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ものづくり
日本大賞
国土技術
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建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2017.12.11現在
 
技術
名称
無機系調合型固形凝集剤 
事後評価済み技術
(2011.12.27)
登録No. KT-070107-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 


(2011.12.27〜)

 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)
設計比較対象技術 H23.12.27〜
VE付与      H27.10.16〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2012.06.13
副    題 薬注設備不要の無機系調合型固形凝集剤 区分 製品
分 類 1 環境対策工 − 水質保全工  
概要
@何について何をする技術なのか?
濁水処理において、薬注装置を使わずにそのまま濁水中に無機系固形凝集剤を浸漬して除濁する技術。

A従来はどのような技術で対応していたのか?
凝集剤注入設備に無機系凝集剤ポリ塩化アルミニウム(PAC)と有機系高分子凝集剤を注入して処理する技術で対応していた。

B公共工事のどこに適用できるのか?
・上水道(排水設備)
・下水道
・工事濁水
・降雨濁水
・赤水濁水
・ダム、湖沼、河川濁水等の水処理全般

C詳細
濁水処理には、無機系凝集剤と有機系凝集剤の有効性を生かした各種組合せで液体として機械注入されているが、本技術のソリッドエースNCCは、凝集効果を総合的に有した安全性の高い無機系の固形凝集剤である。濁水中で逐次溶解し、水流攪拌によって原水中のイオンと化学反応して水酸化アルミ(粘土鉱物)の均一な活性力のある肥大フロックを生成するので微細な懸濁粒子を採り込み、速やかに沈澱する。重質な核となるフロックが多粒子形成する作用をもたらすので、原水水質に関わらず濁質が不均一でも良好な凝集処理が得られ、清澄化を即時図ることができる。固形状の凝集剤を紐付きのネット袋に1s充填し、機械や電気・配管等を一切必要とせず、汚濁水にそのまま使用できるので、突発的な濁りや広範囲に拡散する濁水にも素早く対応できる緊急時に適した凝集剤である。

ソリッドエースNCCの荷姿
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・従来の凝集剤は、無機系及び有機系の液体又は粉末であったが、本技術は、無機系の調合型固形凝集剤である。
・従来は導水路内の水量に応じて薬品量を制御する凝集剤注入装置で連続処理していたが、本技術は紐付ネット状袋に入った固形の凝集剤をそのままの状態で使用する。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・主原料の無機系凝集剤に調合している触媒が核となり、重質で良好なフロックを素早く形成、高濁度から低濁度までの凝集沈降を促進し、即時水質向上が得られる安全性の高い製品である。
・固形状なので装置・電気・配管の設備や特殊技術者による運転管理等が不要となり、だれでも簡単に直ぐ使用できる事から、濁水処理全体のコスト削減に繋がる。
・液体より固体は品質保持性が高く、備蓄に適しており、突発的濁り等緊急時に直ぐに対応する事ができる。
・任意の場所に使用する多点凝集処理法により、凝集のフロック形成を促進する。
・除々に溶け出す遅延効果により、濁水が発生しない場合は一時的に紐付きネット状袋を引き上げて再度使用できるので、無駄が無く経済性が高い。
・使用方法は垂下法・固着法・掃海法・投入法等があり、用途に合わせた最適な方法を選択する事で、効率よく除濁できる。


B詳細
・本技術は、変動要素の多い原水を凝集させる為の基本因子を総合的に有している。通常原水濁度が高いと凝集性が良いのは、懸濁粒子(SS)が固定表面化学において触媒作用として働いているからで、本技術も固体粒子が触媒となって電気化学的作用を促進し活性フロックが多数形成され、充分な攪拌により接触頻度を高め、難沈降性の微細粒子を採り込み、良好な水質が得られている。即効性と長時間使用できる遅延形状を有した紐付きネット状袋に入った固形の凝集剤は、そのままの状態で使用できる事からトータルコスト縮減や濁水処理の必要が無い時引き上げて乾燥させておく事で再度使用できるので、無駄のない処理が可能となる。
使用方法は、浸漬、垂下、流水下、広域水面対策の掃海法、ネットフェンスへ吊下げた延縄式、付着型のフェンスと併用による効果持続の保持、グラブ浚渫時のグラブ枠固着による汚濁発生源の拡散防止等多岐に亘り、固形体であるが故に濁水発生状況に応じて様々な効果的な方法を選択できるのである。

ビーカー実験 (左 ・原水/ 右・5分後の処理水)
適用条件
@自然条件
・限定無し。装置を使用しない為、零度以下でもバルブや配管等に凍結防止策を実施する必要はなく、薬品にも影響はない。

A現場条件
・限定無し。

B技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限無し。

C関係法令等
・放流水質は、水質汚濁防止法に係る排出基準に基づく。
・沈澱汚泥は、金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令(平成一七年一〇月一四日環境省令第三二号)の基準に基づく。
適用範囲
@適用可能な範囲
・上水道(排水設備)、下水道、工業用水道、産業排水、工事濁水、降雨濁水、赤水濁水、ダム・湖沼・河川濁水等の水処理全般に適用
・原水pHが凝集範囲内の6〜9.5に入っている事。

A特に効果の高い適用範囲
・水処理全般に適用し、これらの突発的な濁り等、緊急時に直ぐに対応する。


B適用できない範囲
・限定なし

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・水質汚濁防止法に係る排出基準
・金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令の基準(平成一七年一〇月一四日環境省令第三二号)
留意事項
@設計時
・1s当たりの処理量は、低濁度(150mg/L以下)の場合1,000m3,・高濁度(150〜5,000mg/L)の場合200m3を目安とする。
・事前に少量の原水を採取し、小容器内で凝集状態を確認することが、現場での使用を容易にする。

A施工時
・機械調整による定量的な処理ではなく、簡単に誰でも直ぐに使用できる事を最大目的としているので、使用量は実際の凝集状態を確認の上調整する事。
・使用時には、凝集効果を促進させる為充分な攪拌と接触沈降時間の確保が重要である。沈澱池やグラブ枠による作業時など自然流下の得られない場所では、濁水を水中ポンプで吸い上げて混合器(オプション)内で溶解させる方法や人力攪拌・攪拌機・水中ポンプによる攪拌等現場に応じた攪拌方法等を常時作用させる事が肝要である。又、接触沈降時間確保と汚濁拡散防止のため、汚濁の発生源近くの出来るだけ手前で作用させる必要があり、放流出口付近ではなく、例えば沈澱池手前に水路を設け、その入口に取り付けたり、釜場取水口に配置する等最適な使用方法を選択する必要がある。


B維持管理等
・水や雨に濡れない場所、湿気を避けた場所に保管する事。
・素手で扱わないようにする事。
・取り扱い後は顔・手等を水洗いする事。

Cその他
・ネット状袋の破損に注意する事。
・薬品を使用するにあたり、有資格者である必要はない。
・河川水中の溶存物質は多岐にわたり混入されているが、それらは既に希釈されており、濃度が極めて高い状態でなければ安全に凝集剤を使用することができ、河川水中の陽イオンと反応中和されてフロックの状態で水中の懸濁粒子を速やかに沈降し、清澄水が得られる。

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