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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.10.21現在
 
技術
名称
固液分離装置の無閉塞型水流傾斜板 
事後評価済み技術
(2017.01.16)
登録No. KT-110007-VR
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VR
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2015.05.28
副    題 干渉沈降群の接触ろ過層による沈降促進浄化技術 区分 製品
分 類 1 仮設工 − 濁水処理工(一般土木工事)  
分 類 2 仮設工 − 汚濁防止フェンス工  
分 類 3 環境対策工 − 水質保全工  
分 類 4 上下水道工 − 浄水工  
概要
@何について何をする技術なのか?
・スリットカーテンを多数配置して、粒子の干渉沈降群を形成した接触ろ過層により固液分離を促進する水処理技術。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
・傾斜板沈降装置

B公共工事のどこに適用できるのか?
・濁水処理工事
・排水処理工事


C詳細
浮体のフロートから垂下されたカーテン(抵抗体)を、間隙を設けて沈殿池に多数配置する事により、抵抗体の前後に淀み域と引き込み領域が形成され、その粒子群を一体化した高密度の干渉沈降群の付着・接触・ろ過層等の効果で微粒子を採り込みながら干渉沈降し、原水の低濁度から高濁度まで安定した固液分離を可能とする。
沈殿池の水域を分割した配置とする事で 、通水断面積や水面積の増加による沈殿池の均一流と整流化が、容積効率アップを図り、水温・濃度・濁度の急変の起因により発生する乱流・短絡流・温度対流・局所的な上昇流、風による吹送流等の現象時にも緩和秩序され、除濁効果を高めることができる。
カーテンは、厚生労働省の水道施設基準値を満たしたEVA樹脂で、上水道の浄水場内沈殿池にも安心して使用することができる安全性を高めた材質となっている。
又、堆積物の洗浄などのメンテナンスが不要な無閉塞構造、沈殿池躯体に重量負荷が掛からない浮体構造、運転稼動中に取付・取り外しができる等の多様な効果が得られ、ダム・湖沼・河川・開発地、産業排水等、各種濁水に対して幅広く使用できる。

※淀み域と引き込み領域とは、抵抗体を回避し移流しながら間隙を通過する際、抵抗体前後で起きる縮流やカルマン流によって汚濁粒子が集まり干渉沈降群となる、通水流に影響されない静穏水域部(ポケット)の事を言う。河川橋脚の前後や河口の左右にできる堆積土砂等、自然現象の流体挙動に見られる。

※干渉沈降とは、懸濁物質の粒子同志が相互干渉作用により、微粒子を採り込みながら雲海状(クラウド)で沈降する挙動を言う。
主な構造と仕様
主な型式 P-1 P-1N P-1NR P-U P-NV又はP-NR PL-NV PLG-NV 
カーテン タイプ シート ダブルネット ラッシュ(水草状) シート ダブルネット又はラッシュ ダブルネット ダブルネット 
カーテン 材質 EVA ポリエチレン ポリプロピレン ポリエステル ポリエチレン又はポリプロピレン ポリエチレン ポリエチレン 
フロート 材質 高密度ポリエチレン樹脂 左同 左同 発泡スチロール 発泡スチロール 超高分子ポリエチレン ABS樹脂 
フロート サイズ φ170o×L600o 左同 左同 φ300・φ400・φ600o φ300・φ400・φ600o φ600o φ660o 
フロート 浮力 10sf 左同 左同 - - - - 
カーテンサイズ H1〜5m 左同 左同  H1〜10m H1〜10m H1〜10m H1〜10m 
特性 整流化で沈殿池効率を促進 付着接触ろ過 微細濁質の付着接触ろ過 整流化で沈殿池効率を促進 付着接触ろ過 付着接触ろ過 付着接触ろ過 
梯子型形状 安定した形状保持 安定した形状保持 安定した形状保持 - - - - 

 
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・鋼製フレーム内に固定した塩ビ製等の傾斜板を、浮体のフロートから垂下された軟芯シートに変えた。

A期待される効果は?(新技術のメリットは?)
・浮体のフロートから垂下された軟芯シートに変えたことにより、整流化や粒子の干渉沈降層が形成され、低濁度から高濁度水まで安定的に水質を保持することができるので品質が向上する。

・浮体のフロートから垂下された軟芯シートに変えたことにより、材料費及び施工費が低減し、コストを削減できるので経済性が向上する。

・浮体のフロートから垂下された軟芯シートに変えたことにより、現場作業員でも容易に設置できる簡易構造となったので、作業工程の短縮が図れる。

・浮体のフロートから垂下された軟芯シートに変えたことにより、1個5kg(フロートとカーテンシートのセット)、寸法φ170o×L600oの運び易い大きさで、設置数量も減り、ワイヤーロープでの係留は人工作業のみで行うことができ、作業負担の軽減で施工性が向上する。


B追記
・従来は、傾斜板から沈降粒子が重力で下方へすべり落ち、沈殿池底部に沈殿する事を前提に設計されているが、沈降物が堆積し閉塞するので、沈殿効率の低下を防ぐため運転を停止して定期的な洗浄の必要があったが、本技術は、閉塞しない構造であり、コストの削減が図れる。

・浮遊性の沈降し難い粒子は、P-1NR型(垂下フラッペが水草状の多面なラッシュ状)で表面積を増大して接触・付着沈降を促進し、粒子群層による接触ろ過効果が得られ、無機・有機排水の浮遊性の難沈降微粒子の除濁に効果的である。付着した粒子が肥厚化すると片持ち構造により自然に剥離脱落するので、閉塞することはない。

 
適用条件
@自然条件
・特になし。

A現場条件
・製品の仮置きスペース4m2程度(処理量210m3/Hr当り、L=45mの場合)


B技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし。

C関係法令等
・水道施設で使用する場合の材質は、技術的基準を定める省令(平成12年厚生省令第15号)第1条第17号ハの規定に基づく。
・放流水質は水質汚濁防止法に係る排出基準に基づく。
・沈殿汚泥は、金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令(平成二一年一〇月一五日環境省令第九号)の基準に基づく。
適用範囲
@適用可能な範囲
・流入原水濁度は、10〜100,000r/L。
・流速は、0.5m/sec以下とする。
・水深は、0.5m以上とする。(1m以上が望ましい)
・沈殿池寸法は、水深50cm以上、池幅60cm以上とする。

A特に効果の高い適用範囲
・上水道の浄水施設内の沈殿池及び排水処理施設内の濃縮槽、工業用水道、産業排水。
・工事濁水、降雨濁水、赤水濁水、ダム・湖沼・河川・港湾の濁水。

B適用できない範囲
・流入原水濁度は、100,000r/Lを超える。
・流速は、0.5m/secを超える。
・水深は、0.5m未満とする。
・沈殿池寸法は、水深50cm未満、池幅60cm未満とする。

C適用に当たり関係する基準及びその引用元
・水質汚濁防止法に係る排出基準
・金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令の基準(平成一七年一〇月一四日環境省令第三二号)
留意事項
@設計時
・処理水量・放流水質・既設沈殿池の容量及び寸法等の確認が必要となる。

A施工時
・施工時は、設置要領書により、組立施工を行う。
・紐で固縛した状態で納品されるが、展張完了まで外さない方が作業性が良い。
・パトレシア本体を除き、その他の部品は水中に沈むものが多いので、沈殿池内外への落下を防ぐ様注意する事。
・沈殿池内の汚泥掻き寄せ用スクレーパー等の回転物は停止させ、フラッペの巻き込みに注意する事。

B維持管理等
・保管時はフロートの破損防止の為、5段以上積み重ねないこと。

Cその他
・レンタルの場合、付着した貝・藻類・汚泥等は現場にて高圧水で除去した状態で返却。

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