| 概要 |
@何について何をする技術なのか
高密度ポリエチレン被覆鋼線製ふとん篭
A従来はどのような技術で対応していたのか
亜鉛メッキ鉄線製の篭(築堤マット、ふとん篭等)
B公共工事のどこに適用できるか
・港湾(漁港)波浪対策工事、海岸侵食対策工事
・干潮河川区間の護岸(根固め)工事
・砂防河川の護岸護床工事
Cその他
(1)開発経緯
・従来技術亜鉛めっき鉄線製篭の欠点(腐食による線材破断・製品破損、短期限定使用)を補完
・海洋部での中長期的利用を可能とするロングライフコストに優れた製品需要への対応
(2)高密度ポリエチレン被覆鋼線製ふとん篭特徴
・海洋部(海岸・港湾)工事において、中長期的利用が可能
・耐久性に富み、腐食防止機能に優れる
(3)主な利用形態
・コンクリートブロック構造物(製品)と組合せ形態で利用
(単独使用事例もあり)
(4)使用可能な工事内容
・防波堤及び消波堤の基礎工(裏込工)又は根固め洗掘防止工
・離岸堤及び人口リーフ等の基礎工(裏込部)、根固め洗掘防止工又は被覆部工
・海岸・河川岸侵食対策(護岸工・法面工・根固め洗掘防止工・ドレーン工)
・砂防河川の護岸工・床固め工・護床工
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| 新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか
・心線の強度:従来の亜鉛メッキ鉄線に比較して、2倍程度の強度を有する鋼線を使用
・被覆厚さ:従来の各種被覆線材に比較して、2倍以上の被覆厚さを実現させた
・線材の端末処理:キャップシール止めを施し、線材端末部からの腐食や電食による腐食を防止
・耐候性の改善:カーボンブラックを加えた高密度ポリエチレン被覆により、約8000時間の照射にもほとんど変化を起こさない。ほぼ40年の野外暴露に絶えうる品質を確保。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
<コスト面>
従来品と比べ約15〜20倍の寿命を持ち、10年以上の長期使用を見込んだ場合、通期のロングライフコスト換算にて、約40%以上の費用低減が見込まれる。
<各種メリット>
・耐久性(対砂摩耗性)の向上
・耐酸性・耐薬品性・耐塩水性の向上
・耐衝撃性の向上
・安全性の向上
・十分な防食効果により、港湾を含む海岸海洋地域、酸性河川・河川河口域にも適用可能。
・十分な厚さの被覆で耐衝撃性が向上。転石の多い河川上流、砂防域にも適用可能。
・端末シールにより、鋭利な金属部分がなく、施工時、施工後の安全性を確保。
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| 適用条件 |
@自然条件
特になし
A現場条件
平張りタイプのみドライ施工に限定
B技術提供可能な地域
技術提供可能な地域については制限なし
C関係法令
特になし |
| 適用範囲 |
@適用可能な範囲
・ヘッドランド、離岸堤、消波堤、人口リーフ等の海岸及び港湾構造物等の基礎部または根固め部
・海岸侵食対策等の緩傾斜堤の基礎部またはドレーン材料
・海岸侵食対策等の法面保護工(止め工)または護岸工
・河川河口部・急流部で法面保護工、根固め工、護床工
・砂防工事の護床工・根固め工
A特に効果の高い範囲
・ヘッドランド、離岸堤、消波堤、人口リーフ等の海岸及び港湾構造物等の基礎部または根固め部
・海岸侵食対策等の法面保護工(止め工)または護岸工
B適用できない範囲
巨石が打ち寄せる海浜部
C適用にあたり、関係する基準及びその引用元
美しい海辺を守る災害復旧ガイドライン(社団法人全国防災協会)
災害復旧工事の設計要領(社団法人全国防災協会) |
| 留意事項 |
@設計時
・石材、重量の関係(築堤マット・かごマット・ふとん篭等の規定に準拠する。)
・波浪に対する安定計算値
<摩擦係数>
地盤とLLマリンマット:0.6
LLマリンマットどうし:0.6(中詰材 玉石)、0.7(中詰材 角石)
KD=6
<波の反射率・伝達率>
反射率:0.5〜0.6
伝達率:0.3〜0.6
A施工時
・詰石作業で蛇篭底部に石を敷き詰める段階では、極力低い高さ(1.5m以下)から石を投入してください。
・詰石作業時に、篭内部の空隙が僅少になるよう、均一かつ蜜に石を詰めて下さい。
B維持管理時
・干潮時・引き潮時等、本製品が水面上に現れる場合又は海岸部の地表面に露出する場合は、火気等による火災に留意して下さい。
(線材表面の被覆材燃焼により、被覆材料の品質劣化が生じる場合があります) |