概要 |
@何について何をする技術なのか?
・再生ポリエチレンを使用した敷板
A従来はどのような技術で対応していたのか?
・コンクリート型枠用合板
B公共工事のどこに適用できるのか?
・工事全般の下地の養生
Cその他
・現場内通路、仮設ハウス、仮設駐車場、材料置き場等に適用可能
・造園、水作業の足場用等に適用可能
・敷鉄板の重量で、下地を傷つける現場、例えば、芝生、タイルなどで、表面地盤がN値2相当以上確保されていれば、使用することも可能である。
・本製品は有害物質を含まないため、一般焼却処分も可能である。
・送料元払いで無料引取りを行っている。
・独自の押出成型方法で、金型から扁平状に押出された溶融樹脂を突条模様を成形するベルト状モールドと成形ロールの隙間に挟み込むみ成形する。
この方法により敷板表面に自由な突条模様の成形を可能とした。
・スーパージュライトには標準タイプとハードタイプの二種類がある。用途は変わらないが、ユーザーの要望によりハードタイプも品揃えしている。
スーパージュライトシリーズ 物性値
種類 | 寸法 | 圧縮応力 (MPa) | 曲げ強さ (MPa) | 引張降伏強さ/伸び率 (MPa)/(%) | スーパージュライト | 910×1820×12、1000×2000×12、1220×2440×13 | 25.4 | 10.6 | 9.8/200以上 | スーパージュライトH | 910×1820×12、1000×2000×12 | 34.0 | 17.2 | 14.1/200以上 |  スーパージュライト プラスチックバンドで連結 |
新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・敷板の材質を木から再生ポリエチレンに変えた。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・再生ポリエチレンに変えたことにより、養生面の曲がりや段差に柔軟なため、スコップやトンボ等を使用した下地処理の手間が低減され、施工性の向上が期待できる。
・再生ポリエチレンに変えたことにより、敷板を破砕し繰り返し再生利用することができるため、周辺環境への影響が低減できる。
・再生ポリエチレンに変えたことにより、養生面の曲がりに柔軟で車両が通過しても割れることがないため、品質の向上が期待できる。
・再生ポリエチレンに変えたことにより、スコップやトンボ等を使用した下地処理にかかる手間が低減されるため、工程の短縮が期待できる。
 山口国体アーチェリー会場 |
適用条件 |
@自然条件
・特になし
A現場条件
・50枚当たりの置き場ヤード1220mm×2440mm 以上
B技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し
C関係法令等
・特になし。 |
適用範囲 |
@適用可能な範囲
・表層地盤N値2相当以上
・幅員:0.91m以上
・長さ:1.82m以上
A特に効果の高い適用範囲
・敷板を敷設するための重機が入れない現場
・芝生やタイルなどの傷つきやすい下地の養生
・湧水のある現場 (敷板の移動、滑りがある場合を除く)
・水作業の足場
・短期間で気軽に敷設場所を変えて行く現場
B適用できない範囲
・表層地盤N値2相当未満
・幅員:0.91m未満
・長さ:1.82m未満
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし |
留意事項 |
@設計時
・本製品を使用する際は弊社に問い合わせを行う。
・本製品を使用する際は、適用箇所の地耐力がN値2相当以上確保できているか確認を行う。
A施工時
・スーパージュライト敷設前に空缶、浮石、切株等は除去し後、10cm程度の段差であれば、そのまま敷設し、それ以上の場合は、先に整地し、その後敷設する。
・強風がある場合には、吹き飛ぶ場合があるので、金具などで地面に固定する。
B維持管理等
・特になし
Cその他
・積み上げて保管している場合、強風がある時は、飛ばないようにロープ等で固定する。 |