| 概要 |
@何について何をする技術なのか?
・現場打ちコンクリート構造物の残存化粧型枠。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
・コンクリート二次製品等による残存型枠や、仮設型枠(合板型枠・鋼製型枠・化粧型枠)を使用していた。
B公共工事のどこに適用できるのか?
・コンクリート擁壁工事
・砂防堰堤、ダム提工事
・耐震補強壁工事
・老朽化モルタル吹付け法面の補強工事
・河川護岸
Cその他
・高耐食性の特殊鋼製金網(ブラインドメッシュ)の使用により、超軽量化(8.5kg./u/枚)を実現。
・金網に意匠性のある凹凸をつける事により、コンクリート打設と同時に石積み状の出来型となる。
・意匠性が無いフラットタイプのBメッシュ(残存型枠)もある。
・特殊鋼製金網によりコンクリート打設時に余剰水や、気泡を速やかに排除でき、均一なコンクリートの品質を確保できる。
 デコメッシュ出来型状況写真 |
| 新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・仮設型枠を使用していたものを残存型枠とした。
・プレキャストコンクリート製の残存化粧型枠から金網を使用した残存化粧型枠とした。
・残存化粧型枠の金網自体は、意匠性のある凹凸をつけた。
・残存化粧型枠は、高耐食性の特殊金網及び鋼板を使用した。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・仮設型枠を残存型枠に変えることにより、脱型の必要が無くなり省力化が図れると共に、外国産木材を使用せず、産業廃棄物が排出されないので、環境負荷が低い。
・プレキャストコンクリートから、金網に変えることにより超軽量化(8.5kg./u/枚)が図れ、作業性、安全性、省力化が向上し、コストメリットが図れた。
・金網部に意匠性のある凹凸をつけたことにより、コンクリート打設と同時に石積み状の出来型となり、景観が向上すると共に、表面が粗く、生物に優しい出来型となる。
・特殊形状の金網を使用することにより、コンクリート打設時に、必要以上にコンクリートが流出せず、余剰水や気泡のみが速やかに排出され、均一なコンクリートが打設でき、コンクリートの品質の向上と共に、コンクリートと型枠の一体化が図れる。また、高耐食性(溶融亜鉛めっき)のある特殊金網、及び鋼板を使用することにより、防錆性に優れる。
 デコメッシュ DM10-100 製品写真 |
| 適用条件 |
@自然条件
・特になし
A現場条件
・人力施工が容易なため、人が作業できるスペースがあれば他に制限なし
B技術提供可能地域
・特になし
C関係法令等
・特になし |
| 適用範囲 |
@適用可能な範囲
・全てのコンクリート擁壁、砂防堰堤、石積み工の代替、河川護岸、老朽モルタル吹付けのり面、石積の補強など。
A特に効果の高い適用範囲
・建設機械が入れない狭い場所
・緊急性を要する箇所
B適用できない範囲
・特になし
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・土木学会、2002、コンクリート標準仕方書
・日本道路協会、平成11年3月、道路土工 擁壁指針
・(財)建設物価調査会、平成19年度版、国土交通省土木工事積算基準
・関東地方整備局、平成19年4月、土木工事共通仕様書
・東北地方整備局、平成19年4月、土木工事共通特記仕様書、第3節残存型枠(追加) |
| 留意事項 |
@設計時
・生コン打設量のロス率は打設量により異なる。
・その他は型枠工、残存型枠工、残存化粧型枠工に準ずる。
・勾配が1:1.5よりも緩斜な場合は別途検討。
A施工時
・組立時必ず専用の「セパ取り付け金具」及び「連結金具」を使用してください。
・組立時、ボルト類は、仮締めを行い、通りを確認の上、本締めを行ってください。
・組立時必ず手袋の着用をお願いします。
・コンクリート打設時、防護眼鏡を着用してください。
B維持管理等
・特になし
Cその他
・特になし |