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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2019.11.15現在
 
技術
名称
徐放性凝集剤 Jフロック 
事後評価未実施技術 登録No. KT-150119-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2019.06.04
副    題 凝集効果が長期間持続する無機系固形凝集剤 区分 製品
分 類 1 仮設工 − 濁水処理工(一般土木工事)  
分 類 2 環境対策工 − 水質保全工  
分 類 3 建築 − 土工事  
分 類 4 トンネル工 − その他  
分 類 5 河川海岸 − その他  
概要
@何について何をする技術なのか?
濁水中に設置するだけで、濁水中のにごり(浮遊物質)を凝集させる効果が長期間持続する無機系固形凝集剤

A従来はどのような技術で対応していたのか?
無機系凝集剤と有機系高分子凝集剤を濁水処理設備で定量的に添加・処理

B公共工事のどこに適用できるのか?
土木工事や建築工事で発生する濁水処理

Cその他
【特徴】
濁水が流れる水路や池、水槽等に本製品を設置するだけで、定量的に凝集剤が溶出し、その作用により濁度を低減する技術です。
溶出特性は、5日間で全薬剤量が溶出する短期溶出タイプ、10日間や20日間で溶出する中期溶出タイプ、60日間で溶出する長期溶出タイプの4種類をラインナップしており、使用条件に合わせて選定することができます。

●Jフロックの特徴を以下に示します。
・人力で設置可能であり、重機作業をなくすことができる
・設置工期を、従来技術では2日かかるものを1日に短縮できる
・運転管理や日常点検を、従来技術では毎日必要なものを1回/10日に縮減できる
・電力を必要としない
・動力源がないため、騒音・振動が発生しない

●これまで以下に示す要因により、濁水処理が困難であった案件でも経済的に適応できます。
・設置面積や運搬経路等の地理的条件や電源確保が困難なため、濁水処理設備が設置できない
・工期が短く設置解体の工期が確保できない
・降雨時のみ濁水処理が必要となる

【Jフロックの概要】
Jフロックは、無機系凝集剤を特殊な樹脂により被覆し、凝集剤の溶出速度を抑制制御できる固形の凝集剤です。
徐放性のメカニズムは、Jフロックの周辺にある水分が被膜を通過して内部に浸透し、被膜内部で無機系凝集剤が飽和状態まで溶解します。
溶解した無機系凝集剤は、一定量の割合で被膜を通過して外部に溶出します。(図1 徐放性のメカニズム 参照)
無機系凝集剤の主成分は、アルミニウム塩です。
外観は、5o程の粒状固形物で、ネット状の袋に2s単位で充填されています。(図1 外観写真 参照)

図1 徐放性凝集剤の外観写真とメカニズム
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・無機系凝集剤と有機系高分子凝集剤を機械設備で定量的に添加していたものを、長期間効果が持続する無機系固形凝集剤に変更しました。
・従来の固形凝集剤の持続効果が数時間程度であったものを、溶出タイプ別に5〜60日効果が持続するものに変更しました。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・長期間効果が持続する無機系固形凝集剤に変えたことにより、機械設備が不要となり人力で設置が可能となるため、設置工程の短縮や設置費用の削減、施工作業の安全性の向上が図れます。
・長期間効果が持続する無機系固形凝集剤に変えたことにより、凝集剤の補充や交換作業を削減できるため、施工性や経済性の向上が図れます。
・長期間効果が持続する無機系固形凝集剤に変えたことにより、機械設備が不要となるため、設備が設置できなかった場所でも濁水処理が可能になり、現場条件による制限や施工性の向上が図れます。
・長期間効果が持続する無機系固形凝集剤に変えたことにより、機械設備を稼働させるための電力が不要となるため、電源のない場所でも処理が可能になり、現場条件による制限や経済性の向上が図れます。
・長期間効果が持続する無機系固形凝集剤に変えたことにより、機械設備を稼働させるための動力が不要となるため、周辺への騒音・振動の影響やCO2発生量削減の向上が図れます。


Bその他
・5日タイプと20日タイプの無機系固形凝集剤から溶解した凝集剤の主成分であるアルミニウム濃度とSV(1時間の通水量を固形凝集剤の体積で除した値)の関係を、通水日数毎に確認した結果を図2に示します。両タイプともに、設計した日数の間は、一定の濃度で溶出することが分かります。
・運転管理は、1回/10日の頻度で点検し薬剤に付着した浮遊物質を払い落とす清掃作業のみです。
・薬剤は、溶出タイプ毎の日数で交換します。
・設置が簡易なため、降雨時の濁水のみを処理することや、既存の沈砂池の濁水処理能力の向上が可能です。
・水量の変化にも、設置方法を工夫することにより対応可能です。(図4 濁水処理実証試験状況 参照)

図2 通水日数毎のアルミニウム濃度とSVの関係
適用条件
@自然条件
・天候、気温等による制限はない

A現場条件
・水中に設置するため追加設置スペースが不要、作業スペースは人が入れればよい
・人が入れれば施工場所に制限がない

B技術提供可能地域
・技術提供地域については制限はない

C関係法令等
・環境省 水質汚濁防止法第三条第一項
適用範囲
@適用可能な範囲
・土木建築工事に伴い発生する濁水全般
・pH5〜10
・浮遊物質(以降SSとする) : 20,000mg/L未満

A特に効果の高い適用範囲
・pH6〜9

B適用できない範囲
・高酸、高アルカリの濁水 (ただし、中和処理を行うことで適用可能)
・SS : 20,000mg/L以上の高濁度水

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・環境省 水質汚濁防止法第三条第一項
留意事項
@設計時
・濁水性状の把握(処理水量、SS、pH)
・処理水放流基準値の把握
・処理対象濁水のジャーテスト(凝集沈殿試験)を実施し、最適添加量を把握
・最適添加量時のフロック(浮遊物質の集合体)沈降速度から、フロックの沈降回収方法を計画
・必要に応じて、中和処理方法を計画
・添加量や濁水処理管理体制から、最適交換頻度を設定し、溶出特性の種類を選定

A施工時
・凝集剤が酸性なので、必要に応じて中和処理剤の併用を検討する
・流れのない濁水に長期間設置した場合に、濁水のpHが酸性になることがあるため、流れがある時だけ濁水と接触する設置方法の工夫や中和処理剤の併用を検討する

B維持管理等
・本製品にSS分が付着すると溶出速度が低下するため、1回/10日程度の頻度で凝集剤を水中で揺すり、付着したSS分を払い落とす
・溶出タイプ毎の日数で薬剤を交換する
・凝集成分が完全に溶出した使用済みの本製品は被膜部分だけが残るため、付着したSS分を除去した後に脱水・圧縮し、廃棄物として処分する
・取扱い時には、手袋・マスク等の保護具を使用する

Cその他
・本製品の取り扱いに、特別な資格は必要ない
・原水性状により処理水の性状が変化するため、放流先の基準に照らし合わせて追加対策の検討が必要になる場合がある

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