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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.09.19現在
 
技術
名称
トリプルセリ矢工法 
事後評価済み技術
(2018.02.15)
登録No. KK-120019-VR
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VR
活用効果調査入力システムを使用してください。
-VR評価:平成30年2月15日〜

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2016.05.13
副    題 割る方向を確定し構造物の影響範囲への制御が可能となった3分割岩盤掘削 区分 工法
分 類 1 土工 − 土工 − 掘削工 
概要
@何について何をする技術なのか?
本技術は、セリ矢の原理を応用し、岩盤を3分割又は、6分割に引き裂くことで、岩盤を破砕する工法であり、以下の特徴がある。
1. 油圧の力で初期段階に2方向に引裂くことにより、12,700tの割岩力が発生し割る方向を確定出来る為、構造物の影響範囲への制御が可能となり、更に構造物と接した部分の岩盤掘削及び縁切りの影響を軽減できる。
2. 割岩の後半に自由面に面した、2つの突角で岩盤を3分割又は6分割に破砕し、岩盤が競り合うことで小割が減少する。
3. 油圧ジャッキの押力を3分割に岩盤に加えられるように油圧セリ矢の羽の形状を改良し、大きな割岩力を得られるようになった為、硬岩Uまで対応できる。
4. 割岩時は,孔の中に挿入し、油圧力により引き裂くため、岩片が飛散する心配はなく、機械より10mで振動22db・騒音62db(主にバックホーの騒音)で環境に配慮した低振動・低騒音工法である。
5. 油圧セリ矢を挿入するための削孔は、低騒音型クローラードリルを使用する。「静マル君:NETIS KK-090021-A」では機械より10mの地点で80dB程度。
6. 機械から10mの地点で77dBの「スーパー静マル君:特許番号4505571号」も条件により活用でき、.削孔時の粉塵は、機械本体に搭載した集塵機で吸引するため、減少する。
7.従来技術との比較ではないが、油圧セリ矢を挿入するための削孔が、大きな面積の破砕においても他の油圧セリ矢より少ない削孔数で出来るようになった。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
従来の岩盤掘削は、大型ブレーカー及びリッパーブル引き起こしによる掘削方法で対応していたが、以下のような問題があった。
・ 近隣に民家等がある場合は、岩盤破砕作業時の騒音・振動・粉塵・岩片の飛散等の発生で苦情等が多かった。
・ 構造物に接した場所の岩盤破砕は、残置部分への影響が懸念され困難であった。
B公共事業のどこに適用できるのか?
・道路新設・道路改良工事・河川・立て坑内工事の岩掘削工事。
・コンクリート構造物取壊し工(鉄筋構造物も破砕可能)。
・環境に配慮を要する工事

Cその他
・ セリ矢:穴にクサビを打ち込み、引張り力により石を割ることが出来る。
・ 硬岩U:地山弾性波速度4210(Km/sec)以上、一軸圧縮強度188.4Mpa以上

トリプルセリ矢本体
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・ 従来は、大型ブレーカ(1,300kg級打撃力2,405KN(245t))のチゼルの打撃により、岩盤を破砕していたのに対して、油圧の力で初期の段階に2方向に引裂くことにより、割る方向を確定でき、構造物等の影響範囲への制御が可能となった。12700tの割岩力が発生し割岩の後半に自由面に面した、2つの突角で破砕する為岩盤が3分割又は6分割され、小割も減少し低振動・低騒音の工法である。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・ 割る方向が確定できることにより、構造物と接した部分の岩盤掘削及び縁切りの影響を軽減できる。
・ 本工法の割岩時は油圧力により引き裂く方式のため、低騒音・低振動で、粉塵も少い。
・12,700tの 割岩力を有しており、硬岩Uまで対応でき3分割又は、6分割に割ることで岩盤が競り合い小割が減少する。
・ 本工法は、100m3当り0.63日で 従来技術の100m3当り2.44日に比べ工期を短縮できる。


Bその他の特徴
・ 羽の変換(羽のバリエーションにより3分割から6分割を選定できる)
・ 複数台の施工が実施できるため、破砕量の増加が期待でき岩と岩の干渉により小割が減少する。
・ ベースマシーンは、バックホウで施工することも可能である。
・ ラフテレーンクレーン又はバックホウで吊り下げての施工であるので、立坑内の掘削も可能である。

トリプルセリ矢工法施工機械一覧表
機種 規格 メーカー・仕様 その他 工種 
クローラードリル 直径152mm削孔用 アトラスコプコ(660):神島組防音仕様   削孔 
トリプルセリ矢 直径152mm 叶_島組特許・製作 重量約4.0t 割岩 
ラフテレーンクレーン 油圧伸縮ジブ型25t吊 渇チ藤製作所(油圧特別装備付)   割岩(吊上げ) 
バックホウ 20t級以上 汎用品   引起し 

施工状況
適用条件
@自然条件
・削孔作業は、雨量が10mmを超える場合は、削孔作業が困難。割岩は可能
・割岩作業は、強風・強雪は作業不可。
A現場条件
・削孔時は、 クローラードリル(4.0m×10.0m≒40m2)幅2.48m・高さ3.54m〜7.64m・全長9.94m。
・割岩時は、 ラフテレーン(25t吊)(7.0m×12m)=84m2。
・引き起こし時は、 バックホウ山積20トン級(2.8m×9.5m≒27.0m2)幅2.8m・高さ3.03m・全長9.46m。
*上記現場条件は、標準の歩掛条件であり、重機搬入可能な狭い現場の場合は、作業効率で対応。

B技術提供可能地域
・ 日本全国技術提供可能。

C関係法令等
・ 特に無し。
適用範囲
@適用可能な範囲
・道路新設・道路改良・河川工事・立て坑内の岩掘削
・ 軟岩U〜硬岩Uの岩盤掘削。
・ コンクリート(無筋・有筋)構造物の破砕。
・ 構造物に接した岩盤の破砕
A特に効果の高い適用範囲
・ 市街地等、振動・騒音の影響が懸念される地域で、発破や大型ブレーカーの使用が制限される場所の岩盤掘削。
・ 大型ブレーカーで破砕できない様な硬い岩盤の掘削。

B適用できない範囲
・ クローラードリルの搬入ができない場所
・ 勾配が30°以上である現場。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・ 特になし。
留意事項
@設計時
・ 岩盤の種類を確認の上、及び岩盤の一軸圧縮強度又は弾性波速度より、割岩用の削孔ピッチを決定する。

A施工時
・ 1班にクローラードリル×1台(削孔)、トリプルセリ矢×1台(割岩)を標準とする。
・ 3分割に割岩することにより、破砕された岩盤は、0.8m3〜1.5m3程度の大きさになります。搬出用の条件考慮が必要です。
・ 搬出条件により、80p以下の小割が必要な場合は、骨材再生工・自走式破砕機(NETIS KK-990007)による破砕と組み合わせて施工を行う。

B維持管理等
・ 特に無し。

Cその他
・ 特に無し。

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