概要 |
@何について何をする技術なのか?
・IPカメラの画像に各種測定器やセンサーの測定データをリアルタイム表示しながら録画する事が出来る技術。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
・IPカメラ、ネットワークディスクレコーダー、環境・気象計測データ管理システム等の併用。
B公共工事のどこに適用できるのか?
・公共工事全般。
Cその他(機能詳細)
・現場や遠隔地からもインターネット回線やモバイル通信等を利用し、現場環境の画像を含めた測定機計測状況を動画データにて閲覧することができる。
・測定数値を検索することで、その数値が発生した瞬間の映像をサムネイルより頭出し再生する事が可能。
・録画時間(保存日数の目安)
録画間隔1fps(1秒1コマ)/接続台数1台 : 約1200日
※参考 - 接続台数2台 : 約600日(最大5台まで)
 概要プレビュー |
新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・従来は別々に用意していたIPカメラの映像と測定数値を同時に遠隔監視できるように変えた。
・IPカメラの映像と測定数値のデータをを一つにまとめられるようにした。
・別々に用意していたシステムを一つのシステムで賄えるようにした。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・IPカメラの映像と測定数値を同時に遠隔監視できるので、より安全な現場の環境管理を実現。
・IPカメラの映像と測定数値を一つのデータにまとめることで、品質及び施工性の向上を実現。
・従来技術では別々だったシステムを一つにまとめることで、コスト削減に繋がる。
利用例
計測要素 | 利用例 |
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騒音・振動 | 発生原因の作業内容の特性、検証 |
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風速・風向 | 状況の遠隔確認、被害検証 |
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雨量 | 状況の遠隔確認、被害検証 |
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粉塵 | 近隣対策としての発生原因の特定、検証 |
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気温・湿度・気圧 | 状況の確認、検証 |
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WBGT | 状況の確認、検証 |
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水位 | 河川などの状況遠隔確認、検証 |
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車速 | 違反車両の特定 |
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 構成例 |
適用条件 |
@自然条件
動作温度:-5℃〜55℃
A現場条件
・主に単管等にクランプで取り付け
・設置スペースとしては、高さ500mm×長さ500mm×奥行200mm程度が必要
B技術提供可能地域
・屋内設置-技術提供地域については制限なし
・屋外設置-動作温度の範囲内の地域
C関係法令等
・個人情報の保護に関する法律(IPカメラ使用時) (平成二十一年六月五日法律台四十九号 第一章 総則) |
適用範囲 |
@適用可能な範囲
・AC100V電源の供給がある現場
A特に効果の高い適用範囲
・映像の録画と測定器データの記録を共に保存したい現場
・各種データ検証を必要とする現場
B適用できない範囲
・AC100V電源の供給がない現場
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし |
留意事項 |
@設計時
・株式会社NEXPOINTへお問い合わせいただき、通信関連およびその他接続環境等をご確認ください。
A施工時
・各種計測器や録画サーバーが搭載された筺体は、作業員や通行人などの往来に支障がない場所で単管パイプなどの固定設備に取り付ける
B維持管理等
・特になし
Cその他
・特になし |