概要 |
@何について何をする技術なのか?
ソーラー発電を利用し、夜間、道路工事、迂回路等を示す看板の視認性をあげるための照明
A従来はどのような技術で対応していたのか?
主に発電機を電源(100V)とする、蛍光灯を用いていました。
しかしながら、十分な転倒の対策を行っていても転倒時には蛍光灯が破損する可能性があった。
B公共工事のどこに適用できるのか?
・道路工事
・迂回路表示等
型式及び寸法
名 称 | 形 式 | 外形寸法 | 重量 |
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ソーラー式LED看板照明 | SLKS-1 | 本体サイズL588mm φ85.8mm 取付アーム長さ 215mm | 1640g |
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| KLG-007 | 本体サイズW245×D313×H140.5mm(写真左) | 2000g |
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 看板照明シリーズ |
新規性及び期待される効果 |
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・ ソーラーパネルとバッテリーを組み合わせることにより、発電・蓄電を行い外部電源を必要とせずに道路工事・迂回路等の看板を照らし注意喚起を行う照明です。
その為、夜間の住宅地など設置に際して騒音・振動が全くなく、周辺環境に配慮が可能です。
・ 本体は、強化プラスチック(ポリカーボネイト)で出来ており、強風などにより看板の転倒時に破損しにくい材質です。
・ 明るさ調整機能は有しません。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・商用電源や発電機を必要としないため、騒音・振動が全くないため、周辺環境に配慮が可能です。
・ソーラー発電と超寿命のLED(約4万時間の寿命)を組合せた製品のため、電池交換などのメンテナンスの必要がありません。
 LED看板照明構造図 |
適用条件 |
@自然条件
風・雨・雪の対応 設置に於いては、強風、豪雨、降雪時を避けること。
但し、防滴構造のため設置後は問題なし。
A現場条件
設置スペース 約550×500mm2
B技術提供可能地域
日本全国に技術提供可能
C関係法令等 |
適用範囲 |
@適用可能な範囲
・道路工事における迂回路等についての看板設置
・看板横幅500mm以上、厚さ19〜25mmの看板に適応可能です。
A特に効果の高い適用範囲
・発電機を必要としないため、商用電源を得られない山間部などに設置効果があります。
・騒音を発しないので、夜間、住宅地などの注意喚起が必要な場所に向いております。
B適用できない範囲
・電源をソーラー発電に依存するので、屋内や遮光物のある場所。
C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし |
留意事項 |
@設計時
A施工時
太陽光パネルを上向き(空に向け)に取付け、建物などの影になりにくい場所に設置し、転倒防止対策を確実に取る必要があります。
B維持管理等
完全放電した場合、満充電には10時間程度必要とします。
また、KLG-007については、ソーラー発電による充電に加え、ACアダプターによる充電も可能です。
約4時間で充電可能です。
Cその他
充電について 本技術の充電はソーラーパネルで可能です。(KLG-007はACアダプターでの充電に対応しています。)
照明を必要としない昼間は太陽光がソーラーパネルに当たる場所に設置し、充電を行うことで連続して使用可能です。
バッテリーの残量について 本技術ではバッテリーの残量を表示するものはありませんでしたが、
KLG-007について、バッテリー残量を示すインジケータを追加しました。
SLKS-1
スイッチ(取扱説明書参照)をオンしたのち赤色のLED(取扱説明書参照)が点灯しない場合には、バッテリーの残量が
不足しておりますので、スイッチをオフし一日程度太陽光で充電を行ってください。
KLG-007
スイッチ(取扱説明書参照)をオンしたのち充電インジケータが要充電を示す時、バッテリーの残量が 不足しておりますので、
スイッチをオフし一日程度太陽光で充電を行うか、付属のACアダプターを使用し充電を行ってください。 |