用されるディスクグラインダーなどのパワーツール(動力工具)では得られない25μm以上の表面粗度が得られるために重防食塗装の有機ジンクリッチプライマーで重要となる大きな塗料付着面積が得られる。

・従来のブラスト工法では作業者は送気マスクを装着し有害粉じんの吸引を防ぎ、周辺環境に対しては作業空間を板、シートで囲い粉じんが飛散しないようにしていた。又、その作業空間を強制換気するための大型換気装置を現場に持ち込んでいた。

・本技術では工事の発注仕様で特に指定されていなければ作業者は使い捨てのDS2クラスの防じんマスクの装着で作業ができる。周辺環境に対してはバキューム・回収装置内のHEPAフィルターが有害粉じんを除去するために清浄な空気のみが排気され有害粉じんの飛散を防止できる。板、シート囲いはシート囲いのみに簡素化できる。換気装置は発注仕様書で特に作業空間の換気が要請されていなければ特に本技術のために必要とはされない。

従来のブラストと新技術バキューム吸引工法の作業風景
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

・従来技術では有害粉じんの回収方法を作業空間全体の換気で行っていたものを 本技術では研削ツールの先端でバキューム吸引による局所排気する方法に変えた。

・従来技術では有害粉じんの搬送空気の濾過を換気装置に接続されたバグフィルターで行っていたものを本技術ではバキューム・回収装置に組み込まれた高性能HEPA フィルターで行う方法に変えた。

・従来技術では大量の粒状の研削材を素地調整面に高圧で吹付、衝突させて塗膜の除去を行っていたものを本技術では回転、往復動をする研削材により塗膜を研削除去する方法に変えた。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

・バキューム吸引・局所排気方式に変えたことにより作業空間に有害粉じんの飛散がなくなり作業環境の安全性が向上する。

・高性能HEPAフィルターに変えたlことにより、有害粉じんを搬送した空気は高度に濾過されて清浄な空気として放出され有害物質を周囲に飛散させることがなく周囲環境が向上する。

・回転、往復動の研削方式に変えたことにより研削材の消耗量が少なくなり産業廃棄物としての処理量が大幅に削減されて廃棄物処理に伴う環境負荷、処理費用を低減させて経済性を向上させる。又、騒音も低下し周囲の騒音環境が向上する。

・投入システムの最適台数を現場の規模に合わせて調整し工程の短縮が可能。

・本技術では従来技術に比べ施工設備の設置スペースが小さくなり設置場所の選択の自由度が上がり施工性が向上する。

B その他補足説明

・作業員の吸引空気中の鉛粉じん濃度が0.05mg/m3以下となる。

・高性能HEPAフィルターは空気中の0.3μm微粒子を99.97%以上除去する。

・産業廃棄物の発生量は施工面積 1,000m2 の場合従来技術では40,200Kgとなり、本技術では687Kgとなる。施工費用は産業廃棄物処理、人工費、機械損料、消耗品等も含めたトータルコストが従来技術では \7,2398,600、本技術では \5,512,109となる。

・工程は施工面積 1,000m2 で従来技術では1台で15.9日の工期となり、本技術では 5台のシステム投入により14.5日となる。

・施工設備の設置スペースは施工面積 1,000m2 の場合従来技術では機器を積んだ 4トントラック1台で18.5m2 となり、本技術では 5台のシステムで 1.46m2/システムx5システム=7.3m2となる。

システム構成・作業風景
適用条件
@自然条件

・雨天は施工しない。

A現場条件

・機器設置スペース1.46m2/システム

例:1,000m2 施工時は 5システム程度 ------ 1.46m2/システム x 5システム = 7.3m2。

B技術提供可能地域

・技術提供地域については制限なし。


C関係法令等

・特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲

・鋼製橋梁の再塗装時の素地調整現場。


A特に効果の高い適用範囲

・鉛などの有害物質が含まれる塗料をかき落とす現場。
・特に都市部に於いてブラスト工法では粉じんや騒音の苦情が出る可能性が高い現場。

B適用できない範囲

・素地清浄度として1種ケレン(ISO Sa 2-1/2)が要求される現場。


C適用にあたり、関係する基準およびその引用元

・鉛中毒予防規則

・厚生労働省通達 "鉛等有害物質を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について"平成26年5月30日付 基安労発0530第一号

・鋼道路橋防食便覧 公益社団法人 日本道路協会 発行 平成26年3月
留意事項
@設計時

・システム駆動源として25馬力程度の空気圧縮機が必要。

・空気圧縮機は素地調整作業現場から最大50mまで離れた場所に設置できる。それ以上の距離の場合は別途検討いたします。


A施工時

・バキュ―ム吸引装置とツール間の真空ホースがしっかりと接続されて正常に吸引されることを確認してからケレン作業を開始する。

・研削能力が低下した場合は研削ディスクや研削ニードルを交換する。

・鉛、PCB、クロム等が含まれるかき落とし塗料は特別管理産業廃棄物として処理する。

B維持管理

・取扱説明書を参照し工事中は毎日点検を行い必要に応じて清掃手入れを行う。

Cその他

・本技術は従来の二種ケレンの電動ディスクグラインダーやカップブラシでは達成できない第一種ケレンの素地調整清浄度 ISO Sa 2-1/2 に近い仕上がり(金属地肌露出、表面粗度Rz 25μm以上)を生成することができる。

・現場条件によっては、「厚生労働省通達 基安労発0530第1号 鉛等有害物を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止」について考慮する必要がある。詳細は発注者との協議により決定すること。

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